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古代アメリカ文明は絶対狙われる!アステカ帝国とインカ帝国の区別はしっかりね

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世界史選択の人!古代アメリカって勉強してますか??

 

おそらくほと〜んどの人が「え?古代っていえばメソポタミアじゃね?」「いや、中国っしょ」な感じだと思います

 

そりゃそうですよね、古代アメリカなんて試験でもまったく....

 

いや、、、出るのです!!!

 

古代アメリカはセンター試験の2017年度、2016年度ともにでてきてます

これで点数も4点、6点と差がついてしまうと足元をすくわれる、なんてもことも

 

今回は2018年度の試験でも問われてもおかしくない2つの文明を整理して、必ず結果にコミットさせる世界史をお伝えします

その2つの文明とは

  • 「アステカ文明」
  • 「インカ文明」

 これら2つです。特にセンター試験では、もうええんじゃないか?ってほど各文明の特徴をミックスさせた正誤問題が毎年のように出題されてます

 

今一度各文明について、じっくりみていきましょーか!

 

世界史全般については以前にも書いてるので参照ください

関連:大学受験『世界史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】

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アステカ文明とアステカ帝国

アステカ文明の場所:ユカタン半島

アステカ文明、明日テカーー!って無理やりおぼえておきましょう

そして、場所は女の子の名前みたいな、ゆかたん!な半島が発祥の地です

 

以下の地図はアメリカ文明のすべてを握るといっても過言ではないくらい重要なもので、これと同じような地図がそっくりそのまま一昨年のセンター試験にでて、アステカとインカの場所の違いについて問われました

 

アステカ文明は上!アステカ文明は上!!って唱えまくる!

もう一度、アステカ上!アステカ上!アステカ上!

はい、これで覚えられました、

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アステカ文明の前のストーリー:マヤ文明

その前には巨人顔面の像で有名なオルメカ文明、太陽のピラミッドで有名なテオティワカン文明が栄えましたが、一応目を通しておこう!くらいで試験の出現頻度はそこまでは高くはありません

 

栄枯盛衰が謎に包まれてるテオティワカン文明が消滅した後、マヤ文明が興隆をみせました

アステカ文明が栄えたユカタン半島に生きたマヤ人がすごいんです

 だって地球滅亡説のマヤ暦とかって・・占星術も栄えた証だってことですが、話は戻ってこのマヤ文明の特徴はというと...

  • 二十進法
  • ピラミッド状の神殿
  • 精密な暦
  • 絵文字

があげられ、特に二十進法は前々回のセンター試験で出題されたので、

もうすぐむかえるセンター試験では暦や絵文字が狙われそうですね〜

アステカ帝国の都:テノチティトラン

北方から来たアステカ人にマヤ文明の存在はとってかわられ、

このアステカ人の都がすんごくよく出てきます・・それはテノチティトラン!

 

どこかのRPGのモンスターにありそうな名前ですが、ぜんぜん街ですww 

今のメキシコシティなので、難関大学受験する人は覚えておきましょう!

アステカ帝国を滅ぼした人:コルテス

スペインは大航海時代に繁栄し、新大陸のアメリカ大陸へ進出しました

ちなみにこの時に、あのパイナップルが発見されました

関連:パイナップルは超高級品だった!パイナップルの歴史を辿ってみた!

 

とまあ、新大陸の野菜(とうもろこし、じゃがいも、とまとなど)が見つかるわ、ポトシ銀山でわんさか銀がとれるわで、スペインの征服者(コンキスタドール)が乗り出しした

1521年、スペインのコルテスという人物とその遠征軍がアステカ帝国の都テノチティトランに進撃し、 都を落としてアステカ帝国が滅亡しました

Retrato de Hernán Cortés.jpg

エルナン・コルテス - Wikipedia

 その時の残忍な虐殺の有様をスペイン人宣教師のラス・カサスが書とめ、『インディアスの破壊についての簡潔な報告書』として残っていますが、試験にも頻出ですし、真実をありのままに伝えるジャーナリズムの精神は大きな教訓でしょう

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 インカ文明とインカ帝国

さあ一方で南の大陸、南米のインカ帝国にせまります

アステカ帝国と必ず対になって問われるので、最後にまとめて整理しますね

インカ文明の場所:ペルー

 アステカ文明のユカタン半島ではなく、今のペルーにインカ文明は栄えました

縦になが〜〜いところで、アンデス山脈が連なってることろですね、アルパカ!

 

必ずアステカ帝国との組み合わせで出題されるので、

インカ下!インカ下!!引火したあああ!!!

って覚えると、アステカ帝国はおのずと上になるので、まちがえません

 

二度見て確認すれば記憶の定着を促されるのでもう一度!

引火(インカ)した南米大陸!明日鉄火(アステカ)くうぞ魚べいで、いや北米で!

 これでもう忘れません、北はアステカ・南のインカです

インカ文明の前のストーリー:チャビン文明

紀元前1000年、北部アンデス高地に、南米大陸最古の文明とされるチャビン文化が栄えていました

 

これはインカ文明とは全く出自が異るもので、地下の神殿、石造建築物、彫刻、宗教施設的なものが確認されました

 

確認できる文明ではチャビンが最も有名ですが、南米大陸には小国家や小さな集落が無数にあったとされ、栄枯盛衰を繰り返していたとされます。

その中でもナスカの地上絵で有名なナスカ文明やティアワナコ文明などがチャビン文明の次に名が通ってます 、まあほぼ出題されません! 

インカ帝国の都:クスコ

今のペルーの南部の観光都市のクスコにインカ帝国の都がおかれました

注意点は、アステカの都のテノチティトランは今のメキシコの首都のメキシコシティですが、クスコはペルーの首都ではないという点!

 

いや〜なひっかけ問題で出題されることもあるので、要注意!出題者の性格よろしくないですな

 

インカ帝国は太陽信仰の国で、皇帝は太陽の化身ともされてました

あのチョコレートの原料のカカオもインカ帝国では神様の飲み物だでしたね

関連:『ココア』って美味しいけど誰が作ったの?『カカオ』の起源と歴史を辿れば見えてくる! 

 

インカ帝国の特徴いえば・・

  • 文字ではなく、キープ(結縄)の使用
  • クスコを中心とした東西南北への道路網
  • 皇帝、貴族が中心のピラミッド社会

なところでして、出題頻度でいえばキープがダントツでトップです

インカ帝国といえばキープで覚えておけば問題なしです

インカ帝国を滅ぼした人:ピサロ

 滅ぼした人もミックスで出題されるのでアステカ帝国との違いを明確にしましょう

いん

1533年、同じくスペインのコンキスタドールのピサロによって滅ぼされました

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フランシスコ・ピサロ - Wikipedia

 インカ帝国最後の皇帝アタウワルパの即位直後、ピサロとその遠征軍がインカ帝国に上陸し、ピサロは平和使節団と名乗る一方で皇帝のアタウワルパは警戒し監視し続けました

そして、宣教師が皇帝へキリスト教へ改宗せよと命令を下して聖書を差し出しましたが、皇帝はブチ切れて聖書を切ってしまうことに。そのタイミングと同時に武装したスペインの遠征軍は急襲し、皇帝を捕虜としました

そして間もなく皇帝は処刑され、インカ帝国の滅亡となりました

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最後にこのまとめだけは覚えよう

センター試験では必ずミックスさせた正誤問題で登場します

 

最後にこれさえ覚えておけば2点は救われるってメモをのこします

それはすご〜くシンプルで...

アステカ帝国・北米・マヤ文明・テノチティトラン・コルテス

インカ帝国・南米・チャビン文明・クスコ・ピサロ

 というもので、帝国名・場所・古代文明・都・征服者の一致不一致を完全マスターしましょう

 

以上、地味にさり気なーく毎回登場するこの範囲。

試験直前にでもさくっと覚えれば数点確保の、おいしいプレゼントですおっおっ