しぇあ・ざ・わ〜るど

THE SIMPLICITY

シンプルに、ものを書く

フランス語検定5級〜1級までの参考書と独学勉強法決定版!【0からのフランス語学習でも大丈夫です】

スポンサーリンク

Bonjour à tous!(皆さんこんにちは!)

 

大学院時代の研究でフランス語をフルに使ってた僕が上手くいった【0からフランス語を始めてフランス語検定1級を目指せる】参考書と勉強方法を全て残します!

 

本記事では以下のように初心者・中級者・上級者のレベル別にわけて紹介します 

  • 初心者=はじめての人からフランス語歴1年未満の人(目安:フランス語検定5級〜4級)
  • 中級者=フランス語歴1年〜3年(目安:フランス語検定3級〜2級) 
  • 上級者=フランス語歴3年以上(目安:フランス語検定準1級以上) 

 

「フランス語!興味あったけど!始めかた輪からない!!」

「フランス語!英語に加えてもう一つ言語をやりたい!」

 

という人には最適な内容かと思います!該当するレベルから順に読み進めて下さいね。それではみていきましょう!

スポンサーリンク

 

 

はじめに:フランス語検定とは?

【フランス語検定とは?】

日本の学習者を対象として、文部科学省および在日フランス大使館文化部の後援を受け実施されるフランス語の技能検定試験は、この「仏検」の他にはありません。

 →日本の学習者を対象とした唯一のフランス語検定試験

引用:仏検の特徴とメリット | 仏検のAPEF/公益財団法人フランス語教育振興協会

 

つまり日本人対象のフランス語の技能試験ってこと!僕たちは「仏検」と呼んでますね!実際に「仏検」を取得するメリットはたくさんです

 

  • 仕事・就活にもつながる!
  • 大学・留学などの入学資格につながる!
  • 「通訳案内士」の試験免除にもなる(1級)
  • 単純にかっこいい〜〜!

が「仏検」取得を目指すメリットかなと思います。今では英語以外の言語を学ぶ多様性も重要視され、第二外国語教育・人材育成が活発になってきてます😌

 

特に

将来はどうつかう??

 

ってのが一番の関心ごとかと思いますが、結論を言うと、「使おうと思えばいくらでも使えるし、使わなければ一生使えない!」です

 

フランス語圏(フランコフォン)では人口爆増のアフリカをはじめ、世界全体で話者人口は増える一途を辿ってます!!

 

*フランス語圏の世界地図

f:id:makoto-endo:20180126132204p:plain

出典:http://www.multilingirl.com/2017/07/most-influential-language-in-the-world-2050.html

 

商社系・旅行系・航空系・通訳や翻訳業を中心にフランス語の実用的な需要はかな〜〜り高まってるといえるでしょう

 

また、国際連合(EU)の公用語としてフランス語は大切ですよね。フランス語圏のスイスには、国連の本部があります。世界の権力を持つ人たちはフランス語を話す集団かもしれません

 

国連で働く求人では英語話者が圧倒的に多いのが実態ですが...。(知り合いのフランス語をマスターして差別化できレバ、国際競争社会で優位に立てる可能性も大きいのです

 

*2019年度の出願に関しては「仏検事務局」のツイッターをみるとわかりやすいですよ〜   

公式HP:仏検のAPEF/公益財団法人フランス語教育振興協会 

スポンサーリンク

 

はじめてのフランス語学習者におすすめ参考書(仏検5級・4級へ)

f:id:makoto-endo:20190407090446p:plain

フランス語を0から始めて「仏検」を目指す場合、5級・4級突破を目標に進めます

 

英語の勉強と同じように、アルファベットと発音を丁寧に覚えます

 

 以下の『学校行かずにフランス語!』のアルファベットのベージで、マスターできます

参考:フランス語のアルファベ :学校行かずにフランス語!基礎編

ネイティヴのフランス人と同じように、紙の上に何度も何度も書いて覚えます

 

最初は「r(エール)」の発音など、英語と全然違うやん!!!とびっくりの連続です。これもまた第二外国語の洗礼・・・粘り強く書いて書いて覚えましょう

 

フランス語のアルファベット・発音をマスターした後、いよいよフランス語の基礎文法の世界に入っていきます

 

『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』

  • 「フランス語ってどんなの?!」
  • 「フランス語を軽く触れてみよう!」

といった5級を目指すビギナー向けに最適な本です

 

解説・内容も詳しく、苦手意識を無くすはじめの1冊として最強のコスパを発揮します

 

フランス語の基礎文法と平行して少しずつ単語も覚えるといいですね

 

 英語の「Go」や「Apple」の基本単語と同様に、フランス語も0からみっちり覚えます。基本単語の大切さは英語で学びましたね。studyがわからなければ何も始まらない、と一緒です😌

 

『これなら覚えられる!フランス語単語帳』

『これなら覚えられる』シリーズは鉄板!

 

基本単語1500語が収録され見出しのシンプルな例文も超便利です

 

付録の2枚のCDを有効に使って、毎日寝る前など聴いてフランス語耳を鍛えます。僕は通学の片道30分は必ず音声を聴く習慣をつけてましたよ〜〜

 

フランス語学習で絶対外せない『単語』が収録されてるので、全て覚える覚悟で取り組みましょう。

 

 『フランス語文法 実践講義ノート』 

どの文法よりも優れてる究極の文法書です

 

 『フランス語文法 実践講義ノート』にはフランス語の全ての文法事項が網羅されてます
 
仏検5級レベルの基礎文法から、仏検1級レベルの上級文法までフランス語勉強を続けている間の「バイブル」としていつでも机の脇に置きます
 
問題集を解いて「わからなかった」「あやふやだった」問題があればすぐにこの文法書に立ち返り、重点的に補強することが大切ですね
 
ここまで文法・単語を勉強し復習を継続できると、仏検5級から4級のレベルに到達します

 

主に基礎的な文法がメインで、初学者でもあっという間に取得できます。

 

*仏検の過去問のサンプルを公式HPでチェックできます。予め目を通して「どんな勉強で進めたら良いのか?」を自身で考え抜くことも大切です

apefdapf.org

*ここまで独学で到達したらビデオ教材もありです 

基礎的な単語・文法・文章読解を終えたら、あとはより専門的なフランス語教材のビデオのルートもありです 

 

中でも「フランス語学」の研究ノウハウの蓄積に定評のある「アンサンブル・フランセ」は一番安心できますね。僕もビデオで読解を中心に勉強してました^^

 

フランス語ビデオ講座【アンサンブル・フランセ】はこちら

 

仏検5級と4級の対策本はこちらがベストです

『仏検5級 スピード合格』

『仏検4級 スピード合格』

勉強の進度確認やモチベーション維持の為の受験としてありですが、飛び級で3級を目指すことがオススメです

 

何故なら会社など社会的評価を得られるのは3級以上だからです

   

*この段階で「単語覚えられないよーー!」って人こそ、外国語学習は忘れたら繰り返す反復こそ命と肝に銘じましょう

 

僕は単語・熟語練習はこのように殴り書きしてますww

f:id:makoto-endo:20151118213834j:plain

参照:『殴り書きノート』はおすすめできる?暗記勉強法を模索してみた! 

中級者おすすめ参考書(仏検3級・2級へ) 

gray bridge timelapse photography

このレベルで目指す目標は、フランス語検定2級の取得(もしくはDELFB1、B2)です   

 

『仏検3・4級必須単語集』

『仏検2級・3級対応 フランス語重表現・熟語集』

 

初級レベルを乗り越えた感覚で、ボキャブラリーをこつこつ増やします

このタイミングで、基礎単語の抜けを感じたら同時に復習も同時進行でやります 

 

2級を目指す単語と熟語(ボキャブラリー)はこれらで十分ですね

次に2級にむけた問題集に入っていきます

 

『完全予想仏検2級-筆記問題編』

『仏検対策2級問題集<CD付>』

仏検2級対策の時に何回もやっておきたいこの2冊の問題集です

 

 この予想問題集は過去問分析の頻出範囲で構成されてます

 

コレを完璧に仕上げると、2級で通用する能力をつけることができます

 

僕自身も繰り返しやって2級を突破しました!

 

2級は、フランス語圏で生活でき、ネイティブと基本的な会話ができる最低限必要なレベルです

 

個人的に「5級4級はフランスに行っても話すこと自信がなくてブルー。2級を取るとフランスに行って現地の人と絡むのが楽しくなる!!!!」という境界を感じました😌

 

今一度、こ対策問題集のやり方を整理すると...

  1. 時間無制限で自力で解く!
  2. ミスした問題をチェック!
  3. その問題の解説を熟読!
  4. その問題の該当分野を参考書で強化!
  5. 次の日にもう一度、解いてみる!

 これを時間制限ありバージョンでもチャレンジできれば、みるみるフランス語力がつきます

 

実践的なディスカッションや翻訳など、フランス語スペシャリストへのスタート地点なのです!

 

上級者おすすめ参考書(仏検準1級以上)

blueberry fruits on branch

 仏検1級では、社会的評価もとても高くハイレベルな言語運用能力が求められます

 

実際のニュース・新聞・小説からの出典が多いのが仏検1級の特徴です。

 

経験上、参考書よりもフランス最大のニュースメディア「Le mond」「Le Figaro」の生のフランス語コンテンツを毎日読む習慣をつけるといいですね

 

 

新しい単語・熟語はメモを取るようにし、こつこつと積み重ねていくこと!日本語訳と文法の分解もできたら尚素晴らしい!!

 

読解力向上の秘訣です。このニュースのラジオやテレビ放送も見れるのでおすすめです

www.lemonde.fr

www.lefigaro.fr

 

具体的に1級対策でどんな参考書・問題集をやればいいのかについて、具体的に以下のものがおすすめです

 

『仏検公式ガイドブック1級』

最終目標の『仏検公式ガイドブック1級』をザックりと読んでみます

 

今のレベルから「どのくらい引き上げるべきか?」「どんな勉強をしていくか?」と戦略を練るといいです

 

単語・熟語はかな〜〜りレベルが高いものであると気づきます。

『仏検準1級・2級必須単語集』

ここまできたフラ語の熟練者は、単語・熟語の覚え方について問題はないでしょう

 

自信を持ってコツコツ継続的にボキャブラリーの蓄えを増やしてくださいね

 

後は公式の問題集で実際の試験問題の形式に慣れていきます

『仏検対策準1級・1級問題集』

『仏検準1級直前チェック』

 もう一度こうした問題集のやり方をおさらいします

 

  1. 時間無制限で自力で解く!
  2. ミスした問題をチェック!
  3. その問題の解説を熟読!
  4. その問題の該当分野を参考書で強化!
  5. 次の日にもう一度、解いてみる!

 

のように解いて復習を繰り返すと確実に仏検1級合格レベルに到達することができます

 

特に1級は語彙レベルも青天井でかなりハードルの高い級です

 

まとめ:仏検、仏検をやろう

僕の経験にもとづフランス語検定5級から1級を目指す参考書と勉強方法を紹介しました

 

外国語学習の肝はなんといっても貪欲な継続です。途絶えた時点で忘却の二文字が待ち構えてます・・

 

1日1時間では超〜〜〜甘いんです

 

1日3時間以上をうまく確保して参考書・ラジオ、ネット記事で毎日フランス語に触れる、それを継続できるかです

 

なんといってもフランス語学習の1番大きなメリットは英語学習者との差別化。

 

中学・高校では習わないこそ、マスターすることであなたの希少価値が上がること間違いありません

 

せっかく勉強するならば、1級習得を目指してみてはいかがですか?一緒にフランスでワインとチーズを堪能しましょう。参考になれば幸いです!それではBon Courage!!😌

  

フランス語ビデオ講座【アンサンブル・フランセ】はこちら

 

▼初めてフラ語に触れる人は大学入学後の「第二外国語の授業」かと思います

本記事を読んでフラ語やりたいなー!と思ってもらえたら最高ですが、一応他の言語と比べたい場合に以下の記事に情報をまとめました!参考にして下さいね。

関連:大学生の「第二外国語」は何がいいのかまじめに考えてみた【おすすめ第二外国語決定版!】