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【文系】大学院での生活は楽しいんですか?【結論:研究とひとりの時間を楽しめたら勝ち】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です

 

大学院の生活ってさ、楽しいわけ?大学院を考えてるから気になるんだけどーーー!

 

本記事では大学院の生活は楽しいの?というテーマでまとめますよー!

 

*僕は文系の大学院で研究し、修了しました。そのため文系の研究科に偏ったコンテンツになるかもなので、ご理解くださいm(._.)m

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「研究が楽しい!」と感じるなら最高の場所

大学は研究するところ

 

研究者を養成する役割を大学が担います

 

大学院進学の本来の役割は「研究者になる修行」をそこで積むことです

 

  • 勉強:新しい知識や知恵を”獲得”すること。=学生=教科書を読む
  • 研究:新しい知識や知恵を”発見”すること。=研究者=教科書を書く

  

上記の通り「研究者」と「学生」は区別されます

 

学部生の勉強する立場から、全く違ったポジションチェンジに気づけますね

 

さらに「論文」の話に踏み込むと 

 

  • 卒論は「論文を書く練習」
  • 修士論文は「研究をする練習」
  • 博士論文は「研究者になる練習」

 

のように大学院の修士課程から「研究をする練習」に切り替わります

 

まわりくどくなりましたが

 

「研究意欲」のある人にとっては最高に楽しい環境になるし、最高のキャリアスタートの場所にもなる

 

これが大学院という場所であり、

大学院という機会でもあります

 

そこで

  • 「何に興味・関心が強いのか?」
  • 「その分野にとことんはまり込めるか?」
  • 「その分野で突き抜けて、新しい解釈や発見ができそうか?」

 

をはじめとする

  • 「研究意欲」(研究を楽しくできそうか?)
  • 「研究者的素質」(研究を続けられそうか?意義はありそうか?)

に関わる事柄を自問自答してみましょう

 

大学院で研究したいことが明確かつ、大学院での生活を描いて

 

「研究したいなあ!大学院に行きたいなあ!」

 

って人なら大学院は楽しい場所となるに違いありません

 

▼ちなみに僕の研究内容は「フランス領アルジェリアの政教分離」についてでした

 

歴史学専攻での研究では史料の読み込みが中心でしたね〜。好きな人は好きって感じです笑僕は好きでした!

 

 

▼文系の院試の攻略方法と対策はすでにまとめてあります。「 研究したい!大学院に行きたい!!」という熱きモチベーションの方はぜひ読んでみてくださいね

関連:「文系大学院入試」の対策でやるべきことのまとめ!勉強方法とおすすめ参考書を紹介!

 

「ひとり(1人・独り)が楽しい!」と感じるなら最高の場所

 

文系の大学院生は基本的にひとり(1人・独り)での研究スタイルです

 

単位取得のためのみんなで出席する授業もありますが、自分の研究があってのものです

 

細かくみれば大学の学部時代の時よりも、授業コマ数は少ないので実際にはもう個人プレイです

 

文系の研究者は、自分の研究対象(*かなりニッチなことが多い笑)を極めなければいけないからですね

 

個人商店というふうに例えられることもあり、「どのように味のある論文や発表ができるか」が生業なのです

 

じゃあ、この個人プレイの時間をどう過ごすのか???というと・・・

 

ずばりこれでした↓ ↓ ↓

 

  • 関心領域の論文や研究書を探す、読む、引用箇所をストックする
  • 指導教授に訪れ、疑問点や現状の課題についての相談事を持ち込む
  • 適宜のアルバイト(TAティーチングアシスタント)、塾講師など
  • 公園のベンチで、青空を見上げて、何かを悟る

  

基本的に、活字(論文・文献・史料)と向かい合って格闘する日々でしたね笑

 

大学と自宅の往復のみで気づけば丸一日口を開いていない、なんてことも・・・

 

▼以下には「文系院生あるある(ネタ)」をまとめたので、そのシュールさを笑ってもらえたらなと思います笑

関連:大学院生(文系)あるあるを実体験をもとにまとめてみた【ネタ記事】

 

話は変わりますが

 

”人間は社会的な動物”と言われてますよね

 

大学院生活で、ひとりの状態が続いてしまうのは精神衛生上、ぶっちゃけよくないです

 

ですがこのリアルが存在すると覚悟し、研究生活に励んでる自分を想像できるのなら、門戸は十二分に開けてるでしょう😌

 

うまくタイムマネジメントをして友人や家族と時間を作って話す機会も作れるといいですね

 

ひとり(1人・独り)に慣れ始めると、どことなくある意味の「院生ハイ」に近づいて研究へのモチベーション向上・時間のやり繰りも上手くいきますよ笑

 

▼以下は「修論執筆が捗る場所」をまとめた記事です。1人の環境を知るには参考になるかなと思います!

関連:大学生は論文(卒論・修論)をどこで書く?【ノマド的に移動してモチベ・集中力を維持しましょう】

 

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まとめ:研究とひとりを楽しめるが勝ち

「大学院って楽しいの??」と僕はよく聞かれるんですが

 

研究は楽しかったし、ひとりの時間も楽しかった!ゆえに大学院は楽しかった!

 

と答えてます

 

研究とひとりの時間は大学院(特に文系)の2つの大きな軸です。改めて強調する必要はないですが、これらを「楽しめるか??」が大学院を楽しむ肝になりますね

 

大学院を検討してるようなら 

  • 研究は楽しそうか?楽しめそうか?
  • ひとり(1人・独り)を楽しめそうか?

を熟考してみてくださいね

 

それでは!参考になれば幸いです!

 

おまけ:大学院での生活のリアル (文系)

assorted printer paper lot

 

おまけにリアルな当時院生だった僕の生活を紹介します

 

「楽しそう〜」「楽しくなさそう〜」と、感じ分けるひとつの基準にしてくださいね

😌

 

①:授業の予習+授業 

 

文系修士も学部生と同様に授業があります。加え、授業の予習も生活の時間の多くを占めますね

 

僕の場合(史学専攻)、授業は海外の「論文」の輪読、あるいは「史料」の解読といった授業が多かったですね

 

*授業の例(オスマン帝国時代エジプトの綿織り物産業の変化についてinアラビア語)

  •  〇〇ページから〇〇ページまで、訳を中心にレジュメ作成(予習)
  • 研究室の皆で各分担パートのレジュメ発表(授業)
  • 気になったところを随時質問(授業)

 

といった感じの授業です

 

史学科とはいえ海外研究(エリアスタディーズ)なので、情報のインプット時には「現地語」が必須でした

 

大学院入試の面接の頃、指導教授:「現地語で最低限史料が読めるように、準備してきてね^^」と言われて以降、時間を捻出して現地語の取得を目指しました

 

 

いや準備ってwwww

  

専攻はアルジェリア近現代史。植民地言語の「フランス語」および現地語の「アラビア語 」です

 

大学4年生の夏頃から本格的に勉強開始はしたものの、「準備」に相応するには結局至らず

 

予習の内訳に、語学学習の時間がたんま〜り入ることに....。

 

下記は「フランス語」「アラビア語」との格闘の軌跡です。誰かの参考になればなと思います

関連:フランス語の独学方法とおすすめ参考書決定版【初心者からフランス語1級まで】

関連:難しい?!アラビア語のおすすめ参考書と勉強方法【初心者〜中級者編】 

修了条件の単位数を要チェック

大学院(修士課程)でも学部時代同様に、授業を履修し必要単位を満たす必要があります

 

僕の場合は「歴史学」の修士課程

 

学部では4年間合計で128単位の取得が卒業条件でしたが、修士課程では2年間で36単位が修了条件でした

 

つまり、、1年で18単位。前期と後期それぞれ9単位ずつの履修で十分足りるのですね

 

ただ修士2年の後期(夏休み以後)は、修士論文執筆に時間のリソースを全て投下する勢いが大切で、1年生と2年生の前期に授業のコマを寄せるといいですよ(自戒^^;)

 

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②:研究+研究関連の勉強

 

上記の授業は「研究の基礎体力」を養うことが目的。院生(文系)は授業とレポートやテストを終えて完結するのでなく、2年生の2月頃に「修士論文」をまとめて提出します 

 

「修士論文」の完成を目指し、授業以外の時間で「研究」をする、というのが院生の生活の大半を占めます

 

 

実際の研究+研究関連の勉強の中身

 

  • 先行研究のリサーチ(文献・論文)
  • 史料探し+妥当性の検討(web上or現地図書館)
  • 語学(フランス語・アラビア語)
  • 研究進捗状況の発表準備

 

でした(;_;)

 

 

「ん?修士論文のための研究って?」という人に向けて改めて整理します

 

  • 教科書を読むことが「勉強」
  • 教科書を書くことが「研究」

 

と定義付けされてます

 

換言するならば.

 

  • 勉強は「すでに知られていること」を「知ること」
  • 研究は「未だ知られていないこと」を「知れる状態にする」

と言えますね

 

大学院は「研究する場所」の性質上、今まで知られてることをアップデートできる新規性(オリジナリティ)が強く求められます

 

「それって先行研究とおんなじじゃん??」とぶった切られたらせっかくの論文が台無しになってしまう可能性も...

 

つまり

 

先行研究(すでに知られてること)をおさえること

 

これが研究でまず初めてに行うこと

 

次に新規性・独創性の付与を目指し「史料」を探して読み込み、新しい解釈を付け加える、といった流れになります

 

また、「史料」を読解・検討するために語学を勉強する、といった感じで勉強が加わります(僕の場合)

 

天才的な発明論文でない限り、従来の説や研究をひっくり返すことはできません(修士課程でほぼありえないです笑)

 

ただ、既存の論文への「上書き」が求められるのが大学院の研究なのですね

 

③:バイトと息抜き

 

院生(修士課程)は特別な給付奨学金がない限り、収入源は親の仕送りくらいです。そこでバイトで生活費+研究費の資金調達を頑張ります

 

ただシンプルに「疲労」が研究を妨げてしまうので、体力的に負荷のかかるバイトは院生にはおすすめできません(;_;)

 

おすすめは下記の4つでしょうかね〜。身近な院生の多くはこのバイトをしてました

 

  1. TA(ティーチング・アシスタント)
  2. 学内図書館のバイト
  3. 塾、予備校講師・家庭教師
  4. 高校・中学の非常勤講師
  5. 治験バイト

 

現在進行形で院生でバイトを探してるという人は下記記事を参考に、資金調達をしてもらえたらなと思います

 

関連記事:大学院生(文系)におすすめのバイトを全紹介(実体験あり)【研究とバイトのバランスが大事です】

 

ざっくり週2、3の1日あたり3時間で入ってました。時給2000円で計算すると1ヶ月5万円前後のバイト収入がありました。ぎりぎりです(;_;)

 

しかし、バイトガチ勢になって研究できませんでした!修論終わりませんでした!は元も子もない院生の典型です

 

 

実体験をふまえ

 

  • どこか研究に関連する
  • 頭脳を休めるリフレッシュ 

 

の条件で院生はバイトを見つけるといいでしょう

 

そして、バイト代を研究費(書籍代・海外渡航費)にまわすのが修士課程の学生なのかなと思います

 

経済的にはきつきつで苦学生のレッテルを貼られるのもわかります。しかし研究活動で培った学識・知見は将来に渡る投資です

 

何よりもお金では買えないプライスレスな経験=大学院という場所であるのは改めて強調するまでもないですね

 

以上!院生の生活を最後におおくりしました

それでは、、長らくありがとうございました😌