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『割り勘』って難しい!国によって『割り勘』の仕方と考え方ってめちゃくちゃ違う!

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「割り勘」について考えさせられたので話したい!

 

「おごり」「おごられ」は完全個人の価値観かと思いきや...

 

思ったよりも「国民性」が色濃く反映されてるかも!?と思った経験もシェアします

 

結論を先どると、「割り勘」論争に正解なんてありません

 

本記事では「割り勘」のむずかしさについて語ります

 

ではいきましょう! 

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「割り勘」慣習のできあがり

https://cdn.pixabay.com/photo/2017/12/01/21/44/money-2991837__340.jpg

これまで20年ちょっと生きてきて「割り勘」をたくさん経験しました。読者の人もそうでしょう

 

  • 友達と行くファミレス、居酒屋、イベント
  • 彼女と行くデート、デート。
  • 先輩に連れてかれるクラブ、バー、居酒屋。

 

こうしてみると「割り勘」が発生する時は、誰かと一緒にサービスを受けるときと一緒にひとつのモノを買うときです

 

小学校・中学校の時は”校則”で、一緒に支払うタイミングは皆無でした

 

(謎の「外食禁止令」は中学あるあるじゃないでしょうか)

 

高校でやっと「外食禁止令」が解除されます

 

サイゼリア・ガスト・カラオケは高校生が皆通るルートです

 

 

するとどうなる?!

 

 

カラオケでオーダーしたフライドポテトは?!?!

 

サイゼでオーダーしたピザは?!?!

 

・・・・・

・・・・・・・・・ 

 

ワイ「割り勘でよくね??」

 

高校生になって使い方をマスターするこのセリフ

 

僕の「割り勘史」が誕生するに至ります

 

高校生だもんしょうがないよね

ふつうに高校生活をすれば収入なんて入ってきません 

 

例外としてバイトする猛者がいたり、Youtuberなんかも最近ではありえますが笑

 

また、臨時収入でお年玉・月のお小遣いがあるくらいでしょう

 

 

ここで「平等」を意識した高校生

 

 

日本の田舎生まれの僕は知らず知らず「平等」と「割り勘」を紐づけました

 

 

少なく払えばせこい感。多く払えば損した感。人間ってめんどくさい!合理的な動物です。

 

行いの善悪は「他人」というものさしではかる日本ならではの考えですね

 

で、「パワーバランスの均衡」が大事!っていう確信

 

 

「他人に悪く思われないため」の意識によって「割り勘」慣習が誕生したともいえますね

 

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中国・韓国に「割り勘」は存在せず?

two women wearing white and red traditional dress holding flowers

 

日本に「割り勘」の概念がありますが、隣の韓国・中国にはその考え方すら無いそう

 

同じアジアの国なのに違いがあるなんて!ちょっと驚きです

 

 

韓国の上下関係は日本より厳しい!

 

韓国では基本的に年上の人が全て払います。レストランでもカフェ、居酒屋でも...

 

友達ならば、誘った方が払ったり、交代で払います

 

後輩が先輩をご飯に誘ったら先輩が払います。それを嫌がる先輩も多いのだとか

 

日本の売れてる芸人と下積み芸人の関係に近い!(先輩が借金して後輩に奢るのは極端な話)

 

参考:韓国人・台湾人「日本人の割り勘は嫌いです。ケチです。情けないです」 | ゆかしき世界

 

 

中国も「割り勘」がなく韓国と似ています

 

自分がおごったら、次は一緒に食べた人という感じに交代で支払います

 

日本人からすると「次いつご飯一緒に食べるかわからんのに奢るんか!」って至極当たり前なつっこみをぶっこみたくなります

 

でも、中国では食事に行く関係はとても長く保たれるようです

 

当然おごってもらった額に相当する料理をまたおごり返します

 

麻婆豆腐をおごってもらったら、同等レベルの料理をおごるってことですね

 

事実、奢り手のプライド(ある意味でステータス)によって、おごり続ける人が多いそうです

 

「俺がおごる!!」「いや、俺が!!」な感じ。日本人の僕からしたらありがたい話ですけどねwwww

 

北欧諸国の男女平等観

people holding clear drinking glasses

一方、北欧諸国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)に目を向けてみましょう

 

この国の人たちは男女平等の意識が強く、支払いも男女平等です

 

より厳密な「割り勘」の目的は、老若男女の区別をつけ無いこと

 

あのひろゆき氏も北欧の価値観に対して自論を展開してましたねー

www.youtube.com

 

極寒で凍てつく北欧では、夏の間にみんなが働いて冬に備える意識だそう

  

真冬におけるその日暮らしは無謀だからです。男女平等を超越した価値観は、気候によって太古の昔から根付いてるようですね

 

一方で、南国などの暖かい国ではその日暮らしはぜんぜん余裕(°▽°)

 

 

ホームレスものんびり路上でフルーツ食べて生活しますので、男女関係なくみんなで働いて生き延びる意識は北欧と比べると低いですww

 

スウェーデン人の女の子とご飯を食べた時もそうでした

 

「割り勘」は平等を保つ上で健全なアクションで「おごってあげる」アクションは男女平等を壊しちゃうとのこと

 

イクメン(育児する男性)が多く、女の人もバリバリ働く北欧諸国

 

「割り勘」に対する平等意識は、日本人のそれと親和性が高いことに気づきました

 

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結論。割り勘ってむずかしい!

candy in can

「割り勘」の習慣に国民性がはっきりでることがわかりました

 

 

いや「割り勘」の中の、「平等」に対する価値観の違いでしょう

 

アジアのお隣さんは、交代でおごり合うことが「平等」

 

北欧諸国は、男女年齢関係なく割り勘することが「平等」

 

不公平・公平の考え方の違いが、お金の支払い方に反映されます

 

日本人からすると、おごってもらうのは嬉しいいいですよね

 

僕の頭上に悪魔と天使が出現しました

 

悪魔:「おいお前、おごられたいんだろ。それならな、中国人とか韓国人と一緒にご飯食べにいけよ、特に先輩だ。相談事ってことで誘ってみたらどうだ。十中八九、ご馳走してくれるぞ」

 

天使:「いやいや、そこは日本人としての意見も言わなきゃだめだよ。割り勘は日本人ではあたり前のようなものだし。おごってくれる国民性に漬け込んで、ただ飲み、ただ食いばっかりしてるといつか痛い目に合うぞ」

 

 

・・・・

 

「異文化理解」って大事やな〜

 

 

そんな茶番でした

 

END