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親が高校受験の子どもにやってあげたい3つのこと!【自主性を育みつつ絶えずGIVEをする!】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。今はオンライン指導(小中社会・高校世界史)をしてます。完全独自で楽しくやっております😌

 

これ。ちょっとひどくない??

 

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いやーーね

 

検索の提案ネガティブ過ぎワロタ

 

ですよ。まあね、高校受験生は超多感ですもん

それにしても「黒」が検索に出過ぎ wwwです

 

本記事では、一応指導者として高校受験生を教えてるので

 

親と高校受験生の関わり

 

についてまとめます

 

受験生は親を「うざい」と検索する一方で

親は受験生の子供を「心配」と検索するこのすれ違い

 

両者の関係に最適解はあるのでしょうか?!

とりわけ親(指導者)の視点で整理できたらなと思います

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高校受験の親の役割①: 勉強環境を整えてあげる

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中学3年生=超多感な時期。親からのアドバイスや面倒は思った以上に(?)やっかいで、ストレスに感じる傾向にあります(当時の僕も友達もそうでした笑)

 

あんたーー勉強やってんのーーー??

 

↑ ↑ ↑ って気遣いのつもりでも

 

うっせばーーか!!!

 

って言い返されるときが多々ありませんか?

(すみません完全に僕の事例なのでm(._.)m)

 

でも事実、中学受験とは異なり、高校受験生はもう半分以上大人です

 

必要以上に勉強や生活に介入せず、親としてできるサポート・補助のスタンスが良い関係を保てるようです

 

  • 毎朝お弁当や塾のパンなどを用意してあげる(GIVE)
  • 塾の送り迎えを毎回してあげる(GIVE)
  • 必要な参考書・問題集を買ってあげる(GIVE)

 

もうね、GIVE(与える)ばっかり! でも、高校受験生にとっては(特に男子?)、これがけっこう効果的。

 

受験勉強のサポートのGIVEを続けること「応援してもらってるんだな・・」「勉強・・頑張らないとなあ・・」と、受験生の子どもから気づくようになります(実体験)

 

「返報の法則」っていう小難しい心理学的アプローチです笑 受験生の子どもにとって適切なGIVE(サポート)を続けることで、子どももそのGIVEにこたえるようになる!というものです

 

ですので、勉強は塾に任せる!それ以外の面ではサポートに徹する!というスタンスが効果的でしょう😌

 

高校受験の親の役割②: 進路(ゴール)を共通認識にもっておく

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受験の環境+サポートを徹することに加え、高校受験の最終ゴール(行きたい高校)を子どもと共有できると尚良いです

 

お互いが納得した上でゴールが明確ならば、環境を整える+サポートに徹することができるからですね😌

 

極論ですが、以下の通り塾には勉強を、家庭ではそれ以外を担当分けもしやすくなります

 

  • 勉強のゴール:親と共通+親がゴールまでの走りを応援する
  • 勉強のゴールへのプロセス:受験専門の塾に任せる

 

基本的には勉強を任せつつも、高校受験後の進路(ゴール)には責任をもち

 

  • 「最終的な志望校を変えたいかも・・」
  • 「最近勉強の調子がうまくいかない・・」
  • 「模擬試験でかなり下がってしまった・・」

 

などの事態にも臨機応援に対応し、子どもの相談にのったり、塾との橋渡しになれるといいでしょう😌

 

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高校受験の親の役割③:勉強が苦手な子の高校受験指導

boy wearing American flag print eyeglasses sticking his mouth open

本記事での僕は「多感な中学生、、勉強は塾!それ以外のサポートは家庭!」というスタンスでした

 

ただね「一向に勉強が大の苦手・・・」「塾で勉強してもなかなか伸びない・・」という状況ならば

 

一緒にいる時間がとても長く、小さい頃からよく知る親として、教育していった方がよさそうです

 

関連:高校受験がもうすぐだけどやる気ないならどうするよ?【サボり癖の僕が高校受験でやる気が湧いた方法】

 

「どのように?」については、具体的に以下の手順です。これらを行ってみてください😌

 

  1. 勉強のハードルを可能な限り下げてあげる
  2. 小さな成功体験=達成感を感じてもらう
  3. 褒めて頑張りを認めてあげる

 

試してみることで、勉強に対する考えが変わるきっかけになるはずです

 

考えが変われば子どもの行動も変わっていきますよ。それでは上記を順番に解説しますね!

 

①:勉強のハードルを可能な限り下げてあげる

もともと「勉強好き!新しいことを調べるの好き!というタイプの子もいますが

 

「勉強は宿題だけでいいでしょー」

「勉強はもうね面倒くさい」

「周りの友達は放課後遊んでるしいいなあ」

 

ってどちらかといえば後ろ向きです

 

受験勉強をはじめたきっかけも「親からの提案」がほとんどだからですね。始めから自発的・自主的に勉強できるというわけでもありません😭

 

そこで、徐々にじわりじわりとモチベーションを高めてあげるのが「勉強しない対策」の最善の方法でしょう😌

 

モチベーションの上がる方法のひとつに「作業興奮」がありますが「行動にうつす→次第にやる気がわいてくる」というもの。これを促してあげます←

 

関連:やる気とモチベーションを上げる『作業興奮』の導き方!【ブログの書き始めができない人は必読です】

 

つまり勉強のハードル(机にむかってテキスト・問題集をひらくハードル)を限りなく下げてあげるというものです

 

  • 1日の勉強時間を20分だけやろう!:勉強時間を少なくかつ固定で約束する
  • 〇〇問題集の〇◯ページだけやろう!:やること・範囲を細かく決めておく

 

上記の通りです

 

勉強をする時間・勉強の内容をこれ!と決める

 

 

その時間と内容がまったく無理のない量である

 

の方法を親子でコミュニケーションをとりつつ親側から提案してみてください

 

「最低限の最低限これなら大丈夫だよね!できるね」と、お互いが納得いけば十分上出来です😌

  

②:小さな成功体験=達成感でおもしろく感じてもらう

最低限のことにまずは取り組もう!といっても、長〜い目でみたモチベーションにはまだまだ遠い・・・・・

 

そこで、ハードルを限りなく下げて取り組んだ後は、少しずつレベルを上げてチャレンジさせてあげましょう

 

これが僕が指導してる時に大切にしてる

 

達成感と成功体験

 

におおきく関わってきます

 

やればやるほど「できるようになってきた!!!」という感覚は勉強にやりがいを見出すきっかけになります

 

エピソード:達成感は、RPGが教えてくれた

僕が受験生のときぶっちゃけると以下の通りでした

 

  • MMORPG:1日13時間以上。あたりまえのように無意識的にどハマり。毎日の習慣になってた

  • 受験勉強:1日0時間(正確には10分)。あたりまえに意識的に避ける。毎日の習慣とはほど遠かった

 

勉強時間0です

 

ですがRPGと勉強には共通する要素がありました

 

  • RPG:初期装備と0レベルからコツコツと敵を倒してレベルを上げる。さらに強い敵に挑んで、クリアを目指す。

  • 勉強:受験の科目について0から始め、基本を少しずつマスター。応用問題も解けるように、そして受験の合格を目指す。

 

上記の通りですね

 

RPGの方がコツコツとレベル上げもしやすいし、目に見えるかたちで「強さ」にあらわれる。もうね、成功体験の連続←。それがゆえに、おもしろい!とハマってたのでした

 

これを勉強にも応用してしまえば???

 

というわけで自分自身でも試しました

 

▼好きなことの要素を抽出→勉強への転用ですね。より具体的な手順については以下にまとめてあります😌

関連:「勉強が大嫌い!」を克服する3つの手順を解説!【楽しみを感じる要素→勉強に転用へ】

 

勉強のハードルを下げてとりくみ、少しずつできる量を増やして達成感をあじわうというものです

 

  • 1日の勉強時間:毎日20分→毎日40分→毎日1時間...
  • 勉強レベル:社会の一問一答を1日20個→30個→40個→....

 

すごくシンプルな 「目標」です

 

 

 「あっ、、自分でもやればできるかも。勉強は思ったより大変だけど、やればできるじゃん?!」

 

のように、RPGに似た達成感・成功体験を経験することができます

 

次第に子どもの「勉強しなーい。したくなーい」の気持ちから→「勉強してもいいかな!」という自主的・積極的な気持ちに変わっていきますよ

 

関連:勉強をゲーム感覚(RPG)でやるとどんどんハマる件【クエストのクリアを目指して攻略→達成感のループへ】  

 

③:褒めて頑張りを認めてあげる

 次に

 

「よく頑張ったね!やっぱり勉強、やればできるじゃん!!続けられそうだね」

 

と、行動にうつしてくれたこと・達成したことを褒めてあげましょう

 

親子で一緒にいるときに、小さなクイズ形式のテスト=「目に見える形」で目標達成をチェックできるとやりやすいかもしれません

 

やっぱりね

 

自分が達成してクリアする喜び+クリアしたことを褒められる喜びのダブルの達成感の威力ははんぱないですし、子どもにとっても大きな自信にもなります

  

  • 自分の成功体験:自信がつく!(主観)
  • 他者に褒められる成功体験:もっと自信がつく!(客観)

 

自分が思う成功体験と他者が思う成功体験が合致するからですね

 

習い事のスポーツでも、コーチに「この通りやってみろ〜」と言われて挑戦してみて自分ができる、そしてコーチに褒められるのコンボの威力はんぱないですもんね(ボキャ貧)

 

つまり

 

「色々不安でやる気もなくて勉強に踏み出せなかったけど、このままやっていけばいいんだ。しかもじぶんもできるじゃん」 

 

という安心感を勉強嫌い・勉強しない子は求めてたともいえるのです

  

次第に、勉強が嫌い→嫌いじゃないかも?→普通かも?→普通→好きかも??に意識が少しずつ変化していくはずですよ😌

 

まとめ:子どもの「自主性」を大切に

 

 本記事で紹介した、高校受験生の子どもへの姿勢は、「自主性」を前提にしてるものです

 

「自主性」がない受け身の姿勢は、短期的には集中できるかもしれませんが、長期的には続かず、挫折してしまう可能性が高いです

 

じぶんから勉強にとりかかって

 

じぶんで勉強のおもしろさに気づいて

 

じぶんから受験のモチベーションを保てる

 

高校受験では子どもの「自主性」や「主体性」が合格を左右するし、今後の人生の糧になります

 

”じぶんから”の姿勢や意識を育てる意味でも、最後の勉強のハードルを極限まで下げつつ、少しずつ達成・成功体験を積ませてあげ、褒めてあげる方法が有効です

 

高校受験の子どもをもつ親御さんのお役に立てると幸いです。きっと子どもは受験生として、勉強に対する気持ちを変えてくれ、行動も変えてくれるきっかけになると思います😌✏️

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