こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。体も手も凍える厳しい冬に幸せを運ぶ甘い香りの一杯のココア
甘〜くほっこりするそんな味覚は世界中で愛されてます。落ち着く優しさ+カカオ香る甘さでみんなイチコロです
でも【元祖ココア】を知ってま↓
今流行りのココアじゃなく【元祖ココア】はどんなだったのかです
日本にはその原料のカカオはありませんからね。本記事ではその源流を辿り、今のココアのありがたみを感じてみましょうという内容です
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南米大陸の贈り物のカカオ
チョコレートの原料nのカカオの実は、今から3000年前の古代文明で栽培されてました
地図の青いところがカカオ栽培地域!
カカオの木と実は、赤道付近の熱帯地域でしか育たないため必然だったのでしょう
他の栽培地域には、アフリカのガーナなども有名ですね
カカオを割るとこんな中身が正体を現します
日本にいると全く身近な食べ物ではないですよね。見る機会は、チョコレート工場で働く人でしょう
実際には中南米最古の文明「オルメカ文明」の頃の人が、初めてカカオの実を割って、水と薄めて飲み始めたそう
いつも飲み慣れてるココアは、近代になってオランダ人のヴァン・ホー・テンって人が発明しました
それ以前は、人力ですり潰したココアパウダーを水割りで飲むといったものです
しかし、古代の南米文明にいたインディオ(先住民)たちはこのカカオ水を
と讃えていました
結婚から子供の誕生まで毎日のいろ〜んな場面で飲まれるようになりました
特に王様をはじめとする貴族などの上級階級。ココアを飲むことやココアを差し出すことは彼らのステータスでした(震え声)
今はココアを飲むことがステータスでしょうか?王様級の贅沢でしょうか???
時代の移り変わりと、価値観の変化っておそろしいですね
どうして「神の飲料」になった??
「神の飲料」として崇められた背景にはいくつか理由がありました
中でも有力説な理由は「薬としてのココア」です
定番な飲み方は乾燥させたカカオの豆をすり潰してペーストにします
水だけでは「めちゃくちゃ苦くね?!?^^;」ってことにインディオたちは気づきました
飲みやすくするためにスパイス(クミンやカルダモン)や薬草(ハーブ)もしくは、とうもろこしのこななどを混ぜてもう一度固めます
この塊を削って削って、ちょうどいい苦さと香りでココアを飲んでました
ここで驚くべきはココアのもつ計り知れない治癒力
インディオA「苦いけど、、体みなぎるなー!」
インディオB「せや、目が覚めてシャキーンってなるわ」
インディオC「カカオ10粒でやっとうさぎ買えるんかよw高えわ〜」
当時は栄養学の考えもなければ、栄養士もいません。そんな中彼らはココアの持つ栄養面のポテンシャルに気づいていたのです・・・
- 筋肉弛緩作用
- 脳の機能向上
- 動脈硬化抑制
- 血圧改善
結果、THE健康体に近づきます
栄養学の概念が存在しないがゆえの発想なのかもしれませんね
体や頭の働きの力を促進させてくれるココアは「神の飲料」にまで成り上がりました
これが【元祖ココア】の姿です
大航海時代が幕を開け、ヨーロッパ人が押し寄せてくると事態は一変です
カカオ豆がヨーロッパに運ばれて「神の飲料」説が立証、広まるといった流れです
「カカオ100粒で奴隷1人」で取引されていたことからも当時のココアの価値はとてつもなく高かったようです
そんな金のなる木を求め、南米の植民地支配(インカ帝国の破壊)が進んでゆきました。そんな側面からも世界史を考えたいですね
そんな【元祖ココア】の話でした。より元祖ココアに近いものは「純(ピュア)ココア」として手に入ります(°▽°)🌟
下記記事におすすめの純(ピュア)ココアを紹介してるので参考にしてみてくださいね
一方、カカオのような「食べ物」からみた世界史については下記記事を読んでみると関心を深めることができますよ😊