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古代メソポタミア文明とシュメール人の都市国家【大学受験解説】

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遥か太古の昔から、ティグリス・ユーフラテス河一帯の地域は、あたたか〜く、そこそこに雨も降る場所でした

 

そして、春から夏のはじまりには、川が氾濫して栄養たっぷりの土壌が育まれ、「快適な生活」をおくれる場所、それがこの地域の特徴!

 

 

 

人類最古の文明メソポタミア文明

 

まず「メソポタミアってなにそれ?」について!

 

メソポタミアとは、ギリシャ語で「川の間の場所」の意味をあらわし、ティグリス河とユーフラテス河の2つの間にある地域一帯のことをさします

 

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出典:wiki

 

メソポタミアは、ティグリス川とユーフラテス川は「肥沃な三日月地帯」とも呼ばれ、河川の氾濫で運ばれる栄養たっぷりの土壌のおかげで作物が多く育てられました

 

*「肥沃な三日月地帯」という言葉ですが、20世紀のアメリカのエジプト学者、ヘンリー・ブレステッドが『エジプトの古代記録』の著書ではじめて用いました

 

 

小麦などの作物が育てやすい!ということは、食べ物に困る率が低く、わりとコスパ良い生活ができます

 

つまりは、多くの人がこのメソポタミアへ移動し、住居を構えて集団生活をするようになります

 

*世界史での人の移動は、「こっちよりもあっちがいいー!」って原因が必ず背景にあるので、要チェックです。このメソポタミアでは、食べ物のある安定した生活が移動をうながしました

 

シュメール人の特徴

紀元前3800年どこからかやってきて、メソポタミア文明の基礎を築いた民族がいます、それがシュメール人

 

 

彼らはメソポタミア南部の平野で、小麦やナツメヤシ、牛や羊、豚の飼育を行って生活を営みますが、この時に「灌漑農業」が発達します!

 

☑️灌漑農業とは、畑・農地にじぶんたちで工夫して水を引っ張ること!ティグリス・ユーフラテス河は絶好の場所だったんです

 

灌漑農業で小麦がどんどん作れるようになると、どんどん人も増えるように、人がどんどん増えると・・・そう、シュメール人は、大集落・そして都市国家をつくりはじめます

 

☑️都市国家とは、共同生活してる人同士が集まってはさらに集まって、大きくなった村落のようなものです

 

「シュメール人の都市国家は?」と問われたら、

  • ウル!
  • ウルク!!
  • ラガシュ!!!

の3つを絶対覚えておきましょう!

 

*シュメール人最盛期の紀元前2800年頃、彼らのウルクは世界最大の都市だった説もあるほどです

 

シュメール人の「都市国家」にはジッグラトと呼ばれる神殿があり、絶対的な何者かに託す神権政治がおこなわれていました 

 

*古代の 神権政治は「人間では解明できない自然現象」に解釈をあたえる役割をになってました。雨乞いもひとつの例で、絶対的な何者かに「雨よーー降れー!!」な感じで祈りをささげ、雨を降らせることができたら、その人のステータスが上がるといった流れです

 

 

 シュメール人の発達した文明

 

メソポタミア文明の礎を築いたシュメール人たちは文化の面から当時の世界で先をいくものをもってました

 

「世界史の入試」で大切なポイントはこちらです

 

  1. 楔形文字の発明
  2. 60進法の確立
  3. 太陰暦の使用
  4. 戦車の使用

 

順番にみていきます

 

世界最古の文字楔形文字

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紀元前3800年の頃には、まだまだipadもなければ、紙もありません。言葉を目に見えるようにして、誰かに書き残す「文字」が発明されました

 

これを楔形文字(くさびがたもじ)といい、世界で一番古い文字として知られてます

 

シュメールA:「せや!土を濡らして固まった時に文字書けるんじゃ?」

シュメールB:「おおお!!!書けた!!」

 

のように、シュメール人は土を固めた粘土板に楔形文字を刻むようになりました。大人数の都市国家にはコミュニケーションは必須でしたからね、そのための試行錯誤がよ〜くうかがえます

 

 

60進法の確立

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シュメール人は60進法で記録を残しました。

☑️「進法」とは、60個の記号の種類があって、それで数字をあらわすこと! 

 

60という数字は、2、3、4、5、6、10、12、15、20、30で割り切れます

 

「いや〜〜60は便利な数字やー! 」とゼロから気づいた当時のシュメール人の数学力は計り知れないものですね^^;

 

太陰暦の使用

太陰暦は毎日の月の満ち欠けで年月を計算する暦!この時に、7日=1週間・12ヶ月=1年になりました

 

「いや〜ね、いつ寒くなるのか、暑くなるのか、乾燥するのか、知れるといいよね!」と、作物・植物を育てるシュメール人は、天気・気候が変わるパターンを知りたかったんです

 

天気・気候の変化を知ることができると、「いついつにあれを育てて、今はこれを蓄えきゃね!」と計画的に農業と生活を営むことができます

 

やっぱり、シュメール人の数学力は計り知れないものです^^;

 

戦車・青銅器の使用

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戦車・青銅器などのアイテムもシュメール人の国家で発達しました

 

都市国家同士が絶えず、「よく作物が育つ場所」争う中、火力を求めた発明品が戦車

 

(でも実は4輪で4頭のロバに引かせた戦車なので、旋回性に乏しく、ただの輸送車ワロタwなのはシュメール人には内緒です^^)

 

また、「食べ物をとっておけるものあるといいよね!保存できるし。」という必要性から青銅器(銅鉱石+錫)も発明されました

 

シュメール人の数学力に驚愕

 

「肥沃の三日月地帯」の作物・植物がよく育つ地域に住み始めたシュメール人。

 

「どうやったら効率的に作物を育てられるか?」や「どうやったら相手に言葉を効果的に伝えられるか?」など、数学で導きだすパターンを巧みに用い、非常に合理性に富んだ人たちでした

 

 

彼らの残した「知の業績」は受け継がれて、多くの地域・人にの生活にインパクトを与え、今後の世界史に続きます!

 

 

ちなみにシュメール人の大好物はビールだったそうで、がぶ飲みして酔っ払いながらもよくこんな知的生産できたものですね笑