文系の大学入試では【選択科目】としてほと〜〜んどの受験生は、社会を選択します
すでにどの科目で勝負するか決まってますか?!
配点は英語の次に高く、国語と同じ配点であることが大半な社会は、文系にとってとりわけ重要な科目ですね
- 「新受験生になったけど、社会科目どれにしようか未だに迷ってる...」
- 「そもそも、社会科目は苦手だから、効率よく勉強できたらいいな」
- 「点取れればなんでもいい!コスパ重視!」
このような受験生の悩みに答えていきたいと思います
筆者の僕は一浪経験者でして、現役生の時は地理を、浪人後に日本史か世界史を同時に勉強してみて、最終的には世界史で受験しました
結果的に、慶應プレテストでは一問ミス(最古のお茶に関する書=茶経のミス)で、偏差値は75に上り詰め、慶應義塾大学文学部に合格できました
そんな背景があると思ってもらえれば大丈夫です
どんな初学者であれ1年間あれば十分難関大学に合格できるレベルにまだもっていくことは可能なんです
で早速、大学受験で使う社会科目を選ぶ基準は以下の4つだと思っています
- 行きたい大学で使えるかどうか
- 覚えるのが得意かどうか
- もともとの蓄積があるかどうか
- 興味・関心があるかどうか
「日本史もいいし、世界史でもいいし、何を選択しようか超迷ってるわ!助けて!」と叫びをあげる人こそ見て欲しい内容です
それでは順に具体的にみていきましょう
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基準①:行きたい大学で使える?
社会科目の選択によっては、行きたいと思ってた大学で使えないこともあるので要注意!
そこで国公立・私立の大学で若干戦略
文系国公立大学を目指すなら
センター試験では日本史B、世界史B、地理B、倫政から2科目を選択します
ただ、二次試験では京都大学、筑波大学では日本史B、世界史B、地理B(地歴)から1科目から選ばなければなりません
東京大学は、二次試験では日本史B、世界史B、地理B(地歴)から2科目を選ばなければなりません
なので、行きたい大学の二次試験で使う科目をセンター(一次試験)でも使うのがオーソドックスな戦略です
文系私立大学を目指すなら
センター試験ではなく、それぞれの大学の筆記試験を突破しなければいけない私大についても科目選択に要注意!
基本的に難関大(MARCH以上)を目指したいのであれば、日本史Bか世界史Bの選択をおすすめします
政経では慶應大学は受験できませんし、地理選択ならば、慶應大学は商学部、早稲田大学は教育学部くらいしか受けることができず、受験校の母数が減ってしまいます
英国の成績がぐんぐん上がってきた時、「もっと上のレベルを目指したい!」と思っても受験で使えなければ後悔後悔後悔!
あらかじめこうした条件をリサーチして、「行きたい!」と思える大学でその科目が使えるのかどうか、確認をしましょう。使えるのならGOサインです
基準②:覚えるのが得意?
社会科目は「暗記ではない!理解だ!」の論があろうと、少なからず記憶するべき用語が多い科目....暗記からは避けられません
シンプルに山川の『用語集』に掲載されてる用語の数を比べてみましょう
世界史:5400個
日本史:10700個
地理:3700個
政経:3100個
倫理:3000個
意外かもしれませんが、日本史の方が世界史の倍もの用語を頭に残さなければいけません
普段の生活で触れることのない知識を覚える以上は、その負担を考慮した方がいいんです
「物覚えが良い!」「気合いと時間があれば覚られる!」って人は間違いなく、日本史か世界史を選択すると良いでしょう
日本史か世界史については以下の記事を参照して下さい
関連:世界史(グローバルヒストリー)に向いているタイプって?!【世界史選択か日本史選択か問題】
一方、「暗記だけはどうしても無理!アレルギー!」「覚えても覚えても忘れるのが早すぎるw」って人は、
系統・データや経済分野で理解が問われる地理か政経を選ぶと良いですね
基準③:今までの蓄積がある?
本格的に受験勉強を開始するのは、早い人で高2の冬、遅い人でも高3の夏頃ですね
社会は何もしてないおorz....
と焦る前に、「今までにどの社会科目によく触れてきたか」を振り返ってみましょう
特に、高校1年、2年で1番触れてきた科目の選択をおすすめします
なぜなら、今まで触れてきてない科目を選んでしまうと、独学→理解→暗記のプロセスを踏まなければで、時間がめ〜〜〜っちゃかかります
でも、触れてきた科目かつ高3の授業でも取っている科目ならば、すでに理解をした段階なので、思い出す→暗記のプロセスだけで済みませす
つまり....
- 蓄積あり→思い出すだけのクイックな点あげ!
- 蓄積なし→0から勉強して理解して覚えるため、スローな点あげ!
「世界史の独学はしんどかったw」という僕の猛省が色濃く反映してますね爆
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基準④:興味・関心がある?
興味もなく、死ぬほど辛いと覚えられませんし、勉強もする気にもなりません。結果、時間を投下できないのは社会科目受験での致命傷・・・
でも、好きなこと、興味あることには、時間を惜しみなく投下できます
人間だものね
でも
いや、何に興味あるとかわからねーよ
そんな場合には、闇雲に「カタカナが嫌いだから日本史にしよう」「なんとなく漢字は辛そうだから世界史にしよう」の自己判断ではなく、すべての社会科目の教科書・参考書に目を通しましょう
で...
- 「これなら1年続けられそう!」
- 「イメージつかみやすい!わかりやすい」
- 「将来使うかもだし、まあ嫌いではないかな」
のファーストインプレッションを大切に、興味・関心を探るといいですね!
決めたなら、後は「やる」のみ!
以上、文系の大学受験の社会科目を選ぶ基準についてまとめました
- 行きたい大学で使えるかどうか
- 覚えるのが得意かどうか
- もともとの蓄積があるかどうか
- 興味・関心があるかどうか
が大きな基準で、「これでいく!」と決めた以上は実行にうつすのみ!
社会は時間をかけてやればやるほど、成績も比例して伸びてくる科目です
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また、以下にはこれまでの『独学勉強方法とおすすめ参考書』をまとめた記事たちです
「ビビビッ」ってくれば今日から勉強を始めてもぜんぜんいいくらいですね。早い者勝ちの受験生活です。
まあね
いつやるか
今でしょ
爆
おわりっ
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