こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。勉強に効率を求めてやってますか?!同じ1時間でも、効率良い人とそうでもない人ではけっこう大きな差が開きますよね
暗記を音読でやる方法は理想的なのか?!「音読暗記法」のやり方は?!
というテーマでまとめます
僕が受験生の時、もともとゴリゴリとノートを使って問題を解くタイプだったんですが、実は「音読の暗記方法」にシフトしました😌
その理由と具体的なやり方について、合わせてまとめていきますよーー!!
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「音読」で暗記する5つのメリット
暗記の「音読」メリットはずばり以下の通り!
- 書く暗記よりも圧倒的に速い
- 繰り返し+広い範囲を勉強できる
- 忘れにくい記憶になる
- 場所を選ばなくていい
- 無心でできる(=作業興奮へ)
順番にみていきますね
メリット①:書く勉強よりも圧倒的に速い
「そりゃあそうだろーー!!」 なんですが
一応、確かめておきます
例えば、英単語の勉強で書く・音読の所用時間は以下の通りです
(*英単語を書く時・読む時の時間をそれぞれ思い浮かべてみてください)
- 書く勉強:英単語50個(約10分)
- 読む勉強:英単語50個(約3分)
大体このくらいですね
しかも、書く勉強を続けることで指と手が疲労して痛くなるのは勉強あるあるです。手の甲も黒くなりますしね笑
まずは「音読」を中心に取り組むことで
- 圧倒的に素早く+手に疲労感ない
勉強を進められます
メリット②:繰り返し+広い範囲を勉強できる
速い勉強は余分な時間の創出を意味します😌
余った時間で
- 「まだ覚え足りないところ」
- 「次に進めたいところ」
これらにどんどん取り組めます
英単語がシンプルにカウントしやすいため、同じく英単語を例に用いました
- 書く勉強:英単語50個(約10分)
- 読む勉強:英単語150個(約10分)
音読で時間短縮ができた分、その約3倍の量を勉強できる! ということになりますね。
メリット③:忘れにくい記憶になる
「音読」で声に出すことで、耳の感覚=聴覚で記憶することができます
人間の記憶のメカニズムは【体験・感覚】に刺激を与えてあげればあげるほど、記憶に残りやすい特徴があります
「エピソード記憶」とよく表現されますが、目で見た・耳で聴いた・肌で感じた体験ってず〜〜っと記憶に残りやすいんです
小さい頃の記憶は、その時の映像がそのまま頭に残ったりしますよね
あ・え・て意図的に自分の喉を震わせて声にだして、その声を自分で聴く
こうすることで、感覚が刺激→記憶の定着に繋がりやすいのです😊
メリット④:場所を選ばなくていい
持ち物は声に出して読みたい本だけ
あとは大切な箇所をマークする蛍光ペンがあれば十分です
よく想像する「勉強」は、机に教科書・問題集・参考書を広げて、椅子にじ〜〜〜っと座り続けるもの
「音読」なら、机の前にじ〜〜っと座り続ける必要ないんですね。むしろ、教室・自習室・図書館のみんががいる空間での「音読」はどちらかというとキチ◯イ
「音読」する本一冊を片手に持って、開放感ある場所・居心地のいい場所へ出かけましょう
*僕の場合、日の沈む夕方前に、近くの河川敷に出かけて、そこに腰をかけて「音読」してましたw
ちなみによ〜〜く音読してた本は世界史の『ナビゲーター』です。*イメージはこんな
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自習室・教室の中では閉塞感や周りのプレッシャーを感じざるを得ないですが・・思い切って外に出てみましょう
モチベが下がりつつある受験生も、自然の中で「音読」をすると、予想以上に心が落ち着くし、読んだ内容が頭に入ってきます
他にもカラオケルームで、マイクで音読もぶっちゃけキチガイですがおすすめです。英語の文章の音読でカラオケ音読をよくしてました😂
関連:【慶應生推奨!】勉強はどこでやる?スーパーウルトラ捗る勉強ができる場所を大紹介!【受験生・社会人もOK】
メリット⑤:無心でできる(≒作業興奮へ)
「勉強だるいよorz」
この気持ち、誰でも経験します
勉強に移るまでに、だらだら〜〜とためらって先延ばしにしてしまうのは、よくないよくない。とわかりつつもそうなってしまう・・
まずは本一冊だけを広げて「音読」をしてみて下さい
この時のポイントは...
- 一切何も考えないこと
- 無の気持ちを作り出すこと
です
勉強のエンジン・やる気は、最初はなかなかかからないものです
しかし、勉強するにつれて「なんかわかんないけど、捗ってきた!」って感覚がありますよね
最初の一歩の踏み出しを「無」の心を作り出せば、あとは次第に捗ってきます
この【無心で音読→やる気が上がる】のメカニズムは、脳科学的にも証明されています🌟『作業興奮』というもので、詳しくは以下の記事にまとめてあります!
関連:やる気とモチベーションを上げる『作業興奮』の導き方!【ブログの書き始めができない人は必読です】
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「音読」で暗記する正しい方法
「音読暗記法」は効率良いよ!メリットたくさんだよ!!と話した所で、次に
どのように音読すべき?
の疑問にも答えていきます
その手順は以下の通りです
同様にそれぞれ順番に解説していきます
- 勉強材料を用意
- 解ける状態(答えが頭に浮かぶ状態)を目指す
- 常に広い範囲の復習を心がける
①:勉強材料を用意
読むだけ勉強は基本的に独学の自習になります
まずは「理解したい!」「覚えたい!」と思う科目の
- 教科書(或いは参考書)
- 問題集
- 授業ノート
を揃えて広げます。そりゃーそうなんですが笑
ここまでは普通の勉強と何も変わりません
こんな感じ!(実際の僕の世界史ノートです)
国語でも数学でも物理や化学でもなんでもOKです
「これ細かいけれど読めるの??」「もろ問題なんだけどなww」と、読みづらく感じる問題集でも、あえて音読してみて下さい
慣れるまでは「効率悪いかもな〜」と感じるかもしれませんが、次第に「ここは読む!ここは読まなくていいかな」と試行錯誤してみる。すると、緩急をつけた音読術が身に付きますよ
②:解ける状態(答えが頭に浮かぶ状態)を目指す
実際、ここからが本番
書くよりも、音読を重視する暗記では、
頭で強くイメージすることがポイント!
時間短縮×頭でイメージをすると以下の通りになります
*本記事では「自前のノート」を例としましたが、これが問題集でも参考書でも変わりはありません
高速(書きの3倍の速さ)で繰り返し読みつつ、空欄や覚えたい箇所をじっくり頭で「その単語・文章・式」を描けるレベルまで音読します
本当にこれだけ。もちろん、字面をなぞるよりも理解を目指しつつ一字一句読み込んで、声に出しましょう
理想は、教科書を読む度に「先に書いてあること」をすでにイメージできてる状態。つまり、書かれてる内容がすでに頭に入ってる状態、暗記してる状態です
③:常に広い範囲の復習を心がける
時間短縮+繰り返し復習できるのは書いた通り!
このアドバンテージを利用し、広〜い範囲の音読を心がけます
「どうしても一度で覚えられない」という不安や悩みを学生は抱えるんですが
- 全然忘れてもOK!思い出せばOK!
- 10回読んで覚えられたらラッキー!
のスタンスで全く問題ありません
人の記憶の仕組みを考えると、ごくごく自然なことですm(._.)m
「何度も薄く重ねてバームクーヘンの層を厚くする」
このくらいのイメージで全然OK。音読の速さが薄く広い範囲の復習を可能にします😌
英語でも社会でも数学でも基本的に方法は同様ですね
繰り返すと、音読に慣れることで
- 「ここは余裕だから飛ばそう!」
- 「ここはあまりイメージ湧かないからじっくり読もう」
のように、読みに”緩急”をつけることができます
緩急の付け方については、経験の数と量が左右します
まずは「音読をやってみる。続けてみる。」の姿勢が大切です。そして、工夫し続ける姿勢も同時に忘れないでくださいね
おまけ:音読×暗記グッズの組み合わせ
最も効率の良い暗記方法なんて、
根本的にはみ〜〜んな違う!!
音読暗記があまり合わなかった!
って人は、以下に紹介する「おすすめの暗記グッズ」を試してみることで突破口をみつけられるかもしれません😊
おすすめ7つの暗記グッズをみていきますね!
①:フラッシュカード
暗記よりも理解やでー!
と最近は叫ばれるんですが
小学生〜高校生までの全科目の根底には、まだまだ暗記があり、暗記すればするほど成績の向上に繋がるのが現状だからです
ひたすら「暗記の効率化」にこだわった僕は、フラッシュカードを使い倒しました
世界史が覚えられなくて反吐がそう・・な人へ
— まこさん@ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2018年7月17日
何はともあれ、世界史は『人』の歴史です
1:フラッシュカードの表裏に人名と出来事を記入
2:「この人はこれをやった!」と唱えながらめくる
これを反射的にできるようになると、世界史の点数はぐんぐん上がります
フラッシュカードの「表」と「裏」を上手に使います
ひとつの用語とその説明までスムーズに暗記ができる、という一つの使い方ができます。
各科目ごとに使い方を工夫してみてくださいね
これが最も原始的(?)な暗記グッズです
②:暗記用マーカー アンキスナップ
暗記グッズがとうとうデジタル化・・・
僕の頃なんかは
- 赤シート
- 緑ペン
を使って英単語から社会の年号まで暗記しようとしてましたが、すでにスマホでできるようになってるんですね。アナログからデジタルの境界を生きてる感じがしていいですね笑
アンキスナップの使い方は以下の通りです
- 覚えたい箇所にマーキングする
- アプリにその部分を読み込む
- その部分が隠れる+タップで正解がみえる!
ぶっちゃけ赤シートと緑ペンでやることと全く同じです
ただ
アナログの赤シートと緑ペンでは、一度塗りつぶしたら永遠に残るので「ここ覚えたからよくね??」ってなっても消せませんが
このアンキスナップは
- 覚えたら消して別の箇所も塗りつぶし直せる
を繰りしできるのが大きなメリットでしょう
③:ボールペン(10色)
ノートや問題集に色分けしたい時のボールペンです
見やすいノートや復習しやすい問題集にするには、色分けがとても大切になってきます
僕の場合は
人(persons ):集団、民族、皇帝、組織
もの(items ):作品、建築、貨幣
こと(events ):戦争、遠征
考え(ideas ):思想、条約、制度、政策
場所(place):国、都、
のように、用語の種類で色分けをしてました
具体例に
- アメンホテプ4世(人)=赤
- パルテノン神殿(建築)=青
- フレンチ=インディアン戦争(戦争)=紫
- ウンキャルスケレッシ条約(条約)=黄色
- ゴール朝(国)=緑
な感じです
ヴィジュアル(視覚)的に記憶とリンクし、真っ黒な活字よりも暗記効果はあった!と実感しています
カオスなノート作りの人よりも、「絶対復習を丁寧にできるし、インプットにも自信ある!」って状態にもなりました😌
④:蛍光ペン(7色)
同じくノートに色分けする時の蛍光ペンです
上記のボールペンと、使い道はほぼ同じですが
教科書の太字やノートの文章に線を引いて強調させたい時に役立つペンです
どうやら、暗記しやすくなる色は青らしいです(後々知ることになりました)
- 「ここは大事だから覚えたいなあ!」
って箇所を、青の蛍光ペンで印をつけ、見直してみましょう
いつもより暗記できるぞー!?となれば、がっつり使い倒してください😌
関連:暗記の効率を最大化する色とは?!5色の脳に与える特徴!【色分けノートで暗記がよりスムーズに】
⑤:手ぶらで暗記 スマ単
これは端的に言うと、一問一答の暗記カード(単語や年号など)が作れるグッズ!暗記カードのデジタル版ですね!
使い方は
- まずは手に書いてまとめる
- 専用のアプリに取り込む
- スマホアプリで覚える!!!
だけ、です
写真でみせると以下の通りですね!
手でまずは書いて〜〜
スマホに写真で取り込んで〜〜
アプリで暗記カード化に!!!
ってな感じに
暗記カードを持ち運ぶのがだるい
という人はこちらがおすすめです
今ではスマホで十分暗記ができちゃう時代なんですね
ぜひ有効活用してみてくださいね😌
⑥:単語カード 風呂単
暗記をwwwお風呂でwwwwやるwww
って暗記ガチ勢にはこれ。僕はそうでした。湯船につかりながら英単語を覚えてた時が懐かしいなああ・・
普通の単語カードもお風呂に持ち込めるんですが、なんせ手の汗とお風呂の湯水でふやふやになってしまう・・
でもこの風呂単は耐水性が神!!なのでお風呂で思う存分暗記に集中できます
どうせ風呂に30分くらい入ってるなら、特に受験生は有効活用したいですよね。ぜひこの風呂単で、たくさんの英単語など、暗記ものをストックしていきましょう
合わせて以下のレビューも参照してみてください😌
☑️ レビュー
雨の中で使う事があるため、耐水性のメモをさがしていました。
風呂での使用を想定しているようですが、風呂では使った事はありません。
しかし、ぬれても破れることも無く、紙自体も丈夫で、鉛筆での書き味も問題ありません。
⑦:暗記方法に関する書籍
ここにきてなんですが、
根本的な暗記のやり方を知ってるかどうか?
は意外にも大切です
テニスラケットを持ってるのに、正しいフォームがわからないのとほぼ同じくらいでしょう
というわけで、グッズを使いこなすために「暗記術」に関する書籍(特に高レビュー)をいろいろ読んでみましょう
僕個人のおすすめは上記の本です
暗記するにあたっての
- 「モチベーションアップ」
- 「習慣化」
- 「覚えるためのインプット」
- 「答えを出すためのアウトプット」
を全て基礎から叩き直すことができますよ😌
超余談:「無言音読」も時にはおすすめです
どうしても音読するのが面倒で習慣化できない場合、「無言音読」がおすすめです
ん??何それ?
と思うかもですが、単純シンプルです
「無言音読」は、言葉を出さずに、口だけを動かしてまるで音読のように読むこと
「音読すっかあ!教科書読むぞー」となっても、どうしても言葉に表せないしんどだるさがあったわけですが、その時に試してみて下さい
【無言音読】で「音読」に向かう姿勢や態勢にともなってくる精神的なしんどさが格段と和らぎます
詳しくは以下の記事に書いたので、参考にどうぞです! 言ってしまうと「口パク」なんですがねwww効果ありますよー!!😂