しぇあ・ざ・わ〜るど

しぇあ・ざ・わ〜るど

おもろく、新しい教授法の世界史をめざします

世界史のイスラーム史でよく出る「アラビア語」の用語たち!

スポンサーリンク

 イスラーム史・アラブの地域史は超頻出の範囲ですが、「いや〜〜用語がなかなか覚えられんわー!」って悲鳴をあげてませんか??

 

その理由は...

 

アラビア語がもとの言葉で、日本語・英語ともまるで違うから

 

です。僕もそうでした。もともと英語のように音に馴染みある言葉は「なんとなく」覚えやすいですが、アラビア語はそうでもないw

 

 

なんどもぶつぶつ唱えてもすぐ忘れて、その繰り返しで苦痛の連続でした

 

 

そこで、もう一度受験世界史でもっともよく出題される(?!)アラビア語の用語6つを解説していきます

 

  1. カリフ
  2. クルアーン
  3. シャリーア
  4. ハディース
  5. ウラマー
  6. ヒジュラ

 

ほぇ????

 

と思った君!

 

これで5点くらいは差がつくぞおーー!

 

 

順番に解説していきます

 

 

*僕自身のアラビア語学習歴は約5年ほどで、大学・大学院を通して研究で用い、アラビア語文献を読んでました。言葉的な特徴にも触れられたらなと思います!

 

関連:難しい?!アラビア語のおすすめ参考書と勉強方法【初心者〜中級者編】

 

*あらかじめの知識ですが、「神(アッラー)が唯一で、ムハンマドはその預言者である」ということを信じるのが、アラビアで生まれたイスラーム教です

 

 1:カリフ(後継者)خليفة

 

最後の預言者(神さまから言葉を預かった人)とされるムハンマドが没した後の「後継者」の意味の「カリフ」です

 

 

*アラビア語でのخلف(カラファ)という「〜を受け継ぐ・〜と置き換わる」の意味の動詞があり、その名詞のかたちが「カリフ」!

 

ひとつの動詞で「〜を受け継ぐ」なんて意味があるのも、日本語にはすこ〜し違った言葉の文化を感じますね

 

2:クルアーン(経典)قرآن

 

ムハンマドの言行(話したり行ったこと)をまとめた、イスラーム教の経典です

 

このクルアーンは神(アッラー)の言葉そのもの!!ってことで、アラビア語からほかの言葉にうつしてはクルアーンではない!とされてます

 

*アラビア語でというقرأ(クァラア)「読む」の意味の動詞があり、その名詞のかたちが「クルアーン」!

 

よく「コーラン」を耳にするかもですが、これは英語の「Koran」からきたもので、よりアラビア語に近しい発音にするため、最近では「クルアーン」で統一されるようです

 

3:シャリーア(イスラーム法)شريعة 

 

イスラーム教の法律は、日本に生きてる僕たちとはまるで違うものです

 

シャリーアはクルアーンに書かれてる内容を基本にして、知識人たちが作りあげた、イスラームの法律=イスラーム法です

 

*アラビア語で一本の通りのことをشَارِع(シャーリア)といいますが、このかたちを変えると、イスラーム法(シャリーア)になるんです。「正しい道を歩もう!」の意味が込められてるわけですね

 

4:ハディース(ムハンマドの言行録)الحديث

 

イスラーム法(ハディース)を決める時に、クルアーンともう一つ、このハディース(ムハンマドの言行録)が頼りにされました

 

言行録??ってはてなが湧くかもですが、ムハンマドが「しゃべって、やったこと」とされる記録です

 

*アラビア語のحديث(ハディース)それ自体には、会話する・おしゃべりするの意味がありますが、イスラームの話の中では、おしゃべりよりも「言行録」の意味があるので要チェックですね!

 

 

5:ウラマー(宗教知識人)علماء

 

イスラームが生まれた7世紀からシャリーア(イスラーム法)できたとはいえ、みんながそれを熟知するのは難しかった!

 

代表としてシャリーア(イスラーム法)に詳しい人がいた方がいいでしょう!ということで、シャリーアについて学を修めた知識人をウラマーと呼びます

 

*アラビア語のعلم(イルム)は知識・知恵を表す名詞ですが、知識・知恵を持つ人の意味になると、علماء(ウラマー)にかたちが変わるんですね

 

6:ヒジュラ(聖遷)هِجْرَة

 

622年、ムハンマドがメッカで迫害を受けて、メディナに移動したことをヒジュラ(聖遷)と呼びます

 

当時イスラームを広めようとしたムハンマドに大量のアンチが湧いたため、逃れるためのアクションだったのです。これをきっかけに、ムハンマドはメディナの街で、イスラーム教団を結成しました

 

*アラビア語のهَجَرَ(ハジャラ)は「〜へ移動する」の意味の動詞で、その名詞のかたちがヒジュラ(聖遷)になります

 

 

イスラーム史はごちゃごちゃ?

 

これら紹介した世界史の「アラビア語」用語はと〜〜〜っても基本的なものです

 

この記事を読めば、世界史の「アラビア語」用語で満点ゲットを理想にして、随時更新していくので(約20個くらいあるかな?)よろしくです!

 

 

*イスラーム史は王朝が分裂をくりかえしてめまぐるしくてしんどいですが、以下の記事に対策をまとめてあります!参照してくださいね

 

関連:世界史の【イスラーム史】がごちゃごちゃしちゃう?【イスラーム史】の覚え方と勉強法を教えるわ