世界史ってごちゃごちゃしない?
時代も地域もいきなり変わったり、戻ったり、整理がしんどいのが世界史
本記事では、世界史がごちゃごちゃにならないための【5色分け】について解説していきます
*僕が受験生の頃、色分けは大事なところだけの赤色マーカーだけで、どうしてもごちゃごちゃになってました
そこで、「どうやったら、キレイに整理できるかな??」と模索した結果、以下のような色分けに落ち着きました
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世界史は「5色」で整理する
どうしてごちゃごちゃになるのか...と考えた時、「誰が何やった?」「あの戦争はどこで起きた?」「あの条約はどこの国と結ばれた?」のように..
そもそもひとつの用語をきちんと覚えきれてないところに原因がありました
さらに時代と地域も代わる代わる書かれてたら、頭の中はカオスになる一方ですねw
で、以下のように「5色分け」をします
人(persons ):集団、民族、皇帝、組織
もの(items ):作品、建築、貨幣
こと(events ):戦争、遠征
考え(ideas ):思想、条約、制度、政策
場所(place):国、都、
具体的には、
- アメンホテプ4世(人)=赤
- パルテノン神殿(建築)=青
- フレンチ=インディアン戦争(戦争)=紫
- ウンキャルスケレッシ条約(条約)=黄色
- ゴール朝(国)=緑
な感じ!
で、世界史の用語解説の部分を...
パルテノン神殿はペルシア戦争で破壊されたので、将軍のペリクレスが、フェイディアスに修繕工事を命令した
のように色分けでマークできるようになります
*当時作ってた『通史』のノートには蛍光ペンで5色に分けてました
カラーは適当に決めましたが、それぞれ似たり寄ったりならないものがいいですね〜
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世界史を「5色」に分けるメリットは?
こんな風に「5色」で分けることのメリットは以下の通りです
- 流れを掴みやすくなる
- 視覚イメージで覚えやすくなる
- 「綺麗〜!」って言われる
順番にみていきます
1:流れを掴みやすくなる
世界史は、ひとつの出来事の「なぜ?」と「その後」の流れを誰かに説明できるようになると、しっかり頭に残ります
色分けすると、例えば戦争の前後の「なぜ?」と「その後」の文脈をわかりやすく追うことができます
*戦争の原因の「なぜ?」と結果「その後」に下線を引くと、もっとわかりやすくなります
例えばペルシア戦争の記述に対して...
原因(なぜ?):ペルシアの支配・重税に不満を爆発させた、イオニア反乱
結果(その後):オリエント的専制に対してのポリス民主制の勝利!ギリシャのポリス民主制の完成!
な感じ!
紫色のペルシア戦争の前後に【原因】・【結果】の線をひきましょう。世界史の流れを見える化できますよ
2:視覚イメージで覚えやすくなる
書いてある内容というか「どこのページのどに部分に書いてある」をてがかりに記憶してる人はまわりにいませんか?しかもその人はいつも高得点…
「あの赤の服の人!」って人は覚えますよね。ヴィジュアル(視覚)の情報の方が記憶に残りやすいが人間の特徴です
あえてその仕組みを世界史に応用するのが狙いでして、 「どんな色がどこのページのどの部分に書いてあるのか」で印象付けると「パッ」と頭に入ってきます
*もう一度引用すると、この「色分けノート」全てヴィジュアル暗記ができると、受験ではそりゃもう無双します!
3:「綺麗〜!」って言われる
「ノート綺麗!貸してくれw」と言われることが増えます
このように、周りの人が見ても「見やすいノート」を仕上げることができ、客観的な「見やすさ」をノートに反映させることができます
で、最終的に、2のヴィジュアル暗記に通じますが「どのページのどの部分に何が書かれてるか」まで覚えられます
「見やすい通史のノート」を大きな軸に、何度も何度も見返すことで世界史のインプットを極めましょう
「5色分け」を明日から
いいことづくめの「5色分け」の方法とメリットをまとめました
「世界史がどうしてもごちゃごちゃしてしまう!大嫌いや!!!」
と、末期の世界史アレルギーになる前に、騙されたと思って実践してみてください
綺麗にノートも整理できるし、用語説明も歴史の流れもしっかり把握・理解できるようになりますよ
ちなみに全体の通史を勉強するなら、スタサプは超定番。14日間の無料体験でさくっと通史を勉強してみてくださいね😌