こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。世界史が好きで、最近は古代の食べ物について調べながら徹夜を繰り返しては反省してます
本記事では、主に「これから1から独学をスタートしますぜ!!」という新高校3年生や独学の浪人生に向けたおすすめの世界史の通史本の紹介をします
スポンサーリンク
「通史」は心臓並に大切な件
通史は「木の幹」「心臓」と例えられるほど大事な核。通史があり、そこから文化史・テーマ史・史料問題へと派生します
「通史」を通して日本史の「流れ」を知っておくのは受験の基本でありながら、応用にも繋がる土台になるのです
そこで早速、以下より「わかりやすく」「内容のカバー率」を考慮したおすすめの日本史通史本を紹介していきます
『教科書よりやさしい日本史』
教科書をかな〜り簡潔にわかりやすく説明してくれる参考書です
初学者は教科書はNGと言いましたが、教科書の難解な点を対話形式と口語形式で補うようにさくさく読める本です
暗記というより、日本史の科目の全体のストーリーの流れを理解するホントしては群を抜けて素晴らしい・・
「日本史おもしろい!」と感じられれば、雪だるま式に知識が付いてきます
で、「覚えられてきたかな?ちょっと確認しようか!」となるので単元ごとでノート版でチェックしましょう
また参考書や漫画よりも「音声」が入ることで理解しやすい人も多いですね〜
『金谷の日本史シリーズ(古代から現代)』
「なぜ」と「その後」がひとつの歴史の出来事に絡むのが歴史!
「これが流れってやつか〜!」と、ストーリーとして理解を深められ、マンガに慣れた後の取っ掛かりとして最強の1冊です
(古代から現代まであり、極めると大学受験の偏差値55〜60のレベルにまで到達できます)
日本史において知識を「納得して覚える」とは、日本史の因果関係、つまり「なぜ」と「流れ」を理解するということです。
細かい知識は後回しにして、まずは日本史の「なぜ」と「流れ」をつかむ。
そうすると、日本史の大きな流れを納得して覚えることができ、その周辺にある細かい知識(人物名など)は自然と頭の中に入っていきます。
この「なぜ」と「流れ」に焦点を絞り、今後の日本史学習の土台を固めることを目標とした講義本です
『金谷の日本史』は日本史の基礎の概要(偏差値〜60弱)がまとまった本。さらなる高みを『実況中継』で目指します
『日本史B 講義の実況中継①(原始〜古代)』
『日本史B 講義の実況中継②(中世〜近世)』
『日本史B 講義の実況中継③(近世〜近代)』
『日本史B 講義の実況中継④(近現代)』
1〜4巻まであり日本史参考書で最もボリューミー!受験範囲をもろともカバーしてるので、早慶・東大を目指すなら必須の本!です
後述しますが、この『実況中継』の該当範囲を『一問一答(東進)』でいつでもパーフェクトに答えられる状態を目指すと確実に点数に直結します
も・ち・ろ・ん『忘れたら思い出す』勉強を入試本番まで繰り返すことになるので、根気強くバイブルとして肌身離さず持ち歩くことです
『書き込み教科書 詳説日本史』
- 『教科書』をもとに、大学の入試問題が作成される!
- 『教科書』の記述が、論述問題の回答として最適!
上記、2つの理由がありますが、『”書き込み式”の教科書』がおすすめです
通常の教科書と内容は全く同じですが、【重要用語】が空欄になって自分で教科書を作る、そんなイメージ!
『ナビゲーター』を読みながら、空欄を赤ペンで埋めること!
で、赤シートを使って何度も何度も教科書の記述をインプットしましょう
『日本史一問一答』(東進)
初心者を脱すると何ができるか、それは『一問一答』で鍛えられます。(僕にとって、知識整理に重きを置く一問一答はインプットの位置付けです)
ただ・・初学者はいきなり『一問一答』に手をつけることをおすすめしません
- 流れ(出来事が起こったのはなぜ・その後どうなったか)がつかめてない・・
- 用語の丸暗記作業に偏りすぎてしまう・・
この2つの理由からです
偏差値50オーバーは、一通りの『通史』が頭に入ってることを意味しまして、もっと「知識武装」すべき単元を示してくれるのが、一問一答の役割!
- 1周目:何も見ず単元ごとに解き、間違えた箇所にサイン!
- 2周目:間違えたサインのみの問題を解く!
- ➡︎2周目の時に、間違えた箇所を『実況中継』で再確認
- 3周目以降:間違えたサインを全て消せるように無限に繰り返す!
ミスがなくなり、長期記憶となれば『一問一答』は完成です
▼一問一答の進め方について、以下の記事に詳しく書いたので適宜参照してください
関連:日本史のおすすめ『一問一答』とその使い方と勉強法について詳しく解説する!【慶應生推奨】
スタディサプリ(日本史)
動画授業の鉄板といえば【スタディサプリ】ですね。月額980円で、「わかりやすく、おもしろい」授業が受け放題は革命的です
『点の知識を線の知識に』がモットーの伊藤先生
点とは用語・語句にしかすぎません。でも、先生の「こうだからこうだからこう・・」の丁寧な説明とストーリー解説によって、点と点が繋がって線になる感覚を掴めます
ストーリーで結びついた日本史は、よく理解できると同時にしっくりと定着し、忘れにくいものになります
オーソドックスな教授法ですが『点』に結びつく最強の授業を破格で受けられるので超おすすめですね!今は「14日間の無料体験」もやってるので、ぜひ試してみて下さい😌
スポンサーリンク
「通史」の進め方とやり直し方
社会科目の日本史は「暗記ではない!理解だ!」の論があろうと、少なからず記憶するべき用語が多い科目です....暗記からは避けられません
シンプルに山川の『用語集』に掲載されてる用語の数を比べてみましょう
世界史:5400個
日本史:10700個
地理:3700個
政経:3100個
倫理:3000個
意外かもしれませんが、日本史の方が世界史の倍もの用語を頭に残さなければいけないんです
そこで以下の通りに「通史」を進めてみてください^^
- 1週目:暗記しようとせず、授業を聞くつもりで丁寧に読み進める
- 2週目:よくわからない箇所を重点的に!資料集・用語集をフル活用!
- 3週目以降:因果関係をパーフェクトに!自分で語れるレベルまでに!そして無限に繰り返し用語の暗記へ!
1周でまるごと覚えるのはま・じ・で・無理ゲーです
2周・3周・・・と、覚えては忘れてまた思い出すことを繰り返し連続で行い、「これって大切なんや」と、脳に刺激を与えることが大切です
「一度に覚えようとせず地味〜にこつこつと長い期間に渡って勉強・復習を繰り返す王道かつオーソドックスな勉強が最強!」ということになりますね。理解→忘却→想起→暗記のサイクルを
スポンサーリンク
追記:必ず脇に置く書籍たち
「なんだこれわかりづらいな〜〜ちょっと調べたい」という用語・説明に遭遇した時の救世主です
いつでもすぐに調べらるところにおいておきましょう
『日本史用語集』
山川の『日本史用語集』で受験日本史の境地にまで達することが可能です
- 無理に暗記しようとしない
- よくわからない「言葉」「単語」をその都度調べる
この2点を意識して『用語集』をボロボロに使い倒すつもりでいましょう
『詳説日本史図録(資料集)』
実際の入試でも、ビジュアル問題がた〜くさんでます
いくつかある資料集の中でも、図説のレイアウトが最も見やすいです
文字情報だけでなく、イメージで記憶を強固にするのが1番の目的です
『詳説日本史研究』
最後の極み.....!
東大京大一橋などの難関国立から早慶などの難関私立大学に通用するこまか〜〜〜な知識の習得をめざしましょう
真に日本史のインプットを極める者は、この超分厚い『詳説日本史』をローラー作戦で覚えていくという...
でもそれは常人にはおすすめできず、
正しい使い方は
- 用語集と同様に「わからないところ」だけを調べる
- 論述対策の時に、具体的な記述を調べる
で、基本的には辞書のように使うこと。丸覚えは不可能なので調べたらメモをとるなど、効率よく使いましょう!
▼受験『日本史』の史料問題・論述対策を含めた全般の勉強法については下記を参考にして下さい😌