4年後の2022年、新しい社会科目『歴史総合』が誕生!
2018年現在の『世界史A』と『日本史A』が融合するグローバル時代対応の新しい歴史の形として注目を浴びてます
詳しくは以下の記事を参照してください
関連:新しい歴史学の潮流!「グローバルヒストリー」とは!?「ワールドヒストリー」と違うの?
後4年後ということは、今の高校生ではなく、今の小学校6年生の子たちからスタート!なのでぶっちゃけ、まだまだ未来のように感じるかもしれません
でも...いずれ来たる未来だし、「歴史総合が誕生するにあたって今のうち何をすべきなの?」って関心を掘り下げて、最強のスタートがきれる方法をさぐります
歴史総合で点数TUEEEができたら、当然2022年以降の大学入試も有利に運べること間違いないでしょう
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①:暗記に免疫をつけておこう
アクティブラーニングって叫ばれてるけど、覚えてなきゃ話にならない!
例えば...
大航海時代はヒトとモノの移動にどんな影響を与えた?
こうした議題で、アクティブにディスカッションしていこう!って時に....
「え??大航海時代何それ美味しいの」の状態だとさっぱりついていけません..
アクティブラーニングが推奨されてるから「っしゃ!覚える量が少なくなる!!」はかなり危険な考えで、あくまでも知り得た知識が前提になって進みます
結局のところ、「歴史は暗記だ」とは言いたくないども最低限の暗記は必要だよ!ってことになります
そこで、小学生のうちから歴史科目に対して免疫をつけておくと、中学高校でも難なく歴史の用語と説明も覚えられるようになります(あくまで準備ですが)
関連:【小学生向け】中学受験おすすめ社会参考書と独学勉強法決定版【随時最新】
②:歴史に難易度はない!って知っておく
中学から高校生になると全部の科目が一気に難しくなる...って構えてませんか?
そこで言えるのは、「歴史科目に難しいも簡単も無いぞ!!」ってこと!
中学から高校にかけて、覚える量がたくさんになるのは事実ですが、別に難易度とは直接関係はありません
史実(実際に地球上で起こったこと)にもとづく、地球の記憶について習っていくわけですが、これって今まで自分がやってきたことの体験・経験を覚えるのと実は似ているものなのです
対象が地球(世界or日本)になるか、自分になるかで、過去の出来事を覚えること自体は変わらず、難しいも簡単も測れないんです
関心が大きければ、まだ習っていないとしてもどんどん世界史・日本史を知ることだってできますし、それが難しいってことはありません
③:で、フライングで世界史をやってしまう
今の小学校・中学校の歴史では、日本史の内容が大きな割合を占めています
「日本史って今までの貯金があるからまあまあ楽できる!」
って高校生も多いんじゃあないでしょうか
それなら敢えて、今から世界史をやってしまえば、歴史総合を習う時にかなり有利でスタートを切ることができます
ちなみに唯一(?)中学生向けの「世界史」の参考書があります
中学校の「世界史」を20場面で完全理解
すでに絶版(?)ですが、唯一の中学校の「世界史」参考書です
世界史で大切な20場面(フランス革命など)にわけて、中学生でもたのしめる世界史が描かれてます
中学の歴史でも世界に触れる箇所(元寇など)がいくつありますが、特に、ややこしいところの理解を深める良書です
以下、中学生の「世界史」勉強方法に書いたので参考にしてくださいね〜
関連:中学生向けの「世界史」の勉強法とおすすめ参考書たち【大学受験へのフライングスタート】
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2022年までに戦略を完成させたい
『歴史総合』は単なる世界史と日本史をくっつけた融合の科目ではなく、大きなテーマ(近代化やグローバル化)の下で世界と日本の歴史2つの切り口から構成される科目です
今まで通りの参考書で通史を攻略するようなやり方では太刀打ちできないでしょうし、もっと言えば知識以上に鋭い考察力や創造力も求められる科目です
大航海時代はヒトとモノの移動にどんな影響を与えた?
この質問だと2022年の段階ではまだまだインプットにしか過ぎず...
大航海時代はヒトとモノの移動にどんな影響を与えた?これって現代と比較してどのように違う?
のように、過去と現代を結びつける思考力も試されます
変化の激しい時代で、その変化に敏感に反応できる能力が養われそうです
今から勉強しても早すぎることはないです。世界と日本を横断的に学ぶ『歴史総合』を考えるきっかけになればなと思います