こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。勉強たくさんしてる!なのに!忘れてしまう!は苦痛すぎますよね(いきなりすみません)
事実、「っしゃ覚えた!完璧!明日のテスト余裕DAZE!!」って思ってたのに翌日のテストでは撃沈.....
そんな経験ありませんか?
「覚えたのに忘れるって辛すぎる。意味ないじゃん・・・」つって。社会科目(小学生〜高校生問わず)の勉強あるあるではないでしょうか?
そこで本記事では
社会の効率の良い暗記とは?!より長く保てる暗記方法とは?!
をテーマに僕の受験経験と指導経験をまとめていきます
主に小学生〜中学生の「社会」での暗記にフォーカスしてまとめていきますね。定期試験・入試にも役立てる内容にしていきますよーー!
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前提①:人間は「忘れる動物」の別名がある
僕たちホモ・サピエンスは1時間後には半分以上の記憶をわすれてしまう忘れる動物
と、どこかで聞いたことはありませんか?
もし今読んでくれてる人が、覚えても忘れてしまうことにストレスを感じてるのなら
「人間は忘れる動物!!」「忘れることはあたりまえ!」とじぶんで洗脳してもいいかもしれません
忘れてしまうことへの過度なプレッシャーやストレスが少なくなると思います
忘れることはな〜〜んにも悪いことではありません
*ちなみにこちらが「忘却の進行」の正体です
”エビングハウスの忘却曲線”として知られてます
これ↓ ↓ ↓ ↓(悲しいね)
結構えぐい。1時間後に56%ってまじか
1時間勉強しても実質30分の成果になるって悲しい笑
すなわち、どのように「忘却」の進行を遅らせるかがポイントです
結論を先どると、以下のグラフが表すように覚えたことの反復の勉強が、地道ですが近道の忘却を遅らせる方法で、社会の「暗記術」ということになります
*イメージはこんな感じ!↓ ↓ ↓ ↓
前提②:社会の暗記に向けた「絶対」の心構え
とはいえ、いきなり「暗記しようやー!反復しようやー!」と言われてもビビるだけですよね。 前提の2つ目では、苦手意識を持たせないよう進める大切さを伝えます
社会の勉強で、僕が大切にしてる、社会の絶対の心構えを少し解説してみます
まずはこの通りに進めてみてください。社会科目の暗記以前の「理解」がスムーズにいくはずです😊
- 「なぜ?」と「その後どうなる?」を大切にする
- 積み重ねの努力と達成を大切にする
色々と考えましたがこの2点に絞りました😌
それぞれどうゆうことか??を解説します
①:「なぜ?」と「その後どうなる?」を大切にする
どうでしょう???
社会=丸暗記の科目だと思ってませんか??
事実、僕が受験した時はぶっちゃけ丸暗記が最強の対策でした。教科書の丸暗記で合格点は確実です
- 「覚えるだけですぐ忘れるから。ってか覚えらんない。」
- 「こんなの何に役立つかわからない。ってか何の意味あんの。」
「覚えるだけで暗記しても忘れるし、教科書で勉強して何の意味があんのーーー」って人も多くいるでしょう
ですが・・・
社会=丸暗記の科目の時代は終わりつつあります。個人的には良い方向に進んでくれてると思ってますね
2020年以降に大学の入試形式が変わり、丸暗記偏重ではなく思考力をはかる意図の問題の割合が多くなるようです
でもどんな思考力???
ってところですが
それは用語の「なぜ?」と「だからその後どうなる?」を考えられる論理的思考力の割合が多くなるようです
用語を調べて解説を読んで覚えるだけでなく、丸暗記するだけでは太刀打ちできないよーー!ってことです
つまり
単発の知識よりも繋がりの論理性
ん??
「論理性」といっても難しくありません
「こうだからこう、こうなったからこうだよね」という、用語の背景にある人が😔法則・ルールを知っているか?予測できるか?などのことです
少しひとつの例を取り上げてみます
「こうだからこう、だからこうだよね」の繋がりは以下の通りです
- エジプトの首都カイロを覚える!
- カイロの近くのナイル川を覚える!
- ナイル川があるということは・・水を引っ張ることができる?!
- 水が引っ張ることができるということは・・穀物を育てることができる?!
- 穀物を育てることができるということは...?!
手順としては、数学の公式のように、最低限の用語(川・地名・山・砂漠・海など)を覚える
上記の例は、エジプトの地理でしたので首都のカイロやナイル川です
ここからがポイント
暗記!暗記!暗記!が全てと考える多くの生徒は
- エジプトには大きな川がある。それはナイル川だ。
- エジプトは他のアフリカ地域と比べて、穀物栽培もさかんだ。
のように、別々に覚えて単発の知識として詰め込んでしまいがち
単発の知識は浅い記憶になりやすく、入試形式の変化にも対応しにくくなります
ぶっちゃけ努力の空振りです...
ではなく以下の「こうだからこう〜こうなるからこう」の論理関係で繫いで考えられると流れで理解可能です
- 「大きな川、ナイル川があるよね。川があるということはどうなる??人の生活はどうなる??」
- 「うん。たくさん水を使えるよね。水が使えるとどうなる??」
- 「うん。畑で食べ物を育てることができる。食べ物作れると人の生活はどうなる?」
ひとつの用語を起点とし、数珠つなぎに「なぜ?」と「その後」の論理関係を考える癖をつけること(難しく表現すると「因果関係」です。これは高校生になってから詳しく勉強します)
次第に「暗記!詰め込み!でもすぐ忘れる・・」とは違った「なぜか記憶に残る感覚」をつかむことがきます
中学〜高校にかけては暗記量が滅茶苦茶増えるに伴い、単純暗記ではキャパオーバー・・という人が続出します
このコツを早いうちに掴んでくださいね
僕が大切にしてる社会の暗記法のひとつのコツです
②:積み重ねの努力と達成を大切にする
今まで5年以上に渡って社会の指導をしてきましたが「社会が好きだけど苦手です!」という学生を見たことありません
多くの学生は「社会が嫌いで苦手ですorz」という人
勉強全てに通じますが、一気に瞬間的に覚醒!!! みたいな魔法はないです
社会も同じように、小さな課題を達成して大人(学校の先生や両親)に認めてもらい喜びを感じる。そして徐々に好きになる過程がとても大切です
・・・というのが王道で地味ですが・・着実+確実に社会の勉強で成果を出す暗記のコツです
社会の勉強では以下の手順で目標を作るといいですね
- 小さな目標を一緒に作る(例:問題集を1日1ページ)
- 「できるようになった!」の小さな成功体験をつくる!
- 少しずつ目標を大きくする!(例:問題集1日1ページ半にする)
- 成功体験をより大きくして自信をつける!
- 社会の点数・成績に努力が表れる
関連: 家庭教師が勉強が苦手・勉強しない生徒の対応で心がけたいこと【ちいさな成功体験が鍵です】
無理なくできるところからできる範囲だけ着実に進めてみてください
挫折率を減らしつつ少しずつ「できるようになる!」の感覚を学んでいきます
上記ループにはまればもうね、社会科目は最強です
成功体験が蓄積するにつれ、たとえ今社会が好きでなくても、徐々に好きになる方向に進みます😌
はい。僕が社会を勉強・指導する上で大切にしてる2つの心構えを紹介してみました
次に具体的な社会の「暗記術」を紹介します!ぜひいいなと思ったら今日からでも実践できるのでおためしください😄
ざっくり以下の3つの手順です
- まずは最低限の内容を勉強をする
- 勉強した内容を思い出す
- 3日後にもう一度思い出す
それぞれ順番に解説していきます
*いわゆる『暗記方法』は、一般論がありますが、合う合わないは人によって様々。ぜひいろいろと試行錯誤する中で、「これだ!」と思う方法を見つけ出してください〜
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①:最低限の内容を勉強する!
そりゃそーーうじゃね?!?!?!
って思ってくれてるなら心配いりません
暗記をするそもそもの内容がなければ何も始まりません笑
- 鎌倉時代に関する問題を解く→最低限知らなければ無理ゲー!
- アメリカの地誌に関する問題を解く→最低限知らなければ無理ゲー!
社会の用語や数学の公式など、最低限知らなければ解けるわけないのは当然といえば当然です
また、逆転の発想で、問題集にチャレンジし、「まだまだ全然できないなあ・・勉強足りてないなあ・・」と気づいてもいいですね
なにはともあれ、覚えたい・暗記したい最低限の内容を勉強しましょう
▼僕自身、小学生の社会+中学生の社会も指導しています。経験はまだまだかもしれませんが、以下に「勉強の暗記材料」について全てまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね😄
関連:中学生の高校受験社会(歴史・地理・公民)の勉強法・参考書を完全網羅!【中学・高校受験社会の攻略ロードマップ】*中学受験社会
関連:中学受験「社会」の勉強方法と受験対策の問題集たち!【社会も小さな積み重ねと達成感が大切です】 *高校受験社会
②:勉強した内容を思い出す
ぶっちゃけこれも当然のことを言ってます笑
勉強後に「思い出す作業」を推奨する理由は
🌟短期記憶を長期記憶に変換したいから
というもの
短期記憶と長期記憶の言葉をみなさんご存知でしたか?(少しまた脳のメカニズムの話です)
勉強した当日に覚えた内容は”短期記憶”(エビングハウスの忘却曲線ですぐに忘れてしまうものですね笑)
一方、「九九」や「あいうえお」はず〜っと記憶に残る”長期記憶”
人間は脳にとって大事なこと以外は忘れる動物
脳が「大事だな!!」と錯覚をおぼえる体験がとても大切になります
翌日に忘れてた内容を思い出す→また翌々日に同様な作業を重ねる!→この作業を通じて強固になるのが”長期記憶”です😌
そのため、一度勉強した内容を吐き出します
-
鎌倉時代に関する勉強→鎌倉時代に関する問題を解く(思い出す!)
-
アメリカの地誌に関する勉強→アメリカの地誌に関する問題を解く(思い出す!)
な感じ!
学校の先生が「復習しようずー!!大事だぞー!!」と口を揃えて強調するのも、この理由があるからです
脳が「これは大事なことなんだ!なんかすげー頻度で出てくるしwwww」と、錯覚させるためなんです
一通りの「思い出し作業」が完了し、次にやることは・・
③:3日後にもう一度思い出す!
一度思い出ししただで「これは大事だ!うおおお忘れられないぜーーー!!」のような強烈な錯覚を、脳はおぼえません
*一度勉強しただけで「完全暗記」してしまう超人もたま〜にいますが、比べてがっかりしなくてOKです
僕の友達にも、レストランのメニューを見ただけでどこに何が書いてあるかを一瞬で覚えてしまう友達がいました😂マネは不可能でした
というわけで、勉強する→思い出す→もう一度思い出す、をします
頭脳を使って思い出し「これは大事だ!!」と脳に錯覚をあたえてやりましょう😌
-
鎌倉時代に関する勉強→鎌倉時代に関する問題を解く(思い出す!)→3日後にもう一度!
-
アメリカの地誌に関する勉強→アメリカの地誌に関する問題を解く(思い出す!)→3日後にもう一度!
上記の通りです
(3日後としましたが、個人によってけっこう変わるので色々試してみてください。忘れそうだけども、かろうじて覚えてるくらいがベターなタイミングです😌) ←超ポイント
知識を蓄える→知識を吐き出す→少し頭に定着する+忘れる→もう一度知識を蓄える+知識を吐き出す→・・・
脳:「これは大事なことじゃね??忘れたらだめなんじゃね???」
と錯覚に近づきます。パーフェクトな社会の暗記とは忘却をとどまらせることにあります
そして忘却をとどまらせるには、勉強→思い出す→イ勉強→思い出す・・を交互に行うことですね
とまあ、社会の暗記の真髄は
覚えて、忘れて、思い出して、忘れて、思い出して・・のサイクル繰り返しでしょう。よく先生が言うあれです笑
特に忘れそうな頃の「思い出し作業」をまずは試してみてください。長〜い期間保つ記憶に役立つはずです😌
長くなりましたが、まとめると
- 「忘れることは悪くない」を知る
- 社会を理解しつつ勉強する(こうだからこうの論理関係をパーフェクトに繋げる)
- 思い出す!とにかく思い出す!
- 繰り返す!とにかく繰り返す!
でしょう
これまでの勉強と指導経験をつうじて、地味にくっっそつまらなく、一見遠回りに見える方法が実は最も有力な社会の暗記法だと気づきました
コツコツ着々に力をつけることで、必ず点数に結びつくのが社会科目の美味しいところがです
ぜひ参考にしてもらいつつ、高得点を叩き出してくださいね。読了後はすぐに年号のひとつでも覚えることをおすすめします。それでは😌
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