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フランス語の独学方法とおすすめ参考書決定版【初心者からフランス語1級まで】

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Bonjour à tous!(皆さんこんにちは!)

 

本記事では、大学院時代の研究でフランス語をフルに使ってた僕が上手くいった・成功した【フランス語の初心者から上級者まで】の参考書と勉強方法を全て残します

 

  • 「初心者だけど、英語と違ってフランス語って勉強しやすいの?」
  • 「ある程度できるようになったから、就活で使えるレベルまでいきたい!」

 

の疑問・質問に丁寧に答えていきます!

 

以下のように初心者・中級者・上級者のレベル別にわけて紹介します

 

  • 初心者=はじめての人からフランス語歴1年未満の人
  • 中級者=フランス語歴1年〜3年(目安:フランス語検定2級、DELFB1) 
  • 上級者=フランス語歴3年以上(目安:フランス語検定準1級、DELFB2以上) 

 

該当するレベルから順に読み進めてもらえたらなと思います。ではいきましょう!

 

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はじめに:フランス語を学ぶメリット

フランス語を勉強するメリットはたくさん!特に将来的な話者人口の爆増に着目です

 

現在、フランス本土やカナダだけでなく旧植民地だったアフリカの国々(モロッコ、チュニジア、アルジェリア、ガーナ、ニジェール、コンゴ)の公用語としてフランス語が使用されてます

 

多くは発展途上国で、人口が増えるにつれて、話者人口も増えると予測されてますね

 

現在の言語別の話者人口は第10位ですが、2050年にスペイン語に続いて第4位に入るほどの話者人口です

 

コミュニケーション可能な母数が圧倒的に増えるので、「将来的にビジネスをしたい!」って人は有利に働く可能性があるのです!!

*フランス語圏の世界地図

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出典:http://www.multilingirl.com/2017/07/most-influential-language-in-the-world-2050.html

また、国際連合(EU)の公用語としてフランス語は大切ですね!

 

フランス語圏のスイスには、国連の本部があり、世界の権力を持つ人たちはフランス語を話す集団かもしれません

 

国連で働く求人では英語話者が圧倒的に多いのが実態ですが...

 

フランス語をマスターして差別化に成功すれば、国際競争社会で優位に立てる可能性も大きいです

 

参考:フランス語を勉強するメリット、需要、重要性 - MULTILINGIRL♪

 

メリットの大きいフランス語ですが、どのように勉強し始めたら良いのか?!

 

具体的にみていきます

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はじめてのフランス語学習者におすすめ参考書

英語の勉強を始めた時のように、アルファベットと発音を丁寧に覚えます!

 

 以下の『学校行かずにフランス語!』のアルファベットのベージで、マスターできます

参考:フランス語のアルファベ :学校行かずにフランス語!基礎編

ネイティヴのフランス人同様に、紙の上に何度も何度も書いて覚えます

 

フランス語のアルファベットとが発音をマスターしたら、いよいよフランス語の文法の世界に入っていきます

 

『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』

「フランス語ってどんなの?!」「フランス語を軽く触れてみよう!」といったビギナー向けに最適な本です

 

解説・内容も詳しく、苦手意識を無くすはじめの1冊として最強のコスパを発揮します

 

フランス語の基礎文法と平行して少しずつ単語も覚えるといいですね

 

 英語の「Go」や「Apple」の基本単語と同様に、フランス語も0からみっちり覚えます

 

『これなら覚えられる!フランス語単語帳』

『これなら覚えられる』シリーズは鉄板です

 

基本単語1500語が収録され、見出しのシンプルな例文も超便利!

 

付録の2枚のCDを有効に使って、毎日寝る前など聴いてフランス語耳を鍛えます

 

フランス語を勉強するなら絶対外せない『単語』が収録されてるので、全て覚える覚悟で取り組みましょう

 

 『フランス語文法 実践講義ノート』 

どの文法よりも優れてる究極の文法書!

 

 『フランス語文法 実践講義ノート』にはフランス語の全ての文法事項が網羅されてます
 
基礎文法から、仏検1級レベルの上級文法までフランス語勉強を続けている間の「バイブル」として、いつでも机の脇に置いておきます
 
問題集を解く中で「わからなかった」「あやふやだった」問題があれば、すぐにこの文法書に立ち返り、重点的に補強することです
 
 
ここまで文法・単語を勉強すると、仏検5級から4級のレベルに到達します

 

主に基礎的な文法がメインで、初学者でもあっという間に取得できます

 

*ここまで独学で到達したらビデオ教材もありです

 

基礎的な単語・文法・文章読解を終えたら、あとはより専門的なフランス語教材のビデオのルートもありです

 

 

中でも「フランス語学」の研究ノウハウの蓄積に定評のある「アンサンブル・フランセ」は一番安心できますね。僕もビデオで読解を中心に勉強してました^^

 

フランス語ビデオ講座【アンサンブル・フランセ】はこちら

 

では、検定用の教材の5級と4級はこちらがベスト!

『仏検5級 スピード合格』

『仏検4級 スピード合格』

勉強の進度確認やモチベーション維持の為の受験としてありですが、飛び級で3級を目指すことがオススメ!

 

何故なら、会社など社会的評価を得られるのは3級以上だからです

  

*この段階で「単語覚えられないよーー!」って人こそ、外国語学習は忘れたら繰り返す反復こそ命と肝に銘じましょう

 

僕は単語・熟語練習はこのように殴り書きしてますww

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参照:『殴り書きノート』はおすすめできる?暗記勉強法を模索してみた! 

中級者おすすめ参考書(学習歴1年〜3年) 

このレベルで目指す目標は、フランス語検定2級の取得(もしくはDELFB1、B2)です   

 

『仏検3・4級必須単語集』

『仏検2級・3級対応 フランス語重表現・熟語集』

 

初級レベルを乗り越えた感覚で、ボキャブラリーをこつこつ増やします

このタイミングで、基礎単語の抜けを感じたら同時に復習も同時進行でやります 

 

2級を目指す単語と熟語(ボキャブラリー)はこれらで十分ですね

次に、2級にむけた問題集に入っていきます

 

『完全予想仏検2級-筆記問題編』

『仏検対策2級問題集<CD付>』

仏検2級対策の時に何回もやっておきたいこの2冊の問題集です

 

 この予想問題集は、過去問分析の頻出範囲で構成されてます

 

コレを完璧に仕上げると、2級で通用する能力をつけることができます

 

僕自身も繰り返しやって2級を突破しました!

 

2級レベルは、フランス語圏で生活し、ネイティブと基本的な会話ができる最低限必要なレベルですね

 

今一度、このような対策問題集のやり方を整理すると...

 

  1. 時間無制限で自力で解く!
  2. ミスした問題をチェック!
  3. その問題の解説を熟読!
  4. その問題の該当分野を参考書で強化!
  5. 次の日にもう一度、解いてみる!

 

で、これを時間制限ありバージョンでもチャレンジできれば、みるみるフランス語力がつきます

 

実践的なディスカッションや翻訳など、フランス語スペシャリストへのスタート地点なのです!

 

上級者おすすめ参考書(学習歴3年以上〜)

 仏検1級は、社会的評価もとても高くハイレベルな言語運用能力が求められます

 

実際のニュース・新聞・小説からの出典が多いのが仏検1級の特徴!

 

参考書よりもフランス最大のニュースメディア「Le mond」「Le Figaro」の生のフランス語コンテンツを毎日読む習慣をつけましょう

 

 

新しい単語・熟語はメモを取るようにし、こつこつと積み重ねていくこと!

 

読解力向上の秘訣です!このニュースのラジオやテレビ放送も見れるのでおすすめです

www.lemonde.fr

www.lefigaro.fr

 

具体的に1級に向けてどんな参考書・問題集をやればいいのか、具体的に以下のものがおすすめです

 

『仏検公式ガイドブック1級』

まずはゴールになる『仏検公式ガイドブック1級』をザックりと読んでみます

 

今のレベルから「どのくらい引き上げるべきか?」「どんな勉強をしていくか?」と戦略を練るといいですね

 

そしたら単語・熟語はかなりレベルが高いものであると気づきます

『仏検準1級・2級必須単語集』

 ここまできたら単語・熟語の覚え方はもう大丈夫なはずでしょう

 

自信を持ってコツコツ継続的にボキャブラリーの蓄えを増やしてくださいね

 

後は公式の問題集を使って、実際の試験問題の形式に慣れていきます

『仏検対策準1級・1級問題集』

『仏検準1級直前チェック』

 もう一度こうした問題集のやり方をおさらいします

 

  1. 時間無制限で自力で解く!
  2. ミスした問題をチェック!
  3. その問題の解説を熟読!
  4. その問題の該当分野を参考書で強化!
  5. 次の日にもう一度、解いてみる!

 

のように、解いて復習を繰り返すと確実に仏検1級合格レベルに到達することができます!

 

以上、僕の経験にもとづいて、フランス語初心者が1級を目指す参考書のルートを紹介しました

 

外国語学習の肝はなんといっても貪欲な継続です

 

ましてや1日1時間では甘い!

 

1日3時間以上をうまく確保し、参考書や、ラジオ、ネット記事で毎日フランス語に触れることが大切ですね

 

フランス語学習の1番大きなメリットは英語学習者との差別化でしょう

 

中学、高校では習わないこそ、マスターすることであなたの希少価値が上がること間違いありません

 

せっかく勉強するならば、習得を目指し、一緒にフランスでワインとチーズを堪能しましょう

 

それではBon Courage!!

 

フランス語ビデオ講座【アンサンブル・フランセ】はこちら

追記①:ネットをフル活用したフランス語学習!

こちらのページは、フランス語の読解に必要な文法が網羅されてます 

 

ネットの「フランス語の教科書」的な位置であり、これを画面に映しながらフランス語の勉強を進めてみてください

class.kitakama-france.com

 

続いてはフランス語教育系Youtuber!

「フランセーズ オータンティック」=「本物のフランス語」では、Youtubernのヨアンが字幕付きでフランス語のレッスンや、フランスの歴史・文化・観光・生活の紹介をしてくれてます

 

とってもわかりやすく、速度も遅くしたり速くしたりできるので、リスニングにももってこいです

www.youtube.com

 

最後にボキャブラリーのYoutube動画です。とてもリズムとテンポがよく、20個ほどのフランス語ボキャブラリーの歌が40収録されています

 

レベルは、フランス語学習を始めたての初心者向き! 

 

けれど生活に欠かせない基本単語なため、フランス語学習のスタートとして聴いて見ると楽しく勉強できるはずです

www.youtube.com

追記②:フランス語のセンター試験と通訳案内士

フランス語の勉強で、仏検やDELFだけでない、他の価値ある試験は【センター試験フランス語】と【通訳案内士】です!

 

それぞれ軽く紹介します

センター試験フランス語?!

「英語だけじゃなくてフランス語もあるの?!」って人も多いはずで、英語の受験者が52万人なのに対して、フランス語の受験者はたったの142人ww

 

英語と同じ問題形式で以下のように出されます

  1. 発音・アクセント
  2. 同じ意味の文章選択
  3. 語形変化
  4. 基礎文法
  5. 日常会話
  6. 資料読解
  7. 長文読解
  8. 整序問題

 ....ですが、例年の英語の平均点が約120点なのに対してもフランス語は平均点が約160点と馬鹿高くて、英語なら俺TUEEEできる点数です

 

上記に紹介した通りに勉強すれば、フランス語検定3級・DELFB2レベルで満点近くとることができます

 

満点への道を別記事で残したので参照してください 

 

関連:「フランス語」のセンター試験は独学でも160点が取れるぞ!勉強方法と対策を考えてみたわ

通訳案内士(フランス語)?!

仏検1級取得後の裏ステージに、「通訳案内士」があります 

 

フランス語を使って日本とフランス語話者の架け橋となれる職業です

 

日本の観光スポットや史跡、グルメをフランス人観光客を案内する専門性の高い職業です

 

フランス語能力は当然のこと、日本について幅位広い知識と見解が必要なため、相当な努力を要しますが、通訳案内士になる価値はあります!

 

訪日インバウンドはどんどん加速し、フランス語話者はまだまだ少ないので、これからも需要は増してくるからですね

 

「通訳案内士」になるには日本史・日本地理・一般常識の試験をクリアしなければですが、その勉強法については以下を参考にしてくださいね

 

関連:通訳案内士資格試験へ向けて僕がオススメする参考書と対策たち!

 

*フランス語学習について、適宜更新致します。質問も受け付けております。