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大学受験世界史の正しい「演習方法」をまとめる!【順序よく努力の空振りを無くしましょう】

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こんにちは、まこさん(@sHaRe_worlD_) です。かれこれ世界史の勉強+指導歴は7年近くにもなりました

 

  • 浪人時代の1年間
  • 大学学部生の4年間
  • 大学院修士の2年間

 

の合計7年間、講師のバイトをしたりで勉強を続けてました(なかなかのプレイ時間かなと思います^^;)

 

 

本記事では、世界史の正しい演習方法についてです!「演習やりまくってるけど、なかなか成績上がらんぞこの!」という受験生は参考にしてもえたらなと思います

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今いる位置を把握しよう

grayscale photography of sitting woman taking photo

「闇雲に演習だ!演習だ!1日3時間だ!」と今の実力に見合わない演習を、鉛筆で書きなぐっても成績はそう上がりません

 

RPGの主人公がレベル3+初期装備で、次の次のステージのボスと対決するようなものです

 

根性論・精神論は時には大切ですが、闇雲の努力よりも、正しい努力が現実をみると実ります

 

  • 模擬試験(マークでも記述でもOK)
  • センター試験の過去問 (赤本や実践問題集でもOK)

 

上記2つの「生の問題」に触れ、今の世界史のレベルをはかりましょう

 

現実を直視するのは勇気が要りますが「急がば回れ」。これが大学受験の鉄則です🌟

 

 

そして以下の3つの階級にわけられます

 

  •  初心者=未経験者・マーク50点未満
  • 中級者=マーク50点〜70点
  • 上級者=マーク70〜100点

 

マーク39点なら初心者レベル、82点なら上級者レベルといったように...

 

今のレベル・装備相応の演習(モンスターたち)を倒し、途中で死んでしまうことなく、着実にレベルアップすることが一番の狙いです

 

それではみていきましょう

 

初心者:未経験者・マーク50点未満

 

ほんと〜うの世界史初心者(未経験者)に向けての指南は本記事にて書ききれないので以下の記事を呼んでくださいね^^

 

関連記事:世界史の初学者にオススメな勉強方法と参考書!【世界史初心者はコレ!】 

 

まずは世界史の流れ・ストーリーの「通史」を勉強しますが、『教科書』or『ナビゲーター』が大活躍します

 

ナビゲーター世界史Bの『別冊問題集』

 

1〜4巻の最も分厚い世界史参考書

 

初心者から上級者まで必要な通史の範囲をフルカバーしてるので、早慶・東大を目指すならマストアイテム

 

  1. 1週目:暗記しようとせず、授業を聞くつもりで丁寧に読み進める
  2. 2週目:よくわからない箇所を重点的に!資料集・用語集をフル活用
  3. 3週目以降:因果関係をパーフェクトに!無限に繰り返して用語の暗記へ
  4. 別冊の問題集を完全攻略

別冊の問題集いつでもパーフェクトに埋められること。これが最初の演習です

 

各パートごとの重要箇所(頻出箇所)の空欄補充問題になっていて、合格の目安は、いつでも解いた時に90%以上埋められるレベル

 

結局、何度も間違えては思い出す、地道な勉強が一番の近道ですね〜

 

RPGで最初の装備は弱いけどもコツコツとモンスターを倒してレベルを上げていく感じに近いです笑

 

山川の世界史に準拠してる問題集(書き込み式教科書)は次なる演習

 

『書き込み教科書 詳説世界史』

『ナビゲーター』のような分かりやすい参考書だけでなく、どうして『教科書』に触れないといけないのか?

 

  • 『教科書』をもとに、大学の入試問題が作成される!
  • 『教科書』の記述が、論述問題の回答として最適!

 

というわけです。僕はいつも「最後は教科書やでーー!!」と強調してます

 

通史の演習では『書き込み式の教科書』に取り組みましょう

 

教科書と全く同じですが【重要用語】が空欄なので自分で教科書を作るイメージです

 

流れ図で攻略 詳説世界史B

「いや・・・教科書書き込んでも演習してる気がしないんですけど」と、もやもやを抱える人にはこれ

 

山川世界史に準拠した【半分教科書の穴埋め+半分問題集】の参考書です

 

こんな感じ〜〜!!

 

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出典:山川出版社

 

『ナビゲーター』と同じく、いつでもパーフェクトに正解できることが最低ラインです

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中級者:マーク50〜70点

基本的に『ナビゲーター』の空欄補充をいつでも完成できる状態ならば中級者レベルに達します

 

重要語句を中心に通史がざっくりストーリーとして覚えているレベルですね

 

いよいよ『通史』に肉付けをする演習に移りますが、一問一答タイプと実践タイプの併用が理想

  • 一問一答タイプでは、『通史』から不足する知識の確認!
  • 実践タイプでは、『通史』の知識を使うトレーニング!

この二刀流を極めると、爆発的に点数を取れるようになります

 

まずシンプルに空き時間にサクッとできる演習の代表格は一問一答でしょう

 

『世界史一問一答』(東進)

上記『ナビゲーター』の空欄補充できずして『一問一答』に手をつけることをおすすめしません!

 

  • 流れ(出来事が起こったのはナゼ・その後どうなったか)がつかめてない
  • 用語の丸暗記作業に偏りすぎてしまう

この2つの理由からですね

 

ある程度「通史」ができている層なので、そこに「知識武装」すべき単元を示してくれるのが、一問一答の役割

 

  1. 1週目:何も見ず単元ごとに解き、間違えた箇所にサイン!
  2. 2週目:間違えたサインのみの問題を解く!
  3. ➡︎2週目の時に、間違えた箇所を『ナビゲーター』で再確認
  4. 3週目以降:間違えたサインを全て消せるように無限に繰り返す!

 

1〜4でミスがなくなれば演習の目的は達成!これで通史の知識はほぼすべて揃います

 

しかし通史と知識をおさえただけでは、90%以上の高得点に結びつかないもの

 

実践タイプの演習にうつりましょう

 

『センター試験過去問(30回分)』

 センター試験本番の過去問!(25年30回分収載)

 

世界史のセンター試験の特徴は、満遍なく全体の通史が絡むところ!

 

単発的な知識問題だけのトレーニングのみでは苦戦するはず。過去問演習は良い刺激になります。(心を折られないでくださいね〜〜)

 

過去問演習のやり方はこんな感じ!

  1. なにも見ずに1年分を自力で解く!
  2. あやふやな箇所を紹介した参考書で確認、脇に正解をメモ!
  3. 全体を通して答え合わせと解説の読み込み!
  4. 間違えた問題の時代・地域を『ナビゲーター』で再確認!
  5. 翌日、もう一度同じ年度を解き、パーフェクトを目指す!

苦手(頻繁に間違えてしまう)な範囲をあぶりだして何度も何度も復習!

 

そして、センター試験の過去問と同時並行でやって欲しいのが私大対策の実践問題演習です

 

『高校世界史基本用語問題集 ツインズマスター』

『教科書』と『一問一答』の合体版的参考書

 

大学の過去問の抜粋などの問題集よりもハードルが低く、要点の整理が目的!

 

詳説世界史』の教科書に準拠してるので章立ても同じです

 

  • 左ページは教科書の本文の要約と語句の空欄補充の問題!
  • 右ページは同じ語句でも、 一問一答形式の問題!

 

よりハードな実践問題演習に向けた肩慣らしと、改めての通史の整理に最適です

 

間違えた問題の範囲をか・な・ら・ず『ナビゲーター』で復習しましょう

 

問題演習をやりっぱなしからの「成績あがんねーよー!」と萎える人は多いですが、間違えた問題を直視する勇気のあるなしでかな〜〜り変わってきますよ

 

『ビジュアル世界史問題集』

『通史』の中で国・地名・都市名を地図上で答えられるようにします

視覚からのアプローチで、ビジュアル重視の問題集!

 

世界がフィールドなので、世界地図の中で覚えるべきことがたくさん!

 

特に私大では地図問題としてまるまる出題される場合もあるので、首都名・国名・山脈・海峡などを出来事と絡めて答えられるようこの問題集で徹底すること!

 

上級者:マーク70〜満点 

「マークでは80点以上いつでも取れるけれど、私大の問題・国立二次の問題ではフルボッコにされちゃう(;_;)」

 

という人が続出する層です...

 

マーク試験とは別次元の難しさがあります

 

  • 世界史用語集の頻度1〜5レベルが絡む問題
  • 世界史の用語を記述で説明させる問題
  • 『誤っているものを選べ』問題
  • 論述で歴史の流れを問う問題

 

これらが難関私大国立(偏差値60以上の大学で)対策すべき問題です。そこそこ難しくなる要因ですね

 

以下の参考書で演習を重ねて、さらなる高みを目指します

 

『実力をつける世界史100題』

世界史の総仕上げと呼ばれる問題集

 

「通史も一問一答も余裕ですわw」という人こそ演習して欲しい一冊

 

  1. 1題ごとに何も見ずに解いてみる
  2. 間違えた問題にサイン、解説を読み込む
  3. 同時に、解説と合わせて他の参考書も利用する!
  4. 翌日、間違えた問題を、 翌週、もう一度同じ1題を解く!

 

  • 解説がめちゃくちゃ詳しい
  • 過去問に近いオリジナルの優良問題

が特徴の『実力をつける100題』

 

何度も繰り返し解説を読み込んで、苦手な時代・地域があればさらに戻って復習する、といった感じです

 

 『世界史B標準問題精講』

 早慶レベルを目指すなら1度は解いておきたい実践問題集

 

 「アイルランドの歴史」や「東南アジア史」などのテーマに沿った問題も多くあり、通史だけおろそかになる痒い所まで鍛えられます

 

 

『佐藤の世界文化史一問一答』

 MARCH以上の突破は『文化史』

対策が大切

 

世界史の全体の約10パーセントを占め、実は疎かにしがちなのが注意点です

 

代ゼミの佐藤幸夫先生の『文化史一問一答』をマスターすれば怖いものなし!

 

この一問一答のやり方については、上記の東進の一問一答と同じです

『世界史論述練習帳』

 いよいよ、国公立2次試験の論述試験対策!

「論述対策って何から、どこからやったらいいか分からない!」って人はまずはこれ!

 

  • 例題集(解答と解説あり)
  • 東大京大・一橋・筑波の過去問集(解答と解説なし、ヒントあり)
  • 60字記述問題集(解答あり、解説なし)

が本書の内容で「論述そもそもの構想の仕方とメモの取り方を勉強できる!」から「赤本を数冊買うよりも密度の濃い過去問があってコスパ最強!」など、とにかく定評のある一冊!です

 

『テーマ別 東大世界史論述問題集』

1989年以降の東大の大小の論述問題を一旦ばらばらにし、テーマ別に再構成。

 

受験生の目線から東大の「世界観」「歴史観」を分析したうえで、これを「視点」として整理。この「視点」に立って、東大論述を書き上げるための具体的な手がかり・足がかりを「加点ポイント」で受験生に明示。

引用:駿台文庫

 

東大の論述対策はこの1冊が定番!

 

東大の世界史問題は、60点満点で大問1・2・3があります

 

  • 大問1:600字程度の大論述
  • 大問2:30〜150字の論述問題✖︎4〜6
  • 大問3:一問一答×10

 

特に大問1の大論述がお・も・た・い

 

『タテ』と『ヨコ』の歴史を組み合わせた歴史を語る訓練が大事。どんなテーマ・時代でも対応できる「柔軟さ」を養うのがこの参考書の目的です

 

大門2について上の『論述練習帳』の60字論述の型をいくつもストックしておくこと!スムーズに記述ができるようになります

 

大問3は一問一答で、1つ2点と噂されており、落とせない知識問題ですね!

 

これまでの勉強の抜けを絶えず補っておきましょう

 

早慶の過去問(できる限り多くの学部と年数)

偏差値60〜70になると早慶世界史にも太刀打ちできるようになります

 

でも問題の難易度が異常に高い学部(Ex早稲田の社学)などがあるため、まずは早慶レベルのオーソドックスな問題から慣れていきましょう

 

そこで早稲田文学部・文化構想学部の過去問演習がおすすめ!

 

  • 古代から現代まで1〜9の大問に分かれている
  • アジアからヨーロッパ、アメリカ大陸まで、1〜9の大問に分かれている
  • 文化史やテーマ史も大問に1か2つ存在する

が特徴で、時代と地域に偏りない出題です

 

関連記事:早慶世界史の直前対策ですべきこと【難関大学世界史突破へ】

 

 

80%の得点率であれば、自信を持って受験に挑めます

 

  • 1日2、3年度分を演習
  • ミスを通史の参考書に戻って復習

 

過去問でミスした時代・地域の『通史』熟読こそ最強です。ミスがあれば『通史』に戻り、復習と演習を無限に繰り返しましょう

 

今のレベルと装備(知識)を把握、そしてゴールから逆算しつつ、着実にレベルを上げてくださいね。RPGと同じですよー!(*´・ω・`)b