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他にはない「おもしろい歴史に関する本たち!【ユニークすぎる歴史の描写】

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覚えゲーの歴史っておもろくないよね!

 

「歴史ってさ...暗記暗記暗記大杉ワロタ」って高校で歴史を習った人は十中八九愚痴を漏らします

  • 「いいクニツクロウ鎌倉幕府!ごろ覚え最高!orz」
  • 「ネルヴァ、トラヤヌス、ハドリアヌス....五賢帝orz」

 ただ呪文のように唱えては覚えて忘れる...これが高校の歴史の実態ですこれはまじ

 

...でもそれじゃあ意味ない

 

やっぱりね、生活に使えるようになって初めて「歴史っておもろいなあ」ってなる

 

そこで、「こんなのが歴史?!」「そこそこおもろいな!」ってなるおもしろい視点から描かれた歴史本を紹介していきます

 

単なる暗記ゲーじゃなく、 身近な生活に関わる歴史から知っていくと、興味もじわじわ沸いてくるんで、ぜひ参考にしてください

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 『武器の世界地図』

【内容紹介】

人類の歩みとともに進化してきた究極の「道具」の変遷をひもとく。
棍棒からドローンまで、歴史を変えた軍事テクノロジーのすべて。

第1章 棍棒から弓と戦車へ
第2章 中世、火薬の伝播
第3章 戦争変えた発明
第4章 銃の発達と塹壕戦
第5章 ガレオン船からUボートへ
第6章 空への憧れ、武器の宿命

人類の歴史では絶えず人と人が戦ってきましたが、この戦いを可能にしてきたのも『武器』の存在

 

テクノロジーが進化すると、武器の精度も磨かれ、脅威レベルも増していきますね

 

太古の昔は「石」を投げ、今は「ミサイル」を投げる...

 

テクノロジーによって驚異の姿が変わっただけで、「脅威の投げつけ」は人間の本質として変わらない....?

 

そんな武器を通じた人類史を描く本です

関連:北朝鮮のICBM発射と原始人の投石にみる、「脅威の投げつけ」の変わらなさ

『嫉妬の歴史』

【内容紹介】

喜怒哀楽とともに、誰しも無縁ではいられない感情「嫉妬」。

時に可愛らしくさえある女性のねたみに対し、本当に恐ろしいのは男たちのそねみである。妨害、追放、殺戮…。

 

あの英雄を、名君を、天才学者を、独裁者をも苦しめ惑わせた、亡国の激情とは。

 

歴史を動かした「大いなる嫉妬」にまつわる古今東西のエピソードを通じて、世界史を読み直す。

 人の行動の連続によって歴史は形作られますが、人の行動は常に理性的とは限らない...

 

ある感情が突き動かし、人の命をも奪う..

ある感情が突き動かし、財を築く...

 

人間の生活を営む上で誰しもが感じたことのある感情「嫉妬」

 

本書では「嫉妬」の感情を手がかりに、感情で突き動かされてきた歴史を描きます

 

高校の教科書の描写では現れない特異だけれども、人間の本質を突いたまじで面白い本です

関連:男の嫉妬は強烈?!男が恋愛で嫉妬する理由とその心理的な抑え方!

 『遊女の文化史ーハレの女たち』

【内容紹介】

遊女とはかつて「性」を「聖なるもの」として生き、神々と共に遊んだ女たちであった。

本書は従来の遊女史の枠を越え、万葉集、謡曲、梁塵秘抄、から御伽草子、近松、西鶴、荷風、吉行淳之介に至るまで、文学に現われた遊女像の系譜を辿りつつ、文化を育んだ「遊び」の姿を明らかにする。

ホイジンガの遊戯論に示唆され、比較文学の手法を駆使して試みられた遊女論であると共に、新しい文化論、女性論への展望を拓く意欲作。

日本文学における遊女の系譜・・

 

日本史の中で、遊女というと、廊の中に閉じ込められた人で、人身売買や人的搾取を想起させられがち

 

しかし、古代から近代まで、神に仕え、神と結婚した女としての巫女の系譜があったという・・ゆえに誰にも性的に所有されない存在であったという...

『貨幣の新世界史』

【内容紹介】

 私たちはなぜこれほどまでに「お金」に翻弄されるのか?


ウォール街の投資銀行家が、
2008年の金融危機の渦中で抱いたそんな疑問を解き明かすべく、25カ国以上で取材を敢行した。


人類誕生以前にまでさかのぼる貨幣のルーツ、前身は物々交換ではなく「債務」であるとする新説


金儲けで刺激される脳の部位の秘密


「足るを知れ」と説く宗教の真意、貨幣のデザインが物語る国家の盛衰の歴史など、


脳科学、生物学、行動経済学、歴史学、宗教学、古銭学ほか、様々な視点からお金の起源とその未来を探る。

「お金」の姿は歴史とともに変化してきましたが、その集大成とこれからの「お金」の姿について多角的にまとまった本!

 

僕はすでにキャッシュレスに乗っかり、財布すら持たなくなりましたし、ブロックチェーンがベースとなる経済圏も近未来に迫ってると考えると、時代スパンは短いものの、お金の姿の「変化」は超激動を向かえるでしょう

 

歴史の積み重ねから読み取れる、お金の「変化の法則性」を探る手がかりとして、最高の本でした

関連:『財布』はいらないと気づいた3つの理由!財布を持たない生活を始めようか!【キャッシュレス時代】 

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珈琲の世界史

【内容紹介】

先史時代から今現在に至るまで、コーヒーが辿った歴史を、起源に関する最新仮説なども交えながら、できるだけわかりやすく本書にまとめました。

 

近年話題の「スペシャルティ」「サードウェーブ」「純喫茶」なども、じつは混乱の多い言葉なのですが、それぞれの歴史をきちんと知れば、「なるほど、そうだったのか!」と目からウロコが落ちて、すっきり理解できることでしょう

「イギリス近代化の陰にコーヒーあり」

「フランス革命の陰にもコーヒーあり?!」

「世界のコーヒーをナポレオンが変えた?」

「コーヒーで成り上がった億万長者たち」

「東西冷戦とコーヒーの意外な関係」……などなど、学校で歴史の時間に習ったいろんな出来事が、じつは意外なかたちでコーヒーとつながっていることに、きっと驚かされるでしょう。

引用:Amaozn

コーヒーに含まれる「カフェイン」は集中力を研ぎ澄まし、生産性を向上させます

 

エチオピアが原産とされるそんなコーヒーは、中世のアラブ世界の発展に寄与したとされます

 

一方、ヨーロッパでは衛生的に水を飲めず、ビールを飲むのが普通でした

 

「酔っ払い」が町中に溢れ、集中力に欠けた人が増えると、生産性も劣っていきました

 

コーヒーと生産性を結びつけ、コーヒーの流通を手がかりに、社会の発展と国家の盛衰を描く、教科書には書かれてないユニークな歴史を体感できます

 

関連:「食べ物」を中心とした世界史を学べるおすすめ歴史本8選!

政治史だけじゃわからないもの

高校の世界史では政治・宗教史が中心で、大きな視点で書かれる特徴!

 

しかし、政治を動かすのは人でして、人のライフスタイルの行方によって政治に与える影響も変わり、政治の動向も変わります

 

歴史を動かす根底にある「人の生活」を中心に、暗記ゲーではない「おもしろい」視点とストーリーで描かれた歴史本を紹介しました

 

「歴史って...暗記暗記暗記大杉過ぎワロタ」

 

って愚痴るよりも、「じゃあどうやって生活に歴史を活かそうか」と考えると、歴史の面白みをどんどん感じれますよ