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荒れ狂う人の一生!!

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【わすれられない】3冊の絵本と彼らの紹介

物心がつかないくらいのちっちゃな時、耳もとでの絵本読み聞かせヘビーローテーションはかけがえのない今でも心の中で輝る思い出です。

 

メイン登場人物を中心に、その仲間たちやそのライバルたちの交わす現実のような非現実のストーリーが、頭の中の想像力を掻き立て、さまざまな喜怒哀楽感情や、ひとつの”言葉”のもつイメージへの探求精神が見事に育て上げられました。

 

”絵本”の織り成す世界観と、泣く子も黙るおばあちゃんやおかあさんの語り調子をしみじみとおもいだしながら、ガチガチのかたい新書を読んでいる自分を見下ろすと、どことなく、やるせなくなってきます。コンニチハ。

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▼絵本と読み聞かせによるこどもへのプラス影響

  • 親子の絆、信頼関係が深まる。
  • こどもの知的好奇心・想像力・発想力が育つ
  • 持続的な、集中力(聴く力)が養われる。
  • 語彙力、表現力が強化される。(赤ちゃんに”強化”はちょっぴり違うかな)

 

こうした効果がみられるのは、広く知られていることとおもいます。(全く自分は親としての立場ではないですが)、読み聞かせが”強制的”なものになったらアカンはずで、こどもが”自主的”に読んで欲しいとお願いしてくれるようになれば、理想かなと思います。

 

 

なぜならば、物心つくかつかないころの時期のこどもが、『本大嫌いっ子』になるのと、『本大好きっ子』になるのでは、これから待ち受ける膨大な量の本(教科書類)にたいしての対応力や免疫力(笑)にも差が開いてしまう懸念があるからなんです。

 

 

ご要望があれば、本読み聞かせのテクニックをまたの記事にまとめさせてもらいますが、とりわけ、今回は、ストーリーがオモシロく、印象強く、何度も何度もリピートをこどもverの僕がお願いしていた、オススメの絵本3冊を紹介させていただきます!

*個人的な意向から、絵本ランキング付けはけっしてすることはありません。

 

三びきのやぎのがらがらどん (マーシャ・ブラウン絵 せた ていじ訳)

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おおきな山あいの橋をこえなければ、食料の草にありつけない3匹のヤギたちの物語ですね。その橋の谷底には、まがまがしく不気味なオーラを放つ『トロル』という魔物が潜んでいるわけですが、当時のちっちゃい僕にとっては、もう”ありえない”世界。

 

こんな悪魔、魔物、鬼がこの世界に存在するものだと信じ、家の階段をこの橋に見立てて、そこには『トロル』が潜んでいるものだと思い込み、毎晩おかあさんと一緒にその階段を恐る恐る上り下りしながら、トイレにいったものです。

 

最終的に、いちばん大きながらがらどんが、『トロル』をやっつけて無事に橋を渡って草にありつけるという内容になりますが、その覚醒状態の大きながらがらどんの描写の放つ勇ましさといったら、七夕のお願いの『がらがらどんになりたい』に値するでしょう。今でも忘れません!

 

◆ぐるんぱのようちえん(西内ミナミ 作 堀内誠一 絵)

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ぐるんぱーー!!おっきなおっきなゾウです。ずっとひとりぼっちで生きていましたが、さいごには仲間にめぐまれて、幸せに生きる場所をみつけるというのがおおまかなあらすじですね。読み聞かせてもらいながら、感性や感情がビンビンがはたらく幼少期だからでしょうか。1匹のぞうさんが仲間はずれにされることに同情的になって、初めて、”かわいそう””さびしそう”という気持ちを芽生えさせてくれた一冊であったと思います。

 

”大きい”ことを理由に、他のゾウから仲間はずれになってしまったぐるんぱから深い考察を再発見するならば、現代社会の宗教、人種、言葉、文化に起因する移民差別と、彼らを平等に受け入れるホスト国の姿勢を映し出しているのでもいえますでしょうか。通ずるところは0ではないはず。僕のハートの根源を養ってくれた、大切な大切な1冊です。ありがとーぐるんぱあ!!

 

 

▼わすれられない おくりもの(スーザン・バーレイ作・絵 小川仁央 訳)

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『死』が主題のこの絵本。命あるもの、動物であれ、虫であれ、魚であれ、そして人間であれ、『死』の瞬間はかならずやってくるという恐怖。また、肉親や親しい友人の『死』の永遠の別れへの悲しみ。

 

これら『死』にまつわるキモチのありかたをちっちゃな僕は悟りかけ、大好きであった家族を、『死』の存在を知ったにもかかわらず、もっと大好きになる複雑なキモチ、つまり『生』を噛み締めるキモチを生み出した、ある意味でわすれられない、1冊になっています。

 

タイトルの”わすれられないおくりもの”は、カタチのある”モノ”ではなく、老いて先立ってしまうアナグマの遺した知恵であったり技術であったりするカタチのない”モノ”であったのも、今振り返ると、感慨深い以上の言葉が見つからないでしょう。

 

たいせつなモノ・コトはいったい自分にとって何であろうか?と成人となった今でも、度々自問自答してしまうのは、きっと、わすれられないこの一冊ののこしてくれたものにちがいありません。

 

 

以上、僕のオススメする3冊の絵本の紹介でおおくりしました。

 

自分の主張はここまでにしておきまして、それぞれの絵本の描写や内容にたいしての想いは読者のみなさまにそれぞれお委ねすることとします。ちいさい頃の絵本から受けた印象は大人になっても根強く残っているものだなあとしみじみ感じましたし、それが意味するのは、おそらく、大人になるまでのあいだの、例えば思春期の行動、思考、判断にも多大な影響をあたえているものと言い切ってよいでしょう。ふとしたときに思い返してはいかがでしょうか。

 

それでは、ぐるんぱ!

 

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