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浪人の成功率はどのくらい?!成功率を上げる方法も解説【浪人は増加→どんどんハードモードになる模様】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。浪人生、さんずい取れば良い人生ってよく言いますよね。あれ、言いませんか。

 

・浪人の成功率ってどのくらいなの??心配で不安なんだけど・・・

 

 本記事では浪人するorするかもという人にむけて

 

前半ではいちば〜〜んきになる「成功率」についてみていき

後半ではどのように「成功率」を高められるか?についてまとめます!

 

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浪人生のほとんどが「成功しない」現実

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「一度落ちてしまったけど、、将来一発逆転のために、、諦めきれない・・浪人、、頑張るわ

 

と、浪人は皆覚悟して始めます

 

もう一度の受験チャレンジはまさに敗者復活戦

 

人生の中の10代後半という青春の超貴重な1年をかけて「成功」をもう一度狙いにいけるチャンスがそこにあります

 

  1.  現役時に落ちた大学のリベンジ合格

  2. さらに偏差値の高い大学の合格

  3. 第一志望の大学への合格

 

↑ ↑ 浪人における「成功」の定義です

 

難関大学・知名度のある大学・勉強したい学問がある大学への入学が浪人での「成功」です

 

しかし、、

 

浪人の成功率はたったの10%(統計)

もう一年を投資して難関校に再チャレンジできますが、誰でも同じように「成功」するとは限らないのが大学受験

 

見出しを言い換えると、90%近い浪人生は、この「成功」に届かないという統計データがあります

 

つまり、昨年度の10万9千人の浪人生のうち

 

「っしゃリベンジ果たしたぜ浪人してよかったよ!」と、有終の美を飾れるのはわずか1万人と少しになります

 

しかも、10%の成功する人は、現役でそこそこの大学に合格したけども、第一志望に落ちた人であるという...

 

例えば、MARCHに合格したけれども早慶に落ちた人でしょうか

 

偏差値の差を埋めるのは1年で現実的で、「成功」も現実的です

 

一方、偏差値30の人が難関大学(例:京都大学)の合格を狙って浪人を決断した場合・・・

 

浪人生活の成功率はより厳しいものとなるのは自明の理となります

 

このように、浪人スタート時点での学力も、おおきく「成功率」を左右するというわけですね

 

僕の浪人友達もほとんどが失敗した話

僕の浪人の時の友達(寮暮らしだった)も10人ちょいくらいいるんですが 、

 

ほとんどが第一志望に受からず、第二、第三志望の大学になりました・・・

 

もともと進学校出身の友達も、浪人スタート時点では周りに「あいつはすげえ」とか言われてたんですが、成績は横ばい(ややちょっと右肩下がり)だったようでした・・

 

「まじかあいつが^^;」って感じでした・・・

 

という話もあって、身を以て僕が感じたので、、

 

「ほとんどが成功しないんだ」

 

と実感と危機感をもってもらうのが、本記事の役割のひとつでしょう

 

今となっては指導する側なので「どうやったら浪人で成功する人が多くなるかなあ??」と、色々考えました

 

結果

  • 10パーセントの成功者になれなかった典型的な原因

を知り、排除していくのが現実的な作戦だという結論にいたりました

 

「成功に理由はなく失敗に理由がある」とよく言われますよね

 

結果的に成功した浪人生は「失敗をしない状態」であるともいえます

 

この「失敗をしない状態」を目指して勉強するのが、現実的かつ賢明な生き抜く術ではないでしょうか???

 

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浪人で成功しない人の3つの典型的な原因

というわけで、「浪人の成功者」にはいれなかった典型的な原因をじっくりみていきます

 

読んでいくなかで「これにはならない!ならないように勉強頑張るぞーーー」と、覚悟をきめてもらえるといいですね😇

 

①:大学受験の目的があやふや 

  • 超長時間労働(長時間勉強)
  • 超絶理不尽(なかなか成績上がらないというか落ちることも)

は浪人生にとって割と普通です

 

「なんでこんな辛いことしなきゃならんのだ??別に勉強辞めたって困らないンゴ」

 

と思った時点で赤信号です

 

浪人は孤独の長時間労働。高校時代と比べたらもう辛い以外のなんでもないんですね

 

でも、頑張らなければいけない

 

そんな時「辛くても、将来の目標があるからやるしかねーな頑張るしかねーな」っていうマインドがあると、勉強に戻ってこれます

 

  • 大学受験が目的➡︎モチベ下がりやすい
  • 大学受験が手段➡︎モチベ保ちやすい 

 

よくある話ですが、一部の受験オタクを除けば大学受験は将来の「何かを叶えるため」の手段でしかないはず

 

  • 大学でどんなことをやりたいのか
  • 大学を卒業したらどんな職業に就きたいのか

 

これ!(ありきたりですが)

 

勉強しながらでも常に考えてみて下さい

 

また、もともとは明確な目標があったけど勉強に一途のせいでついつい勉強自体が目的になってしまうこともあります(ジレンマです)

 

勉強がうまくいかなくなるとモチベも下がる、そして勉強以外のことに手を出しまくるといったことはよ〜〜くあります

 

意外にも盲目になりやすいので「勉強しながらでも常にそのさきの目的・目標を考える」を徹してみましょうね

 

②:レベルに見合ってない勉強をしてしまう 

 

受験勉強はRPGと同じ!って僕はよくいいます

 

  • RPG:初期装備と0レベルからコツコツと敵を倒してレベルを上げて、さらに強い敵に挑んで、クリアを目指す

  • 受験勉強:受験の科目について0から始め、基本を少しずつマスターして、応用問題も解けるように、そして受験の合格を目指す

 

共通するのは「自分のレベルに見合った、ほどよい強さの敵を倒し、経験値を多くもらってレベルを上げること。強すぎる敵は要注意」ってことです

 

「今日から東大目指して見るンゴ。まずは過去問からやりましょか〜^^」

 

は最悪なのは、、いいですね??

  

  • 今の自分のレベルを直視する「現状把握力」
  • 基礎から発展、応用へ段階を踏んで勉強を進める「計画力」
  • 模擬試験の結果から苦手な部分を強化・補強できる「柔軟性」

 

の3つはRPGも受験勉強でも活きる能力です

 

本記事では文量が多くなってしまうので触れませんが、現状把握をし、計画をたて、柔軟に計画を変えて実行できるよう目指しましょう

 

無鉄砲な計画無し勉強では全く成績はあがらず、浪人も失敗します。よくある浪人で成功が遠退く原因でしょう

 

*独学での計画の立て方については、下記記事を参考にどうぞ!ステップバイステップな目標クリアが一番ですっ

関連:「独学」を続けるコツは目標設定にあり【*全ての独学対象に有効です】

 

*こちらは社会科目を中心とした勉強方法をまとめたものたちです。同じく参考にどうぞ! 

3:寝れていない(色んな意味で)

 

寝るは大事。頭動かすため

 

これは触れないOKかと思いますが、いろんな意味を込めた「寝れてない」のことです

 

  • 睡眠時間しっかり取れてない→「十分に寝れてない」
  • 朝型と夜型交互になってしまう→「規則正しく寝れてない」
  • 不安で寝つきが悪くなる→「スムーズに寝れてない」

 

「寝れてない」状態が続けば

  • 「なんか今日調子悪いな、だるい」
  • 「やる気でねーなあ鬱だんだけどお」

と、気分も体力もダウン。十分な集中力を維持した勉強も難しくなります

 

コンパクトにいえば量的かつ質的に十分「寝れている」状態がベストということですが、個人差がえぐいです

 

そこで「質的に十分に寝れているか?」を自分に問うてみて

 

→寝れてるor寝れてない

→寝れてない場合の対策を考える

→ググれば十分解決策を発見できます

 

こんな感じに「量的に十分寝れている?」も同じように自問自答して「寝れている」状態を目指してみて下さい

 

体は最大の資本。、病みやすい浪人の時期には

  • 心を安定させるために睡眠は超大切
  • 脳の機能を安定させるために睡眠は超大切

ということになります😌 

 

付け焼き刃の徹夜勉強は、浪人ではNGなので注意ですよ〜〜

 

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まとめ:浪人が増えてる→成功率も下がる?

以上!本記事では

  • 浪人の成功率は「10%」
  • 浪人で成功しない典型的な原因

をみてきました

 

最後に「浪人の人数」に着目して、浪人の成功率の変化について少し考えてみます。

 

具体的には、ここ5年間のセンター試験の全体受験者数は53万人〜54万人を推移してるんですが

 

浪人生(既卒生)の受験者数は2013年は7万6千人。そして2018年では10万9千人に増加してるそうなんです。2019年度にはさらに増加する見込みがあるそう・・

 

 

その背景に以下の3つの理由がある模様 ↓

 

  • 入学定員の厳格化(特に首都圏の私立大学)
  • 新設学部も少なく定員枠も増えない
  • 地方にもっと学生を!地方創生へー!

 

日本政府の狙いです

 

現状すでに5人に1人は浪人生で、これからは4人に1人くらいに増えていく可能性も大きいとも言われてます

 

受験会場で5人か4人に挨拶すれば「同じく浪人生やで」と返ってくる確率になりますね

 

この浪人数の統計をみてみると

 

「定員から漏れてしまって不合格」→「来年再チャレンジする人が増える」→「定員枠を争う競争率がえぐくなる」→「さらに定員から漏れた人も増える」→「さらに来年最チャレ・・・」

 

という浪人生の増加サイクルが見えてきます

 

浪人生の数が増加する一方で定員数に変化がない

 

つまり、浪人問わず受験生を取り巻く環境は、より厳しくなってるのですね

 

こうもなると、これまでの「浪人の成功率=10%」の確率は少しずつ低くなるとも予測もできるのです

 

・・・さあどうでしょうか。えぐいですねえ・・

だからといって煽るつもりも1ミリもないです

 

賢く浪人を生き抜くにはシンプルに

  1. 現実的な成功率を、客観的に知っておく!
  2. 浪人で成功できなかった原因をリサーチする!
  3. 浪人で成功できなかった原因を排除する!

の3つですね

 

危機感を感じつつ良いモチベーションにしてみてくださいね。なにより善は急げ、行動です😇

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