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【経験談】結局「家庭教師」はどうなのか?おすすめなのか?【メリット・デメリットを統合した結論です】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学受験の予備校運営+家庭教師+オンライン家庭教師を経験し、今では独立フリーランスとなりました 

 

本記事では

 

 家庭教師のメリット・デメリットは?!結局どうなの?おすすめできんの??

 

というテーマで「今、家庭教師にお願いするかどうか考えてるよ!」という人に向けてまとめます😌

 

大学生の頃2年間、家庭教師をしてました。その体験談も合わせて具体的に伝えたいですね!!

 

*本記事は以下の2記事(家庭教師のメリット・デメリット)を統合し、僕なりの「結局、、家庭教師はどうなの??」に対して結論を導く内容です 

 

下げて上げる展開で進めようと思います。よくあるやつですね。家庭教師のデメリット3つは以下の通りです!

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デメリット①:費用が割高な傾向にある

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 まずは金!!金!!金!!←

 

「教育は投資!!子供の将来のため!」といえども家計に響いてしまう場合は慎重に考えたいところです

 

まずは家庭教師は以下の2つの契約形態にわけられます

 

  • 個人契約:料金→安、信用→低
  • 家庭教師派遣会社:料金→高、信用→高

 

*この料金・信用はその先生やサービスを個別にみた区別ではなく両者の”相対的”な比較です

 

個人契約の場合は、派遣会社の仲介手数料が無い分安くなりますが、会社が先生の力量が保証するわけでは無いので信用は低くなります

 

で!

 

目安になるのは個人契約の家庭教師の料金相場です

 

とてもわかりやすくまとまった情報を引用させて頂きました!

 

1時間当たりの料金(2019年)
・小学生【中学受験なし】:1,500円~2,500円
・小学生【中学受験あり】:3,000円~6,000円
・中学生【公立中学生】:2,000円~5,000円
・中学生【私立中学生】:3,000円~6,000円
・高校生:3,000円~7,000円

引用:家庭教師料金の相場は? | 家庭教師何でも解決.net

 

上記相場は1時間あたりの授業料です。通常は大学生のアルバイトが家庭教師の先生となります

 

家庭教師派遣会社に依頼すると、この約2割3割増し料金(仲介手数料込)になります

 

プロの家庭教師(家庭教師歴が長く受験指導のプロ)にお願いする場合、上記のおおよそ1、5倍の料金を想定しておきましょう😌

 

塾・予備校の月謝と変わらないくらい、あるいは少し高めに大体は落ち着きますね

 

が、家庭教師特有の費用があり、先生に支払う「交通費」も別途必要な場合があります。これは侮れないですよー!!!ま・じ・で!!!

 

僕の場合、往復で約1,000円を週2で頂いてたので、1ヶ月あたり8,000円も「交通費」でもらってたことになりますね・・今更ながら申し訳ございませんm(._.)m

 

あとは「気遣い」という精神的な支出ですかね・・予め掃除をしておくことや、お菓子を用意するなど、先生を招く家庭のイメージですよね💦

 

僕も「まさかww漫画じゃあるまいwww絵に描いたような家庭教師じゃん??」って思ってましたが、、毎回机の上飲み物+お菓子を用意してくれたんです😭こんなこと思っててごめんなさい失礼過ぎました

 

これは直接の「お金」の出費ではないですが間接の手間賃がかかってるともいえます

 

当時にもらっておいて何様ですが、この「気遣い料」を込み込みで考えると、、やはり割高になりますよね

 

▼費用=懸念点ならば、今ではオンライン(インターネット)の家庭教師サービスも増えてきてます 。すでにおすすめのサービスをまとめたので以下、参考に読んでみてください😌

関連:【2020年度版】おすすめオンライン家庭教師+動画授業を7つ紹介!【オンライン家庭教師のメリットは無限大です】

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デメリット②:競争が「無」になる

1対1でとても優秀な先生の指導を受けることができますがそれ以外の時間は1人で勉強することに・・・

 

 「あの人頑張ってるから、負けられないよー!!」

 

「英語だけは、英語だけは負けたくねーー!!」

 

って闘争心と競争心が燃えるきっかけがなくなります

 

え?それは言い過ぎ?学校は??

 

と思われるかもですが

 

学校ではみんなそろって授業を受ける。これが基本ですね。「あの人頑張ってるなー俺もー」みたいに刺激を受けて燃えるタイミングは意外に少ないです

 

比較して塾や予備校はどうでしょう。ほとんどの塾生・予備校生には成績をあげてやるお!という明確な目標があります

 

その予備校・塾には「自習室」や「自習スペース」があり、授業以外にはここに集まって勉強します。このタイミング!

 

*ちなみに自習室のイメージはこんなです(理想)

 
 
 
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個別キャレルの席は最高です。両脇の壁のおかげで隣の人の「ガサガサ」が視界に入ることはなく自分の世界に引きこもれます😌 

  

ちらっと後ろを見ると勉強してる人がいて、「あの人いつも頑張ってんな〜。負けないよーに、がんばろ!!」って無意識にやる気が伝染します。競争が「有」になる瞬間です

 

・・・

 

ってゆう「周りが頑張ってるから頑張ろ!」の刺激やモチベーションが薄れてしまう点が、家庭教師一本でやるデメリットの2つめです

 

インスタの「勉強垢」で受験生同士繋がればOK?

 塾・予備校では一緒に通って勉強してそのまま帰る友達ができて楽しいですね

 

特に学校の校則から解き放たれて、友達と塾に通って遊ぶ楽しさね(勉強しろ)

 

ってのがわからない家庭教師勢・・・

 

そこで

 

家庭教師一本で孤独でも勉強垢で、勉強仲間で繋がりましょう

 

提案するまでもなく今では同じ目標をもつ勉強仲間とSNSで繋がる人も多いようです

 

大学受験では動画授業+SNSの組み合わせでモチベーションを保つ人も多いらしいですからね。(時代は、変わった)

 

おすすめはインスタグラム!やってるでしょ??

 

こんな投稿があります

 
 
 
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コメントしたりDMしたりで、勉強方法や受験の悩みなどチャットで繋がれるわけですよね

 

現代的過ぎる勉強スタイルです。仲良くなればLINEでも繋がって電話とかもしれるらしいです

 

家庭教師一本の人にとって切磋琢磨できる仲間探しは大切ですからね、素晴らしいですね😌✨

 

 関連:インスタグラムの「勉強垢(大学受験)」はモチベ維持に良い!【勉強アカウントの活用法を伝授!】

 

デメリット③:先生の力量次第という「運要素」

デメリットにするかどうか迷いましたよ〜

 

先生を直接指名できるサービスは少なく、ほとんどの場合は、予め提出した「希望」により近い先生が選ばれます

 

本音を言うと先生のアタリ・ハズレはぶっちゃけあります

これは1:1の人間的相性というわけではなく「指導のスキル」においてのアタリ・ハズレです。求めるサービスのクオリティにそぐわない場合です

 

こればかりはどうしようもなく「神のみぞ知る」です

 

と言うと悔し過ぎるので、もし「この先生、、ちょっと不安だな」と感じる場合には先生の変更も多くの派遣会社では可能です。頭の片隅に入れておきましょう😌

 

▼以下の記事に家庭教師を選ぶ上で気をつけたい基準をまとめました。照らし合わせつつ先生見るというのもありかもしれません(上からですが、サービスの受け手としての権利ですよ!!)

関連:家庭教師の先生の選び方で大切にしたい3つの基準【カスタマイズ教育は最強のメリットです】

 

上記記事の基準の3点は以下の通りです

  1. 進学したい学校に合格している先生
  2. 進学したい学校に合格者を出している先生 
  3. 問い合わせ+無料体験で「面倒見の良い」先生

1と2は先生のプロフィールがあれば参照できます。3は無料お試し・体験を利用してチェックできますね

 

先生選びが「運」というのは否めませんが、可能な限り希望に沿う先生を選ぶ権利もあるので工夫してみてみるといいですね

 

うん。こうした権利はOKだけれども

 

「他力本願」はNG

 

です。最後の最後は自己責任

 

成績が上がる下がるは自分の頑張り次第です

 

「先生の指導が下手くそだったから・・」

「先生がもっとよければ・・・」

 

「先生はすごく良いんだけど、成績がなかなか・・」

「いつも授業は楽しみだけど、伸びな・・」

 

に帰結する結果は全て自己責任です😌

 

どんな良い先生でも自分が勉強しなければ伸びませんし、極論、どんな悪い先生でも自分が勉強さえすれば伸びます

 

完全に他人依存になるのでなく、主体的に家庭教師の先生との関係を築いてくださいね

関連:家庭教師は意味ないのか?!【家庭教師で成績が伸びない時に気をつけたい3つのこと】

 

以上でです。はい・・

 

「お金はかかるし、一人だし、超完璧な先生を選べない」が家庭教師をやってみて感じたデメリットです

 

まあね!物事サービスには良い点・悪い点は必ずあります。完璧な人間はいないので、人間が作るサービスに完璧もないってのが自己流の解釈です

 

デメリットとは打って変わり、家庭教師の良い点、優れてる点、メリットをみてみます!「デメリットもあるけど、合わさるとどうか??」を念頭に読み進めてもらえると幸いです

 

メリット①:「カスタマイズ教育」ができる

person writing on white paper

僕が思う家庭教師の最強のメリットです

 

  • 「苦手な〇〇を克服して得意にしたい!」
  • 「勉強の習慣が0だから少しずつ勉強できようにしたい!
  • 「〇〇校に受験するつもりだから、受験指導して欲しい」

 

など予め持ってる要望がありますよね。その流れでお願いするのが通常の家庭教師のサービスです

 

この要望に合わせ先生が柔軟に融通を利かせて対応することを

 

「カスタマイズ教育」

 

と呼んで理解してます

 

ちょっと格好つけて定義付けするとこんなイメージです

 

☑️「カスタマイズ教育」とは、生徒ひとりひとりの性格や受験校に合わせ、勉強の方針から方法、教授法までを調節しながら指導することです 

 

うんうん「カスタマイズ」の響もかっこいいね

 

ひとりひとりに合わせる、か、かっこいいね 

 

あれーでもこれ個別指導の予備校・塾でもいいんじゃねーーーのかーーーー!?

 

って思ってしまいます

 

実は、個別指導・予備校にはきちんとした遵守すべき指導のマニュアルが存在します。たとえ良い方向に進んだとしても、行き過ぎたカスタマイズは基本的にアウト、なんですね

 

どんな生徒に対しても指導の質の均一性が保たれるのは素晴らしいことですが、柔軟性の観点ではに家庭教師に劣ってしまうのが正直な見解です

 

「カスタマイズ」 でゴールまで一直線

家庭教師は「カスタマイズ」ができるので、生徒の要望(ゴール)を叶えるまでの直線距離でプランやスケジュールを組むことができます

 

例えば、僕が事前に相談を受けたのは以下の通り。

 

  • 「〇〇校を推薦で受験したいんですけど、その入試が国語と数学で考える力と伝える力をはかるものなんです。対応できますか?」
  • 「〇〇大学を一般で受験するつもりなんですが、世界史を学校の授業でとっていません。独学で進めるつもりなので指導をお願いできますか?

 

「受験で〇〇に合格したいけど、学校では直接指導してもらえないし、境遇も少し特殊(というかハード?)」という事例が多かったです😂

 

前者の「考える力」「伝える力」をはかる試験は新しい入試形式として受験校に導入されたもの。後者の0からだけど!独学だけど!世界史で難関大学を受験を目指すもの

 

こうした一見少し特殊(?)な要望(ゴール)に対しても、達成に向けた最適化したプラン・スケジュールを生徒に家庭教師は用意できます😌まさにカスタマイズ、です

 

超余談ですが、世界史のアレクサンドロス大王は滅茶苦茶有能な戦略家でした。その背景にはなんと家庭教師に哲学者のアリストテレスがついてました

 

アレクサンドロスの偉業は、アリステレスの超秀でた知性のもとでの「カスタマイズ教育」のおかげといっても過言ではないかもですね😂

 

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メリット②: 三位一体で勉強ができる(情報の連携)

man and toddler with tank top walking on pathway between brown leaf plants during sunset

 

うさんくさーーーーーっ!!!!

 

って思ったね??? 

 

本気で家庭教師のメリットの2つ目はこれだと思います

 

三位一体とは生徒・両親・先生の3人のキャラクターが一体になって、共通のゴールに向かって走ること

 

塾・予備校では先生と両親が接する機会は滅茶苦茶少なく、先生と生徒のみの関係になりがち

 

両親の「基本的に子どもに任せている」のパターンは多いのではないでしょうか

そして「放任がいき過ぎて全然勉強もしなくなって成果が現れない」もよくあるパターンです

 

良い意味で、両親も先生と子どもの指導に入ってこれるのが家庭教師における三位一体です。初めて家庭教師をはじめた時の両親からのプレッシャーはえぐかったです😌笑

 

その関係は以下の通りです

 

  • 生徒:先生から教わって、両親にも報告
  • 両親:生徒から報告を受けて、先生に相談
  • 先生:生徒に指導をして、両親とも相談

 

 家庭教師は単に指導だけでなくこの関係を良好に保つ使命もあります。大切な信頼の構築と情報の連携ですね

 

家庭教師をやったことある人ならわかると思いますが、どちらの顔も伺いながら言葉を発するのは難しい。けれど楽しいですよね

 

最初の頃は緊張や抵抗(?)ももちろんありますが、家庭教師は両親との関係を良好に保つことをまず念頭に指導にあたるといいかもしれません

 

というのも、教育サービス特有の難しくややこしい以下のような点があります。世の中に多くあるサービスの中でもかなり特有です...

 

  • サービスの受け手(子ども):お金払わない
  • サービスの受け手ではない(両親):お金を払う

 

うん。お金を払うけども直接サービスを受けるわけではない両親の信頼をいかに獲得できるか??が家庭教師の最初の仕事になります・・

 

先生は要望をしっかり受け止めて理解し、指導に反映させて、報告するところまで実施することをおすすめします

  

っと、すみません。先生の目線に話はずれましたが、

 

三位一体の連携をうまく進めるにあたって気をつけたいことがあります

 

それは

 

「共通認識」を絶対に持っておくこと

です。3人1脚にあたって「共通のゴール」を3者が把握することを前提とします

 

  • 〇〇校の合格を目指す!
  • 次の定期試験で〇〇点を目指す!
  • 苦手な科目の〇〇で、偏差値60以上超える!

 

など、なんでもOKですが「共通認識」になってることが大切です

 

でないと「あれ??うちらどこ目指してるの??」「こう思ってるのに、どうしてやってくれないの!!」と、3人4脚ならぬ綱が絡み合って転んでしまう事態におちいってしまうんですね。あるあるパターンです💦

 

注意は必要ですが、一度「共通認識」が固まると情報連携もスムーズにできます

生徒・両親・先生の関係をうまく築けるようになります。そして目標(ゴール)に向かって滞りなく動き出せます!

 

結果的に、先生と生徒の塾だけの空間で完結するのではなく、普段の生活の空間も関わるようになります。生徒にとって抜け目の無い環境を作れ、ゴール達成の確率も高まる、という流れです

 

受験など大きなゴールを達成するにあたって家庭教師は信頼のおける存在となりますよ😌

 

(生徒にとって過度なプレッシャーならば家庭教師が話を聞く役割ですからね、ご安心を!)

 

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まとめ:高いけど十分価値はあり!(投資)

(はい。見出しが超ストレートでした)

 

デメリット・メリットの順番にみましたが、家庭教師経験者としての結論は「メリットがデメリットを上回れば十分家庭教師にお願いする価値あり!」です

 

そりゃあそうですよね。当然の帰結で申し訳ないです。正直、家庭によって経済的なデメリットが響いたり、生徒・両親・先生の三位一体の連携のメリットが響いたりで、一概にはまとめることは不可能でした

 

家庭教師選びの検討材料としてもらいよ〜〜く考えてみましょうね!後悔の無い選択ができれば幸いです😌

 

「でもそもそも、家庭教師をどこの会社にお願いすべきか迷ってる!」の段階の場合には、家庭教師を探せるナビサービスを利用すると「どのような家庭教師派遣会社が向いているか?」も見えてきますよ

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