壮大な遺産を目の当たりにした感動で「世界遺産についてもっと勉強したい!」って人、挙手!!
『世界遺産検定』(主に3級から1級まで)を取得するプロセスを全て書きます
世界遺産を通じて地球上のお互いを知ることはこれからの時代で物凄く大切ですね〜
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- 『世界遺産検定』って?
- 最強クラス『マイスター』までの道のり
- 世界遺産検定(せかけん)3級の勉強法
- 世界遺産検定(せかけん)2級の勉強法
- 世界遺産検定(せかけん)1級の勉強法
- 番外編:勉強の方法はもっともっとある!
『世界遺産検定』って?
世界遺産検定は人類共通の財産・宝物である世界遺産についての知識・理解を深め、学んだ内容を社会へ還元することを目指した検定です。2006年に始まって以来、約18万人が受検し、10万人以上が認定されています。
最強クラス『マイスター』までの道のり
世界遺産検定(通称:せかけん)では、4級からマイスターまでのレベルがあります
4級では、世界の有名な30の世界遺産と日本の遺産
マイスターになると、現時点での登録数(193ヶ国、1073件)全てが試験範囲になります
1級以上は極めて専門性が高く、 旅行会社の社員や、ユネスコに携わったり、遺産保護のNPO法人などで活躍できる素質として評価されるようになってきました
受験の頻度は、2級までは年4回(3,7,9,12月)実施されますが、
1級・マイスターは、年2回(7,12月)だけの実施となってます、注意です!
*合格点:2級までは100点満点中60点
*出題方式:1級まではマークシート、マイスターは論述形式(マイスター試験については別記事にて紹介!)
世界遺産検定(せかけん)3級の勉強法
初めに、オンラインでも見れる世界遺産ガイドをブックマーク!
いつでも「よくわからん!写真みた方がいい!」って時に役に立ちます
3級の試験範囲は、『日本の全遺産』+『世界の代表的な遺産100件』!
とりわけ大事な部分は、日本の遺産と世界遺産に関する基本知識!
「世界遺産とは?」をきちんと理解しておきましょう(配点は大きいので)
- 世界遺産とは
- 世界遺産の歴史的歩み
- 世界遺産条約と関連組織
- 世界遺産登録までの流れと登録基準
- 世界遺産の保護
これらの理解と暗記をして、いつでも聞かれても即答できるようにしましょう!
では具体的におすすめ参考書と勉強法を紹介します
『日本の世界遺産』
何はともあれ『日本遺産』のマスターを抜きに世界遺産を語れない!
日本国内の『文化遺産』・『自然遺産』・『複合遺産』をイラストと図解・写真を用いて詳しく解説してあるのがこの参考書
「暗記は大の苦手!!」な人でも、絵本を読み進めるイメージで楽しく旅行感覚で勉強できるので、検定の入門としておさえるべき本です
『はじめて学ぶ世界遺産50』
「世界遺産といえばまずはこれ!」って感じの、『タージマハル』や『モン・サン・ミシェル』などの超有名な遺産について書かれてるので入門書としては1番オススメ
1つの遺産について、歴史的・地理的な説明はもちろんのこと
旅行先として行きたくなってしまうような美しい写真たちは魅力です!
趣味感覚でさくさく読み進めていけると思いますよ〜
これをきっかけに「旅行に行ってみよう!!」と思えたら世界遺産を学ぶ意義がどんどん深まるはずです
『きほんを学ぶ世界遺産100』
3級では世界遺産100件が試験範囲でしたよね!
この本は世界遺産検定事務局によって書かれたので、「この本から出題するぜ!」と理解して良いと言っても過言ではないですね
時事問題もわずかに出題されますが、基本的にこの本をマスターしておけば3級の世界遺産100件の問題の対策として必要十分です
『世界遺産検定公式問題集3・4級』
初の実践問題になりますが、『公式問題集』は試験を受けるならば必ずやりましょう!
基本的な問題集の使い方はこんな感じ!
- 何も見ないで自力で解く!
- 間違えた問題の解説を読んで、テキストで再度復習!
- 間違えた問題にサインをして、翌日も解く!
- 2周目、3周目を日を空けてやり、間違いサインを無くして完璧にする!
王道の勉強方法ですが、ひとつひとつの間違いを参考書で振り返ることが最も大切です
苦手分野をあぶりだすことが目的なので、間違えを怖がらないでくださいね
世界遺産検定(せかけん)2級の勉強法
2級では、『日本の全遺産』+『世界の遺産300件』が範囲です
世界遺産の数が200件も増え、レベルアップを感じさせる級になります
勉強方法は大きく変わりませんが、世界の『世界遺産』を重点的に勉強する必要があります
世界を代表する『世界遺産』を広くおさえるので、地域ごとに整理して覚えていきましょう
『世界遺産検定公式ガイド300』
2級の合格基準がフルカバーされ、テーマ別に300の遺産の解説が充実してます!
世界遺産の件数を網羅している点では申し分の無い参考書です
ただ、写真付きでは無い説明が多くあるため、以下のページと併用すると効果抜群!
関連記事:世界遺産オンラインガイド|日本最大級の世界遺産メディア
世界遺産の勉強は、イメージ(写真)と説明を合わせてやらなきゃ身につきませんからね
この良書の補足で、オンラインガイドをフルに活用しましょう
『くわしく学ぶ世界遺産300』
こちらも世界遺産検定事務局による本なので、「ここから出題されるぞ!」とのメッセージ付きの参考書!
レビュー全体を見ても、「この本から多く出題されました!」って声がたくさん!
- レイアウトのわかりやすさ
- ボリュームの厚み
- 解答につながる説明と解説
2級合格を目指す中で、最も信頼の置ける解説本として君臨するでしょう
世界遺産検定(せかけん)1級の勉強法
ここからが真の修羅場・・・・『世界遺産全件』が試験範囲の1級
地球まるごとが試験に出るわけなので負担は異常ですが、達成感も異常です
1級の例題(はこんな感じ!
次の3つの説明文から推測される世界遺産として、正しいものはどれか。
+ 正式名はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂である
+ 632年もの年月をかけて完成した
+ ドイツにおけるゴシック建築の代表例とされる( 5 )
1. シュパイアの大聖堂
2. ヒルデスハイムの聖マリア
3. ケルンの大聖堂
4. アーヘンの大聖堂
意外と、解けそうな気がしません?
答えは3のケルン大聖堂!基本的な解説が頭に入ってれば即答の問題です
ドイツのケルン大聖堂は美しく、天国まで届きそうな荘厳な雰囲気!
なので、世界遺産を誰よりも精通した『マスター』になる覚悟があれば突破できます!
なぜなら他の級と同様に、1級範囲をフルカバーする本が存在するからです
『すべてがわかる世界遺産大辞典(上)』
『すべてがわかる世界遺産大辞典(下)』
上下がセットになって完結する「最強の世界遺産攻略本」
”辞典”の名を背負ってるのは、全ての世界遺産の詳細が盛り込まれてるから!
1級はこれだけをひたすらやりこんで、世界遺産委員会の時事ネタを調べるだけで、受かるようになってます
なので、1級合格した人は皆この本をマスターしてるので、教科書としては一級品だと証明済みなのです
『世界遺産検定公式問題集1・2級』
3・4級と同じタイプの実践問題集で、本番までにミスを0にすること!
基本的な使い方は、3・4級の時と同じなので、ここまできたら説明しなくても自走できるはずです
1級合格すると、ひとりの専門家として旅行業界やNPOで活躍できます
『好きが仕事になる』の良いきっかけをくれる世界遺産検定・・・
何はともあれ、時間をたくさん投資して『好き』を極める覚悟でやりましょう
番外編:勉強の方法はもっともっとある!
確かに、世界遺産に関する知識は、本からの吸収が最大効率です
でも、じぶんの目で見ること・肌で感じることが本物の勉強かなと!
実際に「世界中を飛び回るなんて物理的に厳しい!」のは重々承知。
そこで、動画を見ることで視覚的な体験ができるので、おすすめです
『探検ロマン世界遺産』
「わくわく」興味を湧かせ、「いつか行ってやる!」と思わせる動画とはこと!
ランキング形式で紹介されてるので、3級受験の人にはまず観てもらいたいですね〜
『世界遺産検定のチャンネル』
これは真面目な動画!『オンライン授業』って考えてもらえればいいかなと!
「テキストだけの勉強では飽きた!」って人は、テキストと合わせて勉強するといいかもですね〜
*世界遺産の登録状況に合わせて、適宜更新致します。