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浪人する前の3つの覚悟を経験をもとにまとめる!【リアルな結果・現実・後悔を具体的にイメージする】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学受験で1年浪人しました

浪人する人にとっての覚悟ってなんだろう・・とにかく浪人が不安なのよなあ

本記事では浪人生が覚悟すべきこととはをテーマにまとめていきますよ〜!

 

(*とりわけこれから浪人しようかどうかを迷ってる人に向けてまとめていきますね)

 

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はじめに:日本の浪人生が増えている件 

いきなりそれかよまじかよって感じですよね

 

関連して下記のツイートをしました

 

 2013年は7万6千人だったのが、2018年では10万9千人。2019年度にはさらに増加する予測もあります。怖い

  

なんで?って感じですが

  • 入学定員の厳格化(定員しっかり守ろうルール)
  • 新設学部も少なく、定員枠も増えない

紛れもなく上記が背景にあります

 

つまり

 

「定員から漏れてしまって不合格」→「来年再チャレンジする人が増える」→「定員枠を争う競争率がえぐくなる」→「さらに定員から漏れた人も増える」→「さらに来年最チャレ・・・」という事実上の連鎖が生まれてくるからですね

 

浪人の成功率はたったの10%な件(統計)

もう一年を投資して難関校に再チャレンジできますが、誰でも同じように「成功」するとは限らないのが大学受験

 

生々しいんですが、なんと90%近い浪人生は、この「成功」に届かないという統計データがあります

 

昨年度の10万9千人の浪人生のうち「っしゃリベンジ果たしたぜ浪人してよかった!」のように、有終の美を飾れるのはわずか1万人と少しになります

 

しかも10%の成功する人は、現役でそこそこの大学に合格したけども第一志望に落ちた人であるという...

 

例えば、MARCHに合格したけれども早慶に落ちた人でしょうか

 

偏差値の差を埋めるのは1年で現実的で、「成功」も現実的です

 

一方、偏差値30の人が難関大学(例:京都大学)の合格を狙って浪人を決断した場合・・・浪人生活の成功率はより厳しいものとなるのは自明の理です

 

浪人スタート時点での学力もおおきく「成功率」を左右するというわけですね

 

僕の浪人友達もほとんどが失敗した話

僕の浪人の時の友達(寮暮らしだった)も10人ちょいくらいいるんですが 、ほとんどが第一志望に受からず、第二、第三志望の大学になりました・・・

 

もともと進学校出身の友達も、浪人スタート時点では周りに「あいつはすげえ」とか言われてたんですが、成績は横ばい(ややちょっと右肩下がり)だったようでした

 

「まじかあいつが^^;」って感じでした・・・という話もあるほど身を以て僕が感じたので

 

「ほとんどが成功しないんだ」と実感と危機感をもってもらえるとまずはいいかもしれません

 

今となっては指導する「どうやったら浪人で成功する人が多くなるかなあ??」と色々考えました

 

結果

  • 10パーセントの成功者になれなかった典型的な原因

を知って排除するが現実的な作戦だ。との結論にいたりました。結果的に成功した浪人生は「失敗をしない状態」であるともいえます

  

・・・さあ、、こんな感じの導入を書いたところでは何も始まらないですよねww💦

 

具体的に「浪人すると決めた時の覚悟」をまとめていきます(記事の後半では、浪人の覚悟を決めた後にやるべき勉強についてもまとめてあります)

 

要点はズバリ以下の3つです・・!

 

  1. 「浪人の90%は失敗する」と覚悟する
  2. 「浪人生活」を具体的にイメージして覚悟する
  3. 「浪人する決断」の後悔を受け入れて覚悟する

 

どうゆうこと??って感じだと思いますが少しずつ順番にみていきます。読了後、「それで

 

覚悟①:「浪人の90%は失敗する」と覚悟する

person climbing snowy mountain

 

まずは

  1. 現役時に落ちた大学のリベンジ合格

  2. さらに偏差値の高い大学の合格

これが浪人の「成功」でしょう

(異論があればどーぞ!)

 

90%近い浪人生はこの「成功」に届かないという統計データがあるのはすでに書いた通りで、

  

2018年度の10万9千人のうちの浪人生のうち「っしゃリベンジ果たしたぜ浪人してよかったよ!」と思えるのはわずか1万人と少しでしたね

 

 10人の浪人生が受験競争に参加したとして、その9人は失敗、1人しか成功はできない程です

 

しかも10%の成功する人は、現役でそこそこの大学に合格したけども第一志望に落ちた人であるという...

 

偏差値30の人が難関大学を合格を狙って浪人を決断した場合、浪人生活の成功率は、より厳しいものとなるのは自明の理です

 

つまり

ほと〜んどの浪人生は失敗するんだ

という「危機感」を持つ。これがまずはじめに持つべき覚悟といえるでしょう

 

この統計の存在を客観的に現把握しつつ「それでも頑張る!!」という気迫がここでは大切です

 

覚悟②:「浪人生活」を具体的にイメージして覚悟する

man on grass field looking at sky 実際浪人ってやってみてからじゃねーとわからねよー。なんとかなるっしょ

 

って思うかもですが、ほとんどの浪人経験者は「想像の100倍辛いんだけど」と言います

 

というのも

  • 圧倒的に孤独
  • 圧倒的にセルフブラック

が浪人生活の実態だからなのです・・

 

*圧倒的に孤独 

浪人で成功できた人は徹底的に律して勉強漬けの毎日がふつうです

 

しかもほとんど1人で孤独の生活です

 

口を開けない日がもしかするとあるかもです(冗談ではないです)

 

孤独になって圧倒的に時間を確保する

 

時間を全て勉強に投下するくらいの気持ちを保つべき、と浪人生活を終えてみて強く感じています

 

とはいっても孤独と表現したものの「独り」と「一人」は異なります。

 

お互いに高めあえる友達を複数人つくるのは全然OKですし、むしろ推奨します

 

浪人生の主な拠点は予備校・家・図書館。「こいつとなら一緒に頑張れる!惰性に流されないぞ〜〜」という人に声をかけて慎重に友達作りをしましょう

 

孤独になって勉強時間を確保しつつ、少し束の間の休憩・お昼ご飯休憩に雑談でリラックスする、そしてまた孤独になって勉強

 

この生活をイメージしてみてください

 

この環境作りから浪人生活がはじまります

 

*圧倒的にセルフブラック

 

セルフブラックとは世間のブラック企業の個人経営バージョン

 

それが転じて浪人バージョンの「セルフブラック」になります

 

いわゆる

 

  1. 長時間労働
  2. 超絶理不尽 

 

がブラック企業の2大特徴です

 

「しんどい!◯ね!ふざけんな!辞めたい助けてYO!」以外なんでもないですが、浪人はこれをセルフ(自身)に 課す、というものです

  

僕自身の浪人経験で勉強時間は基本13時間以上は毎日やってましたし(長時間労働)、模試では想像の10倍以上に下がってしまった時もありました(超絶理不尽)

 

  • 「うわ…この生活はワイにはむいてなさそう……心配だな。でも部活でメンタル鍛えてきたし、なんとかやれそう」
  • 「セルフブラックwwwww絶対無理wwww死んでしまうwww」 

のようにイメージしてみることで「浪人する覚悟ができるかどうか」をじっくり考えられますね

 

最終的に浪人生活の具体的なイメージを描け「やれる気がするぞーー!!」の自信が湧けば浪人のGOサインです

 

僕自身の浪人生活の詳細は以下の記事にまとめてあります。イメージする際に参考にしてみてくださいね

 関連:浪人生の生活はどんな?勉強はどのくらいすべき?【基本死なないので死ぬ気でやりましょう

 

覚悟③:浪人の決断をとった後悔を受け入れて覚悟する

man standing on top of mountain

浪人は超長時間勉強の超孤独の超理不尽。

 

でも

 

「んなの知ってるけど、俺はやっから。浪人の選択して後悔はないから」と、決断に対してねちねち後悔しない自分でいられるかどうか、これがとても大事になってきます

   

言い換えると

  • 「後悔」が普通に訪れることを受け入れる覚悟があるか?
  • 「後悔」受け入れながらも進み続ける覚悟があるか?

これが浪人する最後の判断基準になる覚悟です

 

なぜなら 

  • 「ぶっちゃけそこまで大学にいかなくてもよかったし、浪人しなければよかった」
  • 「思ったよりも孤独は辛すぎるし、結果もでてこないし、浪人しなければよかった」

 のような後悔の感情はどうしても普通に訪れます。びっくりするくらい普通に訪れます笑

 

簡単に揺るがない覚悟さえあれば、浪人生活をなんとかなんとかやり過ごすことができるでしょう

 

関連:浪人した僕が感じた後悔はこの3つ【どのように解釈するかの思考力が大切です】

 

以上になります。本記事で紹介した内容を言い換えてまとめると以下のようになりますね

  1. 浪人の覚悟(リアルな結果)
  2. 浪人の覚悟(リアルな生活)
  3. 浪人の覚悟(リアルな後悔)

この3つの覚悟です

 

「浪人しようかどうか迷ってる・・」と迷いの渦中にある人はぜひこれら覚悟ができるかどうか?を判断軸にしてみましょう。多くの受験生の成功を祈っております😌

 

番外編:浪人の覚悟を決めたらやるべきこと

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番外編に浪人する覚悟ができた後の準備・スタートダッシュについてもまとめます!

 

順番に手順を説明していくのでざ〜っくり読み流してくださいね〜

 

①:昨年の「反省」と「失敗」を洗い出す

 

 現役の高校3年生の反省と失敗から学び

 

「浪人では失敗を繰り返さない」

 

という姿勢を改めて固めます

 

 

ポイントは、「なんとな〜く勉強時間が足りなかった」のような漠然とした反省・失敗ではなく、具体的に文章で書き残すことです

 

シンプルに具体的に描けるほど「対策」も考えやすく、「行動」にも移しやすいからですね

 

例えば

  • 土日でも1日の勉強時間が3時間にも満たなかった(反省)→1日の勉強時間を10時間作れるようにスケジュールを作成する(対策)
  • 得意な科目に時間を使い過ぎた(反省)→苦手な科目を4月〜6月を中心に勉強する(対策)
  • 気が付いたらYoutube観てた→周りの誘惑を視界から外す部屋にする(対策)

 

より具体的で実行可能な「反省」と「失敗」、できればその「対策」も書き出してみましょう

 

なんとなく浪人生活が始まって、なんとなく予備校に通い始めて、なんとなくモチベが続かない・・という事態を避けるために有効です

 

浪人が決定したその日にやってみましょう

 

例えば僕のケースでは、「成功を求める」よりも「失敗を避ける」の勉強の姿勢を最終的に満足のいく結果を残すことができました

 

 

関連: 浪人の伸びないタイプ?伸びるタイプ?【「伸びないわけがない状態」を目指せばOKです】 

②:2月・3月は英語の基礎を徹底してやる

予備校の浪人生活がスタートする前に、

 

他の科目ではなく「英語」をやる理由は

  • 成績に反映されるまでのタイムラグがえぐい
  • 文理・大学問わず必須。配点も大きい

の2つです。これ以上でも以下でもないですね💦

 

浪人決定後、なるべく早めに取り掛かりましょう。浪人決定後の2月・3月は英語の月でもOKくらいです

 

現実、浪人決定時の僕のは、中学レベルの英語でさえ「?」という状況でした

 

2月・3月は中学英語の総復習と高校1年生の文法で滅茶苦茶時間を使いましたね...(これは悪夢)

 

とはいえ、受験を終えて間違いではなかったと思ってます

 

英語は模試の成績に反映されるまで時間もかかるので「もし、、4月頃にスタートしていたら・・・」と、今考えると鳥肌が立ちます

 

運命を分けた2ヶ月だったかもしれません

 

勉強→成績アップのタイムラグの観点で、国語・数学も勉強できると理想です。英語に自信があるスタート地点では柔軟に国語・数学に2月・3月を使いましょう😌

 

本気で単語の基礎力UPをする

浪人の2月〜4月の早い時期にやりこみたいのは

 

単語と文法 

 

この2つです

 

網羅的にマスターするまで滅茶苦茶時間がかかるからですね。この重要性については深くふれなくてもわかってくれてますよね・・と信じたいです

 

で!2月〜の英単語勉強は以下の本を使って攻めます

 

『単語王2202』

偏差値を70以上の最難関私立を合格するにはこれで決まり

 

有名な『ターゲット1900』や『システム英単語』や『DUO』ではなく、僕は『単語王』派でした。(*賛否両論あります。ぶっちゃけ好みの単語帳でOKです)

 

最初の1から少しずつ覚えていくわけですが、

 

「いや単語とか去年のトラウマなんだけど」

 

って浪人生も少なからずいると思います

 

以下に「英単語を覚えられなくて辛い・・!」という人向けに単語暗記術をまとめました!😌参考にしつつ単語を覚えてみてくださいね

関連:英単語を覚えられなくて辛い!単語を暗記するためのシンプルな方法を語る!

 

結論:殴り書き音読暗記は強いです😂(ワイ↓)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/makoto-endo/20151118/20151118213834.jpg 

 ☑️補足

断言します。辞書は必要ありません。辞書で調べなければいけないような単語は滅多に受験で出くわしません

出たところ合否に影響はありません。本当にマジでガチでこの1冊だけで、ボキャブラリーが合格レベルまでいけます。僕が体験しました。

   

本気で文法の基礎力UPをする

単語と合わせて、文法の基礎中の基礎をしっかり勉強しましょう

 

「英文法で、何をやったらいいのか??」についてですが、単語と同じく、浪人開始前の2月〜スタートできるといいでしょう

 

 『大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎文法変)』

中学生〜高校1年生レベルの文法は問題ありませんか??

 

僕は中学レベルの文法が「?」な状況だったので、この基礎中の基礎の本を理解するまでに時間がかかりました←

 

逆に、基礎をマスターできていればすぐに読了できてしまいます。「しっかり基礎が身についているか?」を確認する意味でもやっておきたいですね

 

畳み掛ける感じで申し訳ないんですが、加えて、中学英語ではあまり意識しなかった(?)、英文の根本的なルール=”文型”の習得。これを特に意識しつつ進めます

 

  • (S)⇒主語=Subject
  • (V)⇒動詞=Verb
  • (O)⇒目的語=Object
  •  (C) ⇒補語=Complement

 

なぜなら、英語の文章はすベてこの文型で成り立ってるからですね。(浪人開始時の僕は知らなかった)

 

英文の中で、各単語がS,V,O,Cのどの役割か?を瞬時に判別できるようになる、これを目指します

 

そこで

 

「文法の要素を判別して、正しく英文を読むにはどんな勉強をしたらいいのか?」

 

この疑問を解消し、めちゃくちゃ丁寧にゼロから教えてくれた本が以下の本でした

 

『英文読解入門 基本はここだ![改訂版]』

単語、熟語、文法は地道に覚えてきたけれどなぜか行き詰まる・・こうしたスランプ状態な僕にとって救世主的な1冊でしたね

 

上記の基礎文法との組み合わせは最強です😌

 

「英語の文を成す基本構造(SVOC)とは何か??」を、良質な例文でひとつひとつ要素を分解し、英文読解を指導してくれます。これは革命的でした

 

これらを完璧できたら、自分の力で英文中の文の要素を見分けられるようになります

  

よく頻繁に「たくさん英語を読まないと不安なんです」という声がありますが・・

 

優先すべきは精読。ひとつの文章を丁寧にミスなく理解できるレベルまで時間をじっくりかけましょう。

 

丁寧に読む精読を続けていけば理解の速度も早くなるので、”自然と”多読にうつっていけるのです😌

 

基礎を固める時は地道にこつこつ確実に1文ずつ解きましょう

 

『英文法・語法問題 Next Stage』

上の文法書を進めながら、同時並行でこちらもチェック!

 

シンプルな4択の問題形式で

  • 全文法事項、語法のインプット
  • 全文法事項、語法のアウトプット

 の二刀流ができるコスパ最強の文法の参考書です

 

できなかった問題・うまく整理つかない問題番号には【しるし】をつけ、苦手な範囲を明確化して繰り返し勉強しましょう

 

この【しるし】をつけた番号や単元を、「文法の解説」に戻って確認。これをひたすら繰り返します

 

我慢強く耐えてくださいね

 

すると2月〜4月にかけて

 

「英語が苦手じゃなくなくなった?!基礎ができるようになったら楽しくなってきた!」

 

と、浪人の良きスタートダッシュがきれます。というので上記の基礎中の基礎は、運動の準備体操のようなものです

 

本格的に問題を解きまくる浪人がスタートする前に、みっちり基礎中の基礎を叩き込んでおきましょう😌

 

▼尚、偏差値0(中学レベル)から早慶レベルまでの英語学習とおすすめの教材については以下にまとめてあります。合わせてチェックして下さいね

関連:大学受験『英語』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】 

 

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まとめ:浪人はスタートが本当に肝心

 

「もっと早くから英語を勉強しておけばよかった!!英語がなかなか伸びないんだけど!!」ってリアルな声を僕は何度も聞いてます

 

コツコツと単語文法の積み重ねが必要な英語は、花咲くまでにほんとうに時間がかかります

 

思った以上に時間を使えなく、タイムオーバーしてしまう受験生が多いんですね💦

 

・・という事態を避ければOKなわけですから、浪人生するかもしれないって人は今日からでも英語の勉強に取り掛かりましょう

 

それでは!長くなりましたが、参考になれば幸いです😌

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