こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学1年生〜大学院2年の約6年間、フランス語の勉強を続けてました
本記事では「フランス語を第二外国語として選ぶメリット」について、僕の経験をもとにまとめます!
4月になって「第二外国語としてフラ語やろうと思うけど、それって四月病かしら??難しいのかな??でもやってみたい!!」という人は多いのではないでしょうか??
そんな新大学生の方に向けて良い記事が書けたらなと思っております😌
要点は以下の3つです
- 公用語・話者人口の多い、国連公用語
- クラスの女子の比率が超高い
- 英語の勉強が超スムーズになる
それでは早速、順番にみていきます
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公用語・話者人口の多い国連公用語
「世界で最もパワフルな言語ランキング」(2016年:World Economic Forumが発表しました)があります
この統計では
- 地理力
- 経済力
- コミュニケーション力
- 知識&メディア力
- 外交力
を評価基準に「パワフルな言語」を選定するもので、フランス語のポジションを確認してみて下さい
- 英語 0.889
- 中国語 0.411
- フランス語 0.337
- スペイン語 0.329
- アラビア語 0.273
- ロシア語 0.244
- ドイツ語 0.191
- 日本語 0.133
- ポルトガル語 0.133
- ヒンドゥー語 0.117
出典:These are the most powerful languages in the world | World Economic Forum
フランス語はなんと世界のパワフルな言語第3位にノミネート。特に外国力が際立って上位にランクインするとこまできました
でも、まだまだこれから
フランス語の話者人口の爆増に着目です
今は、フランス本土やカナダだけでなく旧植民地だったアフリカの国々(モロッコ、チュニジア、アルジェリア、ガーナ、ニジェール、コンゴ)の公用語のフランス語
その多くは発展途上国で、人口が増えるにつれて、話者人口も増えると予測されてます
現在の言語別の話者人口は第10位ですが、2050年にスペイン語に続いて第4位に入るほどの話者人口の増加率です
コミュニケーション可能な母数が圧倒的に増えるので「将来的にビジネスをしたい!」って人は有利に働く可能性大なのです
*フランス語圏の世界地図
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
出典:http://www.multilingirl.com/2017/07/most-influential-language-in-the-world-2050.html
国際連合(EU)の公用語としてフランス語は大切ですね!フランス語圏のスイスには、国連の本部があります
国連で働く求人では英語話者が圧倒的に多いのが実態ですが...フランス語をマスターして差別化できれば国際競争社会で優位に立てる可能性も大きいですね!
それ以外にも商社・旅行・航空業界や翻訳・通訳業のフランス語も引っ張りだこ。英語話者の供給過多になった時、美味しい思いをできるかもしれませんね?!
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クラスの女子比率が超高い
男子諸君、大学入学した4月速攻彼女作りたいよな??
フラ語。フランス語をやろう
フランス語のクラスの男女比の女子比率の高さは凄い。どのくらいの比率かというと料理教室に潜り込んだくらいの感覚。「さあマカロンをみんなで作りましょう」って勢いの男女比です
僕の大学1年生時の「フラ語クラス」の人数をぶっちゃけると、合計25名。そのうち女子21人・男4人でした
これがマカロン教室です
授業の挨拶「ボンジュール」では無駄に低音が響きます。ジュールの「r」の発音が下手くそな男子勢。圧倒的だめな男たちです
こうしたクラスの雰囲気は中国語・ドイツ語では絶対経験できないです。男子比率高めツートップ言語です
*なぜ、フラ語は女子が多くて、中国・ドイツ語は男子が多いのか?この疑問については別記事にて考察します😌
特に男子校卒業して現役で大学生なってフランス語選択したんていったらね、そのギャップにやられないようにして下さいね(ガチ)
英語の勉強が超スムーズになる
とはいえ「英語も本気でわしゃやりたいんじゃ。なんでフラ語やらんといけないの?」と一点張りの大学生も多いはず
結論:フラ語やれば英語学習が滅茶苦茶楽になる
です
細かい言語的なルーツの話は割愛しますが、英語とフランス語は言語的に親戚のようなもので、単語・文法・文章構成まで似たり寄ったりなんですね(下記のような感じです)
- difficult、interesting、language(英語)
- difficile、intéressant、langue(フラ語)
フランス語を勉強すると「あっ!この関係代名詞の使い方は英語とおんなじやー!」「あっ英語でこの単語知ってるからおそらくこんな意味!」ってタイミングが沢山あります
欧州諸国の人たちは何言語もマスターするマルチリンガルが多いですよね。それもこのような言語的な親和性が関わってるんです
似てるだけじゃなく、英語の方がシンプルです
フラ語選択者は口を揃えて「英語の方がシンプルじゃない??簡単じゃない??」とぼやきます
具体的には
- 「英語より文法が複雑!男性名詞・女性名詞もあるし、リエゾンとか音も滅茶苦茶繋がるし超聞き取りづらい・・」
- 「英語の方が動詞の活用がすごくシンプル。フラ語なんなん。再帰代名詞とか仮定法の動詞変形とか多過ぎワロタ」
などです。挙げたらもっとたくさん出てきそうです
でも、これを逆手に取ると「頑張ってフランス語を勉強して、慣れてきた後に英語に戻ると、やりやすくて捗るし、英語に自信がつく」というメリットを享受できるんです
英語に若干苦手意識がある中で、フランス語に必死に食らいつき、また英語に戻った時の「できるようになった感」は今でも忘れません笑
そのくらい「英語学習の背伸び効果がある!」というのがフランスを第二外国語として学ぶメリットです
英語とフランス語の難易度的な違いをコンパクトにまとめると・・・
-
英語:とにかく文法がシンプル。「文体でも必要なことを的確に効率良く伝える言語だなあ」と感じる→勉強しやすい。
-
フラ語:とにかく文法が複雑。「文体では名詞も動詞も活用パターン多過ぎだし、まわりくどい言語だなあ」と感じる→勉強しにくい
な具合ですね。敢えてフラ語漬けを経験することで英語に自信をつけてみましょう
これは筋トレのようなものです。少しだけ重たいダンベルで鍛錬を積んで「いつのまにか筋肉ついた???」という経験はありませんか?
フラ語と英語の関係も同じで「いつの間にか英語を早く読めるようになった?」と感じることができるのです😌
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まとめ:フランス語を0から始める人へ
以上!第二外国語のフラ語のメリットをまとめると
- 公用語・話者人口の多い、国連公用語
- クラスの女子の比率が超高い
- 英語の勉強が超スムーズになる
です!特に新大学生は参考にてもらい、言語選択の際に念頭に置いてもらえたらなと思います😌
もしフラ語に決めた!!!なら下記2冊は0から始める人にとてもおすすめな入門書です。参考までにどうぞ!!!
『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』
- 「フランス語ってどんなの?!」
- 「フランス語を軽く触れてみよう!」
といった初歩の初歩の学習者向けです
解説・内容も詳しく、苦手意識を無くすはじめの1冊として最強のコストパフォーマンスです
『これなら覚えられる!フランス語単語帳』
基本単語1500語が収録され見出しのシンプルな例文も超便利です。大学指定の基礎文法のテキストと並行して少しずつ単語も覚えるといいですね
英語の「Go」や「Apple」の基本単語と同様に、フランス語も0からみっちり覚えます
基本単語の大切さは英語で学びましたね。studyがわからなければ何も始まらない、と一緒ですよーー!😌
▼入門書を卒業した後、さらにフランス語の高みを目指したい場合、以下の記事に仏検1級までの道のりをまとめました。一読してもらえたらなと思います!