こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。
「勉強たくさんしてる!なのに!忘れてしまう!」は苦痛すぎますよね(いきなりすみません)
本記事では
勉強でアウトプットが必要というけどその理由は?!具体的な方法はあるの?
というテーマでまとめます
かくいう僕は、アウトプット=(?)な高校生でした
勉強を嫌でも続けていくうちにアウトプットの重要性を教えられたり、自分で気づくようにもなりました
「今勉強しているけれど行き詰まってる・・抜け出すには何をやったらいいのだろう・・」
と、悩みをかかえる学生にとって役立てる記事になれば幸いです😌
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- 前提①:勉強のインプット?!アウトプット?!
- 前提②:人間は「忘れる動物」の別名がある
- アウトプット手順①最低限のインプットをする
- アウトプット手順②:インプットした内容をアウトプットする
- アウトプット手順③:3日後にもう一度アウトプットする!
- 補足:アウトプットの比重をどのくらいか?
前提①:勉強のインプット?!アウトプット?!
「よくインプット大事!アウトプットも大事!」と叫ばれるんですが、事実僕は高校生になるまではまるっきり理解できませんでした
たくさん調べた今、以下の通りに区別可能できました
- インプット:知っていることを蓄える。例)教科書を読む。先生の授業を聴く。
- アウトプット:知っていることを吐き出す。例)問題を解く。自分の言葉で内容を説明する。
つまり、
- 知識を取り入れる(インプット)
- 取り入れた知識を吐き出す(アウトプット)
ですね
塾の先生や学校の先生がこの言葉を使っていたら「ふ〜〜ん。そんな意味なんだあ」くらいに理解しておきましょう
どうでしょうか?本記事では勉強の「アウトプット」の重要性についてまとめていきますが
どのくらいの割合(インプットに対してのアウトプットの時間)で、アウトプットをおこなってますか?
ここを考えつつ前提②をチェックしてみてください
前提②:人間は「忘れる動物」の別名がある
僕たちホモ・サピエンスは1時間後には半分以上の記憶をわすれてしまう忘れる動物
とどこかで聞いたことはありませんか?
今読んでくれてる人が、覚えても忘れてしまうことにストレスを感じてるのなら
- 「人間は忘れる動物!!」
- 「忘れることはあたりまえ!」
と自覚・自己洗脳してもいいかもしれません
忘れてしまうことへの過度なプレッシャーやストレスが少なくなると思います
*ちなみにこちらが「忘却の進行」の正体です
エビングハウスの忘却曲線として知られてますね
↓ ↓ ↓ ↓
結構えぐい〜〜。時間後に56%って笑
1時間勉強しても実質30分の成果になるんですね笑
という忘れる統計データを認めて、
どのように「忘却」の進行を遅らせるかがポイントです
結論を先どると、以下のグラフが表すように覚えたことの反復の勉強が地道ですが近道の忘却を遅らせる方法です
↓ ↓ ↓ ↓
忘却を遅らせる方法が、勉強の「アウトプット」におおきく関わってきます(いや、アウトプットと同義かもしれない )
ここまで理解できましたでしょうか??
それでは、忘却を遅らせる勉強の「アウトプット術」を紹介します!
いいなと思ったら今日からでも実践できるのでおためしください😄
ざっくり以下の3つの手順です
- 最低限のインプットをする
- インプットした内容をアウトプットする!
- 3日後にもう一度アウトプットする!
それぞれ順番に解説していきます
アウトプット手順①最低限のインプットをする
そりゃそーーうじゃね?!?!?!
って思ってくれてるなら心配いりません
知識を吐き出す(アウトプット)には、
吐き出す知識がなければ不可能です
- ルネサンスに関する問題を解く→最低限知らなければ無理ゲー!
- 三角関数に関する問題を解く→最低限知らなければ無理ゲー!
社会の用語や数学の公式など、最低限知らなければ解けるわけないのは当然といえば当然です
逆転の発想で、アウトプット(問題集を解くなど)にチャレンジし、「まだまだ全然できないなあ・・インプット足りてないなあ・・」と気づいてもいいですね
なにはともあれ、最低限必要な知識を蓄えましょう
▼僕自身、世界史を中心に社会科目の指導にあたっています
インプット(知識を蓄える)がとても大切な社会。以下に全てまとめてあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね
関連:中学生の高校受験社会(歴史・地理・公民)の勉強法・参考書を完全網羅!【中学・高校受験社会の攻略ロードマップ】
関連:【国語・英語・日本史・世界史】私立文系難関大学を目指す高校1年・2年生が今やりたいことの完全ロードマップ
アウトプット手順②:インプットした内容をアウトプットする
ぶっちゃけこれも当然のことを言ってます笑
インプット後アウトプットを推奨する理由は
🌟短期記憶を長期記憶に変換したいから
というもの
短期記憶と長期記憶の言葉をみなさんご存知でしたか?
勉強した当日に覚えた内容は”短期記憶”(エビングハウスの忘却曲線ですぐに忘れてしまうものですね笑)
一方で「九九」や「あいうえお」はず〜っと記憶に残る”長期記憶”です
人間は脳にとって大事なこと以外は忘れる動物
脳が「大事だな!!」と錯覚をおぼえる体験がとても大切!
翌日に忘れてしまった内容を思い出す→また翌々日に同様な作業を重ねる!→この作業を通じて強固になるのが”長期記憶”ですね😌
そのため一度インプットした内容を、アウトプットで吐き出します
-
ルネサンスに関するインプット→ルネサンスに関する問題を解く(アウトプット!)
-
三角関数に関するインプット→三角関数の問題を解く(アウトプット!)
な感じ!
学校の先生が「復習しようずー!!」と口を揃えて強調するのもこの理由からです
じぶんの脳に「これは大事なことなんだ!!」と錯覚させるためなんです
一通りのアウトプットが完了し、次にやることは・・
アウトプット手順③:3日後にもう一度アウトプットする!
一度アウトプットしただけで「これは大事だ!!」のような強烈な錯覚を、脳はおぼえません
*一度勉強しただけで「完全暗記」してしまう超人もたま〜にいますが、比較してがっかりしなくてOKです
僕の友達にも、レストランのメニューを見ただけでどこに何が書いてあるかを一瞬で覚えてしまう友達がいました😂マネは不可能でした
というわけで
インプット→アウトプット→もう一度アウトプットをします
頭をつかって思い出し、複数回知識を吐き出すことで「これは大事だ!!」と脳に錯覚をあたえてやりましょう😌
-
ルネサンスに関するインプット→ルネサンスに関する問題を解く(アウトプット!)→3日後にもう一度アウトプット!
-
三角関数に関するインプット→三角関数の問題を解く(アウトプット!)→3日後にもう一度アウトプット!
上記の通りです
(3日後としましたが、個人によってけっこう変わるので色々試してみてください。忘れそうだけども、かろうじて覚えてるくらいがベターなタイミングです😌)
知識を蓄える→知識を吐き出す→少し頭に定着する+忘れる→もう一度知識を蓄える+知識を吐き出す→・・・
脳:「これは大事なことじゃね??忘れたらだめなんじゃね???」
って錯覚させることが狙いです
パーフェクトな知識の定着は忘却をとどまらせることにあります
忘却をとどまらせるには、インプット→アウトプット→インプット・・を交互に行うことですね
とまあ、結局
覚えて、忘れて、思い出して、忘れて、思い出して・・のサイクル
の繰り返すことが勉強と暗記の全てです
よく先生が言うあれですね・・・笑
特に、忘れそうなタイミングでのアウトプットをまずは試してみてください。長〜い期間保つ記憶に役立つはずです😌
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補足:アウトプットの比重をどのくらいか?
感覚的な経験が左右するのですが、適切なインプット量とアウトプット量を探ってみましょう
インプットとアウトプットの役割をそれぞれ知ると
アウトプット、インプットをどのくらいやった方がいいんですか〜〜!?!
という疑問も当然ながらでてきます
個人差もあって厳密には書けませんでしたが、
各科目ごとに、その比重は変わってきます
- 国語や数学:アウトプットの比重が高め→知識を運用する勉強が大切
- 理科や英語:アウトプットとインプットの比重は同じくらい→バランスの良い勉強が大切
- 社会:インプットの比重が高め→知っていることが割と全て
上記の通りです
けっこう大雑把なので、細かいところは近くの先生からアドバイスをもらってみてくださいm(._.)m
例えば僕は社会を教えてますが、社会はインプットに偏った勉強をしていても、アウトプット時にはさほど苦労しない科目です
極論、教科書丸暗記だけの勉強でもそれなりに点数が取れるのもこうした理由があるでしょう。一問一答だけのローラー作戦で高得点とれる時もありますからね笑
ただこうしたインプットだけの丸暗記作戦は、2020年以降の記述や論述形式が増えた時に通用しなくなる可能性があります
歴史科目が「論述形式必須」ともなればアウトプットの重要性がさらに高まるのは予想するに容易いですね
というわけで以上です
本記事では、勉強におけるアウトプットの重要性をまとめてみました
アウトプットについて書こうと思いましたが、インプットにも結構触れてしまいましたね笑
少しでも勉強をする上で参考になるところがあれば幸いです!
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