こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。現役受験の時は地理選択で、受験校が減ってしまいました。未だになぜ地理を選んだのか、わかってません
一体何故なのか
はい。本記事では地歴選択の中でも歴史選択の話。日本史と世界史をどっちにすべきか?!?!問題について解説してまとめます😌
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前提:社会科目(日本史or世界史)を選ぶ基準
まず、社会科目を選ぶ基準についてです
▼以前にまとめた記事を読んでもらえたらなと思いますが、ここでエッセンスのみおさらいします
関連:社会科目の選択は世界史?日本史?地理?どれがいい?【地歴の選択は受験を左右します(まじ)】
社会科目を選ぶ基準は以下の4つでしたね
- 行きたい大学で使えるかどうか
- 覚えるのが得意かどうか
- もともとの蓄積があるかどうか
- 興味・関心があるかどうか
それぞれ日本史・世界史の観点からみてみます
①:行きたい大学で使えるかどうか
日本史と世界史はどこでも使えるので問題なし!です
一応国立大学に設定してある条件確認しておきます
- 京都大学、筑波大学の二次試験では日本史B、世界史B、地理B(地歴)から1科目から選ぶ必要あり
- 東京大学の二次試験では日本史B、世界史B、地理B(地歴)から2科目を選ぶ必要あり
行きたい大学の二次試験で使う科目をセンター(一次試験)でも使うのがオーソドックスな合理的戦略です
「日本史と世界史をどちらもっww!やるww」
ってのは最高学府を目指す受験生のみです😌(あっぱれ)
②:覚えるのが得意かどうか
「暗記ではない!理解だ!」って言われようと、少なからず記憶するべき用語が多い科目が歴史です😌
シンプルに山川の『用語集』に掲載されてる用語の数を比べてみましょう(一応社会科目全てを参照)
世界史:5400個
日本史:10700個
地理:3700個
政経:3100個
倫理:3000個
意外かもしれませんが、日本史の方が世界史の倍もの用語を頭に残す必要があります
普段の生活で触れることのない知識を覚える以上は、その負担を考慮した方がいいですね
「物覚えが良い!」「気合いと時間があれば覚られる!」って人は間違いなく、日本史か世界史を選択すると良いです
本記事の読者は「日本史か世界史か迷ってる人!」ですので、ここらへんの心配は要らなさそうですね😌
③:もともとの蓄積があるかどうか
本格的な受験勉強の開始は、早い人で高2の冬、遅い人でも高3の夏頃
いや社会は何もしてないんだけどww間に合うかww
と焦って現実逃避する前に「今までにどの社会科目によく触れてきたか」を振り返ってみましょう
特に高校1年、2年で触れてきた科目の選択がおすすめです。日本史・世界史どちらも触れた場合は得意な方(定期テストで高得点な方)がおすすめです😌
今まで触れてきてない科目を選ぶと独学→理解→暗記のプロセスを踏まなければで時間がめ〜っちゃかかりますからねっ
触れてきた科目かつ高3の授業の科目ならば、すでに理解をした段階なので思い出す→暗記のプロセスだけで済みます
つまり
- 蓄積あり→思い出すだけのクイックな点あげ!
- 蓄積なし→0から勉強して理解して覚えるため、スローな点あげ!
な感じです
「世界史の独学はしんどかったw授業で取ってはおけばよかった」という僕の猛省が色濃くでてますねー爆
一回勉強してる潜在記憶は超アドバンテージです。たとえ忘れたとしても😌
④:興味・関心があるかどうか
4つめ最後はこれ
興味関心もなければ辛くて勉強する気にもなりません(当然)
勉強もする気にもならなければ点数も上がりづらいです(当然)
結果、社会科目のせいで致命傷を負うことに・・
一方、関心・興味あることには時間を惜しみなく投下できますね
人間だもの
でも、、
いや、何に興味あるとかわからねーよ
この場合
- 「カタカナが嫌いだから日本史にしよう」
- 「なんとなく漢字は辛そうだから世界史にしよう」
のような先入観で自己判断するのでなくすべての社会科目の教科書・参考書に目を通してみましょう
- 「これなら1年続けられそう!」
- 「イメージつかみやすい!わかりやすい」
- 「将来使うかもだし、まあ嫌いではないかな」
のファーストインプレッションを大切に、興味・関心を探ってください
「この科目なら比べた中で、一番ましかな。まだ1年できそうかな。」
のように、特に日本史・世界史を比べた上で選ぶことが大切です
・・・以上!
ここまで社会科目を選ぶ4つの基準をおさらいしました
この基準を念頭に日本史・世界史それぞれどちらに向いてるタイプか??を探る特徴についてみていきます
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「日本史選択」に向いてる人のタイプ
上記4つの基準の他に
- 「日本人なんだから日本のことっしょ!」
- 「漢字?そんなの書けば覚えられるわ!」
- 「日本のこと文化も政治も、いろんなこと知りたい!」
- 「なんだかんだ、世界史より暗記量少ないからね」
ずばり、これらに共感できるなら世界史よりも日本史向きなタイプ!
また、
- 日本史(天下統一を目指す閉塞的なフィールド)
- 世界史(領土拡大を目指す開放的なフィールド
これらを比較すると日本史は縦の歴史なので歴史内容の整理がしやすいですね。しかもほとんどの人は中学時代の蓄積もある...
日本史の方が世界史の約倍も選択者がいるのは、この理由(?!)が背景にありそうです
本当に興味ある?を探るために、僕が「通訳案内士」でかな〜り使い倒した日本光地をめぐる本。こちらを読んでみてください
『旅に出たくなる地図 日本』
「旅に出たくなる」がキャッチーなフレーズ。この本の地図上には日本の観光地の情報や地域の文化・産業の解説がたくさんもりこまれてます
パラパラとめくり「わくわく」「おもしろい」「かっこいい」「いってみたい!」と好奇心が湧き立つフィーリングを感じるなら日本史のGOサインです
このまま勉強に突き進んでください
「世界史選択」に向いてる人のタイプ
一方世界史も、上記4つの基準の他に、
- 新しいもの好きな好奇心旺盛タイプ
- いい意味で飽きっぽいタイプ
- 世界史をどこかで使いたい実践型タイプ
ずばり、これらに共感できるなら日本史よりも世界史向きなタイプです
たくさんの国を勉強する分、好奇心は旺盛なだけいいですし、日本だけの歴史では満たされない飽きっぽいタイプも向いてるでしょう
古代ローマ→古代中国→中世ヨーロッパ・・など、ここの地域を勉強したらまた別の地域、といったように滅茶苦茶代わる代わるですのでねっ笑
今のお金から仕事が世界の歴史から通じていることを踏まえて、今使える歴史を勉強したい人も理想ですね
で!日本史と同じくそもそも「興味があるのかどうか」を確かめるために世界の旅行本を手に取ってみましょう
地球の歩き方
『地球の歩き方』なんかはベストですね
世界史の舞台では、例えばローマやヴェネチアがありとても大切な地域
日本史と同様にパラパラとめくり「わくわく」「おもしろい」「かっこいい」「いってみたい!」と好奇心が湧き立つようなフィーリングを感じ取れれば世界史のGOサインです
このまま勉強に突き進んでください
「つまんねーなーおもろなっ」となれば、日本史を選択した方がいいでしょう
改めて強調しますが、日本史・世界史のどちらも少し読んでみて、”比較検討”した上で決定をおすすめしますっ😌
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まとめ:選択の時点で有利不利はないから、興味ある方を選ぼう
これに尽きますね
日本史??世界史??どっちが有利?不利??
はぶっちゃけると愚問です😂
仮に選択の段階で有利不利が明確ならば、受験生はこぞって有利の方へ流れます
流れたら科目バランスが崩壊します。崩壊すれば究極、社会科目は1つになっちゃいますよね笑 これはありえない・・
ただ、有利・不利を分ける要因を強いていうなら
好きな方が有利になる(≒嫌いな方ではない)
社会科目(特に日本史・世界史)はこれですね
相性は大きく関わりますが、選択の段階で不利になることはありません
長年(約8年)の経験で、世界史が好き!!日本史に興味ある!!という人は、みるみる成績を伸ばします
自ら勉強時間を捻出して自発的に取り組み、覚えることも苦にならなず、そして覚えれば覚えるほど益々楽しくなるからですね。正のループです
ですので
日本史?世界史?自分はどっちタイプかの相性を見極めよう!
これさえクリアできれば自分自身にとって「有利に」進めることができます
最終的に自分で決断したのなら全力で応援します
選択後の勉強方法(日本史・世界史)については下記記事を読んでもらえると問題無いかと思います。それではぜひ、参考になれば幸いです😌