日本人だし日本史やろうか?
今回はこれから日本史を勉強したい人へ向けた記事です
初歩の勉強の仕方からおすすめ参考書までを経験をまじえて書いていきます
*初心者から難関大合格レベルまでの独学勉強法の内容は以下を参照どうぞ!
関連:大学受験『日本史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】
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- 世界史or日本史どっちにするか問題
- 『旅に出たくなる地図 日本』
- 日本史の初心者に理想の本
- 『教科書よりやさしい日本史』
- スタディサプリ(日本史)
- たま先生の日本史
- 『まんが日本の歴史全シリーズ』
- 『金谷の日本史シリーズ(古代から現代)』
- できるところから、やろう
世界史or日本史どっちにするか問題
必ず迷ってしまうポイントですが、『日本史』を選択する前に、じぶんとの相性をよく考えましょう
闇雲に「カタカナが嫌いだから日本史にしよう」とか「なんとなく漢字は辛そうだから世界史にしよう」など自己判断するのではなく、全ての社会科目の教科書・参考書に目を通すといいですね
- 「日本人なんだから日本のことっしょ!」
- 「漢字?そんなの書けば覚えられるわ!」
- 「日本のこと文化も政治も、いろんなこと知りたい!」
- 「なんだかんだ、世界史より暗記量少ないからね」
ズバリ、これに共感できるなら世界史よりも日本史向き!!
事実、日本史(天下統一を目指す閉塞的なフィールド)と世界史(領土拡大を目指す開放的なフィールド)を比較すると、基本的に日本史は縦の歴史なので、整理がしやすいです
また、僕が「通訳案内士」でかな〜り使い倒した日本の観光地をめぐる本です。こちらを読んでみてください
『旅に出たくなる地図 日本』
「旅に出たくなる」がキャッチーなフレーズですが、この本の地図上には、日本の観光地の情報や地域の文化・産業の解説がたくさんもりこまれてます
パラパラとめくってみて、「わくわく」「おもしろい」「かっこいい」「いってみたい!」と好奇心が湧き立つフィーリングを感じたら、日本史のGOサインです
日本史の初心者に理想の本
「さあ日本史の勉強始めよう!」って時、どの本から読むべきか迷ってしまいますが...
です。これは力説します。なぜなら・・・
- 簡潔にまとまりすぎてイメージが湧きづらい
- 国ごとの歴史がばらばら、地域ごとの歴史を整理しづらい
でして、日本史・世界史どちらの教科書にも通じる、初心者にとって教科書をおすすめできない理由です
そこで、図、写真、挿絵があって、詳しい解説が載っている参考書が理想です!
イメージが湧きやすい=覚えやすく、歴史(ストーリー)が整理がしやいからですね
そこでまずおすすめなのが『教科書よりやさしいシリーズ』を読了しましょう
『教科書よりやさしい日本史』
教科書をかな〜り簡潔にわかりやすく説明してくれる参考書です
初学者は教科書はNGと言いましたが、教科書の難解な点を対話形式と口語形式で補うようにさくさく読める本です
暗記というより、日本史の科目の全体のストーリーの流れを理解するホントしては群を抜けて素晴らしい・・
「日本史おもしろい!」と感じられれば、雪だるま式に知識が付いてきます
で、「覚えられてきたかな?ちょっと確認しようか!」となるので単元ごとでノート版でチェックしましょう
また参考書や漫画よりも「音声」が入ることで理解しやすい人も多いですね〜
動画の授業を観ながら手元の参考書を活用する「二刀流」がおすすめです
関連記事:『動画授業』と『参考書』の組み合わせが最速最強の勉強方法説!効率重視に勉強しようか!
スタディサプリ(日本史)
動画授業の鉄板はスタディサプリ!
月額980円で「わかりやすく、おもしろい」授業が受け放題は革命的です
『点の知識を線の知識に』がモットーの伊藤先生
点とは用語・語句にしかすぎませんが、先生の華麗な説明とストーリー解説で、点と点が繋がって線になります
「なぜ?」と「その後」のストーリーで結びついた日本史は、よく理解できると同時に、しっくりと定着して忘れにくいものになります
オーソドックスな教授法ですが、『点』に結びつく最強の授業を破格で受けられるので超おすすめですね
14日間も無料体験を実施中。ただで勉強して、板書内容・勉強方法など美味しいところ取りしてもいいかもしれませんよ?!
たま先生の日本史
独特の話口調で、観ていて飽きない授業!
基本の世界史からセンター試験80%を狙った授業です
サクサクテンポよくみれ、2倍速で2回みることで、他の人より倍速で日本史のレベルアップも夢ではありません
『まんが日本の歴史全シリーズ』
「絵=イメージ」を頭に入れると理解が深まり、ヴィジュアルでなが〜〜〜く残る記憶になります
教科書や参考書の活字だけではどうしても理解に苦しみやすいですよね・・
パラパラーッとストーリーをめくり、漫画の「ワンピース」を読む感じが理想です
歴史は本当に起こったとされる事実ですが、初学者にとっては「こんなことが昔にあったのか!!」のように今の時代とのギャップに好奇心が刺激されるはずです
歴史にあまり関心がないけども「やったほうがいいな〜」というネガティブイメージ持ってるひとのほうがむしろハマるきっかけになるのがマンガの魔力です
机に座る苦しい勉強のイメージを払拭すると、前向きにブーストがかかるので、勢いで日本史を極めにいってください
『金谷の日本史シリーズ(古代から現代)』
「なぜ」と「その後」がひとつの歴史の出来事に絡むのが歴史!
「これが流れってやつか〜!」と、ストーリーとして理解を深められ、マンガに慣れた後の取っ掛かりとして最強の1冊です
(古代から現代まであり、極めると大学受験の偏差値55〜60のレベルにまで到達できます)
日本史において知識を「納得して覚える」とは、日本史の因果関係、つまり「なぜ」と「流れ」を理解するということです。
細かい知識は後回しにして、まずは日本史の「なぜ」と「流れ」をつかむ。
そうすると、日本史の大きな流れを納得して覚えることができ、その周辺にある細かい知識(人物名など)は自然と頭の中に入っていきます。
この「なぜ」と「流れ」に焦点を絞り、今後の日本史学習の土台を固めることを目標とした講義本です
できるところから、やろう
以上、日本史に向いているタイプから、初学者におすすめな本たちを中心に紹介しました!
読んでくれたらおわかり頂けるように、「これから日本史を始めるよー!」ってひとは、
- 超〜〜わかりやすい通史本!
- 超〜〜わかりやすい動画授業!
- もはや勉強じゃない?マンガ!
のできるところから無理なくすすめましょう
どれをとっても難解すぎるものはないので、後は自分との相性を考慮するだけ!動画が好き!なら動画を、マンガが好き!ならマンガを、といったように取り組んでみましょう
日本史にかぎらず歴史科目は、できるようになるとおもしろくなり、またおもしろくなればできるようになるという「雪だるま式」にパワーアップできます
ぜひ参考にしてみてくださいね〜!