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年収750万円以上の幸福度は変わらない!!年収と幸福度の相関関係を知っとけば将来怖くない!

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 人生の最大目的は何か?と問われたら、幸せに生きて、幸せに死ぬこと

 

幸せになることが大切になのは至極当たり前ですね

 

本記事ではお金と幸せの相関関係について、新卒就活生(まだ働いたことなし)の立場から見た世界を共有します

 

結局、お金と自分自身の頭脳がどんな関係で結ばれたら「幸福感を感じ取れるのか」

 

について検討していきますね

 

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幸福度の上限=年収750万説!?

person holding banknotes

巷では叫ばれるこの説を検討してみます

 

というのは、2002年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカ・プリンストン大学心理学教授と、プリンストン・カーネマン氏が出した研究成果が大きな影響を与えたのです

 

彼曰く、7万5000ドル(2016年では780万円、2017年8月現在825万円)以下の人では、年収が上がるにつれて「満足感」や「幸福感」が上昇するのに対して、それ以上の人はその「幸福感」は増大しない、というのです。

 

http://seikou-road.com/wp-content/uploads/2015/05/%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95.jpg

出典:内閣府「平成23年度国民生活選好度調査」

  

*円とドルの相場変動が要因で、その7万5000ドルの値が上下してしまいますが、日本の物価等々を考慮に入れると、750万がその上限として当てはまるそうです

 

年収750万になると、手取りが月50万円ほどになるようですね

 

(新卒なので想像できないですが)、そうなると、家賃・光熱費・食費・社会保障・雑費などなどを差し引いても、3〜5万円は貯金できる余裕が生まれるとのことです

 

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なぜ750万円で幸福感・満足感が限界値?

swiss pen on table top

750万円以上では幸福感を感じられないことが証明されてます

 

 その理由は下記の通りです

 

  1. お金以外のことに興味が湧く
  2. 資産を守るリスクが生まれる

 

 

順番にみていきます

 

①:お金以外のことに興味が湧く

心理学者マズローの人間の欲求のピラミッドをご存知でしょうか?!

 

http://www.motivation-up.com/images/maslow.gif

出典:http://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html

 

年収750万円になると、出世欲生活の質の向上欲など、年収が支える欲求を満たせるようになります

 

人間は常に不満足で、次のもの・ことを求めて生きます。だからこそ、お金以外で欲を満たせうる何かを見つけられるかどうかが750万円以上の人々の幸せを支えていくのですね

 

「子どもにテニスを教えて、一緒にテニスしたい!」とか、

「自分の叶えたかった親孝行旅行をしたい」とかとか

 

こうして金銭的な幸福の上限に達した人々は、次なる幸せの次元について、自分なりの答えを見つけることが必要なのです

 

②:資産を守るリスクが生まれる?!

必然的に財産を確保した後はそれらを守る使命が発生します

 

太古の昔から変わっていないように思えます

 

弥生時代に稲作が発展して、富を貯蓄する者が現れました

 

それは、貧富の差の生まれであったと同時に、富を守る必要性もうまれました

  

そんな話はさておき、資産を守るリスクとは、会社に働き続けなければいけない使命はもちろんのこと、そこに派生して生まれる、責任大の仕事を常に全うしなければなりません

 

そうなると・・・

 

心の余裕が減ってしまう

  

資産を守るリスクや責任の背後には、心の余裕の減退があると思うのです

言うならば、毎日が責任・使命・緊張との格闘です

 

だからこそ、750万円が幸福度の上限値である説を補強するし、それ以上の人が幸福感・満足感を感じ続けるためには、心の余裕を広げることこそが鍵となりそうです

 

例えば、オフの日にはとことんオフする姿勢を貫くことでしょうか。(新卒のくせに)

 

(補足で、人類史上の億万長者の幸福感についても記事にしています↓)

www.makoto-sencho.com

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「幸せ」は財的な要因で決まらない!

assorted gold and silver coins

幸福学の権威のプリンストン大学心理学教授の説をヒックり返すより、素直に受け入れて「何ができるか」を考える方が賢明であるように思えました

 

上限値750万は、あくまでも金銭面・経済面からの幸福感・満足感であって、最大の幸福感を得ているというわけではないのでしょう

 

ただ、金銭的な安全が支えてくれるので不幸を感じにくいとは言えますね

 

ここまで書いてきて僕は、幸福感とは、あくまで総体的なもの。財的(年収など)・非財的(家族、友達など)の良好な状態が保たれてはじめて気づくものだと思います

 

年収750万円の数字という金銭的な魔物にとらわれるより、幸せの総体を分解できる賢い大人に僕は憧れます