こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。最近は世界史の漫画を読み漁りしてます
世界史はみんな初心者からスタート!!何も勉強してない段階では偏差値でも差はつかないはず
でもいつの間にか「あれっもしかして他の受験生に遅れをとって差がついてる?」という状態になってないですか?
本記事では、最初の段階で伸び悩んでしまった世界史の「偏差値40の人が偏差値60に届くに勉強方法」をまとめます
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①:偏差値40〜50までの勉強法
偏差値40(マーク試験40点〜60点程)は
「なんとなくだけど世界史の通史を勉強して、できるようになったかも???でもまだまだ微妙...」という段階にいるかと思います
僕もそうでした
「これでいいのか???」
と思いながら、、試行錯誤に悩んでたことを覚えています。僕の受験経験と指導経験にもとづくと、この段階を抜け出すには2つの方法があると思ってます
- 授業ノートを丁寧に取る
- あれこれと参考書に手を出さない
この2点についてみていきますね
授業ノートを丁寧に取る
世界史の授業の「通史」ノートをしっかり丁寧に取ります。これ即ち、学校・予備校の先生の指導をしっかり守りましょう!ということです
「学ぶ」の初期は「真似る」ことからです😌
*当時の僕の世界史の通史ノートです
ここに少し自分ルールがあります
それは登場する用語を「5色」に分けて蛍光ペンで線を引く、というもの!
「5色」の分類は以下の通りです
人(persons ):集団、民族、皇帝、組織
もの(items ):作品、建築、貨幣
こと(events ):戦争、遠征
考え(ideas ):思想、条約、制度、政策
場所(place):国、都、
具体的には
- アメンホテプ4世(人)=赤
- パルテノン神殿(建築)=青
- フレンチ=インディアン戦争(戦争)=紫
- ウンキャルスケレッシ条約(条約)=黄色
- ゴール朝(国)=緑
な感じですね。もし余裕があれば、問題を解いたときにも用語解説の部分を...
パルテノン神殿はペルシア戦争で破壊されたので、将軍のペリクレスが、フェイディアスに修繕工事を命令した
のように色分けでマークできるようになります 。カラーは適当に決めましたが、それぞれ似たり寄ったりならないものが混同しないで済みます
ノート作りを丁寧にすることで・・
見直すときに見直しやすいし、復習しやすい。一度忘れた内容も復習しやすければ思い出しやすい。思い出しやすいということは、通史の定着に向けて、自分で勉強できる!
このレベルまでもっていけます
偏差値40から抜け出すには、人に見せてあげられるくらいに、ノートを丁寧に取ることから始めてみて下さい
関連:世界史の「5色」の色分け勉強法はすごく捗るよ!【世界史嫌いは読もうな】
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あれこれと参考書に手を出さない
ネットで調べたり、合格体験記を真似てみたり「これ使ってみよー!」「いやあの方が効率いいかなあー!」という感じに、毎週のように使う参考書が変わりました
僕もこんな時ありました
でも
結局何ができるようになったんだ?なんか、記憶がふわっとしてるぞ??
という迷走に陥りました
「世界史ができてる状態」は「どこの本にどんなことが書かれてるか」を瞬時に記憶から引っ張り出せる状態
しかーし、色々と本に手をつけたせいで、頭の中が超カオスになってしまったのです。これも偏差値40の頃にやってしまいがちなことです(←当時の僕に言い聞かせてあげたい)
そこで「まずがセンター試験!!」という人はこの本に絞って取り組んでみてください
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
パノラマ世界史 古代〜近代
パノラマ世界史 近現代
『パノラマ世界史』は上下巻があります。センター試験(共通テスト)で登場する古代から現代までの内容がフルカバーされてるので網羅性については心配ありません
- オールカラーの地図・年表でヴィジュアルに強い
- シンプルに明瞭な語り口調の解説がわかりやすい
が2つの特徴です。多くの受験生に評価されてる素晴らしい本です
ナビゲーターなど4冊にわたる通史の本もOKですが、こちらは2冊で必要十分な内容がぎゅっと詰まっていて、「迷走」を防げます
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②:偏差値50〜60までの勉強法
『通史ノート』と『パノラマ世界史』での勉強を進めると世界史の知識は十分備わり、偏差値50に届くようになります
「でも60になかなか届かないんだよなあ」
これが次に立ち塞がる課題です
僕の勉強経験と指導経験上そこには「インプット過多」になってる可能性があります
つまり「できてる、わかってる箇所」も勉強するオーバーワークになり「やってるけどなかなか伸びない」と停滞の原因になります
そこで
アウトプットの比重を増やそう
偏差値50まで届いたら思い切ってアウトプットに移りましょう
ここまで書いてきて申し訳ないですが、 具体的なアウトプット方法については以前まとめたので参考にして下さい
関連:世界史の『アウトプット』は超大事!難関大受験するならやっておきたい問題集たち!
ただ一つ例に挙げるとセンター試験(模擬試験)に向けた「アウトプット」ですね
センター試験(模擬試験)は、大問4つ・小問36問、合計100点の世界史マーク試験
大問4つがそれぞれテーマで、問いの切り口は以下の通りです
- 正誤判定問題(aとb2文の正誤の組み合わせ)
- 時代問題(出来事の並び替えや世紀の問題)
- 地図問題(首都や支配域など)
- ビジュアル問題(写真や資料)
- 文化史(主に作品名と作者)
- 日本史と絡んだ問題
【時代】と【地域】が満遍なく幅広く出題されますね。私立大入試とは違って、狭い分野を深く問うものではないセンター試験
『通史ノート』と『パノラマ世界史』をやりつつもセンター試験の過去問に挑戦してみましょう
センター試験過去問研究
その時にやってもらいたいのは
- 『パノラマ世界史』をやり続ける
- センター過去問と実戦問題集と格闘!
- 間違えた問題・あやふやな問題を1の本で補強!
- もう一度同じ問題を3日後に解いて記憶定着!
です。これをひたすら繰り返します
インプット過多による停滞を打破する突破口になります。「わからないところ」を自分で直に確認できるアウトプットは大事!ということですね。これはインプット重視ではどうしても気づけないポイントでした
さらに、上記で書いた「実戦問題集」はセンターレベルの問題を解く経験を浴びるほどできる、背伸びの武者修行になります
演習する時は
- どこの時代・地域が弱点なのか?!
- どんな形式の問題が不得意なのか?!
を抽出してその再補強をはかります
闇雲に過去問演習をするのでなく、数を重ねるごとにレベルアップできる仕組みをつくりましょうね
使用する過去問・実戦問題集はこれら3冊!
マーク式問題集(河合塾)
センター実戦問題集(駿台)
センター試験本番レベル模試(東進)
やり方はセンター過去問と同様です!
ここまで繰り返し継続勉強できると、偏差値60まで届くでしょう
本記事での要は、偏差値50に届いた後の「アウトプット」の導入です!
僕自身の受験経験と指導経験に立脚します
アウトプットを増やすと「自分のミス見たくないなあ・・・」という気持ちが湧いてくるかもしれませんが、この気持ちを0にして堂々とミスを直視する!
「ミスのおかげで次の正解が増える!入試本番まえに気づけてよかった!点数儲けた!!」
くらいのメンタルを持つとガンガンアウトプットに挑戦できて、その分必要とすべき知識のリターンを得られます
本記事の内容が、偏差値40〜50あたりで伸び悩んでしまってる世界史受験生の参考になれば幸いです。頑張ってくださいね!
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