一度の人生、後悔は避けたいよな?
先日下記のツイートをしました
「愚者は経験から学び、賢者は歴史に学ぶやで」
— まこさん@世界史でブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年3月12日
ドイツの名宰相、ビスマルクの言葉があります
経験(=主観的なエピソード)で歴史(客観的なエピソード)の違いかなと思ってます。成功を一直線に狙うより、歴史から失敗を集積させ、失敗を排除していくと「失敗しない状態」要は成功に近づけます😄
浪人生の数だけ、浪人の歴史がある。そしてその数だけ活かせる学びがあります
本記事では浪人生のあるある失敗談・失敗例を取り上げます。そして「失敗をしない状態」をつくりあげて、受験の成功に近づける方法を伝授します
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残念ながら、ほとんど失敗するんよ
え、いきなりそれ?やばくね????
まず浪人の「成功」を定義はこれ
-
現役時に落ちた大学のリベンジ合格。
-
さらに偏差値の高い大学の合格
これが浪人の「成功」ですね
90%近い浪人生はこの「成功」に届かないという統計データがあるんです
やっぱり、やばくね??
2018年度の10万9千人のうちの浪人生のうち「っしゃリベンジ果たしたぜ浪人してよかったよ!」と思えるのはわずか1万人と少し
いや規模が微妙で伝わられねえ
要は、10人の浪人生が受験競争に参加したとして、その9人は失敗、1人しか成功はできない、というイメージ
しかも10%の成功する人は、現役でそこそこの大学に合格したけども、第一志望に落ちた人であるという...
例えば、MARCHに合格したけれども早慶に落ちた人ですね
偏差値の差を埋めるのは1年で現実的。ゆえに「成功」も現実的になります
一方、偏差値30の人が難関大学を合格を狙って浪人を決断した場合、浪人生活の成功率は、より厳しいものとなるのは自明の理
......という実際にほと〜んどの浪人生は失敗するという「危機感」を持ってなければ90%の失敗する人に入ってしまいやすいです
とはいえ90%の人にはそれぞれの「失敗の歴史」があり、ここから学んで「失敗」を排除していく現実的な作戦は、これから浪人する人にとって、とても有効です
「浪人生の失敗あるある」を以下に順位不動でまとめてみます
そしてその失敗の排除を目指す、というふうに作戦を立てていきましょう
関連:浪人で成功するには『失敗』から学べ!浪人への意識と行動の心構え!
1:大学受験の目的があやふや
超長時間労働(長時間勉強)と超絶理不尽(なかなか成績上がらないというか落ちることも)は浪人生にとって割と普通です
「なんでこんな辛いことしなきゃならんのだ??別に勉強辞めたって困らないンゴ」
と思った時点で赤信号です
浪人は孤独の長時間労働。高校時代と比べたらもう辛い以外のなんでもないんですね
でも、頑張らなければいけない
そんな時「辛くても、将来の目標があるからやるしかねーな頑張るしかねーな」っていうマインドがあると、勉強に戻ってこれます
- 大学受験が目的➡︎モチベ下がりやすい
- 大学受験が手段➡︎モチベ保ちやすい
よくある話ですが、一部の受験オタクを除けば大学受験は将来の「何かを叶えるため」の手段でしかないはず
- 大学でどんなことをやりたいのか
- 大学を卒業したらどんな職業に就きたいのか
これ!(ありきたりですが)
勉強しながらでも常に考えてみて下さい
また、もともとは明確な目標があったけど勉強に一途のせいでついつい勉強自体が目的になってしまうこともあります(ジレンマです)
勉強がうまくいかなくなるとモチベも下がる、そして勉強以外のことに手を出しまくるといったことはよ〜〜くあります
意外にも盲目になりやすいので「勉強しながらでも常にそのさきの目的・目標を考える」ということに徹してみて下さいね
「なんでこんな辛いことしなきゃならんのだ?別に勉強辞めたって困らないンゴ」と思ったら赤信号
— まこさん@世界史でブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年3月12日
受験が目的➡︎モチベ下がりやすい
受験が手段➡︎モチベ保ちやすい
受験は「将来の何か」のための手段だ。と自己洗脳してみましょう
「辛くても将来の目標があるしやるしかねーな」と思えるはず
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2:レベルに見合ってない勉強をしてしまう
受験勉強はRPGと同じ!
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RPG:初期装備と0レベルからコツコツと敵を倒してレベルを上げて、さらに強い敵に挑んで、クリアを目指す
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受験勉強:受験の科目について0から始め、基本を少しずつマスターして、応用問題も解けるように、そして受験の合格を目指す
共通するのは「自分のレベルに見合った、ほどよい強さの敵を倒し、経験値を多くもらってレベルを上げること。強すぎる敵は要注意」ってことです
「今日から東大目指して見るンゴ。まずは過去問からやりましょか〜^^」
は最悪ww
- 今の自分のレベルを直視する「現状把握力」
- 基礎から発展、応用へ段階を踏んで勉強を進める「計画力」
- 模擬試験の結果から苦手な部分を強化・補強できる「柔軟性」
の3つはRPGも受験勉強でも活きる能力です。本記事では文量が多くなってしまうので触れませんが、現状把握をし、計画をたて、柔軟に計画を変えて実行できるよう目指しましょう
このように無鉄砲な計画無し勉強では全く成績はあがらず、浪人も失敗します。よくある浪人の失敗パターンです
*詳細な計画の立て方については下記記事を参考にして下さいね!
関連:「独学」を続けるコツは目標設定にあり【*全ての独学対象に有効です】
*こちらは社会科目を中心とした勉強方法をまとめたものたちです。同じく参考にどうぞ! !
3:寝れていない(色んな意味で)
寝るは大事。頭動かすため
これは触れないOKかと思いますが、いろんな意味を込めた「寝れてない」のことです
- 睡眠時間しっかり取れてない→「十分に寝れてない」
- 朝型と夜型交互になってしまう→「規則正しく寝れてない」
- 不安で寝つきが悪くなる→「スムーズに寝れてない」
「寝れてない」状態が続くと、「なんか今日調子悪いな、だるい」「やる気でねーなあ鬱だんだけどお」と、気分も体力もダウン。十分な集中力を維持した勉強も難しくなります
コンパクトにいえば量的かつ質的に十分「寝れている」状態がベストということですが、個人差がえぐいです
そこで「質的に十分に寝れているか?」を自分に問うてみて
→寝れてるor寝れてない
→寝れてない場合の対策を考える
→ググれば十分解決策を発見できます
こんな感じに「量的に十分寝れている?」も同じように自問自答して、「寝れている」状態を目指してみて下さい
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まとめ:この3つの失敗を潰せばいい!
現実の統計で90%以上も失敗するという浪人...中途半端で無計画な頑張りでは淘汰されます
真面目に怖い数字ですが、現実のリアルを受け入れて進めるべきです
- 共通する失敗を学び、失敗を排除する
- 共通する成功を学び、成功を取り入れる
これだけでかなり希望の光がみえてきます
RPGでいえば、今いる先のダンジョンでレベル上げに挑戦して死亡する(失敗)を避けて、
ここのダンジョンの方がいい。敵のレベルも丁度いいしさくさくレベル上がる(成功)を取り入れる
そんな感じに近い!
成功だけ見る!失敗だけ見る!ではふとした時に盲目になるので、どちらも視野に入れつつクリアに向かって進む、というのが浪人の時期では確実性が高いのかと思います
関連:「成功する浪人生」の生活はどんななのか【大学受験浪人が心掛けたい3つのこと】
本記事で扱った失敗については
- 受験の目的があやふや
- レベルに見合ってない勉強をしてしまう
- 寝れていない
ですので、まずは潰してみましょう。多くの人に共通する失敗してしまった条件かと思います。それでは今日も勉強頑張っていきましょー!