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大学院生(文系)の長期休み(春休み・夏休み)の過ごし方は?【研究にフルコミットが大前提です】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。大学院の修士課程では春休み・夏休みを2セット経験しました

 

 

大学院生ww長期休みwwなにしてんのww

 

 

本記事では、ただでさえ生態が不明(?)の文系大学院生の長期休みの過ごした方について記録を残します

 

要点は3つです

 

  1. 長期休みこそ研究の時間
  2. 海外研究の場合は海外へ
  3. 一層孤独の時間が増える

 

具体的に順番にみていきましょう

 

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長期休みこそ研究の期間

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「夏休みは思う存分研究の時間がとれると思うので....」

 

(ファッ!?!)

 

これは実際の指導教授からの言葉です

 

大学院生(文系)の普段は「授業」「研究」「勉強」「バイト」で構成。長期休みでは「授業」が無くなるからですね、そりゃそうだ(°▽°)

 

*授業の例(オスマン帝国時代エジプトの綿織り物産業の変化についてinアラビア語)

  •  〇〇ページから〇〇ページまで、訳を中心にレジュメ作成(予習)
  • 研究室の皆で各分担パートのレジュメ発表(授業)
  • 気になったところを随時質問(授業)

 

といった感じの授業です。1コマの授業の準備(予習)から授業まで含めると、約3時間〜4時間。

 

また大学院の授業は自分の研究テーマに直接関連性があるというよりも、自分の研究の補助+基礎知識の補完の意義が強いものでした

 

指導教授の「夏休みは思う存分...」の言葉には納得、というわけです

 

実際の研究+研究関連の勉強中身は...

 

  • 先行研究のリサーチ(文献・論文)
  • 史料探し+その妥当性の検討(web上or現地図書館)
  • 語学(フランス語・アラビア語)
  • 研究進捗状況の発表準備

 

こんな具合。通常の「授業」の時間を「研究」の時間に充てることができ、2ヶ月間の長期休みを研究一色に染め上げることになります

 

 

また、修士1年と2年とでは長期休みの活用方法は少し異なります

 

  • 修士1年:先行研究の調査とそのまとめ
  • 修士2年:修論執筆!修論執筆!

 

大雑把ですが1年次は修論を書く準備、2年次は修論を実際に書く。という流れです

 

「1年次の夏休みまでにここまで」「1年次の春休みここまで」のように中間の目標を指導教授と共有。目標から逆算した手順で研究を進められると修士論文の執筆・完成までスムーズに遂行できます!

 

 *通常の大学院生(文系)の1日の生活スタイルは下記の記事を参考にどうぞ!

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 海外研究の場合は海外へ

 
 
 
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僕は海外研究(近現代フランスとアルジェリア史)が専門でした。なんで??wwって人はtwitter・instagramのDMからきいてください

 

歴史学は「歴史史料」を見つけ出し、解読し、当時の歴史像を構築する、というのが王道の研究手法です

 

とりわけ対象が海外(歴史学でもそれ以外でも!)ならば現地で史料を探し、現地語での史料を解読しなければいけません

 

つまり現地へGOです

 

 

長期休み(春休み・夏休み)の2ヶ月間を使い、フランスのプロヴァンス地方にある公文書館へ訪れて朝から史料を読み漁る、そして夕方は街の小さなバーでワインを飲む、ということをやってました

 

(誰得とは言わないでください)

  

僕の友達では、中国で現地の人にインタビュー調査する人もいれば、ただただ海外逃亡する人もいれば、ロシア地域研究でビザの取得に苦戦する人も入れば、皆それぞれでした

 

とはいえ、修士課程で給付型の奨学金のもらってる人は超希少。自身で海外現地に行く資金調達は前もって必至なのはご了承ください(;_;)

 

*下記記事にて、大学院生(文系)のおすすめバイトを紹介してます。「夏休みにここに行くからおいくら万円必要!」と、あらかじめ予算を把握してるとバイトのコマ調節もしやすいです

 

 一層「孤独の時間」が増える

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↑ワイ

 

ただでさえ大学院生(文系) は孤独の時間がすっご〜〜く多いのに、さらに長期休みではすっご〜〜くすっご〜〜く孤独の時間が増えます(ボキャ貧)

 

唯一(?)の同期と接点を持てる授業がなくなる+個人プレイの研究の条件が重なるので必然です

 

 

「孤独の時間」が多ければ、自分を見つめ直す時間・研究にフルコミットの時間も増えるメリットの側面を強調しましたが...

 

 

 デメリットとしては「孤独の時間」が多いほど不安・心配・ネガティブな考えを持ってしまうこと

 

負の思考連鎖が続くと...「大学院辞めようかな」とさえ思うように...

 

  • 大学院の修士課程中退率は5.13%
  • 大学院の博士課程中退率は8.79%

データがあるほど(しばしば参照します笑)

引用:文部科学省先導的大学改革委託推進事業

 

孤独と中退率に相関性がある!!とは一概に断言できませんが「孤独の時間」が多いほどマイナスな考えを抱いてしまうのは人間であれば当然です

 

「大学院の生活合わないなあ」と結論づけてしまい、中退に繋がるパターンはよくある話

 

「孤独の時間」への耐性のあるorなしは大学院生(特に文系)の資質に関わること。進学の前に、長期休みを想定した「圧倒的な孤独の時間」に対処できるかどうかまで考え、シミュレーションしておくといいですね!

 

ちなみに僕の1ヶ月弱のフランス滞在時のスケジュールはこんな!

 

ホステル生活(1泊約3000円)でほと〜〜んど孤独、「おっ、パン食べる時しか口開いてないワロタ」な状態にぶっちゃけ慣れました

 

  • 7時:朝ごはん
  • 8時〜11時:研究@公文書館
  • 12時〜13時:散歩+休憩+パン
  • 13時頃〜:研究の続き@公文書館
  • 17時〜18時:散歩と帰り
  • 18時〜19時:バイト(バイト@オンライン個別指導)
  • 20時〜21時:フランス語・アラビア語の勉強
  • 22時頃:ホステルの人と絡む
  • 24時:就寝

 

「長期休みの孤独+海外の孤独」の掛け合わせダブルパンチは辛く感じる時もありました。特に最初、特に最初、特に最初の1週間

 

しかし研究を楽しめ、孤独をも楽しめるようになると、どんな境遇であれ自分の軸で生きる図太い芯を持つことができます。こんなフランスの小さな町のはずれの小さな森の中でも。

 
 
 
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現役大学院生、あるいはこれから大学院進学を検討してる人にとって参考になれば幸いです!