しぇあ・ざ・わ〜るど

THE SIMPLICITY

シンプルに、ものを書く

大学院生(文系)におすすめのバイトを全紹介(実体験あり)【研究とバイトのバランスが大事です】

スポンサーリンク

こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です2018年度大学院の修士課程をクリアし、歴史学の修士号をいただきました!修士論文はえぐいラスボスでした(;_;)

 

同時にお金問題もえぐい課題でした

 

はじめに、文系院進学の希望者はほ〜とんど学部からの延長。延長の2年間分のお金・時間・学識の元を取れる確信がなければ大学院へ進学をおすすめしません

 

新卒の学部卒社会人と比較すると、およそ2年間の300万〜400万円×2年間の仕事の収入と学費100万前後×2年間の支出の差が生まれてくるからです

 

これはおっき〜〜いです(がち)

 

「院に進んだ場合」「就職した場合」の2パターンにおける2年間の経済的な差額の発生を検討し、進学するか否かを決断しましょう

 

*詳しくは下記にてまとめました。経済的差を知れて、覚悟もできるかと思います。

 

でもね!!研究活動はプライスレスな経験。今後の人生の素養になります。が、現実問題として学費を払いつつ研究活動に従事しなければなりません

 

そこで、バイトを柔軟に入れて最低限の生活費を調達するのが無難です

 

本記事では院生(文系)におすすめのバイトを実体験をふまえ紹介します

 

スポンサーリンク

 

 

TA(ティーチング・アシスタント)

three women chatting inside room

大学教授の授業の補助係を「ティーチング・アシスタント(TA=ティーエー)」と呼びます

 

文系の場合、指導教授のもとで修士課程・博士課程の学生が従事します

 

  • 授業の準備(プリント配布や回収、簡単なレジュメ作成、質問用紙への回答)
  • 学会補助(配布プリント印刷、案内係)
  • 教授の論文執筆の補助(僕の場合、アラビア語の転写のチェックをしてました笑)

 

が主な業務内容。雑用といえば雑用ですが、教授の業務を把握できることは、研究職を目指す上でお金では代え難い価値なのかなと思います

 

TA(ティーチングアシスタント)のメリット

  1. 大学教授の業務を垣間見える
  2. 情報処理能力が上がる(レジュメ作成等)
  3. 体力的に楽チン

都内私立大学では時給1500円の事例も少なくなく、研究活動に関連しつつ稼げる点でもおいし〜いバイトですね

スポンサーリンク

 

学内図書館のバイト

library interior

 

大学の学事センター(名称はそれぞれ異なる)にて「図書館アルバイト」の募集があります

 

  • 新刊、返却図書の陳列
  • 図書館内の清掃
  • 図書館の貸し出しカウンター

 

が主な業務(友達が言ってました)

 

僕は応募したものの超高倍率だったようで落選してしまいましたww 

 
 
 
View this post on Instagram

A post shared by かよう (@kxxayou) on

 

図書館の陳列は規則にもとづいてます。「どこに何の本があるのか」の知識の習得は文系院生にとって重宝できるものですね

 

 学内図書館バイトのメリット

  1. 図書館系の知識を習得できる
  2. 移動時間がほぼ0
  3. 体力的に楽チン!

職場=キャンパスはありがたい話。移動時間がほぼ0なので研究に全力集中できそうです。ただ、高倍率です....

 

塾講師のバイト

man standing infront of group of people

大学院生(文理問わず)の定番のバイトです。 「知っていること」を還元する業務なので労力のわりに稼げるバイト!です

 

文系院生の場合は、国語・英語・日本史・世界史あたりの科目指導が適正でしょうか

 

 

上記ツイートのように、歴史学専攻の僕は、狭い専門分野(いつ時代のどこのなになに)に偏るのでなく、より広い視野を持って互いを位置付ける必要を感じ、世界史の指導にあたってました

 

基礎の基礎に立ち返ることで、研究活動にも新たな知見を見出すきっかけにもなります。お金以上に価値のバイトになりますよ

 

塾講師のメリット

  1.  圧倒的高時給(1500円〜)
  2. 肉体的に疲れない
  3. 新しい学問的気づきがあるかも

個別指導の武田塾・代々木ゼミナールで塾講師をしてました。時給換算で2,000円〜2,500円ほど稼げました!

 

週1の個別指導のシフトを複数人の生徒を持つことができれば、かな〜〜り美味しい固定収入になりますね(*研究とのバランスが大事!)

家庭教師のバイト

f:id:makoto-endo:20190524114939p:plain

「個別指導の塾の家バージョン」をイメージできると早いですね。同じく「知ってること」の還元なので負担は大きくなく、高時給のバイトです

 

家庭教師は家庭教師センター(斡旋会社)に登録し、応募あるいは紹介を待ちます。主に小学生・中学生の定期テストや受験対策の指導が多いです😌

 

  • 勉強で困っていることのヒアリング
  • 最終的な目標と宿題の設定
  • 科目の解説と各質問対応

 

などが業務内容として挙げられます

 

指導の経験がなくても、家庭教師センターはしっかり研修してくれるので、心配や不安はいらないかなと思います

 

家庭教師のメリット

  1. 高時給(約2500円〜4000円)で美味しい
  2. 体力も使わず、身体的負担も少ない
  3. 学問的に新しい気づきも多くある

 

僕もず〜っと楽しくできました。週2の時給3000円で月5万円ほど稼げましたね!バイト=しんどい感覚では全くなかったです笑

 

 ティッシュ配り(単純労働)

black asphalt road between brown fields during daytime

 王道の単発バイトのティッシュ配り(サンプリング)は名の通り、大量にダンボールに詰め込まれたティッシュをひたすら路上で配るバイト

 

内容=ティッシュを配るだけ!ですが、働き始める手順は、斡旋会社に登録ところから始まります

 

後は「決められた日時」に「決められた場所」で「決められた枚数」を配るだけの、超絶シンプルでテンポの良いバイトです 

 関連:ティッシュ配りバイトが大学生におすすめできる3つの理由!短期バイトの定番はこれだ! 

ティッシュ配りのメリット

  1. 高時給(都内の時給1500円)
  2. 固定シフトではない
  3. 個人プレイでめんどい関係ない

日常の研究において頭脳を酷使する一方、単純作業のティッシュ配りはリフレッシュの時間に近かったですね 

 

治験バイト(病棟住み込み)

aerial view photography of person holding arm while pressing blood pressure machine

意外に知られてないバイトではないでしょうか?(僕もこれを博士課程の先輩に教えられました笑)

 

そして、大学院修士2年生(史料の読み込みと修論構想作成の頃)の8月〜9月の20日の治験に僕は参加。特許の切れたジェネリック医薬品の治験でした

 

院生の頃の僕は「お金がないけど海外に行って現地調査しなあかんし、でも普段の研究時間を削ってバイトするわけにはいかーん!」ということで治験バイトをみつけました

 

  • 食事・睡眠以外は自由時間(約15時間)
  • 美味しい弁当+水・麦茶飲み放題
  • 超高額報酬(僕の場合22万)

 

と好条件過ぎる+修論も捗るというダブルの利益!(°▽°)「修論執筆合宿」をセルフで催した感じです!

 

治験募集サイトの登録が必要です。ネット上で一番信頼できるものとして、僕はまずこちらに登録しました

 

 

もちろん登録料は一切かかりません。思い返せば、案件の種類の特徴や日程が異なる場合があります。大手治験サイトに一応全て登録しておくと比較できます

治験バイトのメリット

  1. 高額謝礼をゲット(1泊約2万円)
  2. 入院中に研究に集中できる
  3. 健康診断が無料でできる

 

詳しくは下記に「治験体験記」をまとめてるので、気になる!という大学生・院生はよく読んでみて下さいね

 

関連:【高額謝礼】男子大学生が『治験バイト』の全てをレビュー!経験をもとにおすすめできる理由!

 

まとめ:研究とバイトのバランスが命

バイトガチ勢になって研究できませんでした修論終わりませんでしたは元も子もない典型です

 

本記事では実体験で紹介しました。とりわけ体力的に負荷のかかるバイトは院生にはおすすめできません。シンプルに「疲労」が研究を妨げるからです

 

  • どこか研究に関連する
  • 頭脳を休めるリフレッシュ

の条件でバイトを見つけるといいですね。そしてバイト代を研究費(書籍代・海外渡航費)にまわすのが修士課程の学生なのかなと!

 

経済的にはきつきつで苦学生のレッテルを貼られるのもわかります。しかし研究活動で培った学識や知見は将来に渡る投資です

 

うまくバランスを取りつつ院生生活を楽しんでくださいね!(°▽°)

 

*下記は「修論執筆が捗る場所」をまとめた記事です。1人の環境を知るには参考になるかなと思います!