こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。家庭教師のバイトは大学生にとっての定番中の(?!)定番ですよね!?
本記事では、家庭教師で身につけられる力はいかなるものか?!で、家庭教師のバイト経験は就活・仕事に役立つのか?!
というテーマでまとめます😌
先生と生徒のコミュニケーションが仕事の家庭教師。なんとな〜〜く「こうじゃね??」って想像もしやすいですかね?!
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家庭教師で身につく「3つの力」
家庭教師の応募を考えてる大学生は要チェックして欲しいですね。以下より紹介する「3つの力」を家庭教師を通じて鍛えることができます
- 傾聴力
- 伝達力
- 臨機応変力
それぞれどのようなプロセスを通じて鍛えられるのか??具体的な例を交えて解説していきますね
①:傾聴力(よ〜く聴き整理する力)
家庭教師はあくまで「個別指導の家バージョン」だと思っても良いでしょう。集団授業の塾・予備校とは指導方法が違いますね
家庭教師は、生徒と1:1でしっかりとコミュニケーションを取る必要があります。例えば以下の通りです
- どんな問題がどのように躓いてしまってるのか?
- 問題に対しての答えはどのようなことが言いたいのか?
- 今の勉強を進めてる不安・心配なことは何か?
- 漠然と今現在抱えてる問題は何か?
特に生徒が有り難みを感じるのは「悩みをしっかり聴いてくれるかどうか」のタイミングです。てきとうに的外れな聴き方をしたら家庭教師は務まらないですので、この傾聴力はとても大切なスキルになります
そしてこの力は、社会人になっても人と人とのコミュニケーションにおいてはマストスキルです
- 上司or部下が伝えたいことをしっかりと聴く力
- クライアントの要求をしっかりと聴く力
- 友達、恋人の伝えたいことをしっかりと聴く力
例えば上記の場面などで発揮されますね。相手の伝えたいこと(特に伝えたいエッセンス・要点)を外さずに聴き取り把握・理解することができます
話をする側は心理的に「聴いてもらえた安心感」や「共感してもらえた感」を感じることができます。互いの信頼関係を構築する上で大切なスキルになりますね
「生徒の悩み解決」を通じて「傾聴力」を鍛えていきましょう
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②:伝達力(論理的にわかりやすく伝える力)
家庭教師では「傾聴力」に示される「聴く」だけでなく、その後の行動も当然大切です。それが「伝達力」です
「教える力」をより広義に解釈したものです。シンプルに何かを伝えて「なるほど。わかりました。」と言ってもらえる力、とも言い換えられますね
具体的には以下の通りです
- 論理的に伝える力(理由や具体例を順序よく織り交ぜて伝える力)
- コンパクトに要点を伝える力
- ”嫌味を感じさせず”伝える力
「先生〜〜この問題の解説をしてください〜」や「先生、この問題なんですけど、どうやったら解けるようになりますか??」などの質問を多く受けとります
その時に「わかりやすく+要点をしっかり+嫌味を感じさせずに伝える力」が毎回求められるのです
指導者の立場にあるので、その受け答え回数はとても多く、沢山の失敗・反省を繰り返せば、嫌でも鍛えられると思います(実体験)
そして社会人になってから有効なのは意外にも”嫌味を感じさせず”伝える力かな、と。
大学生のバイトで高校生の指導する場合、なぜか(?)超積極的に解説する勢いでマウントをとってしまいがち、ですよね??
「えーーこんな問題もまだできてないのーー?」
なんて言ってないですか??
高校生の生徒は心の中で「うっせバーーか!◯ね!」でしょう
何が言いたいかというと
家庭教師と生徒は【サービスを提供する側とサービスを受け取る側】の関係にあること
延長には、社会人の【営業する側と営業を受ける側】の関係にもある、ということです。言葉一つで「なんかこいついなや感じ。いいや。」と、思われたらゲームオーバーですね
「伝達力」の”嫌味を感じさせず”伝える力を念頭に指導にあたってみて下さい。伝える相手が喜ぶ・助かる発言へと自然に変わってくるはずです。総じて「伝達力」も鍛えられますよ
③:臨機応変力(応用と判断する力)
人間関係ほど何が起こるかわからない(?!)ものはないですね。指導をしていると、想像の斜め上を行く出来事は結構頻繁に訪れます💦
その都度どのように軌道修正できるか?どんな適切な助言ができるか?を考え抜かねばなりません
例えばですが以下の通りです(実体験)
- 順調に勉強を進めていたのに、模擬試験では成績が突然下がってしまった→「これからどのような指導を展開すべきか?」
- いつもはとても明るく、勉強に積極的だったのに、突然元気がなくなった。→「どのように生徒に声をかけるべきか?」
順風満帆の言葉通りに行かないですね。笑特に家庭教師の場合は、生徒の生活面も指導の範疇にあるため、いろんな角度からトラブルは芽生えます笑
最初は「まじか!!!どうしよう!!」と、焦りや戸惑いの気持ちが隠せず顔に出てしまう時もありました。でも、、一番困ってるのは生徒本人なんですね
素直に「どうにかしてあげたい。助けたい」の気持ちがあれば、十分柔軟かつ応用力ある判断もできると思います
社会人(ビジネスマン)で言うなら、PDCAのチェックとアクションでしょうかね!?指導してるうちに、自然と失敗・反省・成功からそれぞれ学び、臨機応変に対応できる力を身につけられますよ😌
とまあこんな感じに
- 傾聴力
- 伝達力
- 臨機応変力
の3つのスキルを鍛えられるのが家庭教師バイトです
「大学生は高時給だし!これまでの勉強経験を教えるだけだし!」って志望動機かもしれませんが(偏見)、人として大切なスキルをみにつけられるバイト!とお分りいただけたはず!
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家庭教師バイトの経験は就活・仕事に活きる?
っていう疑問ですが、ここまで読んでみてどうでしょう??
会社の人事担当になってイメージしてみてください
人の話に耳を傾けて要点を掴む「傾聴力」があって、伝えたいことをしっかり整理してまとめる「伝達力」あって、しかも思わぬ状況でも応用・判断できる「臨機応変力」ある人をどう思いますか??
結論:会社の人事担当なら欲しいと思います
これが僕の結論です
僕の就活の経験でも(ベンチャー企業の社長と飲み歩きばかりだったけど・・笑)、家庭教師・個別指導の経験で得られたスキルを評価しえもらえました
とりわけ面接やディスカッショの場で現れると思います。付け焼き刃で「コミュ力が!!あります!!」って人なんかよりも「50倍はコミュニケーション能力があるんじゃね??」って体感でした
傾聴力も伝達力も高次に位置するのは「コミュニケーション能力」ですね。多くの起業で重視してる現状は皆ご存知だと思います。これを無意識に鍛えられた、というわけですね
人間の「ソフトなスキル」は今後も大切です
業界全体で効率化・機械化・オートメーション化がより進む未来です
個々全ての業界に当てはめることは難しいですが、業界全体で人間としての「ソフトスキル」を備える人材を求めて、評価してます
決して僕の主観でもなく、時代の流れです。東洋経済でも「ソフトスキル」の重要性について言及されてますね😌
「ソフトスキル」とは、コミュニケーション、語学力、リーダーシップ、ファシリテーションなどのスキルを指す。
これまで日本では、ロジカルシンキング、マーケティングなどの「ハードスキル」が注目を浴びてきたが、今後10年は「ソフトスキル」の重要性が増してくる。
引用:東洋経済
機械が代替不可能なスキルとでも言えます。人間が人間であるが故のスキル。人間が人間に求め、人間が人間に求められるスキル、つまり人間とは不可分のスキルなのです😌
・・そう言うとね、「ソフトスキルを備えるAIロボットも誕生するかもしれませんよーー!」って反論もあります
ですが、AIロボットに話を聴いてもらってアドバイスをもらてもね・・・
「えっ??まあ、、確かに言ってること正しいけど。。あんた経験したことないでしょ?人の経験のデータ集積と分析で導かれた答えでしょ。世の中はなあ、合理性が全てじゃあないんだよな・・・」
のように僕は違和感を覚えるでしょう
ここあたりは技術の進化が勝るか(完全なソフトスキルの獲得するか)、人間がロボットに妥協するか(ロボットのソフトスキルに適応するか)によりますね。でも未来はまだわかりません
少なくとも「今後10年は人間が持つソフトスキルは大切!磨いておいて損はしないよ!」ってことで結論付けて良いでしょう😌
このように、家庭教師のバイトは今後10年で社会に必要とされる「ソフトスキル」を磨ける機会として素晴らしいです。挑戦したい大学生は挑戦してみることをおすすめします。ぜひ参考になれば幸いです!