こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学1年生から大学院の修士2年までフランス語の勉強を継続してました
最後の研究対象もフランスの旧植民地の歴史で、フランス語史料を読み解く毎日を過ごしてました😌
そこで思ったんです
下記のツイートをしました
【興味あれば連絡ください】
— まこさん@世界史ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年3月16日
誰か1人、英語ではなく「フランス語」で慶應大学の受験しませんか?
文学部、法学部、総合政策学部、環境情報学部で受験可能です
学習時間は0だと思うので、積み重ねは必要ですが指導します。
英語の問題レベルと比較すると遥かにやさしいので、チートかもしれません。
単刀直入に言うと、語彙レベル・文章量を考慮すると英語受験よりもフランス語受験の方がかなり易しく、受験もかなりイージーになるのでは?!という仮説のもとの提案です😌
フランス語入試の機会は増えてる?
ここ5年6年で明らかにフランス語入試可能な大学は増えてきますよねー!しかも第二外国語を選択できる高校も増えてきてると聞きます
僕が受験生の頃、フランス語受験に関する情報なんてほとんど触れなかったです
今となっては、首都圏の難関大学では英語の他に、フランス語・ドイツ語受験の機会はどんどん増えてるんですね 。「第二外国語」が重要視され始めてる背景があります
そこで、フランス語受験可能な大学は以下の通りです。主に首都圏の難関大学をピックアップしました
- 慶應大学(文・法・総合政策・環境情報学部)
- 早稲田大学(政治経済・法・教育・商・文化構想・文)
- 上智大学(全学部→ドイツ語・フランス語共通統一試験)
- 明治大学(法・商・政治経済・文・理工・農・経営)
- 立教大学(なし・・・)
- 青山学院大学(文学部フラ文)
- 中央大学(文学部のみ)
- 法政大学(なし・・・)
立教大学・法政大学ではまだ英語受験な一方で、同じMARCHの明治大学をみてみるとほと〜んど全学部でフランス語受験が可能です
びっくりですよね〜。あの早稲田大学もフランス語で受験できるなんて。フラ語受験勢の一際違う感は良い意味で異常でかっこいいと思います笑
そこで 「フランス語勉強してるし本気で受験を考えてる」、あるいは「まだ未習だけどもできるなら挑戦したい」という人にむけて、下記より受験の裏ルート(?!)のフランス語受験対策についてまとめます
スポンサーリンク
①:まずはセンター試験(共通テスト)に向けて勉強
二次試験や私立大学の英語受験もまずはセンター試験で点数を取ることから目指しますよね?
フランス語も同様にセンター試験(2020年〜は共通テスト)を目安に勉強を進めます。しばらくの目標は160点!!!
まずページとYoutubeでアルファベットをマスターしましょう
ネイティヴのフランス人も小さい頃に、泣きながら紙の上に何度も書いて覚えるようです
「っしゃアルファベット覚えたぜ!」と勝利の宣言とともに、次に簡単な文法から簡単な用言まで覚えていきます
『フランス語 初歩の初歩』
レイアウトがすっごく見やすくて一番初めの初心者でも難なく始められます
「英語と全然違うやん、死ぬw...」って抵抗もないはずです
ありがとう、ごめんなさい、はじめまして
これをフランス語で使えるようになると、世界が広がります😌
基礎の基礎から文法・単語へ
「ボンジュール!ジュマペール〇〇!アンシャンテ!」の簡単な挨拶をマスターし、フランス語の基礎の文章の読み書きができるようになると面白さがどんどん増してきます
いよいよフランス語の本格的な文法ですが、特に初学者向けの文法書は『わかりやすいにもホドがある!』が一押し
*多くの高校では「フランス語の授業」はありませんね。フランス語の文法は英語と比較すると、活用や時制も複雑なポイントが多くて辛いかもしれません😭そんな中、辛くても0から文法を独学できる良書を厳選しました。
『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』
最初に書いた、フランス語独学初心者にとって外せない条件
- 基礎の基礎から説明が詳しい
- 問題演習ばっかりは辛い
- レイアウトが超みやすい
その全てにはまってるのが本書です
英語と違って挫折が何よりも恐ろしい「フラ語」。着実に一歩ずつ歩ませてくれる最強でコスパ良しの本でした
薄くて軽くてわかりやすい!
これだけコンパクトにわかりやすいエッセンスが詰まってるなんてそうは無いです。さすがAmazonレビュー1位...
そして、英語でもアップル!ゴー!ウォーター!の基本中の基本の単語を覚えますね。フランス語でも同じように「0から」覚えます
『これなら覚えられる!フランス語単語』
『これなら覚えられるシリーズ』は外国語の単語帳の鉄板ですね。基本単語1500語が収録の見出しが単純明快のシンプル神!!
やり方は
- まずは10個覚える
- 次の日に昨日の10個と新しく10個覚える
- そして次の日は前の20個と新しく10個覚える
を毎日絶対のルールでできれば、フランス語のボキャブラリーは雪だるま式についてきます
僕はこ〜〜んな感じで「書き殴りペーパー」で書いて書いて書きまくって紙がダークマターと化しました←
結果覚えられるので問題なしです
時には根性も必要だってことです
『フランス語文法 実践講義ノート 』
どの文法よりも優れてる究極の文法書の『フランス語文法 実践講義ノート』には全ての文法事項が網羅されてます
センター試験終わった後も大学のフランス語授業でも、フランス語圏での留学先でも有効活用できます
ここまで文法・単語を仏検5級から4級のレベルに到達します!
センター試験で160点以上狙うなら、このレベルまで高3が始まる前に達していたいところです
*ここまで独学で到達したらビデオ教材もありです
基礎的な単語・文法・文章読解を終えたら、あとはより専門的なフランス語教材のビデオのルートもありです
中でも「フランス語学」の研究ノウハウの蓄積に定評のある「アンサンブル・フランセ」は一番安心できますね。僕もビデオで読解を中心に勉強してました^^
『仏検4級スピード合格』
センター試験(共通テスト)のフランス語では5級の力があば200満点中50〜100点に届くレベルでしょう
フランス語試験の平均点が高いこともあって、ここで勉強を止めてはいけません😌
基礎力(仏検4、5級レベル)が身についたら、目指すはフランス語検定2級の取得!2級を目指す単語と熟語(ボキャブラリー)はこれらで十分です
初級のフランス語単語を覚えた要領でボキャブラリーを増やし続けます
仏検3・4級単語集・仏検2級対応仏検重要表現・熟語集
仏検2級対策の中で、何回もやって欲しいのがこの2冊の問題集ですが必ずボキャブラリー強化と同時進行でやること!
この予想問題集は、過去問分析の頻出範囲で構成されてます
完璧に仕上げると、2級で通用する能力をつけるどころか、センター試験で満点取れるレベルを通り越してしまいます
完全予想仏検2級-筆記問題編・仏検対策2級問題集
2級レベルは、フランス語圏で生活したり、ネイティブと基本的な会話ができる最低限必要なレベル
センターで160点を取るには3級で十分太刀打ちできますが、満点とか大学で留学してもっと極めたいのなら2級の取得を目指していきます
スポンサーリンク
②:センター試験の過去問に挑戦する
普通の高校生ならまずはやる機会のないフランス語センター試験。過去問はこちらから確認どうぞ!
以下はセンター試験の長文の1段落の抜粋です。仏検3級レベルの人は「読める..読めるぞお!」っと興奮します←
出典:2018年度:センター試験
どう??読めた???
センター試験の過去問の勉強方法は下記の通りです
- 時間無制限で自力で解く
- ミスした問題にチェック!
- その問題の解説を熟読。必要あればメモ
- その問題の該当分野を参考書で強化
- もう一度、解いてみる
時間制限ありバージョンでも繰り返せば、みるみるフランス語の力がついてきます
毎年難易度に大きな差はないので、一度160点を叩き出せば安定した得点力を保てます😌
③:志望大学の過去問演習→復習へ
ここからが本番。志望校のフランス語の過去問に移ります。センター試験のフランス語で160点以上の実力が備わっていれば恐るるに足らず、です
*注意*
大手予備校のネット上でもフランス語の過去問の掲載はほとんどありません。自分自身で大学の過去問(赤本)の調達をお願いします
例えば慶應大学のSFCのフランス語の入試問題はこんなです
2019年度慶應大学SFCのフランス語の問題です
— まこさん@世界史ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年3月16日
問題:「警官はなんていってるでしょーーか??」
解答:「あのー証書をお見せできますかあああ???」
こんなもんでOKです。正しく頑張れば1年で英語勢よりも高得点奪取です😌 pic.twitter.com/dPi7jKftGH
実際ね、本音を言うとね、英語よりも馬鹿みたいに易しいイージーすぎ!!
ここまで勉強できたら思うはず。満点だって夢じゃないくらいです
各大学のフラ語過去問も下記のように進めます
- 時間無制限で自力で解く
- ミスした問題にチェック
- その問題の解説を熟読。必要あればメモ
- その問題の該当分野を参考書で強化
- もう一度、解いてみる
センターと変わりはありませんね。ここまで勉強してきたなら大丈夫なはずです。フランス語を大学受験で得点源にして合格を勝ち取ってください😌
「ワイ、ふ、ふ、フラ語入試なんだ(真顔)」と入学式で隣の人に話せば良い意味で只者じゃない扱いを受けましょうね笑
スポンサーリンク
独学、独学を頑張ろう。
高校の授業で扱わないフランス語。独学は回避できない分、しっかり実力をつけるとおいしい果実を手に入れることができます
中学から高校3年までの英語歴から塗り替える新たなチャレンジ。ほぼ0から開始というので負担は滅茶苦茶重いかもしれません
が、同じ英語受験における語彙レベルや問題構成の難易度を比べると、フランス語の大学受験は圧倒的にイージーです
いまだに100人ちょいしか受験者数はいない、ある意味で隠しコース
将来的な英語話者との差別化をはかる意味でも先見の明かもしれません。ぜひフランス語の門戸を開いてみて下さいね。応援しています😌