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大学生の「第二外国語」は何がいいのかまじめに考えてみた【おすすめを難易度と有力さで判定しました】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。第二外国語、何にしますか?僕はフランス語を選んで、前期のテストで爆死しました

 

第二外国語は何がいいの??PLEASE TEACH ME

 

との質問をもらいました

 

 思ったんです

 

”いい”って、一体何が”いい”のだ!?

 

「あの人はいい人だね」と言うときも何が?どこが?!具体的には?とに掘り下げますよね、そんな”ふわっと”具合です

 

第二言語の”いい”について、僕なり仮説があります

 

それは

  • 最小努力で単位が取れていい!
  • 将来使えていい!
  • 勉強してて楽しくていい!

 

のどれか、あるいは複数を満たすものだと思います

 

これは大学にいた頃の肌感覚と大人と接する経験によるものがおおきいですが、あながち間違って無いと思います

 

本記事ではこの3つの仮説をもとに、それぞれに見合ってる「第二外国語」をまとめます!

 

ちなみに以下は、【バイリンガル以上が基準の転職サイト】と【最新の外国語学習サービス】です

 

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①:最小努力で単位が取れていい言語

baby beside green textile

最小努力。より少ない時間で済んでそこそこ習得できて、なおかつテスト期間前もえぐらずにサクッと単位がもらえる言語

 

第二外国語といえば(一般的に英語を除く)

  • 中国語
  • フランス語
  • イタリア語
  • ドイツ語
  • ロシア語
  • アラビア語
  • 韓国語
  • ポルトガル語
  • スペイン語

 

が主流だと思います。外国語専門の大学・学部にはウルドゥー語やヘブライ語、ラテン語やヒエログリフまでありますが、履修者は超希少種なのでここでは触れません

 

むしろいたら個別に話しましょう(^_^)

 

まずは「難しい」言語を見破ろう

 しばしば「世界の難しい言語ランキング10」のようなコラムがあります

しかし、第二外国語は「どんな母国語を話しているか」によって依存します

 

さらにぶっちゃけると、このランキングは「英語話者により」「英語話者のために」公表されてる場合が多いです

  

つまり

 

  • 母国語が日本語の人のスペイン語
  • 母国語がフランス語の人のスペイン語
  • 母国語がペルシャ語の人のスペイン語

 

のパターンそれぞれで、スペイン語の勉強で感じる「難しさ」は違い、そしてスペイン語に近ければ近いほど「易しい」ということになります

 

言語学的な細かい話題はここでは割愛しますが、上のパターンでスペイン語により近いのはフランス語です

 

*ふたつとも『インド・ヨーロッパ語』です。言葉の親戚のようなものです(チート)

 

よって、フランス語=母国語の人は他の2人と比べてイージーにスペイン語を習得できるというわけですね

 

彼は「スペイン語なんてヌルゲーだぜ🌟」とスペイン語ですぐ言ってきます間違いありません(偏見全開)

 

『アルタイ語族』をやろう

お察しの通り、日本語により近い言葉を選ぶことでより「簡単に」第二外国語をマスターできます

 

諸説ありますが日本語は『アルタイ語族』に属し、結論からいえば

 

  • 韓国語
  • トルコ語
  • モンゴル語

 

この3つが、日本人が勉強しやすい言語です。「いやはやこれで勉強でいいんですかwwヌルゲーちゃいますww」と頭よくなった感を贅沢に体感できます

 

逆に『アルタイ語族』ではない言語=ルーツ的に遠い言語は違いが大きい=難しい!ということですね

 

特に顕著なのが言葉の順番です。僕たちが「文法」と呼ぶ小難しいルールです

  

以下をざっくり読み流してください

 

*言葉を置く順番を伝えたいので日本語で表記しました

 

【インド・ヨーロッパ語族】

  • (英):わたしは、勉強をします、英語を、学校で。
  • (フランス)」わたしは、行こうと思ったけれど、買い物に、でも、気づいた、お金がない。
  • (ドイツ語):わたしは、旅行へいくつもりだ、日本へ、来年か再来年。

 

一方

 

【アルタイ語族】

  • (日)わたしは、あなたのことが、大好きだ。
  • (トルコ)わたしの妹も、あなたのことが、大好きらしいよ。
  • (韓国)わたしは、あなたに、告白しようと思ったけれど、やめた。

 

SVOCとか難しい話は抜きにして、

 

『アルタイ語族』の言語は、日本語で考えたことを日本語の言葉の順番のまま置き換えるだけで話せるんです

 

極論、ボキャブラリー(単語)を覚えて文法の基本を習ってしまえば十分話せます

 

そのくらい『アルタイ語族』の韓国語・トルコ語・モンゴル語との親和性があります

 

労力に対する成果を考えたとき、言葉を選ばず言えば「コスパ最強言語」で間違いないでしょう

 

ただ.....第二外国語でトルコ語・モンゴル語設置の大学は結構レア

 

ほぼ必然的に韓国語やろう、ということになりますね

 

「5年くらい勉強してるけど、英語がなかなか話せないなあ!◯ソ!」というのも語族の違いが関係してます。辛いですよね

 

もし、韓国語がグローバルな商業言語だったらと考えると....「え?なんでまだ韓国語話せないのww」と英語話者にマウントとれたかもしれないですね〜←

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②:将来使えていい言語

brown sailboat in beach under white sky

 

少しむずかしい話になります

 

 将来使えるとは「第二外国語を社会に出てから、何かしら・どこかしらで仕事に関わる」で、大丈夫ですね。直訳すると「金になる言語」です(^_^)

 

その仕事は

 

  • 通訳・翻訳
  • 商社の会社員
  • 客室乗務員や空港スタッフ
  • 外国語系Youtuber
  • 現地の日本語教師

 

正直無限通りあります

 

大学生の段階で「使えるかどうか」の確実性のある判断は難しく「使える可能性が高い?」くらいの方が望ましいです

 

その可能性を高めには、話者人口の多い+本気で勉強できる言語の選択が妥当でしょう

 

わりと客観的な数値があった方がいいかなと思ったので、「世界の話者人口」の統計をみてみます

 

 

どーーん

 

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出典: Most spoken languages in the world | Statistic

 

この突き抜けたグラフはもしや・・

 

↓ ↓ ↓ ↓

 

 

  1. 英語 15億人
  2. 中国語 11億人
  3. ヒンドゥー語 6億5000万人
  4. スペイン語 4億2000万人
  5. フランス語 3億7000万人
  6. アラビア語 3億人
  7. ロシア語 2億7500万人
  8. ポルトガル語 2億3500万人
  9. ベンガル語 2億3300万人
  10. ドイツ語 1億8500万人

 

 

いやww英語wwあんたwww

 

相変わらずの話者人口ですね

テーマは第二外国語なのでここでさよなら

 

  • 中国語
  • スペイン語
  • フランス語

 

この3つが大学によく設置+話者人口も3億人オーバーの有力な言語になりそうです

 

でも「話者人口」は母国語として話す・外国語として勉強してる人を超ざっくり合わせた人口

 

本当に使えるかどうかはまだ怪しい

 

そこで「世界で最もパワフルな言語ランキング」をみつけました。(2016年:World Economic Forumが発表しました)

 

この統計では

  • 地理力
  • 経済力
  • コミュニケーション力
  • 知識&メディア力
  • 外交力

を評価基準に「パワフルな言語」を選定してます

 

↓ ↓ ↓ ↓

 

 

どーん

 

  1. 英語 0.889
  2. 中国語 0.411
  3. フランス語 0.337
  4. スペイン語 0.329
  5. アラビア語 0.273
  6. ロシア語 0.244
  7. ドイツ語 0.191
  8. 日本語 0.133
  9. ポルトガル語 0.133
  10. ヒンドゥー語 0.117

出典:These are the most powerful languages in the world | World Economic Forum

 

英語(;_;)

 

2度はもうさすがといったところ

でもさよなら

 

 

この統計からわかったのは

 

  • 中国語(経済力TUEEE)
  • フランス語(外交力TUEE)
  • スペイン語(旅行で便利ww)
  • アラビア語(オールラウンダー)

  

中国の経済力の勃興は物凄い勢い、フラ語・スペ語の植民地言語圏は旅行で便利、アラビア語はダークホース

 

といったところです

 

 *アラビア語・ロシア語設置の大学は少ないので、やはり中国語・フランス語・スペイン語に落ち着きますね

  

話を戻して「使えるかどうか」について、経済力をつけてる中国語にのっかれば儲けの(?)チャンスは大きい!!

 

公用語の国の多いスペイン語・フランス語にのっかれば、国際関係の仕事に繋がるチャンスは大きい!!

 

です

 

将来使える言語、直訳すると「金にした言語」はこの3つから選ぶといいでしょう

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結論:楽しい言語をやろう!

 ここまでで

  • 最小努力で単位が取れていい!
  • 将来使えていい!

の2つのタイプの”いい”第二外国語を書きました

 

本音は「どれだけ薄い興味でも好奇心でも、少しでも関心のある言語を選んでくれ!言語の勉強を楽しんでくれ!」です

 

 全く興味ないアルタイ語族を勉強してもぶっちゃけ拷問です。「なんでワイこんなことしてる」ってなります

 

少しでも興味のある言語なら、好奇心・向学心が後押しして頑張れます

 

自発的にできればきちんと実になるので単位くらいどうにでもなる!!という経験にもとづく論理です

 

興味あるそこそこ好きの言語を勉強すれば、辛い感覚は少なくなります。

 

「将来使いたい!だから頑張る!」とのめり込めるなら調べ尽くして仕事にすることだってできます

 

超マイナー言語を勉強して現地で寿司屋を開業して仕事に繋げる人もいれば、フランス語を勉強してそのまま忘却の人もいますもんね

 

まとめると

 

言語を楽しもう!そのあとは自力でなんとでもなる!

 

楽しくていい!言語を目指しましょう

 

です

 

しばしば言語について発信してるのでその時はどうぞ読んでください!本記事が、大学生の第二外国語選びで参考になれば幸いです

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