こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学受験で1年浪人。振り返れば浪人したよかったなと思うけどこれは結果論。本当はしたくなかったです
はい
高校生活もあと少し。受験勉強もいい感じに進めてますか??え?「浪人はしたくないけど勉強もしたくない。でも大学に行きたい」って????
わかるよ。すげーわかるよ
本記事では
浪人はしたくない!絶対に!という人が知っておくべきこと?やるべきこと??
というテーマでまとめます
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前提: 負のモチベーションを知るべし
浪人したくなければ「負のモチベーション」を知るべきです。正のモチベーションの対をなす用語ですね
まず、『正』のモチベーションは?
未来(やり遂げた時、その後)を想像して、プラスのイメージを持つことで、今の自分を奮い立たせるモチベーション
- めっちゃ良い大学行ってモテてやるわ!
- めっちゃスリムになってイケメン美男子になる!
- 舞台演劇で目立っていつか有名になってやる!
- 料理上手になってあいつを惚れさせてやる!
イメージはこんな感じで「いつか将来あんな風になって良い思いをしたい」の気持ちが自分を後押する。これが『正』のモチベーションの本質です
一方で『負』のモチベーションは?
未来(やり遂げられなかった時、その後)を想像して、マイナスのイメージを持つことで、今の自分を奮い立たたせるモチベーションです
- 夏休みの宿題終わらなきゃ、先生にめっちゃ叱られる!
- 冬までに偏差値10あげなきゃ、大学に落ちてしまう!
- 体重10kg減らさなきゃ彼氏に嫌われてしまう!
- 片付けられない。。このままじゃ一生結婚できねえ!
- 肺がんになってしまう。タバコやめるしかねぇ!
「できなかったら、やばい・・・」とお尻を叩かれて進むように「自分にとって不利益な将来を避けたい」の気持ちが自分を後押しする。これが『負』のモチベーションの本質です
関連:モチベーションには【正】と【負】の2つの種類がある!自分のやる気を高める方法を見つけようか
「浪人したくない」のテーマなので御察しの通りです。浪人の負の側面を徹底的に直視する。これで「浪人したくない!!」の負のモチベーションが刺激され、浪人を避ける行動に促せます。
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浪人するとやばい?地獄のデメリット?!
①:同級生と比べた経済的損失
他の同級生は1年早く大学を卒業します(留年・休学を想定せず)。また1年早く新卒社会人になって給料をゲットします。
え???つまんな??普通でしょ?と思いきや、浪人と比較すると結構えーーーぐい。1年間の初任給300万円前後の初任給の収入と浪人の学費100万前後の支出の経済的な差が発生します
こんな感じ
- 進学した同級生:+300万前後
- 1年間浪人のワイ:−100万円前後
22歳時点で約400万前後の開きがある・・・と考えたらもうね、切なくなりますよね
浪人の年数に応じてなので1年は400万、2年は・・・と考えるとさらに切なくなります
*浪人の環境によってもちろん変動します。宅浪は一番安いし、全寮制の予備校は一番高くつきます
お金かかる問題....浪人したくねえ・・・
②:学年がズレる気まずさ(先輩?同期?後輩?)
ワイ:「1浪なんです。エヘヘヘヘ!」
入学式の隣の人:「えっあっはい。タメ口でなんかすみません」
ワイ:「全然!!!タメ口でいいよ。エヘヘヘヘ!」
茶番です
ですが事実、浪人後の学年のズレによって上下関係にも革命が起きます。同期が年齢的に後輩になるケースがほとんどで、なんとも形容し難い「気まづさ」が双方にあります
人間関係に正解はない!ので「気まづく」思うか思わないかも人による!としか言いようもないですね。一番のコツは「自分が浪人してた事実」を忘れることです
人間関係のめんどささ...浪人したくねえ・・・
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③:1年間の時間に孤独と不安とリスクがつきまとう
浪人の最大目的は第一志望の大学の合格
それ以上でも以下でもないです
合格の白黒がわかるのは発表の日
それまでは
- 辛い勉強を必死こいてやっても合格できるか不安
- 前の模試では上がったけど次は下がってしまうかもという不安
- 模試の偏差値は上がったけど、まだ合格したわけじゃないよね?という不安
- 友達は大学生でうぇいしてんのに、これで落ちたらほんとうにどうしようという不安
- 孤独すぎて孤独すぎて...なにもかも不安
浪人してる間、つきまといます
何者かに心を掴まれてる感覚がで「早く、早く解放されたい!!」この一心だった時を覚えてます ..
④:増えている浪人生....
「浪人の人数」に着目し、日本全国に同じ境遇にいる人がどのくらいいるのか?をみてみると...
ここ5年間のセンター試験の全体受験者数は53万人〜54万人を推移してます
一方、浪人生(既卒生)の受験者数は2013年は7万6千人。そして2018年では10万9千人へと増加してます。そして2019年度にはさらに増加する見込みがあるそう・・・
はい。現状すでに5人に1人は浪人生だしこれからは4人に1人くらいに増えていく可能性も大きい!!もし受験会場で5人か4人に挨拶すれば「同じく浪人生やで」と返ってくる確率になります
相対的な数字を見ると、多いなーーって思いませんか?
1年も遅く進学するのはかなり精神的経済的ハードルは高いかと思いきや「意外にも多い数字」という印象を僕は受けました
その背景に以下の3つの理由があるそう
- 入学定員の厳格化(特に首都圏の私立大学)
- 新設学部も少なく定員枠も増えない
- 地方にもっと学生を!地方創生へー!
日本政府の狙いです←
浪人生の数字にのみ着眼するなら...
「定員から漏れてしまって不合格」→「来年再チャレンジする人が増える」→「定員枠を争う競争率がえぐくなる」→「さらに定員から漏れた人も増える」→「さらに来年最チャレ・・・」
という浪人生の増加サイクルが見えてきます
浪人生の数が増加する一方で定員数に変化がない。浪人問わず受験生を取り巻く環境はより厳しくなってるのです
⑤:ほとんどが「失敗」する現実
「一度落ちてしまったけど、、将来一発逆転のために、、諦めきれない・・浪人、、頑張るわ」
と、浪人は皆覚悟して始めます。。もう一度の受験チャレンジはまさに敗者復活戦
人生の中の10代後半という青春の超貴重な1年をかけて「成功」をもう一度狙いにいけるチャンスがそこにあります
-
現役時に落ちた大学のリベンジ合格
-
さらに偏差値の高い大学の合格
難関大学・知名度のある大学・勉強したい学問がある大学への入学が浪人での「成功」です
しかし、、
統計データの成功率は低い
もう一年を投資して難関校に再チャレンジできますが、誰でも同じように「成功」するとは限らないのが大学受験
90%近い浪人生は、この「成功」に届かないという統計データがあります
しかも10%の成功する人は、現役でそこそこの大学に合格したけども第一志望に落ちた人であるという...
例えば、MARCHに合格したけれども早慶に落ちた人ですね。偏差値の差を埋めるのは1年で現実的。ゆえに「成功」も現実的
偏差値30の人が難関大学を合格を狙って浪人を決断した場合、浪人生活の成功率は、より厳しいものとなるのは自明の理です
・・・ここまで5つ浪人の負の側面を挙げました。お金が滅茶苦茶かかるし、浪人後の人間関係がめんどくさくなるし、孤独と不安とリスクが1年間もついて、ライバルも滅茶苦茶増えるし、おまけに失敗する人が大半・・・
そりゃあ浪人なんてしたくねーーーよ!!!浪人ってやっぱえぐくね???こんなん喜んでやる人いねーーよ!!!
って思ったね????
というわけで
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まとめ:いつやるか?今でしょ!
に尽きるかと思います
今現役の受験生でも高校1年生、2年生でも「浪人はしたくないけど勉強もしたくない。でも大学に行きたい」というクソ贅沢な人は沢山だと思いますが、本記事を読んで勉強した方が300%お得だとわかったでしょう
浪人の負の側面を常に壁に貼り付けてもいいかもですね。「こんなんになりたくねーよー!」「絶対やだよーー!」「今やるしかねーーーよーー!」・・って意図的に尻を引っ叩いて奮い立つことができます
過去の浪人生の経験から学んで直視し、近未来の危機を予測しそれをあらかじめ避ける。それだけでスーパーエリートだと僕は思います
ぜひ浪人したくない高校生は本記事を参考に、今すぐ単語帳を手にとって30個の英単語を覚えて下さいね。話はそこからです😌
補足:【浪人】に関する記事たちをすでに沢山執筆してます。読んでもらうと「浪人とは??」のイメージもつきやすいかなと思います!