こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。勉強に効率を求めてやってますか?!同じ1時間でも効率良い人とそうでもない人ではけっこう大きな差が開きます
本記事では
勉強を読むだけでやる方法は理想的なのか?!「読むだけ勉強法」のやり方は?!
というテーマでまとめます
僕が受験生の時、もともとゴリゴリとノートを使って問題を解くタイプだったんですが、実は「読むだけ勉強方法」にシフトしました😌
その理由と具体的なやり方について、合わせてまとめていきます
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結論:読むだけの勉強でも十分
ズバリ言ってしまいましたm(._.)m
受験勉強の後半を100%「読むだけ」とはいかないものの、「読むこと」が中心の勉強にシフト→文系科目の偏差値が70を超えました
一体「読むだけ」の何がいいのか・・???
「読むだけの勉強」のメリットをまとめると
- 書く勉強よりも圧倒的に速い
- 速い=繰り返し+広い範囲を勉強できる
- 長期の記憶に変換しやすい
上記3点に絞られます!
この3点を順番に解説しつつ「読むだけ勉強」のイメージをつかんでもらえたらなと思います
①:書く勉強よりも圧倒的に速い
「そりゃあそうだろーー!!」 なんですが
一応、確かめておきます
例えば、英単語の勉強で書く・読むの所用時間は以下の通りです。(*英単語を書く時・読む時の時間をそれぞれ思い浮かべてみてください)
- 書く勉強:英単語50個(約10分)
- 読む勉強:英単語50個(約3分)
大体このくらいですね。しかも、書く勉強を続けることで指と手が疲労して痛くなるのは勉強あるあるです。手の甲も黒くなりますしね笑
まずは「読むだけ勉強」を中心に取り組むことで
- 圧倒的に素早く+手に疲労感ない
勉強を進められます
②:繰り返し+広い範囲を勉強できる
速い勉強は余分な時間の創出を意味します😌
余った時間で「まだ覚え足りないところ」や「次に進めたいところ」にどんどん取り組めます
英単語がシンプルにカウントしやすいため、同じく英単語を例に用いました。以下の通りです
- 書く勉強:英単語50個(約10分)
- 読む勉強:英単語150個(約10分)
読むだけ勉強では、時間短縮ができた分、その約3倍の量を勉強できる! ということになりますね!
③:長期の記憶に変換しやすい
くっっそつまらないんですが・・「繰り返し」が勉強する上では忘れにくく、長期記憶になる。→すなわち勉強ができるようになる方法です
【覚える→忘れる→思い出す→忘れる→思い出す】という人の暗記・勉強に欠かせない黄金サイクル!とよく言いますが、本当です
*以下の図は「繰り返し」と「記憶」の関係を的確に表してます
繰り返し復習するにはもちろん時間が必要
上に書いたように「読むだけの勉強」では書く勉強と比較して余る時間をうみだせますね
この時間で繰り返しの見直しができるように!
- 書く勉強:英単語50個(約10分)
- 読む勉強:英単語50個×3(約10分)
書く勉強と比べて、同じ内容を3セットも学習が可能!
脳:「これって大事なことなのかな!?」
のように、脳は、繰り返し目の当たりにする情報を”大切なもの”として記憶にとどめようと作用するのです
具体的には以下の記事にまとめてますm(._.)m
関連:単純暗記の作業ってどうすれば効率よくなる?覚えても忘れるのが辛い人必見です
「読むだけの勉強」の正しい方法
「読むだけ勉強法」は効率良いよ!!と話した所で、次にどのようにやるべき?の疑問にも答えていきますね
その手順は以下の通りです
- 勉強材料を用意
- 解ける状態(答えが頭に浮かぶ状態)を目指す
- 常に広い範囲の復習を心がける
同様にそれぞれ順番に解説していきます
①:勉強材料を用意
読むだけ勉強は基本的に独学の自習になります
まずは「理解したい!」「覚えたい!」と思う科目の
- 教科書(或いは参考書)
- 問題集
- 授業ノート
を揃えて広げます(そりゃーそう)
ここまでは普通の勉強と何も変わりません
こんな感じ!(実際の僕の世界史ノートです)
国語でも数学でも物理や化学でもなんでもOKです
次に・・・
②:解ける状態(答えが頭に浮かぶ状態)を目指す
ここからが本番!
書くのではなく読むだけの勉強では、
頭で強くイメージすることがポイント!
時間短縮×頭でイメージをすると以下の通りになります
*本記事では「自前のノート」を例としましたが、これが問題集でも参考書でも変わりはありません
高速(書きの3倍の速さ)で繰り返し読みつつ、空欄や覚えたい箇所をじっくり頭で「その単語・文章・式」を描けるレベルまで読み込みます
本当にこれだけ。眠くなるようなら、音読でもOKですし、口パク音読でもOKです。一字一句読み込んでみましょう。(*字面をなぞるのでなく理解を目指して読解します)
③:常に広い範囲の復習を心がける
時間短縮で繰り返し復習できるのは書いた通りです
このアドバンテージを常に利用して広〜い範囲の復習を心がけます
「どうしても一度で覚えられない」という不安や悩みを学生は抱えるんですが
- 全然忘れてもOK!思い出せばOK!
- 10回読んで覚えられたらラッキー!
のスタンスで全く問題ありません
人の記憶の仕組みを考えると、ごくごく自然なことですm(._.)m
「何度も薄く重ねてバームクーヘンの層を厚くする」イメージ。「読む行為の速さ」が薄く広い範囲の復習を可能にします😌
英語でも社会でも数学でも基本的に方法に変わりはありませんね
慣れてくると「ここは余裕だから飛ばそう!」「ここはあまりイメージ湧かないからじっくり読もう」のように、読みに”緩急”をつけることができます
こうして効率よく勉強ができるというわけです😌
補足①:漢字も書かずに覚える
少し補足を2点まとめます
まだ少し具体例が足りないかと思うので、漢字を!
「 漢字は書かなきゃ覚えられないよ。100回書きなさいよあんた」
と、普通は教わりますね。魚を100回書いて覚えさせられましたね??
同じように、読むだけでは漢字を書かなくても覚えられます。書くよりも遥かに効率良くです
書かなければ覚えられないと教わって育ってきた人は特に「書かないと不安」な状態になりがちですが、大丈夫です
改めて違う角度から強調すると
大切なのは書くことの「行為」ではなく、書けるという「状態」です
「状態」ってどういうことかというと..
パッとその「字」のイメージ・形が思い浮かべられることを意味します
イメージを浮かべることができれば、そのイメージ通りにペンをなぞるだけ。覚えるために書く「行為」を延々としなくてOKなんですね
漢字を書ける「状態」にするトレーニングは...
- 覚えたい用語を見る
- パッと用語から目を離す
- その用語の「字」のイメージを1秒で浮かべる
- 浮かべなければ再度チェック
の繰り返しです。(何度も伝えます)
ポイントは1秒で思い浮かばなければチェックして思い出すこと!短時間に複数回数見ることで記憶の定着をはかります
すでに書いたように、書く「行為」の時間を減らすことができ、効率よく覚えることができます😌
補足②:読むだけ勉強≒フラッシュカード勉強
『フラッシュカード』をご存知ですか?
これ!!
このフラッシュカードは【表と裏】に書いてさくっと暗記したい時におすすめの道具です
関連して以下のツイートをしました
世界史が覚えられなくて反吐がそう・・な人へ
— まこさん@ブロガー (@sHaRe_worlD_) 2018年7月17日
何はともあれ、世界史は『人』の歴史です
1:フラッシュカードの表裏に人名と出来事を記入
2:「この人はこれをやった!」と唱えながらめくる
これを反射的にできるようになると、世界史の点数はぐんぐん上がります
覚える際、小難しい年代や場所を断捨離して人名と出来事(業績)を表裏に書いてひたすらめくり続ける
「この人はこれをやった!」な感じで、いつでも記憶から反射的に引っ張りだせるレベルに持ち込む。すると少しずつ記憶の定着を実感できる。というものです(*世界史を例にしてみました)
フラッシュカードを瞬間的に表から裏、裏から表の内容を答えられるまで無限にやりこみます(もはやゲーム感覚です、いやゲームです)
裏の用語の答えが一瞬で思い浮かぶまで極めてみてください😌
「瞬間的に読んで覚える」の繰り返しが、読むだけ勉強法の小さな「成功体験」に導きます
書かずに暗記する「シンプルな短答形式」のフラッシュカード。「読むだけ勉強」の基礎トレーニングになりますよ
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まとめ:「書く行為」は勤勉のイメージ?
これ ↓ ↓ ↓ ↓
小さい頃から、勉強=「椅子に座って、教科書を開いて、机に向かって、鉛筆を持って、一字一句正しく書いて励むもの」というイメージが頭に焼き付いてます
この勤勉のイメージはどこからくるのか?
中国由来の書経にあるのかもしれないし、それはわかりません笑
このイメージに対して「どうなの??」
と一度立ち止まって考えることも必要かもしれません
あくまでも「目的」は勉強ができるようになること(覚えること・理解すること)。最短で達成するにはゴリゴリ書きまくるのは果たして正しいのだろうか?
と自問自答してみてください😌
本記事で紹介した「読むだけ勉強法」は、【高速で読む→理解する→忘れる→読む→思い出す→・・・・×〇〇】というもの。覚えたい内容のイメージが頭に湧く状態を目指すことで、効率的な勉強ができます😌
ここまで書いてきてなんなんですが、人によって合う合わないが滅茶苦茶分かれます笑
また「読むだけ勉強法」は書く勉強とちがって形にそう残るものではありません。勉強してる実感が少ないかもしれませんが、正しいやり方で必ず頭の中に残るものになります(実体験)
まずは騙されたと思いつつ、シンプルな暗記(英単語や漢字)で実践してみてくださいね😌ぜひ多くの学生の参考になれば幸いです。
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