こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学受験では僕は浪人
現役時代にはほぼ0時間、浪人では生活=勉強時間のような落差を経験しました笑
本記事では
勉強は長時間やった方がいいのか?!
やった方がいいなら長時間勉強の秘訣が知りたい!
というテーマでまとめます。本記事執筆がちょうど夏休み始まりのタイミング
本記事の内容が、受験生の夏休みの勉強に少しでも良い参考となれば幸いです
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前提:「努力の基準」の違いの話
勉強あるあるの話をまずはしてみます
それは「努力の基準」は勉強する学生みんな違うということ
例えば「勉強時間」についてです
以下のように「昨日どのくらい勉強したの?」の質問に対して、その答えはいつも分かれます
- 「今日は1日3時間も勉強した!」→時間は少ないけれど、満足
- 「今日は1日10時間しか勉強できなかった・・」→時間は多いけれど、不満足
どうでしょうか??今読んでくれてる人は前者・後者どちら寄りの気持ちでしょうか??
勉強時間が少ないのに満足、反対に勉強時間が多いのに不満足・・・表現を極端にしてみましたが
この差は明らかに「努力の基準」の違いによるものです
つまり
「1日勉強1時間で十分俺頑張った!」という人にとっては、1日3時間の勉強は雪が降るレベルの奇跡です笑
一方「難関校目指してるから・・1日勉強5時間でもみんな普通にやるよね?足りないかな?」という人にとっては
1日10時間は少し頑張ったレベルですがまだまだ足りない自覚があります
・・という
勉強とその時間に対する考えの違いです
どうして「差」がうまれるのか?? というと
- 勉強の先の目標がそれぞれ違う
- 勉強の好き嫌いがそれぞれ分かれる
による所が大きいでしょう
とりわけ前者の目標設定が重要な役割です
100kgの人が5kg痩せる覚悟と20kg痩せる覚悟ではまったく違うダイエットになりますよね😂
「努力の基準」に影響を与えるため、一度よく考えて欲しいところです
・・・・っていうけれど本記事では
後悔が嫌ならば長時間を確保すべき
結局これなので、この主張でいこうと思います
「努力の基準」が低い人であれ、高い人であれ
失敗はしたくない
受験に落ちたくない
の気持ちは共通して持っています
失敗してもOK。受験に落ちてもOKな人はいないですね笑
上を完全に前言撤回するわけではないですが、この後悔をしたくなければ、
ひとまず「努力の基準」を無視しつつ、シンプルに勉強時間の確保を考えた方がいいです
*1日の理想の勉強時間は?
僕の勉強と指導経験から、なんだかんだ長時間の勉強は、受験を運べる条件のひとつです
なぜなら
- 勉強できる内容が多い→理解内容の多さ
- 忘れる量も多い→忘却内容の多さ
- 思い出す内容も多い→記憶の想起の多さ
長時間勉強できる→勉強範囲も広い→忘れることも多い→思い出すことも多い→記憶の定着量も多い・・という流れがあるからです
とはいっても
全ての学生は〇〇時間が理想。〇〇時間勉強すべし!
のように断言するつもりはないです
それぞれにスタート点(初期の点数)があり、そこまでの距離(目標点数の差)が異なるからですね
0から東京大学を目指す人と、超進学校出身で東京大学を目指す人では全〜く背景が違いますよね
これが現実です
ゴールまでの距離を縮めるのに最適化な所用時間が「理想的な勉強時間」です
- 受験のゴール(〇〇大学の〇〇学部)は明確か?
- ゴールまでどのくらいの距離があるか?
- 距離を縮めるのにどのくらいの時間が必要か?
を考えつつ概算で「理想的な勉強時間はだいたい1日このくらいかな?」と割り出してみてください
、、、って思いましたけーどーー、(なんどもまわりくどくてすみません)
やっぱり受験勉強は量だよ時間
特に難関校受験するなら誰よりもやれよ!
でしょう・・
完全な独断と個人の主観ですが、難関校(高校でも大学でも)に合格したいなら
1日10時間未満(休みの日)の勉強時間は甘えだと思ってますし、合格できなくても仕方がないのかなと思います
∵ 勉強時間が増えるにつれて質も伴う
「1日3時間で難関校合格余裕だよーー!」って人はいませんね
最初から1日3時間でハイパー効率手際の受験生は極々少数です
なぜならほとんどの受験生の
質・効率はその後から付いてくるからです
質・効率は後から付いてくると言うのも無責任ですね
説明すると
勉強時間を圧倒的に確保することで
- あれ?こんなに時間使ってるのに効率悪くね?
- 今週はこの科目を徹底強化した方がいいよな?
- ここの部分もうできるし、やる意味なくね?
「この勉強時間の割にどうなの?」という違和感に気づくようになって「それならどうすべきか?」と、勉強の試行錯誤が実現するのです
結果、改善して勉強の「質」に磨きがかかるんですね
量だけじゃないよ!初めから効率重視で難関校合格できたよ!!という主張も分かりますけど
やっぱり勉強時間だよ・・
難関校を狙う受験生は1日(休みの日)は最低10時間以上はやるべきだよー!!
自分の受験の経験と指導の経験を合わせて気づいたことです
受験(特に難関校)では、死ぬ気の鬼努力で、勉強時間の確保ことから始めましょう😌
長時間勉強ルーティーンを確保する
それなら
どうやって長時間の勉強できるんだよーー!?!
って疑問がでてくると思います。僕が勉強1日0時間→13時間にまで増やした4つの方法を紹介します
関連:【実体験】勉強の体力(スタミナ)をつける方法を4つ紹介する!【勉強時間1日0→13時間まで増やせました】
①:しっかり寝る+食べる=「基礎体力」
みんな言うね?
「バランスの取れた栄養ある料理を食べて、7時間くらいの十分な睡眠をとりましょう」って
その理由は
- 栄養ある料理を食べる→きちんと脳が働く(空腹では元気でない、頭の回転が鈍ってしまう)
- 十分な睡眠をとる→きちんと脳が働く(睡眠不足では元気でない、頭の回転が鈍ってしまう)
これ以上でもこれ以下でもないでしょう
関連:勉強効率を最大化する食べ物・飲み物すべてをまとめる!【知的アスリートの勉強家は食べ物・飲み物にも拘るべし】
同じ学力の受験生のもと、しっかり食べた・寝たコンディションとそうでない場合を比べたら、明らかに前者が有利で
というか集中力ボロボロの後者が不利なだけです金笑
いくら勉強時間が多くても、いくら良いものも食べても、食と睡眠の生活リズムがボロボロでは
「まっっったく集中できない・・勉強やーーめた!1時間もやってないorz」
と諦めモードになってしまいます
「しっかり規則正しい生活リズムを整える!」=勉強時間を増やす上で基礎中の基礎のことですね
▼以下に【適切な睡眠時間の探り方】を受験生向けにまとめました。読んでもらい、勉強の効率を高める睡眠術を会得してみてください
関連: 中学受験にむけて睡眠時間はどの程度が理想なのか?!【適切な睡眠時間を探る→習慣にしていきましょう】
②:少しずつ勉強時間を増やす
勉強とスポーツは体を使うか?頭を使うか? が違うだけで、目標を設定・クリアする過程は基本的に同じ
マラソンもいきなり「おまえ42km走れよっ」とコーチに言われたら「ばかなの??」となります
できる範囲(ちょっときついくらい)からはじめて、少しずつこの範囲を増やしていく!というのが特にマラソンにみる体力づけですね
実は勉強も同じです
いきなりハードルを上げすぎた勉強時間・レベルに取り組めば
「1日10時間?!?いた勉強なんてもう嫌いすぎるわww勉強なんて誰がするwww」
となってしまいます
繰り返すと、できる範囲(時間とレベル)で少しずつ進め
小さな成功体験を積み重ねつつ、できる範囲(時間とレベル)のキャパシティを広げていくといいです😌
- 勉強時間:毎日20分→毎日1時間+授業→毎日3時間+授業→毎日5時間+授業....
- 勉強レベル:中学レベルの基礎→高校1・2年生レベルの基礎→高3レベルの基礎...
上記の通り!
マラソンでいう「ほぼ歩きだろレベル」からはじめる→少しずつ慣れてくる→「ジョギング」に変える。少しずつ負荷をかけて勉強時間を増やします
勉強にはショートカットは存在しません
地味にコツコツと段階を踏む大切さも同時に学んでもらえたらなと思います
これを守ることで「勉強できるようになってきたぜー!」の達成感のもと
「今日はもう少し頑張ってみよう!」と少しずつ勉強時間が増える+意欲的にもなれます
▼段階を踏んだ目標・計画の立て方については下記記事を参考にして下さいね。無理のない目標は滑り出しにとても大事なことです
関連:「独学」を続けるコツは目標設定にあり【*全ての独学対象に有効です】
③:体力の回復も忘れずに行う
スポーツで上達するには、筋肉疲労を休ませる「超回復」が必要
負荷をかける→休ませる→強くなる!というプロセスです
長時間の勉強も同じだと思ってます
一度「きついなあ・・頭使ったなあ・・」と感じたら、そのまま続けてはパンクして疲れ切ってしまいます・・・
疲れ切って勉強しても集中力が保たれず「集中できない自分が嫌い!」の自己嫌悪に陥る可能性があります
ぶっちゃけ受験生時の僕でした・・・↑
ですので少し勉強で疲れたら、しっかり休みましょう
もちろん、罪悪感を感じる必要はない
「人間の集中力の持続は60分〜90分」という説があります
集中力をより高めるには、気分転換のリフレッシュは欠かせないんですね
-
「気分転換にリフレッシュする」→「なんか勉強せずにサボる気分だな、罪悪感」➡︎NG
- 「気分転換にリフレッシュする」→「うし、気分転換できたし、集中力回復できた!やるぞ!」➡︎GOOD
気持ちの持ち方を後者に寄せる
すると、集中力もみなぎるし勉強も捗る。結果的に成績UPに繋がります
「長時間勉強するにはリラックスして脳を休めるのが大切!だから休む必要がある!休んで当然!」くらいのスタンスで”息抜き”を捉えましょう😊
▼具体的な僕がやっていた「リフレッシュ方法」については以下の記事にまとめてあります。人によって様々だと思いますが、ぜひマネしてみてくださいね〜
関連:【合格!!】僕がやった勉強の「リフレッシュ」方法はこの3つ!【罪悪感を感じないでOK→エネルギーをチャージせよ!】
④:モチベーション+初動力を高める
マラソンも他のスポーツも(?)同じではないでしょうか?!
最初は「だるいな〜〜。めんどくさいな〜〜」と思ったとしても
少しやってるうちに「なんかwwハマってきたww」という感覚に覚えはないでしょうか?
これを作業興奮と呼び、勉強のモチベーションの原動力にもなります
脳科学的なアプローチで集中力を発揮する術です
気合いだ・・!精神論・・・!!
ってわけではなく・・
人間の僕たちは同時に、ホモ・サピエンスという動物
このヒトという動物の性質をうまく利用する理由があります
つまり、作業興奮に至るまでの作業に取り掛かってから間も無く『ドーパミン』と呼ばれる神経伝達物質が出てきて、はまる状態になるのです
☑️ 「ドーパミン」とは??
喜びや快楽をつかさどる神経伝達物質!
脳内に分泌されると、行動の意欲が高まって自らが進んでもの・ごとに集中することができます。
(この文脈もスポーツと同じですね)
*補足*
具体的に脳の「側坐核」が刺激されるとドーパミンが分泌されるようです
必然的に”刺激”が必要です
すなわち勉強の行動に移すという作業!
側坐核が活性化するには少し時間が必要なため5〜10分間無心で作業に取り掛かることが重要です。無心で勉強にとりくんでみましょう
最近流行りのたとえをつかえば「初動力(動き始める力」でしょう。最初に動き出す力があればあとはすんなり上手くいく可能性もおおきいです
長時間の勉強するには、勉強をやり始める力も大切なのですね
実体験ですが、勉強やり始めに苦労しなくなれば勉強の継続も容易になります
上記でまとめた①〜③を参考にしつつぜひ長時間の勉強にチャレンジしてみて下さいね。
長くなりましたが、本記事はこれで終わりにします
長時間勉強は賛否両論あれど、できるに越したことはありません
その時間の作り方を合わせて紹介しました😌ぜひ多くの学生(特に受験生)の参考になれば幸いです。
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