こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。
日本史の勉強は、教科書だけで十分なんですかーー?!山川の教科書が好きなんですけどっ
本記事では、日本史の勉強は「教科書だけでいいの?よくないの?問題」について考えてみたいと思います😇
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日本史の教科書はすごい
↑ ↑ ↑ 受験生のほぼ100%が使ってる教科書
結論を言うと、大学入試で「合格点」を狙うなら、十分教科書だけでもカバーできるでしょう
なぜなら以下の通り・・
- 高校で習う授業は「文科省が定める教科書」がもとになって構成されてる
- 大学入試では「高校で習う日本史」が大原則として出題される
- 教科書=入試問題のベースになる
大学入試の問題の構成は、高校で習う内容が大前提になるからですね
実際に僕の高校の友達(日本史選択)も、教科書をゴリゴリ読む勉強で成績を爆上げしてました笑
また、僕の友達だけじゃなく一般的にも「教科書だけでハイレベルの大学を狙える力をつけられる!」と言われてます
↓ ↓ ↓
Q:山川の日本史の教科書でどのレベルの大学入試までカバーできますか?
A:早慶合格点とれますよ。もちろん下の方にある注や太字以外の語句も全て覚えることが前提ですが。足を引っ張らない程度の点数といったところです。
他の教科も大きなへこみがなければ合格です。ただ、他に苦手があって日本史で稼ぎたくても、教科書だけの勉強だと、稼ぐことはできません。
私大なら、東進の一問一答+石川日本史の実況中継が王道でしょうか。国公立の論述対策なら教科書で充分です。
上記の回答の通り。「教科書だけでいいんじゃね!?」と、教科書をバイブルのように扱う気持ちがわかります笑
しかーーーし、教科書だけの日本史の勉強にはともなう問題もある模様です・・
以下より教科書だけの勉強の問題について検討していきます
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日本史の教科書だけで勉強する問題
教科書で十分大学入試をカバーできるとはいえ、
教科書”だけ”に限定する問題も残念ながらでてきます
この、教科書だけで勉強する問題について少しみてみますね
①:抽象的(スタイリッシュ)な表現で難しい
どうでしょうか?すでに「うんうん・・わかるわかる」と納得してもらえますかね?
教科書は、限りなくスタイリッシュかつコンパクトにまとまってるため、具体的なイメージがわくものというより、抽象的でイメージがわきづらい特徴があります
ですので「本を読むのが好き!」「新聞をよく読んでる!」って学生なら、そのまま教科書を読んでも十分理解して覚えられますが、
「教科書を読んでもなかなか覚えられない・・イメージわかない・・」と感じる学生は、なるべく教科書をはじめは使わない方がよいでしょう
実は、こうした教科書特有の記述(なるべく余分な修飾がなくコンパクト)は、日本史の論述問題に適してるのです。詳しくは以下の記事より確認してくださいね!
関連:日本史の『論述問題』対策を徹底解剖!独学勉強法とおすすめ参考書を紹介!
②:知識が身についたかどうかわかりづらい
「教科書を読む行為」は知識をとりいれるインプットの行為です。歴史科目(日本史・世界史)ではインプットなしに成績がUPするなんてありえません
で・す・が!!このインプットできてるかどうかを確認しないことには、なにもはじまらない!とも言えるのです
教科書を読むだけでは
- どこを理解できて、覚えられてる?
- どこを理解できてなくて、覚えられてない?
が全くわからない状態になってしまうのです
「できないところをできるようにする」のが勉強の鉄則なのに、それが困難になってしまう....というが教科書だけで勉強する問題の2つ目です
教科書だけ勉強の問題の対処法
それぞれ2つの対処法をまとめ、教科書を有効的に使える勉強になるようアドバイスをのこします!
①:「抽象的(スタイリッシュ)な表現で難しい」への対処
抽象的でコンパクトな教科書の記述を補ってくれるのが、わかりやすい日本史の通史の参考書になります
「参考書って何の意味あるの?」って人は試しに以下の実況中継シリーズ(最もわかりやすいし日本史の全てを網羅してる)を手にとってみてください
受験生の間でも定番の参考書になります↓ ↓ ↓
『日本史B 講義の実況中継①(原始〜古代)』
『日本史B 講義の実況中継②(中世〜近世)』
『日本史B 講義の実況中継③(近世〜近代)』
『日本史B 講義の実況中継④(近現代)』
1〜4巻まで・・・日本史参考書で最もボリューミーな参考書です
一言で言えば教科書を滅茶苦茶わかりやすくしたバージョンです
当然、受験範囲をもろとも網羅してるので「教科書だけではわかりづらい・・」や「受験にも通用する日本史レベルをつけたい!」という人にはまちがいなくおすすめできる書籍です
肝心なやり方は以下の通り!
- 1周目:暗記しようとせず、授業を聞くつもりで丁寧に読み進める
- 2周目:よくわからない箇所を重点的に!資料集・用語集をフル活用!
- 3周目以降:因果関係をパーフェクトに!無限に繰り返し用語の暗記へ!
です
最初に教科書を読んで「?」だったけれど、『実況中継』を読んだ後に教科書を読んで「なるほど!理解理解!」となるのはよ〜くありますよ😌
さらに詳しい参考書情報については以下を参考にどうぞ!
関連:大学受験『日本史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】
②:「知識が身についたかどうかわかりづらい」への対処
教科書を読んで(あるいは教科書準拠の参考書)を読んで、「理解できたかどうか?」のチェックをします
問題演習!アウトプット!ですね!
おすすめはこれ↓ ↓ ↓
『書き込み教科書 詳説世界史』
- 『教科書』をもとに、大学の入試問題が作成される!
- 『教科書』の記述が、論述問題の回答として最適!
上記2つですね
本書は、通常の教科書と内容は全く同じで、【重要用語】が空欄になって自分で教科書を作るイメージ!
- 『教科書』を読んで空欄を赤ペンでうめる!
- 赤シートで教科書の記述を理解・覚える!
スピードマスター(日本史の通史)
スピードマスター(日本史の文化史)
▼内容紹介▼
高等学校の定期試験や大学入試の対策に必要な内容を網羅。
その内容も要点を精選して簡潔にまとめています。
各章ごとに内容を整理してまとめ、その次にスピード・チェックという空欄補充の演習問題を用意。
スピード・チェックの最後にはステップ・アップ・テストという応用問題を用意。
引用:Amaozn
通称『スピマス』
30日間という短期間で日本史の点数を底上げできるとして定評のある1冊です
本書の内容は滅茶苦茶シンプルで
- 解説ページ
- 問題ページ
が見開きにまとまってる構成です
そして、日本史教科書の『山川出版社』に準拠した問題集なので、きちんと理解できてるか?理解できてるか?をもれなくチェックできる強みがあります
*解説ページはこんな構成!
赤字(頻出箇所)を中心に、解説もすぐに思い浮かぶ状態までインプットします
*問題ページはこんな感じ!
穴埋め問題もすごくオーソドックな構成です
やり方は、通常の時と入試直前2通りありますね!
↓ ↓ ↓ ↓
【通史学習期】
- 1日1題ずつ解説を読み、問題を自力で解く
- ミスに印をつけて、該当箇所の教科書や通史の参考書を見直す
- もう一度ミスした印の問題を解く
- 次の日も同じ範囲を解く
こちらは無理なく1日1題ずつ丁寧に行うことがポイントです
思い出せなかったり、ミスしたらラッキー!とポジティブに受け止め、復習まで完璧にこなします
【直前期(入試1ヶ月前)】
- 1日5題ずつ問題だけを解く
- ミスに印をつけて、該当箇所の教科書や通史の参考書を見直す
- もう一度ミスした印の問題を解く
- 2日間で5〜10題を完璧に答えられるように復習する
1日5題の広い範囲で受験を想定してガンガン取り組みましょう 。教科書の日本史をマスターできますよ
他にも『教科書だけ』を補う問題集はたくさんです。以下におすすめをまとめたので、別途参照してくださいね〜
関連:【レベル別】日本史のおすすめ「問題集」を徹底レビュー!【評判GOODの厳選問題集です】
まとめ:「教科書だけ」がだめならすぐ撤退!
危険なのは「教科書最高だよなうんうん・・・・」と言いながら、
語句の意味や時代の流れをまるで理解せず「字面の暗記」だけになってしまうことです
ですので「教科書を読んで勉強」は悪くはないと思いますが、『スピードマスター 』など教科書準拠のやさしめの問題集で、読了後にすぐチェックしてみましょう
そして、正答率が半分以下なら教科書だけ勉強から撤退すべきで、やさしい解説のある参考書で通史を勉強しましょう
参考書でパワーをつけた後、再び『教科書』に挑戦するといいですよ。順序よく勉強を進め、少しずつステップアップしてくださいね。
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