こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。「現代文はセンスじゃーー!勉強する意味www」とか思ってた人間です
0からです!!現代文の勉強方法をとにかく丁寧に教えてくれーー!!
じっくりじっくり、0からでもチャレンジできる、大学受験の現代文の勉強方法をまとめたいと思います
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- はじめに①:現代文に必要な能力を知ろう
- はじめに②:参考書と動画授業の併用で効率最強説
- 現代文の『読解力』を上げる勉強方法
- 余談:自分のレベルに合う勉強方法でいこう
- 現代文の『解答力(解答テクニック)』を上げる勉強方法
- まとめ『現代文』は全ての科目の点数UPの鍵
はじめに①:現代文に必要な能力を知ろう
結論を先取ると、現代文の上達は読解力・解答力の鍛錬が大切です
読解力??解答力??なんやねん
って人のために、それぞれ解説しますね
現代文における「読解力」とは?
長く抽象的な文章を正しく読む力のことです
主に
- 『語彙力(ボキャブラリー)』
- 『背景知識』
- 『読解テクニック(現代文の読み方)』
が支えます。その一方で・・・
現代文における「解答力」とは?
問題の正解を見極めて、表現する力のことです
- 『設問の意図を理解する力』
- 『間違いの選択肢を見つける力』
- 『解答要素を見つけて論理的に繋げる力(記述)』
文章を正しく理解し、質問に正しく答えることです
これは『現代文』だけでなく社会人の基礎学力としても重要ですね
はじめに②:参考書と動画授業の併用で効率最強説
紹介する方法で『正しく勉強』できれば、現代文の成績は上がります
合わせてスタディサプリを併用すると効果は抜群です(実体験です)
- 動画授業と参考書は、いつでもどこでも勉強できる!
- 苦手なところだけを集中的にやり直すことができる!
- スタサプの小柴先生は論理展開の説明がむちゃくちゃ丁寧!
普通の授業よりも圧倒的な効率を追求できるスタディサプリは、現代の教育のチートですよね
14日間の無料体験も実施中。無料で勉強して、板書内容・勉強方法など、美味しいところを吸収してみてくださいね😇
具体的に、現代文の勉強方法を
- 現代文の『読解力』
- 現代文の『解答力』
に分けてみていきますよ〜〜
現代文の『読解力』を上げる勉強方法
『読解力』アップに欠かせない勉強方法を整理します
『語彙力』をつけることがスタート地点
日本語ボキャブラリー(単語・漢字・熟語)を貪欲に吸収します
語彙のストックが増えるにつれて、本文の理解度が高まります!
英語も同じですよね、口すっぱく「単語だ!単語!」と言われてるはずです
- 新しい語彙の意味を覚えること
- それを自分で使ってみること
『ボキャブラリーノート』を作ると良いですね
『新しい語彙の意味』と『その例文』をまとめるので、 『ボキャブラリーノート』には
①:新しい語彙・言葉の意味や読み方
②:参考書やネットにのってあった例文
③自分で作った例文
この①〜③を盛り込みましょう
例えば、
①:邂逅(かいこう):めぐりあい。
②:その邂逅は突然の出来事だった。
③:クラスメイトとの邂逅はかけがえない。
受験期間の間徹底してください
地道な継続が実が結びます
選び抜いた「語彙力増強のテキスト」たちはこちら
『中学生のための語彙力アップ 厳選1000語』
大学受験の『現代文』の準備に蓄えておきたい1000語です
基本単語を覚えずにレベルを上げていくのは現代文ではかなり厳しい・・
大学受験の模擬試験で【偏差値50以下】の場合、ここからやり直しましょう
『語彙力』に合わせて、『背景知識』も大切だよ!と言いましたが、
『今までの中で出会ったモノ・コト・ヒトに興味を持って調べた・学習した量』=『背景知識』になります
文章を読み進める時に、具体的なイメージが描きやすく、スムーズな理解を手助けしてくれるのが、背景知識の役割です
つまり、この『背景知識』は立派な現代文の能力なので、「あの人はセンスがいいから、地頭がいいから、現代文なんて・・」と、言い訳に逃げてしまわないようにしましょう
『ことばはちからダ! 入試現代文キーワード20』
世の中に冊ほど語彙に関する参考書がありますが、僕は
大学入試で頻出の語彙の単なる羅列ではなく、その意味と例文と背景知識につながる生の文章がのってます
説明・解説がもっとも充実している語彙の参考書で、「わかりやすい!」という感想を、たくさんのユーザーは残してますね
ただ、あくまで”頻出”語彙にのみ焦点が合わせてあるのでMARCHレベルまでの本になります
東大早慶など、難関大学に向けてさらにステップアップするなら以下の本でレベルアップしていきます
『現代文 キーワード読解』
早慶上智向けの英単語帳の、国語単語帳バージョン的なポジションです
大学受験の国語ボキャブラリー対策においては最強の1冊でしょう
内容紹介をざっとのせておきます
現代文の頻出キーワードをテーマ別に解説
現代文頻出キーワードを160語を精選し、科学・哲学・近代などのテーマ別に解説。図解やイラストで抽象的な語も視覚的に理解できます。
読解力に結びつくキーワード学習
入試に出題された文章を例文としているので、文脈把握に役立つキーワード知識を実戦的に身につけることができます。
充実のテーマ解説
入試頻出のテーマについて、その内容とともに「なぜ問われるのか」「どのように読解に生かすのか」も解説しているので、各テーマについて深い理解が可能になります。引用:Amazon
『語彙力』と『背景知識』増強に即効性のある1冊です
そして・・語彙の中でも忘れてはいけないのが『漢字力』
センター試験でも、私大入試でも問われる、日本人としての素養ですね。無数にある漢字についての参考書で最もおすすめなのはこちらです
『入試漢字マスター1800+』
1800も受験漢字が掲載。その数は大学入試では十分すぎるほどです
内容も余分なレイアウトはなく、シンプルに頻出漢字からその漢字の熟語まで網羅してあります
大学受験では「書かせる漢字問題」はほぼなく、意味が問われるのが普通です
やり方については、小学生の漢字練習ノートのようにごりごりやるのではなく、漢字をイメージして意味を理解できるようにテンポよくこなすことがポイントです(*漢字の書き順のイメージが浮かべばOKです)
これは日本史の漢字を暗記する時にも有用な考えで、
漢字を書く「行為」というよりも、漢字を書ける「状態」
に注力していきましょう。日本史選択で、漢字に苦手意識のある人は以下の記事も参照してくださいね
関連:日本史で大量の『漢字』を覚えるために心がけたいこと【受験日本史のコツ】
『語彙力』と『背景知識』の勉強の手順
上述したものは『読解力』を鍛える基礎体力です
暗記作業が多くみんな勉強法がばらばらかもしれません
ここで、効率的にインプットできる勉強法をおさえておきましょう。この通りに取り組んでもらえれば、時間はかかりますが、十分にインプットできます
- ◆おすすめ勉強法◆
- まずは、ながめるように参考書を1周してみる
- 2周目から丁寧に1つの語彙ずつ理解して自分で説明できるようにする
- 3周目からは、語彙・漢字を用い、自分なりの文章で表現できるようにする
- 『ボキャブラリーノート』をフル活用して、うる覚えをどんどん書き込む
- 記憶が薄れがちなものにチェックして、繰り返しやり、頭に定着させる(5〜10周)
ちなみに、暗記のメカニズムを知っておくとアドバンテージです
人は忘れる動物なので、忘れないためのコツを以下に書いてるので参考にしてみてくださいね
余談:自分のレベルに合う勉強方法でいこう
現代文の基礎体力をつけたところで、本格的な読解と問題演習にはいるわけですが、
受験勉強では
- 実力相応or少し難しい
くらいのレベルの勉強方法を選択するのがベストです
僕は頻繁に、受験=RPGのレベル上げと例えてまして、以下をみてもらうとわかりやすいかもしれません
-
RPG:初期装備と0レベルからコツコツと敵を倒してレベルを上げて、さらに強い敵に挑んで、クリアを目指す
-
受験勉強:受験の科目について0から始め、基本を少しずつマスターして、応用問題も解けるように、そして受験の合格を目指す
共通するのは「自分のレベルに見合った、ほどよい強さの敵を倒し、経験値を多くもらってレベルを上げること。強すぎる敵は要注意」という点です
「今日から東京大学目指してみるンゴ。語彙力もつけたし!過去問の現代文の読解からやりましょか〜」
は最悪で、初っ端からラスボスに挑んで何も得るものも無く大敗する的な大事故なのです・・・
この前提をわかってもらえた上で
今の偏差値・レベルを目安に
勉強方法を合わせてもらえたらなと思います😌
現代文の『解答力(解答テクニック)』を上げる勉強方法
では、現代文を読んで問題に答える「解答力」を上げる方法についてみていきます
コツコツと継続して蓄えた『語彙』と『背景知識』を材料に、料理していく流れになります。まずは初歩の初歩からです!
『船口のゼロから読み解く最強の現代文』(偏差値40〜50)
色々な参考書がある中で
- 「何言ってるかよくわからない・・」
- 「説明がわからない・・・」
と悩んでしまう現代文の勉強方法にも、レベル・偏差値にもとづく、段階を踏んだルートがあります
本書は「文章の読み方?どうやるの?」と行った、漠然とした不安を解決してくれます
現代文に対する苦手意識を無くし、さらなるレベルアップへのギアとなりますね!
大学受験『現代文』の入門書として最高の1冊です
- ◆おすすめ勉強法◆
- 「現代文の読み方を習得する」つもりで本書の解説を読み込む
- コピーしたものを使って問題を解いていく。
- 「正解」と「不正解」の根拠を自力で本文から探す。
- 「読解・解答のプロセス」をきちんと真似る!
- 本文の図・解説と白紙を使って、何度も解法を繰り返す。
『読解力』の基礎体力をつけることができます
本書の読み方のテクニックはほんと〜に再現性に富んでるので何度も復習しましょうね
『入試現代文へのアクセス(基本編)』(偏差値50〜55)
『最強の現代文』の次にぜひやってもらいたいテキストです
内容をマスターできればセンター試験で80%を取る水準に達することができます
『入試現代文へのアクセス』シリーズの特徴は、再現性ある問題と解答方法が、詳しく書かれているところです
進め方は『最強の現代文』と同じです
最初は読み物としてコピーをとり2周目以降は問題と解説をじっくりやりましょう
加えて「正解」「不正解」の根拠を明確にするためのマーキングを学びましょう
『入試現代文へのアクセス(発展編)』(偏差値55〜65)
『入試現代文へのアクセス(完成編)』(偏差値60〜)
『入試現代文へのアクセスシリーズ』は残る2冊でおわりになります
最後の完成編について、東大・京大を始めとする難関国立や早慶、上智などの難関私大向けです
ハイレベルですが、段階を踏んだ学習をすることで、格段にレベルアップできます
完成編をマスターすると現代文の自信が一気についてきます
まずは『アクセス現代文シリーズ』を1冊ずつ丁寧にクリアしましょうね
『現代文読解力の開発講座』(偏差値55〜60)
『アクセス現代文(基本編)』を終えた後はこちら!
論理的な文章の「筆者の主張」を読み取るトレーニングになります
文章の中の
- 数字
- 助詞
- 形容詞
- 接続詞
- 同値
- 対立
- 並列
- 逆説
- 要約表現
- 例示
- 繰り返し
などのキーワードにマークし、筆者の主張をくみとる素材を丁寧に解説してくれます(多かった・・)
オーソドックの極みですが、これ以上望むものはないくらいの良書です
僕もマーキングを完璧に真似できるまでやりこみました
脳内に革命が起きて「現代文が得意になった!」と自覚するまで達しましたね(そして、レビューがすごい)
口コミレビュー
この参考書は全部で10問ほど。問題が少なめな分得る内容は濃いです。
一周二周じゃもったいないです。三周は最低でもすることおすすめします。なぜなら内容が濃い分難しいなと思うところもあるししっかり理解する必要があるからです。
私は現代文いつも点数が不安定でしたがこの参考書でしっかり内容を読み繰り返し、実際の入試本番には出てこないけどう要約問題もしっかりやったのでかなり点数が上がりました。本当にこの参考書には感謝です。引用:Amazon
『GMARCH&関関同立の現代文』(偏差値60〜65)
▼内容紹介▼
10大学の最近の入試問題の中から、各大学の入試レベルや傾向を踏まえた典型的・特徴的と思われる問題を精選し、可能な限り入試そのままの形で掲載。
各大学の問題の冒頭には[出題分析][対策]として、その大学の入試問題のレベルや特徴と留意点、並びに対策を簡潔に示し、受験勉強の指針となるよう配慮。
引用:Amazon
タイトルの通り、関東・関西の難関私大受験生に向けた問題集です
勉強法について簡潔に要点だけ残します
- ◆おすすめ勉強法◆
- まずは、各問題の真っ白なコピーをストック!
- 読みものとして、ストレスかけず本書を1周する。
- 丁寧に、問題演習して解説を読み込む。
- 2周目以降、コピーしたプリントで解説を意識しながら自力で解く。
解法が染み付くまで繰り返しやり、志望大学の傾向を掴むことがポイントです
実際の過去問(赤本)の前哨戦とも言えますね
『得点奪取現代文記述・論述対策』(偏差値55〜65)
▼内容紹介▼
問題文全体の仕組みを正確にとらえることを[論述の基本]とし、対応箇所が傍線部の前後にあるのか、遠くにあるのか、分散しているのかといった観点から設問を三つのパターンに分類し、それぞれのパターンごとに対策を述べる
典型問題篇と練習問題篇で構成。実例答案をもとにして、答案作成のコツが具体的にわかる。自己採点ができる採点基準・採点例つき。
引用:Amazon
記述問題の書き方と採点の仕方を知り、高得点の取れる記述方法習得できます
国公立ではオーソドックスなのが『記述式』の問題です
読んだ内容を自分の言葉で解釈し、主張の要点を掴んだ解答作成がポイントです
本書は「典型問題」と「練習問題」があり、パターンを学びつつ、その応用ができるようになります
- ◆おすすめ勉強法◆
- 各問題の真っ白なコピーをストック!
- 読みものとして、ストレスかけず本書を1周する(ここまでは上記同様)
- コピーした問題の「自分なりの満足解答」を作る。
- 解答・解説をじっくり読み、「不足点」「相違点」を確認、反省!
- 2周目以降、コピーor本書に「自力で満点解答」を作る。
自分の力で解くことが「どれだけ頭を使わなきゃいけないか」がわかるようになります。本当の国語力は記述の表現に現れるからです
小論文を国語の入試とする大学があるのも納得で、本来であれば、大学側はマーク式でなく、記述式の答案で受験生を試したいのです
ただ・・・マークの方が大人数をみるのに効率がいいし、現実的なのがリアルなんですね
『現代文と格闘する』(偏差値65〜)
▼内容紹介▼
「ことばをイメージする」「文章を読みつなぐ」「文章と格闘する」の3部構成。
第1部では、現代文を読解するためのキーワード群を精選し、それらのイメージアップを図っている。
第2部では、現代文を読解するための方法「読みつなぐ」ということについて解説。
第3部では、実際に入試頻出のテーマを追った問題に取り組む。
解説編では、問題ごとに一つのガイドラインとしての「読みつなぎ方」を示すことで、読解上の問題点を発見できるようにしている。
引用:Amazon
大学受験の現代文で最もレベルの高いテキストですめちゃくちゃ骨の折れる本です)
*難関大(早慶上智・東大京大)志望の人のみおすすめです
実体験にもとづくと、記述式の問題演習をしておきたい理由は、
自分の頭で解釈を練ることで、難関大の迷わせる選択肢を見破れるようになるからです(特に早稲田大学)
- ◆おすすめ勉強法◆
- 『アクセス現代文』と同様に、1周目は読み物として読む。
- コピーしたものを使って、指示を再現できるようにする。
- 別冊の指示を守って、問題を解いていく。
- 「本文」の解説を読んで、自分の読み方を確認・修正する。
- 「設問」の解説を読んで、自分の解答へのプロセスと答案のものとの相違点を確認!
- 翌日に、もう一度真っ白な問題を解いてみる。これを繰り返す!
問題・設問・解説のどれをとっても全てレベルが高く、挫折してしまうことも...
少しでも難しいな・・と感じるようなら『アクセス現代文』などの、基本に立ち返りつつ進めていきましょう😌
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まとめ『現代文』は全ての科目の点数UPの鍵
日本語で全ての科目を勉強して、受験では問題を解きます。化学をアラビア語で勉強しませんよね
現代文で培った日本語の運用力を駆使しつつ、要点をまとめて表現できる力はすべての科目の勉強効率を高めてくれます
欲しい情報・大切な情報を選び取って表現する訓練は『現代文』で可能なのです
「現代文はセンスだからやっても無駄だーー!」とは言わず、「全ての科目の成績UPの可能性を秘めてる!だから現代文をやろう!」くらいになりましょう笑
全体の成績がアップし、勉強がどんどんおもしろくなっていくはずですよ。それでは、頑張ってください。健闘を祈ります😇
*適宜更新致します。質問も受け付けております。