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シンプルに、ものを書く

宿題で答えの丸写しがNGな3つの理由+どうしても答えを写す時の対処法【原則:できなさそうな問題に印】

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どうもまこさん(@sHaRe_worlD_) です。

  

宿題をやってはいるものの、息子・娘は答えを写しがちなんだよなあ・・・どうしよう

 

上記をテーマにまとめていきますよー!

 

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宿題の答え丸写しが全く意味をなさない理由

もともと僕は宿題を全て写すタイプの人間でした笑

 

しかし、写した結果・・成績も上がらず反省だらけになってしまいました

 

この反省を色濃くうつしたものが以下になります

 

  1. 考える時間が0になる
  2. できる・できないの判別が困難になる
  3. ただの時間の無駄になる

 

順番にみていきますね

 

 ①:考える時間が0になる

勉強は「文章を読んで→考えて→理解して→問題を解く・覚える」のプロセスの繰り返しです

 

この「考える」の記憶をひっぱりだす等をつうじて、理解力だったり記憶力はパワーアップしていきます

 

当然、答えの丸写しは(写し)では考える時間は0!!!!!

 

考える時間が0なら脳力UPも全く期待できないし、期待できるのは手首周りの筋力UPくらいなんですね(極端)

 

考える時間0→勉強ができない→宿題を写す→・・の無限ループには気をつけましょう。これはまじです

 

②:できる・できないの判別が困難になる

完全解答は答えを写せば作れてしまいます

 

「えーーすごい出来てるじゃん」と、学校の先生は添削もしやすいし、息子・娘の答案をみた時にほっと胸をなでおろしたくなります

 

がしかし、勉強の本質は「出来ないを出来るように」ですが、全く達成できてない、ということになるのが答えの丸写しです

 

この「できない問題・理解できてない問題」は、いつかブーメランのごとく跳ね返ってやってくるのです。定期試験かもしれないし、受験かもしれません

 

長い期間で考えると、テスト・受験で悲しむだけなので、出来ないところの放置は全くよくないですよね

 

まるで、体の病気を放置したまま過ごすようなものなのです

 

③:ただの時間の無駄になる

 実は①〜③はすベて関連しあってます

 

①の「考える時間が0」で

②の「できないができないまま」になると

 

こんなループになります

 

「考える時間0」→「勉強が身につかない」→「できないところはできないまま」→「意味ないことなので時間の無駄」→「勉強が身につかないまま」→「宿題をまた写す」 

 

残念なことに、負の連鎖でしかないんですね。自分の首を自分で締めてるようなもので、厳しい言い方をすると「時間の無駄」となってしまいます

 

時間が無駄になってしまうので、この時間を別の習い事や友達との遊びに使った方がまだ有益かもしれないくらいです

 

確かに僕も「宿題を写してとにかく終わらす!」派だったのでとてもわかります

 

  • 宿題を写してとにかく早く終わらすこと
  • 宿題の内容を理解して学びにすること

 

は全く別物だ!!だから写すのは作業だと割り切ってる!!という考えもわかります

 

ですが「いつか必ずつけが回ってくる」と知ってもらえるといいかなと思います(煽り)

 

僕は、小学生〜中学生まで、宿題の写しの常連だったんですが、中学3年生の受験生になったとき

  • 見事に基本の基本が抜けていた
  • 勉強の習慣をまるで作れなかった

という悲劇のブーメランが自分に衝突しました笑

 

中3の僕は「しっかり宿題と勉強をやっておけばよかった・・・」と後悔したのでした・・

 

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答えを写すならやっておきたいこと

①〜③の結果「宿題の丸写しは意味ない。丸写しはいつかつけがまわってくる」と理解してもらえたかと思います

 

とはいっても「答えを写してでも終わらせなければ!」「明日の朝までに宿題終わんないよ!」って事態も当然起こり得ます←

 

そこで

 

  • 「丸写しは意味ない」を把握しながらも、「少しでも意味のあるもの」にする方法

 これについて触れていきたいと思います😌

 

繰り返すと、あくまでも「答えの丸写しは意味ない」が前提にある方法なので、やり過ぎはよろしくないですよ〜笑

 

①:模範解答・解説を読み込む

答えを無限に写経して終わり!

 

ではなく「どうしてその答えになるのか?」を考えます

 

本来は【自力で解く→答え合わせをする→解答をみて採点する→解説を読み込む】が宿題の流れでしたが、前半を飛ばし、

 

【解答をみる→問題をみる→解説を読んで納得できるか?】の逆転思考で宿題の問題を見直します

 

ひとまず

  • 模範解答をじっくり読み込む
  • 解説をじっくり読み込む

の2点がしっかりできれば十分でしょう😌

 

これらを読み込みつつ、その「答え」になる理由を明確にし、完璧な理解を目指します 。自力でやること飛ばした分、ここはじっくりやってもらいたいですね(自戒)

 

簡単に整理すると

  1. 答えを急いでまずは写す!
  2. 解説をじっくり読み込む!
  3. 答えと解説の、整合性を確かめる! 

でシンプルなものになります。すでにやってるよ!って人も多そうですね笑

 

②:数日後、もう一度自力で宿題をやってみる

学校の宿題でも塾の宿題でも、

しっかりと取り組めば学力は上がるようにできてます

 

しかし今回は答えを写して乗り切った...!

 

そこで

 

自力では出来なさそうだった

 

と感じる問題に「☑️」を入れておき、

時間がある時にもう一度宿題を解けると効果的です

 

特に数学は答えを写して解説をみて、できてる感覚になってしまいやすく、真っ白な状態では解けないケースが多発します

 

  • 出来なさそうだった問題に「☑️」を入れて、重点的にそこを勉強する癖をつけること

 

これを意識していきます😌

 

こちらも簡単に整理すると

  1. 宿題の答えをまずは写す!
  2. 解説をじっくり読み込む
  3. 「自力で出来なさそうだなあ」と感じる問題に☑️
  4.  数日後に☑️をつけた問題を自力で解く

 写した分の「罪悪感」で取り組んでみてくださいね

 

成績を上げたいなら宿題を活用すべし

「成績を上げたいー!勉強できるようになりてー!」

「まったく宿題についていけてないんだけどorz」

「宿題を写すだけだったけど、真面目に成績を上げたいよ!」

 

って人はこのダルビッシュ投手の以下の言葉をみてください

 

勉強にもあてはまるなあ〜!思うこの頃です

 

 

わかりやすくすると以下の通り!

 

  • 闇雲な努力:とりあえず英語やろう。まずは辞書の先頭から全て覚えてやるわ。気合いがあれば何でもできる!!!!
  • 適切な努力:今の自分に足りないのは語彙力。自分のレベルに合う参考書をみつけて、1日50個ずつ覚えよう。明日はまた20個忘れるからしっかり復習しよう

 

学校で出される宿題は、あくまでもみんなの足並みをそろえる最低ラインのもので、じぶんの成績UPに繋がるかは絶対に保証されてないんですね

 

↑をふまえると、成績を上げるなら自分のレベルに合うもの=適切な努力をすべし!となります

 

じゃあどんなものを+αでやるべきか?

 

って流れなんですが

 

具体的に個々のものを挙げたら枚挙にいとまがないので、ヒントのみ、伝えますねm(_ _)m

 

これ ↓ ↓ ↓

 

  • 今の自分のレベルを直視する:「現状把握をする」
  • 基礎から発展、応用へ段階を踏んで勉強を進める:「段階的な計画をつくる」
  • 模擬試験の結果から苦手な部分を強化・補強できる:「柔軟に苦手なものに対処する」

 

少し抽象的でもうしわけないんですが、

 

シンプルにまとめると、宿題以外でも

 
今のじぶんのレベルと足りない力(苦手な問題)を把握したうえで、集中的にとりくむべき!
 
 
となります
 
学校で出される宿題では、ひとりひとりの「苦手な問題・箇所を限定して出す」ということはないので、このかゆい箇所に対処ができるようになります
 

「+α」への取り組み方(僕の英語を例に)

僕は基本中の基本がまったくできてなかったため、宿題に苦痛を激しく感じてました。そして答えを毎回写してました笑

 

1番きつーーーいパターンだったんですが、

 

宿題(学校で出される最低限の課題)に加えて、宿題についていけるための基本を塾の先生に教えてもらって、トレーニングしてました

 

はい。宿題+αの量をやるはめになりました

 

経験した今だから言えるのは「宿題についていけないくらいの基本にもどるなら、早ければ早いほどいい!」ということですね。宿題の内容を理解できず、毎回写して終わるならなおさらです

 

学年が上がるにつれて、小〜高校問わず授業のレベルが上がるため、「なんとかなるっしょ」と思っても時すでに遅し」のケースはほんとよくあります

 

そこで以下の手順で宿題と+αに取り組めるといいかもしれません

 

  1. 宿題はうつしてでもいいから終わらせる
  2. 足りない「力」はなにか考える
  3. とにかく足りない「力」を補う勉強をする
  4. 宿題を実力で解けるレベルまで高める
  5. じぶんの力宿題をやる

 

僕の場合は、英語の長文が宿題でたとしてもまったくわからず「?」で、解説もよくわからず、答えをうつすだけでした

 

そこで文法の基本からたたきなおし、じぶんの力で英語の文章が読めるまでトレーニングしました

 

その結果、宿題をじぶんの力でできるまで力をつけ、効果のある宿題となりました😌

 

答えの丸写しは、ブーメランになって跳ね返りのダメージを負いかねないので、こうした策も検討してみましょうね

  

「宿題が簡単過ぎる!」って時の場合・・

「宿題は簡単過ぎるから考えるまでもない!だから写す!」って人も中にはいますね笑

 

簡単な宿題を写すだけは誰でもできる作業なので、成績の向上の見込みはかなり希薄です・・

 

そこで

 

  1. 少し難しめの問題にチャレンジしてみる
  2. 「難しい!」と感じたら、重点的に勉強する

 

これだけです。ガンガン成績を上げていきたい!受験を視野に進んでいきたい!って人にはぜひやってもらいたいです

 

「宿題は簡単過ぎる!」は良いことにみえる一方で、ながい目でみると、成長がほぼ無いってことになるので、成績の伸び悩みの原因になるかもしれません

 

関連して「成績の伸び悩み」を抜け出す方法について3つまとめたので、合わせて参考にしてみてください

関連:【誰でもある!】受験勉強でスランプ(伸び悩み)を抜け出すためにやりたい3つのこと【勉強のスランプは頭の成長痛です】