こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。世界史に触れて早8年目といったところです
そうだ
世界史の資料集楽しいよな??
まるで睡眠導入剤のような授業を聞いてるふりして、世界史の資料集で旅するの、最高。だよな?!?!?
はい、茶番は置いておいて
学校の先生は「資料集使いなさい!資料集でヴィジュアルで覚えなさい!」って連呼してますよね
たしかにたしかに。でも・・資料集は大事・・大事なのはわかるけどよおお・・・
何が大事なん??
って思ってませんか???
本記事では世界史を勉強する上での「資料集の大切さ」と「おすすめの資料集と使い方」をまとめます
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おすすめの世界史資料集たち
「資料集」はみんな高校で配布されます
基本的に配布された「資料集」でOKです
- 内容や構成に大きな差がない
- どの資料集を使っても到達レベルも同じ
が理由に挙げられますね!
2冊目を勝って併用する必要もないので心配しないで下さいね
「でも、資料集無くしたんだけど」
って人は以下の中から使いやすそうなものを一冊選んで用意しましょう
近くの本屋でパラパラーっとめくって「これは使いやすそう!」の感覚を手がかりに選んで下さい
ニューステージ 世界史詳覧
利用者の声
山川よりも、帝国書院よりも、これがベストの世界史図説です。何より、年代がわかり易い。美しいです。
基本的な参考書と併用し、歴史の流れを整理しながら勉強されることをお勧めします。そうすれば、東大入試で60点中48点は取れるでしょう。引用:Amazon
最近はこれを配布される人は多いかな???特に進学校の人の持ってる率は高い感覚がありますね〜
世界史図説タペストリー
利用者の声
世界史が世界全体で追っていける資料として良さそうなので購入。見やすいし分かりやすいので買って正解。自分の知識としても子どもの中高の勉強にも資料としていいと思いました。
引用:Amazon
タペストリーは僕が受験生の頃はなかったのですが、世界史の指導者になってから持ってる資料集です!
山川詳説世界史図録
利用者の声
とても見やすくて感動的です。
写真もきれいで、わかりやすく楽しく勉強できます。
内容的にもかなり詳しい部分まで掲載されていて、詳しい資料や写真が掲載されています。
大学のドイツ近現代史を勉強する際の世界史のおさらいとして購入しましたが大活躍でした。
これを見ながら、もう一度世界史の勉強を一からし直したい気持ちになりました。引用:Amazon
もう言うことはないですね。世界史の定番「山川出版社」の資料集です。受験生の頃はこれを使ってました!
付箋を貼ったり、蛍光ペンを引いたり、今ではもうボロボロの思い出の品になってます笑
・・・・という「資料集」ですが
何で大切か???ですね
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「資料集」が大切な理由
世界史に8年携わってきて「資料集」が大切な理由は下記の通りだと思ってます!
- 試験で点数に直結する
- いつもの勉強が覚えやすくなる
それぞれ解説しますね
1:試験で点数に直結する
「世界史を勉強する目的ってなーに??」を考えた時に
「試験で点数をとる」
が最大の目的ですよね
暴論ですが本音を突き詰めるとこれだと思います。たしかに大切な教養の科目で点数だけじゃねー!!というのもわかりますが、受験生は合格が一番欲しい。僕もそうでした
受験ではこんな問題が出てきます
どーーーん
(ちなみに2019年度のセンター試験)
出典:2019年度センター試験世界史
近世から近代のフランスのブルボン朝と神聖ローマ帝国のハプスブルク家の領土について、「それぞれどっち??」という問題
これ、「資料集」にそっくりそのまま載ってるんです
教科書や通史の参考書での勉強も当然素晴らしいですが、そこの資料や図はあくまでも「おまけ」です
資料集で写真・図・絵のヴィジュアル映像を浴びていた方が「あっ!!!これみたことあるわ!!!!」という即答のチャンスも高まります
難関私立大学の早稲田大学もこんな問題が!!!
2019年度早稲田大学文学部入試
どう??覚えてる??
主に、彼らの名前を答える問題でした
「資料集で見たことある!!」になるか「うーん見たことないなあ」になるかで点数に差が開きます
こんな感じに、私立最難関の早稲田大学でもドストレートにヴィジュアルの問題を投げてきます
実際「顔」を知ってるだけで合格の確率が高まるってすごいですよね笑
歴史上の人物とはいえ同じ人間です。友達の顔を覚えるくらいなら、資料集の「顔」を多く覚えましょう(サイコ)
関連: 早稲田大学の「世界史」の傾向と対策をじっくり解説【超高難度の通史を極めよう】
2:いつもの勉強が覚えやすくなる
直接点数に繋がるメリットよりも普段の世界史の理解が捗るというニュアンスが強いです
学校の先生も言いますよね
「なぜ覚えやすくなるのか?」について少し踏み入った話をします
何かを覚えようとする時、人間は情報量の多い方を好むし、結果的に覚えやすくなります。というか忘れにくくなるに近いですね
例えば、ヘンリ8世、ナポレオン3世、マンサムーサなど「名前」の文字だけ覚えようとしたらどうでしょう??名前だけだなんて、辛すぎですよね。覚えても半日後には忘れます
なぜなら「誰??」となってしまうから
同じように、サハラ砂漠、パルテノン神殿、喜望峰など「名前」の文字だけ覚えようとした辛すぎです
なぜなら同じく「何??」となってしまうから
ここに情報量を足していきます
「ヘンリ8世」に、どこの国の人・何をやった人という情報からどんな顔までの情報を足していく
すると「ヘンリ8世」の文字を見かけた時、付け足した他の情報と結びつけて連想させて「あーあの人かあ!」というように思い出しやすくなります
ちな、ヘンリ8世の顔
(笑うなよ)
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こんな感じに人を覚える時には「顔(ヴィジュアル)」を、
地名や建築物を覚える時には「実物写真(ヴィジュアル)」を頭に焼き付ける
この記憶の連結で忘れにくなり、授業の内容もしっくりくる。これが積み重なって「試験でも点数を取れる」というレベルに高めることができます
世界史「資料集」の使い方
上記の通り 「受験で点数に直結する」+「いつもの勉強が覚えやすくなる」が資料集が大切な理由ですが、使い方について解説していきます
- 学校・予備校の授業時+復習で使う
- 過去問で登場した問題をメモする
これもそれぞれ順番に解説しますね
1:学校・予備校の授業+復習で使う
ここまで書いたように、ひとつの単語・用語にイメージ・ヴィジュアルを連結させると効率アップです
学校・予備校では黒板のノート取りが基本的な進め方ですよね
実際の僕の授業ノートはこんなでした!
ここで
「ん??マズダク教ってなんだ??」
という謎が浮かぶとします。先生の説明だけではパッとイメージがわからない・・・そんな時に資料集を開きます
どーーん
「いんや〜マズダク・・・これがマズダクか・・・グロいな・・・・」
のように印象づくと忘れない記憶になりますよね。マズダクを例に出してごめんなさい^^;
- 「これってどうゆうこと?」
- 「パッとイメージわかないなあ・・」
の勉強の躓く箇所を、その都度資料集を開いて調べるとほとんど解決できます
しかも自分の疑問を自分で調べることで、ひとつの体験(エピソード記憶)になり記憶の定着にも繋がりやすいのです
結局ですが勉強中にいつ疑問が浮かぶかもわからないので、 いつでも手元に置いていつでも参照できるようにするといいですね!
2:過去問で登場した問題をメモする
最後は過去問で点数を取る!が目的で、演習もたくさんします
センター試験、私立大学、国公立大学の入試ではヴィジュアル問題が登場しますね
僕がやっていたのは
- 過去問演習+採点をする
- 過去問のヴィジュアル(写真・地図・図)問題資料を「資料集」から探す
- 「資料集」の中から特定し、「〇〇大学〇〇年」というメモを取る
です!
過去問演習する度に資料集にメモを取ると「どの資料が出やすいか?」から「この大学はこの分野を狙ってくる傾向があるか?」など、大学ごとの傾向と対策が取りやすくなります
初めは「一回一回めんどくせーなあ!!」と思ってましたが、コツコツと続けた時の「資料集」にメモがストックされる感じにハマりました。1年近く続けるオリジナルの対策本が完成しますよ!
▼過去問だけに止まらず、問題集(アウトプット)を解く時には資料集をいつも机に置いておきましょうね!ここでもメモが取れたら最高!!!!
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まとめ:資料集はみるだけで楽しい
だよね???
資料集をながめるだけで「旅してる感」に浸れます。古代の遺跡から中世のヨーロッパの都市、そして大航海時代からナポレオン・・
最初はつまらない科目だなーと思っていても、ながめてるだけで「へぇーこんなのがあるんだあ」って少しでも気づくようになると、世界史への興味が自然と湧くようになります
僕も正直言えば「授業つまらないなあーーーー」と思いながら、勝手に資料集で旅をして、まあまあおもしろいんじゃね?と思うようになりました。授業中にこっそり読む中毒感ね
本記事では、資料集の大切さを挙げましたが興味なしに読むのは辛いだけなので、少しずつでもおもしろさを感じながら少しずつ頑張ってもらえたらなと思います!
*超定番のスタサプ+資料集の組み合わせで世界史はもっと捗ります。定番過ぎたので割愛しましたが、「無料体験」を通じて試してみてくださいね!