こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。塾講師のバイトではたくさんの思い出があります😃
塾講師のバイトを考えているけれど、デメリット・メリットをはじめに知りたいんだが!!!
個別指導の塾講師(2年)とオンライン家庭教師(継続)をしてますので、その経験談をまじえつつ、まとめていきたいです😇
さっそくみていきますよーーーー!
*注意*
塾によっても個別や集団などスタイルの違いがありますし、塾の指導方針も同じく違ってきます。
そのため、全ての塾に必ずしも通じるわけではない、ということをご理解頂きたいです😌💦(ですが可能な限りの共通するデメリットを書きますっ)
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塾講師バイトで感じたデメリット3つ
デメリット①:準備とその後の時間の作業が多い
時給=2000円てまじ!?たっか!!
塾講師のバイトの給料は「1コマあたり」の計算がほとんどです。この場合は1コマで2000円になります
これはよ〜くある落とし穴(?)かもしれません笑
ぶっちゃけると、この1コマの授業をするのに
- 授業の準備(教材の予習など)
- 授業後の作業(指導報告書など)
といった、1コマという時給発生する時間以外での労働(?)が前後に入ってくるのです・・・(塾講師のバイトをする前は知りませんでした)
「まあ!!塾の先生なんだし!授業の準備はそりゃあしっかりやらなければ、生徒に申し訳ないし、科目のスペシャリストとしての当然の責務だ!」
ってのは重々承知してたんですが、
前後の作業で1時間かかっとるやんけ!時給1000円やんけ!コンビニやんけ!!
ということに気づいた軽いショック(?)を今でも覚えてます😂
対策:手際の良い先生になろう
授業準備と授業後の作業では、
先生の手際の良し悪しがあらわれる
と僕は思いました
とある大手の予備校で講師をしてましたが、いつも颯爽と現れて、颯爽と帰っていく理科の先生(物理?化学?)がいたんですが、
授業準備から授業後の作業まで、良い意味ですべて効率化してるようでした・・あっぱれですわ
お金が全て!では決してないですが、時給が2000円という、高時給な塾講師の恩恵をうけるためにも
授業以外の作業をどうやって効率よくできるか?
を考えながら準備・作業をこころがけるといいかもしれません(猛省)また、塾講師の同僚や先輩にアドバイスをもらえば、もっと手っ取り早いでしょう
デメリット②:働き始めるまでのタイムラグが長いかも
新しく塾講師として採用。「うっしゃ!明日からやるぞー」と、意気込みと準備は万端。
しかし現実は、塾を運営する側が、
新しい生徒と新任講師のマッチングを検討する時間
が潜んでいるのです。つまり
採用から指導開始までのタイムラグがうまれてしまうのですね
居酒屋バイトの「明日来てくれるかな」という化け物級に早い対応と比べると、給料日はまだまだ遠いなあ、そんな印象でした
ちなみに塾講師のシフト決定で考慮されるのは
- 指導科目(例:英語・数学)
- 希望指導日時(例:土日の午後)
- 塾側からみた性格
などの基準のようです(?個別指導)
上記基準をもとに、空いてる生徒を照らし合わつつ調整を行うため、時間がどうしてもかかってしまうんですね
僕なんかは「世界史のみ」の採用だったため、
馬鹿みたいにタイムラグが長かった
のは今でもちくしょー!!!って思いますね笑
約3ヶ月後に、塾から指導のオファーの電話がようやくかかってきましたが、
えっっwwワイ塾講師バイトの人でしたかww
と、採用されてたことを完全に忘れてしまってたほどでした(南無)
対策:いつから働けますか?早く働きたいです
って言えるくらい、採用してくれた塾にアピールしましょう
こればかりは塾運営側の都合が100なので、こちらからできるのが「最大限に媚びを売る」くらいです
一言アピールしておけば、空きの生徒が出てきた時に
「この先生よりも、あの先生にお願いしようかな。やる気は十分だし」
と選びたくなるのが人間の心だからですね。グイグイいった者勝ちだなあと思い、少し反省しています笑
デメリット③:コミュニケーションが苦手だと鬼畜
塾講師のバイトは好きな人にとっては、めちゃくちゃはまるバイトだし、反対に嫌いな人にとっては、もう最悪なバイトかもしれません
この好き嫌いを分けるのは
コミュニケーションへの抵抗の有無
かなと思ってます
- 個別指導:1:1の対人コミュニケーション
- 集団指導:1:nの対多数のコミュニケーション
になりますが、1時間近く喋り通すのがある意味で、塾講師の仕事で当然ですし、塾講師の醍醐味のひとつかなあ!今では思ってます
が、、塾講師としてデビューした当初は
- 「自分が指導なんて、やっていけるのだろうか」
- 「コミュ障発揮したらどうしようww」と
いう不安ばかりで、抵抗ありまくりでした😇
言ってしまうと、これは「塾講師バイトの向き・不向き」かもしれません。そして、バイトをスタートするまでは、わかりづらいかもしれません
生徒とのコミュニケーションが苦手で、生徒とも仲良くなることができずに、バイトにいくのがめちゃくちゃ億劫で辛くて、辞めたいとも塾の人に言えないし・・
という知り合いもいたくらいで、「コミュニケーションが辛い・・」という人は、塾講師バイトもつらいものになってしまいます
対策:自分に自信を持つ
不安でおどおどしている塾の先生がくると
「え??この人大丈夫かな・・」
と思ってしまうのは、生徒の立場で考えてみても自明の理ですよね
精神論は好きではないんですが
- 「できる!大丈夫!」
- 「塾講師として採用されたんだ!」
と、自信を持つことがコミュニケーションの抵抗を少なくする1番の薬でした
いや、「自信をもつことそれが難しいんじゃ」と思うかもですが、演じるだけで大丈夫です。堂々と指導している自分を、形だけでも作りましょう
実際、自分の内面から変えようとしてもすぐには厳しく、思うようにいかないことがほとんどです
演じる、つまり割り切ることを意識するだけで、僕はだいぶ気持ちが楽になりました。あとは数をこなすにつれ、指導にも慣れてきます
慣れてくれば、演技ではなく、自然に自信をもてるようになります
やがてコミュニケーションが苦ではなり、塾講師のバイトにどハマってる自分に気づけるはずですよ😇
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塾講師バイトで感じたメリット3つ
次は反対に、塾講師のメリットについてまとめます。
①:「教える」ことに強制的に詳しくなれる(理解)
こんなツイートをしてます
「教える」を副業にするメリット🌟
— まこさん / 世界史ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年3月21日
・「教える」ことに強制的に詳しくなる
・「教える」ことを具体的に(例を用いるなど)整理できる
・「教える」ことを誰かに伝えるトレーニングができる
「理解・整理・伝達」ですね。この誰かに何かをわかりやすく伝える力は色んな場面で転用可能です!
「教えること」とは教える対象のことです
- 英語
- 国語
- 社会
などの科目ですね。これら教える対象に詳しくなければ、人には教えられませんよね
結論を言うと、塾講師という教えるプロの仕事をすると
プレッシャーがかかり、嫌でも教える対象に詳しくなれます
というか詳しくなるしかない状況に追い込まれます
(この方が正確な表現ですね)
このことを補足して説明しますね
まずは「教える」と「教わる」の労力や過程の違いを少しみてみます
- 教える:自分がテキストや授業で教わる→理解する→記憶に定着させる→整理する→教える
- 教わる:テキストを読む・授業を聴くのみ
こんな感じでしょう
実は「教える」にいたるまで、「教わる」の段階がごくごく自然に、終えたステップとして組み込まれてるんです
高校生の時に僕はよく数学の問題を、友達(超プロ)に聞いてたんですが、滅茶苦茶わかりやすく教えてくれました
その友達は「教わる」のプロセスを難なくすでにクリアしてます
自分で理解・暗記・整理・説明可能の次元に到達したことを意味してます
塾講師はそもそも「教える」ことが前提です。職業柄的な強制力・プレッシャーを感じ「教わる」以上に理解して詳しくなれる!
とゆう仕組みを改めて強調したいところです
社会人になって「英語頑張らなきゃなあ・・でもやる機会とかやる気も起こらねーよなあー」と悩んでる人も多いですよね・・
それなら思い切って小学生・中学生、あるいは大学受験の高校生の「塾の先生」のバイトをしてみるのもありでしょう
変な意味、英語をやらないことは許されないポジションの獲得です
自発的にTOEICの参考書で勉強するより、間違いなくやれる環境です
「えーでも教えたことないし、ほとんど忘れてしまってるよー・・できるかな・・」と、不安を抱えるのも無理ないですが、
塾講師のデビューは思った以上にハードルは高くありません
以下に【家庭教師(指導者)と学歴の関係】についてまとめましたが、小中生を対象とする指導者ならば、基本的に高校卒業していれば問題ありません😌
関連:家庭教師に学歴はいるか?いらないか?【全然よりもっと大切なことがあったわ←】
デビュー後は「しっかり、わかりやすく教えなきゃ!先生がもっと詳しくならなきゃ!」というプレッシャーを感じ、滅茶苦茶勉強するはず
- 現在完了形をわかりやすく説明しなきゃ!
- be動師とは??を噛み砕いて教えなきゃ!
これまでなんとなくで知っていた事柄を、強制的に言語化しなきゃいけないため詳しくならないわけにはいきません
その結果
生徒に負けぬよう「教える」対象を理解して、詳しくなれる!と流れがうまれます
(気づかぬうちに先生の方がどんどん頭が良くなってしまうのは生徒と先生によくある矛盾ですね・・本来は生徒が師匠を超えるべきだとは思うんですが、いやー難しいですね...)
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②:「教える」ことを具体的に整理できる(整理)
「教える」には理解し、詳しくなるだけではまだまだ難しい!
次にどうするか!?
理解にとどまらず、具体的にわかりやすく整理することが大切です
- 現在完了をわかりやすく説明しなきゃ!→自分でまず文法の説明を理解する。→具体的な例文で整理してみる
- be動詞を噛み砕いて伝えなきゃ!→自分でまずはbe動詞の役割を理解する。→具体的な例文で整理してみる
理解→整理(具体例を用いるなど)をする工程が「教える」までにあります
少し表現を用いると、抽象的な用語・説明の具体化ですかね
用語・説明の具体化の大切さについてですが・・
例えばもし先生が教科書の説明をそのままそっくりぶつぶつと話したらどうでしょう・・
はー??教科書のまんまじゃーん。わかんねーし、つまんねーしーー!
って塾の生徒はみんな思います。ブーイングです
本業が会社員でも、他のバイトをしていてもそうですよね
- マニュアルをそのまま読んで聞かせる上司
よりも、
- 具体的な例を使いつつ説明してくれた上司
の方が、”納得”も、”理解”もしやすいですよね
塾講師のバイトを通じて「教える」までの理解→整理(具体例を用いるなど)の大切さを学べます
③:「教える」ことを誰かに伝えるトレーニングができる (伝達)*プレゼンテーション能力
最後はこれ!
「教える」の最後の段階の伝達です
僕がよく数学を聞いてた友達も伝達のプロでした
上記②の理解→整理ができた後は、
自分の言葉で「わかりやすく伝えるにはどうするか??」を考え抜きます
塾講師の一番のみせどころですね
ここで一番手っ取り早いのは、自分が整理した考えのプロセスを言葉にする(言語化)ことです
細かい事例は文量の関係で割愛しますが、以下の通りです
- 現在完了をわかりやすく説明しなきゃ!→自分でまず文法の説明を理解する。→具体的な例文で整理してみる→言葉にして壁に向かって練習→本番の生徒の指導へ!
- be動詞を噛み砕いて伝えなきゃ!→自分でまずはbe動詞の役割を理解する。→具体的な例文で整理してみる→言葉にして壁に向かって練習→本番の生徒の指導へ!
はじめは「英語なんて久しぶりだよ〜〜教えられるか不安だよ〜〜」って人でも、
理解→整理をしさらに言葉でわかりやい説明を心がけることで物凄く成長できます
どんな成長かというと、本業の仕事や生活にも活きる成長です(ってか本記事はこれをメインに伝えたかっ。)
紹介した理解・整理・伝達は全てここに活きます
例えば、理解→整理、そして最後の伝達を取り上げてみます
大学を卒業して会社に入ると
- 電話の受け取り方・対応の仕方をどのようにわかりやすく伝えるか??
- 社内ツールの使い方をどのようにわかりやすくくプレゼンテーションするか??
- 営業で自社の商品をどのようにわかりやすく、しかも買ってもらえるよう伝えるか??
- 上司に自分の作業工程をどうやって端的にわかりやすく伝えるか??
など「伝える」「教える」機会は無限にあります
人と人のコミュニケーションは社会では必要不可欠ですからね
この時に「わかりやすく伝えられる人」は、
- 上司にも意見をわかりやすく、伝えられる
- 部下にもわかりやすく、指導ができる
ので、仕事ができる人にもつながります・・
ここまで書いてきて、ずばり、
塾講師バイトを通じて「教えるスキル」を磨け、この「教えるスキル」は仕事・生活に幅広く活く!
よって、塾講師をやるメリットは大きいです!!という結論になりますね
まとめ:どんなバイトにもメリット・デメリットはある
光あるところに影ありどのバイトのそうですよね。
すべてひっくるめて、大変なこともあるけど、魅力的なバイトが塾講師だなあ!と振り返ってます
また、バイトを辞めた後の人生にも活きることは多く、単純にメリット・デメリットだけでは判断が難しいのが正直なところです
とくに「教えるスキル」という形のない資産はとても大きな価値を持っているのかなと思ってます
「なにかをだれかに教える」という局面は、いろんな場面で訪れるため、塾講師をやっていてよかったなあ!と切実に感じてます😌
メリット・デメリットをひっくるめて、とてもおもしろいバイトですので、機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね
それでは、塾講師をバイト・副業でやってみようかな!?と考えてる人はしてみてくださいね。ありがとうございました!😃