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世界史の「経済史」を学べるおすすめ本を3冊紹介!【経済の流れを歴史から読み取りましょう】

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経済の歴史?経済史?

 

百科事典での『経済史』の定義は...

 

人類の経済的発展,発達の歴史そのものが経済史であり,その歴史過程の研究方法を経済史学という。

 

経済史学は歴史学の発達および周辺諸科学の発達と密接な関連をもちつつも,経済理論の影響を強く受けて発展してきたので,その方法,課題は,それぞれの時代における経済学の方法と課題によって規定されているといっても過言ではない

出典:経済史(けいざいし)とは - コトバンク

 

へっっ???

 

本気で書かれてるンゴ

 

 まあまあまあ!難しい難し〜〜〜い経済理論の話をするわけでなく

 

本記事では、経済のしくみや人の生活との関わりをわかりやすく知ることができる経済史の概説本を紹介していきます

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『お金の流れでわかる世界の歴史』

▼内容紹介▼

 

「ローマ帝国は“脱税"で滅んだ」「ナポレオンは“金融破綻"で敗れた」

 

お金の流れを読むだけで、歴史はよくわかる、さらに面白く見えてくる! 「お金」「経済」「権力」の5000年の動きを徹底的に追跡調査!

引用:Amazon

 

学校の世界史では戦争・条約・政治の歴史がほぼ大半を占め、なかなかお金の流れで歴史を知ることはないです

 

お金の流れを手がかりに歴史を読む!感覚をこの本は教えてくれます

 

 *おもしろいエピソードがあります。高校世界史では『大航海時代』を習いますが、習うのは誰がどこを目指したかくらいですよね

 

でも...

冒険商人たちの航海は、一航海ごとに事業化された。

出資者を募り、船舶、船員、積荷を準備する。その航海が成功した暁には、出資者に配当金を払うのである。

 

荒波の航海は死ぬ危険MAXだけど、新大陸で香辛料(富)を見つけたら勝ち確!行く人に投資してやるよ!!!

 

今でいう企業にお金を出資して、そのリターン(配当)をゲットする仕組みがそこにありました

 

コロンブスなんかはスタートアップ企業のCEOのようなもんなものです。歴史に残る企業のCEOといわれるとしっくりきますよね〜〜

 

『世界<経済>全史』

▼内容紹介▼


「イスラーム帝国の隆盛」「大航海時代の船団派遣」「大英帝国が繁栄した事情」「世界大戦が勃発したきっかけ」「株価の大暴落」……など、すべての国々、人々の行動の裏にはお金や経済事情が隠されているのです。


本書は、世界各国の経済的な思惑、「お金」にからむ動き、覇権をめぐる争い等々を解説しながら、世界のお金と経済がどのように動いてきたかを読み解きます。
引用:Amazon

 

歴史が動く時にはお金も動いてる!というのが本書の主張です

 

特に貨幣や商業、金融業、銀行業がどんな風に発達したのか、そして国と人がどのように連動したのかについて、世界史の出来事と絡めて描かれてます

 

もともとは物々交換だった時代から農耕と牧畜ができると「富」をためることができます

 

「富」をためることができると、物々交換のコスパの悪さに気づき、人類は「引換証」を編出します

 

必要は発明の母ならぬ、必要に応じて「お金のかたち」が変化する事実を知れる本です。今の生活にもいきる知恵を得ることができますよ

 

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『経済は世界史から学べ!』

 

▼内容紹介▼
増税、TPP、円高、デフレ、バブル、国債、恐慌etc

「消費増税」も「TPP」も歴史に学べ! 人に話したくなる「ストーリーとしくみ」

歴史の流れを知ることで、
「なぜ」「どうして」がスッキリわかる!

引用:Amazon

 

駿台予備校の有名世界史講師、茂木先生の著書です

 

こちらも貨幣の成り立ち、貿易、金融、財政など各トピックごとに歴史から紐解いて描かれます

 

難し〜〜〜い経済の理論からはいるんじゃなくて、例えば「ユダヤ人が金融業を営む理由」のひとつの例からはいって、そこから理論を見出す、イメージをつかみやすい一冊ですね

 

実際、お金やジェンダーの知恵は、大人になってからの生活にとても影響をあたえるのにもかかわらず、高校での授業ではその問題について一向に向き合ってくれない....!どげんかせんといかんな

 

そんな問題意識をかかえる筆者が熱く語ります

 

 

*ただ、高校の世界史の『通史』のなかの用語をそこそこ知っておかなきゃ難しいかもしれませぬ.. 世界史デビューの概説書・参考書についてのっけるので参考にどぞ

 

関連:初心者にとって超わかりやすい世界史の「概説書」を大紹介!【世界史の全体像の理解にむけて】

 

関連:世界史の初学者にオススメな勉強方法と参考書!【世界史初心者はコレ!】

 

まとめ:人ってお金で動くんだ

 「経済史」って小難し〜〜いイメージがありますが、世界史のできごとと合わせながらより簡単にわかりやすく描かれてる本を紹介しました

  

結局、人ってお金で動くし、お金が動くから人って動く

 

スーパーの半額シールに目を光らせて動かされるじゃあないですか。その拡大バージョンが歴史の中の経済と人の動きです

 

「人が動いて、歴史が作られる、その背景にお金あり。」ってことがよくわかるこれら本ぜひ手にとって一読してみてくださいね

 

補足:スタディサプリ(世界史)の通史もあり!

一度世界史の通史を学び直してもいいかもしれません。世界史の出来事と絡めて考えやすくなります

 

世界史の動画授業の最強の鉄板は「スタディサプリ」が有名ですね(*14日間は無料)

 

そこで本格的に学び直したいけど「独学で勉強するのは自信がないんだよなあ^^;」 と言う人はおすすめです

 

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