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古代オリエントの統一と4国分裂時代【大学受験解説】

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エジプトから東地中海、メソポタミア一帯は争いの絶えない時代が続きましたが・・ 

  

「シュメール人→アッカド王国→古バビロニア王国(バビロン第一王朝)→ヒッタイト、ミタンニ、カッシート、→アッシリア王国」の流れをおさらいしましょう!

 

関連:古代メソポタミア文明とオリエントの統一へ【大学受験解説】 - しぇあ・ざ・わ〜るど

 

*ここで気をつけたいのは、オリエントとメソポタミアの違いです!意外に混同しがちなので注意です

 

  • オリエント:日の出るところ(東方世界)
  • メソポタミア:ティグリス・ユーフラテス川の間の地域 

 

 のように、オリエントの中にメソポタミアがあるイメージです!ここで登場する帝国はメソポタミア世界よりも広い領土を統治することになります

 

アッシリア帝国の統一

brown grasses under white clouds at daytime

 

前20世紀からひっそりとメソポタミアに存在するアッシリア王国はセム語系民族の小さな国です

 

このアッシリア王国は、小アジア(アナトリア)との中継貿易(錫)をして経済的にうるおい、ミタンニ王国を服属します

 

あのヒッタイト、ミタンニ、カッシート!!!の国ですよー!

 

ミタンニ王国は馬術TUEEEで有名な国で、それを服属するアッシリアはその技術を吸収してパワーアップしますよね

 

こうした支配と服属の関係にあることから、「オリエントの帝国主義」としてしばしば表現されます

 

前8世紀にはアッシリア王国は、鉄器と戦車をどちらも使ってより強国になり、当時の王様のサルゴン2世がイスラエル王国を滅ぼします

 

アッシュール=バニパル王の統治 都:ニネヴェ

アッシリア帝国で最も受験に頻出な王様!アッシュール=バニパル王は、全オリエントを征服することに成功し、前7世紀前半、巨大なアッシリア帝国が爆誕します

 

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アッシリア帝国の都はニネヴェです

 

アッシュール=バニパル王の業績はこちら

  1. 地方に総督を派遣
  2. 大図書館の建設
  3. 駅伝制の導入

 

より広〜〜い土地を統治して命令を行き渡らせるために総督をおきます。そして当時は手紙もスマホ(LINE)もありません。王様の情報を伝えるには、誰かが走っては口頭で伝える必要があり、それが駅伝制で、アッシリア帝国で発達します

 

 

また、都のニネヴェに大図書館が建設され、アッシュールバニパルは「国策にいかそーぜ!^^」と文書の収集と分析に力を入れます。特に粘土板に書かれた楔形文字の文献が大量に保管されたことも彼のガチな心意気がみえてきますね

 

*当時の図書館は「マスメディア」のような役割を担っていました。各地から集まる情報がストックされ、帝国の情報センターとして機能しました

 

 

アッシリア帝国の分裂  

people gathering on street during nighttime

 

アッシリアは軍事力はTUEEEな国でしたが、異民族の柔軟な統治は下手くそだったようです・・

 

なぜなら、支配した国に対しては厳しい「武断政治」を行い、上からの圧力で押しつぶします。親が理不尽なことばっかりすると、反抗したり、逃げたくなりますよね、アッシリア帝国でも「反抗・反乱」が発生します

 

アッシュール=バニパルの死後20年の前609年、アッシリア帝国は滅亡します

 

滅亡とともにオリエントの世界は再び分裂、以下の4つの王国が現れます・・(やれやれって感じです^^;)

 

 

  1. リディア(小アジア)
  2. 新バビロニア(東地中海〜メソポタミア)
  3. メディア(イラン高原)
  4. エジプト(エジプトはエジプト)

 

4つの国を地図の場所と合わせて覚えるのが受験のコツ!

 

「メディアが一番大きい!!!!エジプトはエジプト^^;、バビロニアはイェルサレムよな、残るは小アジアのリディア」のように覚えるといいですねー!

 

 

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出典:【第2回】古代オリエント世界 |

 

リディア:都 サルデス

「小アジアのサルです」これで一発です

 

このリディアは、世界でいちば〜〜〜ん古い鋳造貨幣を使ったことで有名!

 

☑️鋳造貨幣がうまれる背景

 

今の小アジアにあるトルコもアジアとヨーロッパの架け橋として交易が盛んです

 

これは昔にも通じていて、当時のリディアの隣にはエーゲ海の諸都市があり、架け橋のごとく交易(トレード)が盛り上がってました

 

すると、リディア民:「ねえーえ!もっと交換、売買できるように、貨幣つくろーよ!そのほうが効率良いでしょ?」というアイディアがうまれ、貨幣がうまれるきっかけになりました

 

しかーし交易で栄えたものの、アケメネス朝ペルシャがドドドド!!と攻めてきます。アケメネス朝のキュロス2世によって、リディアは滅ぼされました

 

新バビロニア(カルデア王国):都 バビロン

 インド・ヨーロッパ語族のカルデア人が作った国なのでカルデア王国という別称の新バビロニア王国

 

前6世紀前半のネブカドネザル2世の時に、エジプト人たちを駆逐し、パレスチナに進出します。そしてイェルサレムを占領し、ユダ王国を滅ぼしました

 

このパレスチナ遠征は2回も行われ、そこに住むユダヤ人たちを新バビロニアの首都、バビロンへと連行します。ユダヤ人の苦難の歴史、旧約聖書にもある「バビロン捕囚」です

 

メディア:都 エクバタナ

インド・ヨーロッパ語族のイラン人が建国した最初の国家です

 

今のイランの都市ハマダーンにあります。前612年にバビロニアと共闘してアッシリアを滅ぼしますが、このメディアもアケメネス朝キュロス2世に滅ぼされます・・

 

エジプト:都 サイス

古代エジプトの末期王朝の第26王朝が成立します。もともとの新王国の第25王朝はアッシリアに征服されてましたね

 

都がサイスに関わりますが、これはアッシリアとの繋がりのあるサイス家が業務委託のように管理を任されて統治していました

 

そして前525年、アケメネス朝のカンビュセス2世にとうとう征服され、古代エジプトは終焉することになりました

 

アケメネス朝による再統一へ

gray concrete castle on top of mountain during night time

 

4つの王国に分裂・乱立する時代に終止符を打ったのが、イラン高原のペルシア人が建国したアケメネス朝ペルシアです

 

もともとメディア王国(イラン高原)の支配下にありましたが、とある一族のアケメネス家が財力・政治力をつけて、国を指導することになります

 

建国者はキュロス2世!!!

 

「アッシリア帝国のオリエント世界の統一→4国分裂へ→アケメネス朝のオリエント再統一」の流れをイメージしてくださいね

 

以下の表は、ごちゃごちゃになりがちなオリエント世界の勢力がシンプルにまとめてあります!たすかりますねー!

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出典: 世界の歴史まっぷ

 

 

それではアケメネス朝ペルシアの盛衰については次の記事で^^