こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学受験で1年浪人しました。地理をずーっと勉強してたのに世界史に変更しました。なぜなのか...
浪人するぞお。目指すならやっぱり早稲田かなー?いや慶應かなー??いやーMARCH(マーチ)でいいかな
本記事では
MARCH(マーチ)を目指す浪人生が意識したいこととは?
というテーマでまとめます
具体的な勉強の方法や科目解説というよりも「意識的なこと」「心構え」を中心に詳述します😌
*当時の浪人情報
- 勉強時間:1日13時間以上勉強
- 勉強拠点:予備校での浪人生活(全寮制)
- 受験科目:国語・英語・世界史
- 合格大学:早稲田(教・文・人科)慶應(文)
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- 前提:〇〇大学の〇〇学部に行く決意をする
- ①:浪人決定直後から「英語」をやる
- ②:1日最低〇〇時間勉強すべし!
- ③:正しい、正しい努力をする
- ④:MARCH(マーチ)の「過去問」に寄せて考える
- まとめ: すまん、書ききれなかった!
前提:〇〇大学の〇〇学部に行く決意をする
これまで以上に、首都圏の大学を中心に受験の難易度が上がってきてます
模擬試験の数値のみに着目して合否結果に確実性があるかというと微妙かもしれません(おっといきなりキツイm(._.)m)
なぜなら2018年度以降、首都圏の難関大学の定員厳格化+浪人生の増加のサイクルは続いており、このダブルパンチえげつないくらい合否結果と相対的な難易度に影響を与えてます
受験年のマーク模試の結果(=相対的な数値)を頼りにするのでなく、MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)の各大学の過去問の結果(=絶対的な数値)を頼りした方が賢明!!と推測できるでしょう
つまり、この見出しの「〇〇大学の〇〇学部に絶対行きたい!」と決断・宣言し、ターゲットを定めるのが初めのミッションといえるのです😌
5年程前の僕の受験は「んーーとりあえず明治とか??難関大?目指してよくね??どうせ目指すだけなら高い方がいいっしょwwwww」のようなバカ丸出しでOKでした(ちなみに、ワイ)
でも、今は違うんですね
MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)のどの大学の〇〇学部に行きたくて、過去問はどんな問題が出てくるのか?その問題を解くために浪人をどのようにスタートしたらいいのか?」まで、ゴールまでの直線距離で考え抜く必要があります
冒頭ですが、ここまで読んだ早慶志望の浪人生は「MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)のどの大学・学部に行きたいか」宣言できますか?
叫んでどうぞ
その後、、以下を読み進めてください😉
①:浪人決定直後から「英語」をやる
英語。英語をやる。以上です
他の科目ではなく「英語」をやる理由は
- 成績に反映されるまでのタイムラグがえぐい
- 文理・大学問わず必須。配点も大きい
の2つですね
これ以上でも以下でもないです。もうね「えっそうだったの??」は、MARCH(マーチ)志望なら通じません
浪人決定後、なるべく早めに取り掛かりましょう
浪人決定後の2月・3月は英語の月でもOKくらいです
浪人決定時の僕のケースでは、中学レベルの英語でさえ「?」という状況でした
2月・3月は中学英語の総復習と高校1年生の文法で滅茶苦茶時間を使いましたね...(これは悪夢)
とはいえ、受験を終えて間違いではなかったと思ってます
英語は模試の成績に反映されるまで時間もかかり「もし、、4月頃にスタートしていたら・・・」と今考えると鳥肌が立ちますww
まあ格好つけると運命を分けた2ヶ月だったかもしれませんww
勉強→成績アップのタイムラグの観点で、文系は国語・理系は数学も勉強でれば理想です
英語に自信があるスタート地点では柔軟に国語・数学に2月・3月を使いましょう😌
▼偏差値0(中学レベル)から最難関私大を攻略する英語学習とおすすめの教材についてはすでにまとめてあります!英語のスタート地点を定めたら、あとはやるのみですよ〜
関連:大学受験『英語』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】
少し紹介しますが、2月〜4月の時期に『単語王』と『英文読解入門基本はここだ!』をひたすらやりこみました
たまたま僕の友達だけ(?)の可能性もありますが、合格者たちの『単語王』ユーザー率は高めでした😂
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『単語王2202』
オーバーワーク説もあるけど、、誰でも負けない量の英単語を覚えるべき
MARCH(マーチ)では「英単語は省エネでよくね??」は一切通用しせん。なぜならみんなガチで英語をやるからです・・
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『英文読解入門 基本はここだ![改訂版]』
真面目に語ると「英語の文を成す基本構造(SVOC)とは何か??」を良質な例文で要素を分解し、英文読解を指導してくれます
「S?V?O?C?」な当時の3月の僕にとって、超革命的な本でした。以上です。手にとってみればわかります←
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②:1日最低〇〇時間勉強すべし!
全てのMARCH(マーチ)の浪人生は〇〇時間が理想!〇〇時間勉強すべし!!
・・と断言するつもりはないです
浪人生それぞれにスタート点(初期の点数)があり、そこまでの距離(目標点数の差)が異なるからです
0から明治大学を目指す人と、超進学校出身で明治大学を目指す人では全〜く背景が違うからですね。でも、これが現実です
ゴールまでの距離を縮めるのに最適化な所用時間が「理想的な勉強時間」です。”理想”は皆違うってことですね・・笑
そこでまずは
- 浪人のゴール(MARCHの志望大学・学部)は明確か?
- ゴールまでどのくらいの距離があるか?
- 距離を縮めるのにどのくらいの時間が必要か?
を考えつつ概算で「理想的な勉強時間はだいたい1日このくらいかな?」と割り出してみてください!
、、、って思いましたけーどーーね
やっぱ受験勉強は量だよ。時間だよ
最難関大学受験するなら誰よりもやれよ
でしょう
完全なる独断と個人の主観ですが、MARCH(マーチ)で1日8時間未満の勉強時間は甘えだと思ってますし、合格できなくても仕方がないのかなと思います(いきなり厳しくなってすみません)
最初から1日3時間でハイパー効率手際と容量の良いMARCH(マーチ)は極々少数です
質・効率はその後から付いてきます。とはいえ、後から付いてくると言うのも無責任なので説明しますね
量と時間を圧倒的に投下することで
- あれ?こんなに時間使ってるのに効率悪くね?
- 今週はこの科目を徹底強化した方がいいよな?
- ここの部分もうできるし、やる意味なくね?
「量と時間の割にどうなの?」という違和感に気づくようになり「それならどうすべきか?」という勉強の試行錯誤へとレールが敷かれます
その結果、勉強内容が改善されて質に磨きがかかる!という論理なのです
量だけじゃない!初めから効率重視で早慶合格できたよ!!という主張も分かるけど、
やっぱ量だよ。時間だよ
MARCH(マーチ)狙う浪人は1日最低10時間以上はやるべきだよ(本音です)
自分の浪人経験と指導経験を合わせて気づいたことです。死ぬ気の鬼努力で、時間をまず投下することから、ぜひ始めてみてくださいね
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③:正しい、正しい努力をする
受験勉強はRPGと同じです
-
RPG:初期装備と0レベルからコツコツと敵を倒してレベルを上げて、さらに強い敵に挑んで、クリアを目指す
-
受験勉強:受験の科目について0から始め、基本を少しずつマスターして、応用問題も解けるように、そして受験の合格を目指す
共通するのは「自分のレベルに見合った、ほどよい強さの敵を倒し、経験値を多くもらってレベルを上げること。強すぎる敵は要注意」ってことです。これが正しい努力です
うん
「今日から明治大学目指して見る。まずは過去問演習からやるンゴ」
これは見事な空振りですm(._.)m
- 今の自分のレベルを直視する「現状把握力」
- 基礎から発展、応用へ段階を踏んで勉強を進める「計画力」
- 模擬試験の結果から苦手な部分を強化・補強できる「柔軟性」
の3つはRPGも受験勉強でも活きる能力です
MARCH(マーチ)志望は偏差値60以上が目標。浪人間で「伸び悩むタイミング」がやってくる可能性が高いです
「伸び悩み」はこの上記3つのどれかの能力が足りず、今の自分に適切でない勉強をやってしまってる可能性も高いですね(=正しくない努力)
結果、「やってるけど伸びない人」が多く出てきて、最悪の場合、浪人=伸びにくい、浪人=無理ゲーという噂まで出てくるのですね
本記事では文量が多くなってしまうので触れませんが、MARCH(マーチ)を狙う今の現状把握をし、MARCH(マーチ)までの計画をたて、柔軟に計画を変えて実行できる浪人生を目指しましょう
計画無しでは成績も伸び悩み、浪人も失敗します。よくある浪人の失敗パターンです
ただ頑張れば皆報われるのではなく、”正しい”頑張りをする人だけが報われる。←これ大事ですー
▼詳細な計画の作り方については下記記事を参考にして下さいね。独学(浪人の学習)の目標設定の方法についてまとました
関連:「独学」を続けるコツは目標設定にあり【*全ての独学対象に有効です】
▼国語・英語・社会科目の独学勉強方法たちはすでに以下に僕がまとめてあります。適宜参照しつつ「正しい努力」を構築してくださいね😌
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④:MARCH(マーチ)の「過去問」に寄せて考える
受験会場で結果を出さない限り合格できません。
「マーク模試はよかったのになあ😭」
って、練習試合と本番の試合を完全に混同してはNGです(あるあるパターン)
最も本番に近いシミュレーションが大切
それがMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)の大学の過去問(赤本)です
冒頭にも書いた通り、これまで以上に模試結果に頼らない、過去問との”直線距離”が重要視されるでしょう。合格最低点との絶対的な差です
*浪人決定後、自分の机の見えるところに置き、いつでも見れるようにするとより理想です。モチベ維持に加えて以下の3つに常に執着できるからですね😌
どのタイミングでもOKです。過去問を手に取り
- どのような問題形式・出題形式なのか?
- どのような勉強を進めるべきなのか?
- 80%以上を得点するにはどうすべきか?
を分析します。それぞれ順番に解説しますね
どのような問題形式・出題形式なのか?
MARCH(マーチ)の大学・学部それぞれに問題の特徴があります。
例えば
- 国語と英語の問題文章の内容や構成の癖は?
- 社会の頻出の出題範囲は?
- マーク模試との具体的な問題構成の「差」とは?
など敵を知ることをまず始めます
赤本やネットの情報を頼りにする前には自力で分析しましょう。その後、分析結果と出回る情報を照らし合わせてみてください
その共通項は強ちズレたものではないはずです
どのような勉強を進めるべきなのか?
敵を知った後にじ〜っくり戦略を構想します
すでに書いた「正しい努力」がキーワードです
一言で
「この問題が出てくるなら、この勉強で進める。〇月までにこれを完璧にする」
という勉強の計画と方針のイメージが湧く状態です。MARCH(マーチ)合格の想定プロセスをすぐに行動に移していきましょう
80%以上を得点するにはどうすべきか?
基本的に過去問で80%以上得点できる力があれば、MARCH(マーチ)に”不合格しないレベル”の到達です
*選択科目の得点調整、小論文の自己採点加減やその年の平均点など、細かいところで厳密な線引きも難しく賛否が分かれます
が、、僕の受験と指導経験で、80%以上を取り続けたにも関わらず、MARCH(マーチ)に不合格する人はそういないと思ってます。
ポイントは合格最低点を目安に合格を狙うというより「不合格をしないレベル」を狙うものです
そこで80%以上を狙うには....
- 絶対に落とせない問題:(易問)
- ライバルがミスりやすく得点したい問題:(良問)
- 解けなくてもOKな問題:(難問)
これら3つのうち真ん中の問題を解くにはどうするか?どんな勉強をしたらいいのか??をいつも考えてみてください
ほど良い難易度の意味で良問としてます😌
易問を落とさず、難問はスルー、良問をできるだけ得点する
やや抽象的ですが、MARCH(マーチ)を目指す浪人生は理解してくれるはずです(他力本願)
過去問(敵)から目を逸らさぬよう、浪人初期から入試直前期まで貪欲に参照し続けてみましょうね
まとめ: すまん、書ききれなかった!
【MARCH(マーチ)大学を目指す浪人生向けの記事】として随時更新していきます!!
あっそうでした。話はずれますが、現在慶應大学志望の現役受験生の「フランス語」の指導を行ってます
以下のツイートの通りですね
【興味あれば連絡ください】
— まこさん / 世界史ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2019年3月16日
誰か1人、英語ではなく「フランス語」で慶應大学の受験しませんか?
文学部、法学部、総合政策学部、環境情報学部で受験可能です
学習時間は0だと思うので、積み重ねは必要ですが指導します。
英語の問題レベルと比較すると遥かにやさしいので、チートかもしれません。
今年度の受験結果次第で(いや合格させる)、2021年度はもっと人数を増やし、慶應入試のフランス語勢を拡大させる予定でいます😌
センター受験者もたったの150人のフランス語。。。フレンチレボリューションをみせていきますよー!(フランス革命)
補足:【浪人】に関する記事たちをすでに沢山執筆してます。新浪人生は読んでもらうと「浪人とは??」のイメージもつきやすいかなと思います😌