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世界史の面白い本(わかりやすい+ちょっとレア)を紹介!【高校世界史では扱わない面白さです】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。世界史にかれこれ8年程携わってます。専門は北アフリカの国アルジェリアの政治と宗教史でした!かーたい!!

 

思いました

 

世界史っていろんなジャンル(〇〇史)の面白い本ってたくさんあるじゃん??

 

僕はよく専門分野から少し離れた〇〇史を読んで気分転換をしてました。もともと歴史は好きだったし、何よりもノンプレッシャーでサクサク読めるからです←

 

本記事では、僕が面白い!!!と思えた世界史本をどんどん紹介していきます。高校で習う通史とはまた違う面白さがありますよ🙆

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一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

 ▼内容紹介▼

推理小説を読むように一気に読める! "新感覚"の教科書にあなたも必ずハマる! 

現役公立高校教師としては初めて、Youtubeに世界史の授業動画を公開し、たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から「神授業! 」として話題沸騰の現役・公立高校教師が書いた“新感覚"の世界史の教科書! 


大学受験、学び直しにも。高校生から、主婦、社会人まで必読の1冊!!

 

まーーずは、世界史の全体像を知れる本からら!

シンプルに理解が進む分かりやすい本っておもしろいですよね?!

 

世界史の概説を知るならば『教科書』こそ最強と思われがちですが、教科書の弱点は「地域と年代が目まぐるしく変わる構成になっている」ところ

 

本書は一切年号が用いられず、すべての世界史上の出来事の「因果関係」が数珠つなぎで解説されてます

 

「なぜ??」と「その後」の繋ぎがしっくりイメージ湧くので単なる用語の丸暗記ではなく、なるほど〜」と頷け、理解を深められます

 

結果、本題の「一度読んだら絶対に忘れない」が実現されるんですね。今や大人の学び直しの定番書です

 

新 もういちど読む 山川世界史

▼内容紹介▼

高校の世界史教科書を一般読者のために書き改めた通史。

 

1冊で世界の歴史を明瞭・簡潔に叙述し、その全体像を示す。

 

多数のコラムを設け、現代世界の理解に役立つテーマを解説する。

 

日々変化する世界をとらえ、ニュースの背景がわかる社会人のための教科書。 

世界史の入門の入門と呼べる本書は、高校教科書の『山川世界史』の社会人バージョン

 

「受験生の時に世界史を勉強してたけど、し受験後はもう触れてないなあ」という大人の既習者向けの教材に最適です

 

また、歴史検定の資格に向けて勉強してる人にとっても教科書に完全準拠してるので合格に直結する勉強ができますよ

 

▼大人になって歴史を本格的に勉強して「目に見えるかたちに残したい!」ならば『歴史検定』の受験をおすすめします😌僕も1級目指して勉強中でーーす!

関連:『歴史検定(歴史能力検定)』の独学勉強方法とおすすめ参考書決定版

 

*また、面白くてニッチな世界史もいいですが、定番の通史をやりなおすならスタサプは超定番です😌

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トウガラシの世界史 

比類ない辛さが魅力のトウガラシ。

原産地の中南米からヨーロッパに伝わった当初は「食べると死ぬ」とまで言われた。

 

だが、わずか五百年のうちに全世界の人々を魅了するに至った。

 

ピーマンやパプリカもトウガラシから生まれた。

 

アンデスの多様な野生トウガラシ、インドのカレー、四川の豆板醤、朝鮮半島のキムチ、日本の京野菜…。

 

各地を訪ね、世界中に「食卓革命」を起こした香辛料の伝播の歴史と食文化を紹介する 

引用:Amazon

あの激辛トウガラシの発見は大航海時代に遡ります

 

唐辛子をはじめとする「香辛料」は、食べ物の保存装置がまだまだ未発達の時に、腐臭防止として大活躍しました

 

胡椒も良い例で、中世から近世にかけては、とてつもなく高価な商品だったとされてます

 

そんな「香辛料」を代表するトウガラシの発見に至った歴史的な流れ、そして世界的に広がったトウガラシの魅力が熱量を込めてこの本には書かれてます

 

関連:胡椒はもともと超高級品?!【中世ヨーロッパの頃の胡椒】

 

チョコレートの世界史

カカオは原産地の中米では飲み物であると同時に薬品であり、貨幣にもなった。

 

ヨーロッパに到来したときも、この珍貴な実の食用について激論が交わされたが、一九世紀にはココアパウダーや固形チョコレートが発明・改良され、爆発的に普及する。

 

イギリスの小さな食料品店だったロウントリー家もまた、近代的なチョコレート工場を作り、キットカットを開発、世界に販路を拡大するが…。

 

ヨーロッパ近代を支えたお菓子の通史。

引用:Amazon

 

チョコレートは、南米原産の「カカオの実」から作られるスイーツです(実はゴディバで有名なヨーロッパではありません)

 

そんなチョコレートは「神の飲料」としてインカ帝国で捧げられてました

 

今ではどこのコンビニでもスーパーでも買えるチョコレートには苦悩の植民地の歴史がありました・・・

 

チョコレート好きなら一度は読んでおきたい面白い歴史本です

関連:『ココア』って美味しいけど誰が作ったの?『カカオ』の起源と歴史を辿れば見えてくる! 

 

珈琲の世界史

先史時代から今現在に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説なども交えながら、できるだけわかりやすく本書にまとめました。

 

近年話題の「スペシャルティ」「サードウェーブ」「純喫茶」なども、じつは混乱の多い言葉なのですが、それぞれの歴史をきちんと知れば、「なるほど、そうだったのか!」と目からウロコが落ちて、すっきり理解できることでしょう

「イギリス近代化の陰にコーヒーあり」

「フランス革命の陰にもコーヒーあり?!」

「世界のコーヒーをナポレオンが変えた?」

「コーヒーで成り上がった億万長者たち」

「東西冷戦とコーヒーの意外な関係」……などなど、学校で歴史の時間に習ったいろんな出来事が、じつは意外なかたちでコーヒーとつながっていることに、きっと驚かされるでしょう。

引用:Amaozn

 

コーヒーの歴史も奥深い・・

 

エチオピアが原産とされる覚醒作用のあるコーヒーは中世のアラブ世界の発展に寄与したとされます

 

この間はヨーロッパでは衛生的に水を飲めなく、ビールを飲むのが普通だったため、集中力に欠け、生産性も劣っていたようです

 

関連:『コーヒー』を発見した人って誰?コーヒーの起源はすご〜く奥深い!

 

茶の世界史

一六世紀に日本を訪れたヨーロッパ人は茶の湯の文化に深い憧憬を抱いた。

 

茶に魅せられ茶を求めることから、ヨーロッパの近代史は始まる。なかでもイギリスは独特の紅茶文化を創りあげ、茶と綿布を促進剤として伸長した資本主義は、やがて東洋の門戸を叩く。

 

突如世界市場に放り出された日本の輸出品「茶」は、商品としてはもはや敗勢明らかだった。読者がいま手に茶碗をお持ちなら、その中身は世界史を動かしたのである。

引用:Amazon 

 

世界史の舞台では「お茶」をめぐって植民地競争が繰り広げられました

 

お茶の何が彼らを駆り立てたのか...

 

お茶の市場を大々的に押さえることがでいたイギリスは、近代の産業革命を経て、大発展を遂げましたね

 

この間に大事なのは、工場労働者たちの間で、「アフタヌーンティー」の文化が生まれたこと。この軽い談話とリラックス効果のあるお茶のおかげで、生産性が上がったとされます

 

関連:お茶が生まれたのは奇跡?!偶然のひらめきのめぐり合わせ【お茶の歴史】 

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ジャガイモの世界史

南米生まれのジャガイモは、インカ帝国滅亡のころ、スペインに渡った。

 

その後、フランスやドイツの啓蒙君主たちも普及につとめ、わずか五百年の間に全世界に広がった。

 

赤道直下から北極圏まで、これほど各地で栽培されている食物もない。

 

痩せた土地でも育ち、栄養価の高いジャガイモは「貧者のパン」として歴史の転機で大きな役割を演じた。

 

アイルランドの大飢饉、北海道開拓、ソ連崩壊まで、ジャガイモと人々をめぐるドラマ。

引用:Amazon

 

実はジャガイモは、大航海時代以前はヨーロッパには存在しなく、旧大陸とされるアメリカ大陸のみで栽培されてました

 

「貧者のパン」との異名を持つジャガイモは、寒冷の地域など、小麦を育てることが困難なフィールドでの貴重なエネルギー源として重宝されました

 

今ではバルト三国、東欧、ロシアのローカル料理には欠かせない食材となって、彼らの命を支えています

 

この「貧者のパン」のおかげで、人類は命を繋いでるといっても過言ではないくらいで、歴史を歩んでる現代人は、知っておいては損はないでしょう

 

砂糖の世界史

茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖.この,甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて,近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く。

 

大航海時代,植民地,プランテーション,奴隷制度,三角貿易,産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって,いきいきと動き出すかのよう.世界史Aを学ぶ人は必読!

引用:Amazon

 

「砂糖」は誰もが知るあま〜い甘味料ですが、砂糖が存在するまでは、はちみつやメープルシロップなど天然の樹液が皆にとっても「甘いもの」でした

 

砂糖は容易に、しかも大量に栽培することが可能で、列強たちは相次いで栽培できる地域(東南アジア)などでプランテーションを行い、自国に送りました

 

カカオの実から作られる純ココアはとっても苦いものでしたが、オランダが「砂糖」を加えて味を調節すると、世界中で大ヒットしましたね...

 

そんな砂糖をめぐるストーリーが詳しく書かれてる本です

関連:純(ピュア)ココアのおすすめたちを紹介!調整よりもピュアココアでダイエット成功へ!

 

お菓子でたどるフランス史

世界一の国になるには、素敵なお菓子が欠かせない!と考え、その甘い武器を磨いてきた国、フランス。

 

ジャンヌ・ダルクやマリー・アントワネットが食べたのはどんなお菓子? 歴史を変えた伝説のパティシエとは?

 

あの文豪もスイーツ男子だった? お菓子の由来も盛りだくさん! 歴史もしっかり学べる、華麗であま~いフランス史。

引用:Amaozn 

 

スイーツ大国フランス!

 

あのマリーアントワネットも「パンが無いならケーキを食べたらいいじゃないの?」とフランス革命きに言い放ったとされる都市伝説は有名ですね

 

お菓子って皆を幸せにします

 

そんなお菓子で世界一になれるのなら、世界一の大国に成り上がれるのか?!

 

お菓子の切り口からフランスの盛衰について書かれたとてもユニークなフランス史に関する歴史本です

関連:『マカロン』ってそもそも何やねん!?マカロンが生まれた歴史を辿ってみたよ

 

パンの歴史

ふんわり/ずっしり。丸い/四角い/平たい。

変幻自在のパンの中には、よりよい食と暮らしを追い求めてきた人類の歴史がつまっている。

 

多くのカラー図版とともに読み解く人とパンの6千年の物語。世界中のパンで作るレシピ付。

 

料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

引用:Amazon 

 

古代メソポタミアからず〜〜っと食べられてきたパン、なんと6000年の歴史を持ってます

 

古代のパンから現代のパンまでその姿どのように変わり、人々と関わってきたのかについて、パンオタクが知っておきたい歴史がこの本にはつまってます

 

関連:昔の食パンは値段が高かった!パンの歴史を調べてみた【白パンと黒パンってどっちが高いの】

 

 武器の世界地図

人類の歩みとともに進化してきた究極の「道具」の変遷をひもとく。
棍棒からドローンまで、歴史を変えた軍事テクノロジーのすべて。

第1章 棍棒から弓と戦車へ
第2章 中世、火薬の伝播
第3章 戦争変えた発明
第4章 銃の発達と塹壕戦
第5章 ガレオン船からUボートへ
第6章 空への憧れ、武器の宿命

人類の歴史では絶えず人と人が戦ってきましたが、この戦いを可能にしてきたのも『武器』の存在です

 

テクノロジーが進化すると、武器の精度も磨かれ、脅威レベルも増していきますね

 

太古の昔は「石」を投げ、今は「ミサイル」を投げる...

面白い法則ですよね・・

 

テクノロジーによって驚異の姿が変わっただけで、「脅威の投げつけ」は人間の本質として変わらない....?

 

そんな武器を通じた人類史を描く本です

 

嫉妬の歴史

【内容紹介】

喜怒哀楽とともに、誰しも無縁ではいられない感情「嫉妬」。

時に可愛らしくさえある女性のねたみに対し、本当に恐ろしいのは男たちのそねみである。妨害、追放、殺戮…。

 

あの英雄を、名君を、天才学者を、独裁者をも苦しめ惑わせた、亡国の激情とは。

 

歴史を動かした「大いなる嫉妬」にまつわる古今東西のエピソードを通じて、世界史を読み直す。

 

人の行動の連続によって歴史は形作られますが、人の行動は常に理性的とは限らない...

 

ある感情が突き動かし、人の命をも奪う..

ある感情が突き動かし、財を築く...

 

人間の生活を営む上で誰しもが感じたことのある感情「嫉妬」

 

本書では「嫉妬」の感情を手がかりに、感情で突き動かされてきた歴史を描きます

 

高校の教科書の描写では現れない特異だけれども、人間の本質を突いたまじで面白い本です

 

関連:男の嫉妬は強烈?!男が恋愛で嫉妬する理由とその心理的な抑え方!

 遊女の文化史ーハレの女たち

【内容紹介】

遊女とはかつて「性」を「聖なるもの」として生き、神々と共に遊んだ女たちであった。

本書は従来の遊女史の枠を越え、万葉集、謡曲、梁塵秘抄、から御伽草子、近松、西鶴、荷風、吉行淳之介に至るまで、文学に現われた遊女像の系譜を辿りつつ、文化を育んだ「遊び」の姿を明らかにする。

 

ホイジンガの遊戯論に示唆され、比較文学の手法を駆使して試みられた遊女論であると共に、新しい文化論、女性論への展望を拓く意欲作。

 

日本文学における遊女の系譜・・

 

日本史の中で、遊女というと、廊の中に閉じ込められた人で、人身売買や人的搾取を想起させられがち

 

しかし、古代から近代まで、神に仕え、神と結婚した女としての巫女の系譜があったという・・ゆえに誰にも性的に所有されない存在であったという...

 

貨幣の新世界史

【内容紹介】

 私たちはなぜこれほどまでに「お金」に翻弄されるのか?


ウォール街の投資銀行家が、
2008年の金融危機の渦中で抱いたそんな疑問を解き明かすべく、25カ国以上で取材を敢行した。


人類誕生以前にまでさかのぼる貨幣のルーツ、前身は物々交換ではなく「債務」であるとする新説


金儲けで刺激される脳の部位の秘密


「足るを知れ」と説く宗教の真意、貨幣のデザインが物語る国家の盛衰の歴史など、


脳科学、生物学、行動経済学、歴史学、宗教学、古銭学ほか、様々な視点からお金の起源とその未来を探る。

 

「お金」の姿は歴史とともに変化してきましたが、その集大成とこれからの「お金」の姿について多角的にまとまった本!

 

僕はすでにキャッシュレスに乗っかり、財布すら持たなくなりましたし、ブロックチェーンがベースとなる経済圏も近未来に迫ってると考えると、時代スパンは短いものの、お金の姿の「変化」は超激動を向かえるでしょう

 

歴史の積み重ねから読み取れる、お金の「変化の法則性」を探る手がかりとして、最高の本でした

関連:『財布』はいらないと気づいた3つの理由!財布を持たない生活を始めようか!【キャッシュレス時代】

 

 

以上!世界史の面白い本(わかりやすい+ちょっとレア)を紹介してきました。これからもどんどん面白い歴史本は世に出てきます

 

随時追いながら更新していきますね。ぜひ参考にしてもらい、世界史の門戸を開くきっかけとなれば幸いです😌 

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