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あたらしく、おもしろい世界史を!!

古代地中海世界の人々と2つのエーゲ文明(クレタとミケーネ)【大学受験解説】

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古代のギリシャ文明に突入しました!

 

地中海世界の生活環境

white buildings on mountain by the sea during daytime

地中海世界ってどんなイメージですか?

 

地中海世界はここら一帯のことです

 

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澄み切ったブルーの空と燦々と照らす太陽、ブラッドオレンジ、オリーブオイルのイメージですよね^^

 

 文明が栄え、ヨーロッパ人の根源とされる場所です 。この地中海世界は、1年を通して雨の量がすくな〜く、秋から冬に集中して降ります。しかも夏は乾燥していて、暑いのが特徴です

 

 

こうした天気・気候の環境は、つくる食べ物に影響を与えます。(北海道でじゃがいもが育てやすいのと同じやで!)

 

この地中海世界は、ナイル川のような大河はなく、穀物(小麦など)を育てるのにむいてなく、オリーヴ・ブドウ・イチヂクなどの果実を育てるのに特化します

 

そして、干ばつの危険性がいつもあるため、オリーヴオイルを輸送して、穀物(小麦など)を持ってくる、交易(トレード)が頻繁に行われます

 

古代ギリシャ人:「なあ、ワイら、オリーヴと果物、ヤギのミルクじゃあ死んじまう

 

外の小麦屋:「せやな、毎日ブドウ縛りはえぐいですなあ^^;ほな、美味しいブドウと、こちら小麦、交換しましょか」

 

 

な感じ!で、人の生活が支えられます

 

 

そもそも「ギリシア」とは

 「ギリシャ!ギリシャ!」と僕たちはあたりまえに呼びますが、これは英語表記のGreeceからくるもので、ローマ人が使った言葉がもとになります

 

しかし、当時の「ギリシャ」に住んでいた人は自分たちを古代ギリシャ語で「ヘラス」と呼んで、他の民族と分けてました

  

また、古代ギリシャというと、歴史に残るのは皆が話し合いをはじめる「ポリス社会」をイメージする人は多いかもですが、「いや、それよりも前に文明ってあるんじゃないの?」ということで発掘が進みました

 

そして、エーゲ海には以下の2つの文明があり、それぞれの発掘者によって明らかになります

 

  1. クレタ(ミノア)文明(シュリーマンの発見)
  2. ミケーネ文明(エヴァンズの発見) 

 

エーゲ海に花咲いた文明は、クレタ島とペロポネソス半島に分かれる!ってことですね〜

 

 

それでは順番にみていきましょう

 

 

*これら文明はまだまだ知られてないことが多く、覚える内容も多くはありません。

 

クレタ(ミノア)文明(前2000〜前1400)

 エーゲ海に浮かぶクレタ島は前2000年に文明が発達します!以下の地図の青色の島です

 

前3000年頃に小アジアから青銅器を持つ人たちがやってきて、ぽつぽつと集落ができじはじめた説がありますね

 

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 出典:エーゲ文明 - 世界の歴史まっぷ

 

別名「ミノア文明」の呼び名は、ギリシア神話に登場する、クレタ島の伝説の王様ミノス」に由来!ミノス王〜〜!!!

 

 

発掘者エヴァンズは、クレタ文明で使われてた文字の「線文字A」と「線文字B」を発見!「線文字A」が主にクレタ文明で使われたようですが、いまだに未解読です^^;

  

むっ・・・「読めねえ・・orz」 

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出典:線文字A - Wikipedia

 

 

また、クレタ文明の最大の文化遺産は、クノッソス宮殿です

 

*クノッソス宮殿再現図

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このクノッソス宮殿は、中庭の周りに多くの建物があり、城壁は一切ありません。

 

クレタ文明は外敵を恐れずにウェルカム(?!)の気質だったようで、開放的な文明の人とされてます

 

こんなイルカも壁画に〜〜〜!!!(いやはや、平和か^^)

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出典:wikipedia

 

しかしこのクノッソス宮殿は壊滅的な状態でみつかったことから、外敵の侵入によって滅んだとされます

 

その正体は、もう一つの文明、ミケーネ文明を築いたアカイア人!!

 

ミケーネ文明(前1600〜前1200)

 

前2000年からドドド!っとインド=ヨーロッパ語族の人たちが北方からやってきて、その内のアカイア人が前1600年に築いた文明です

 

ペロポネソス半島を中心に、ミケーネ・ティリンス・ピュロスなどの小国家を作りますが、最後に生き残ったのが、ミケーネ地方のミケーネ王国でした

 

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出典:エーゲ文明 - 世界の歴史まっぷ

 

 

小国の乱立から想像できるように、クレタ文明の開放的な平和な文明とは違って、「うりゃおりゃおりゃ!!攻めろーー!いや、守れーー!ギヤあ」と、戦闘的な民族だったとされます

 

*ミケーネの獅子門は有名です。巨大な城壁が建設され、外敵から身を守ります。やらなきゃやられる、そんな世界でした

 

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出典:ミケーネ文明 - Wikipedia

 

線文字Bで書かれた粘土板も多く発掘され、ヴェントリスによって翻訳されます

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出典:線文字B - Wikipedia

 

(いや、読めねえorz)

 

驚くべきは、ミケーネ文明には、貢納王政の特徴があること!

 

☑️貢納王政とは?

 ミケーネ文明の王は、かな〜り強大な権力を持ち、数十の村(?)共同体(?)に対して、金・銅・家畜や壺、畜産物を納めるよう義務付けてました。また、「おいおまえら、ちゃんと納めてんだろうなあ^^」と、監視する役人も任命されてたそうです。

 

開放的なクレタ文明と違い、防御力・攻撃力を蓄える必要があったミケーネ文明の「統一」「団結」を狙った取り組みだと思われますね〜^^

 

ホメロスの『イリアス』「トロイア戦争」では小アジアのトロイア王国を征服する程ですからね、強国に成り上がったのも、貢納王政のおかげだったのでしょう

 

古代ギリシアの「暗黒時代」へ

close up photo of black water at daytime

 

 ミケーネ文明は、前1200年ころ、あの伝説上の民族「海の民」の侵入で滅ぼされ、線文字Bも使われず、歴史が残らない時代=暗黒時代に突入します

 

 

暗黒時代:「歴史って、史料(過去の足跡)を手掛かりに作られるけど、その史料がない!!すまん^^; こりゃ歴史を作るのは無理だよな。暗黒時代って名乗るわ」

 

な感じ!(史料が無いって辛ーい!!しかも史料の関係で、古代は時代のスパンがやたら長〜〜く空くので、世界史選択者は耐えましょう、耐えましょう)

 

 

さあ、ギリシア人の一波(ギリシャ人第一弾!)がドドドと移住してきてエーゲ文明が築かれましたが、次なる第二波の「ドーリア人」・「イオニア人」・「アイオリス人」が押し寄せると、古代ギリシャの世界はまた刷新されていきます

 

例えば、「ドーリア人」は鉄器を持ち込んで、古代ギリシアの時代を跋扈する存在にもなります

 

つまり、青銅器文明のエーゲ文明から、よりパワーアップした鉄器文明のギリシア文明にアップデートするわけですね

 

 

ただ、前12世紀から前8世紀頃までこの「暗黒時代」は続きます

 

そして前8世紀頃、このギリシャ人第二波の人たちが、あの「ポリス(都市国家)」を中心とする新しいギリシア世界を築いていくのです