音読=根性論?!
受験の英語では「音読した方がいいよ!」と、音読が学習効率をあげる方法として多くの人が賛同します
「他の科目はどうなん?音読って使えんの?意味あるの?」と気になってる人も多いですよね
そこで本記事では
大学受験の世界史の勉強で「音読」するメリットは?!世界史の「音読」のやり方は?!
をテーマにまとめ、解説していきます
*僕自身、受験生当時は『通史』の王道の参考書、『ナビゲーター』を毎日の夜に音読してました。最終的には、世界史の偏差値70を突破することができました。ほぼ丸暗記です😂
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世界史で「音読」することのメリット
世界史で「音読」するメリットは以下の通りです
- 忘れにくい記憶になる
- 場所を選ばなくていい
- 無心でできる
順番にみていきます
メリット①:忘れにくい記憶になる
「音読」をして声に出すことで、耳の感覚=聴覚で記憶することができます
人間の記憶のメカニズムは、【体験・感覚】に刺激を与えてあげればあげるほど、記憶に残りやすい特徴があります
「エピソード記憶」としばしば表現されますが、目で見た・耳で聴いた・肌で感じた体験ってず〜〜っと記憶に残ってませんか???
小さい頃の記憶ってその時の映像がそのまま残ったりします
あ・え・て意図的に自分の喉を震わせて声にだして、その声を自分で聴く
こうすることで、感覚が刺激され、記憶の定着に繋がりやすいのです
メリット②:場所を選ばなくていい
持ち物は声に出して読みたい本だけ
(あとは大切なとこをマークする蛍光ペンがあれば十分すぎるくらい!)
よく想像する「勉強」は、机に教科書・問題集・参考書を広げて、椅子にじ〜〜〜っと座り続けるもの
「音読」なら、机の前にじ〜〜っと座り続ける必要ないんですね
むしろ、教室・自習室・図書館のみんががいる空間での「音読」はちょっとキチ◯イw
「音読」する本一冊を片手に持って、開放感ある場所・居心地のいい場所へ、出かけましょう
*僕の場合は、日の沈む夕方前に、近くの河川敷に出かけて、そこに腰をかけて「音読」してましたw ちなみに「音読」してた本は、もちろん『ナビゲーター』です
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自習室・教室の中では閉塞感や周りのプレッシャーを感じざるをえないですが、思い切って、外に出てみて下さい
モチベが下がりつつある受験生も、自然の中で「音読」をすると、想像以上に落ち着くし、読んだ世界史が頭に入ってきます
メリット③:無心でできる
「勉強だるいよ!orz」
って時は必ずや経験するはずですよね
勉強のアクションに移るまでに、だらだら〜〜とためらって先延ばしにしてしまうのは、よくないよくないよくない
本一冊だけを広げて「音読」をしてみて下さい。この時のポイントは...
一切何も考えないこと=「無」を作り出すこと
です
勉強のエンジン・やる気は、最初はなかなかかからないものですが、やるにつれて「なんかわかんないけど、捗ってきた!」って感覚がありますよね
最初の一歩の踏み出しを「無心」でつくり出せば、あとは次第に捗ってきます
この【無心で音読→やる気が上がる】のメカニズムは、脳科学的にも証明されています🌟『作業興奮』というもので、詳しくは以下の記事にまとめてあります!
関連:やる気とモチベーションを上げる『作業興奮』の導き方!【ブログの書き始めができない人は必読です】
「音読」の初めは教科書からでOK
*僕はナビゲーターを「音読」してましてが、文章もながくて、喉はカラカラ、口の筋肉がぷるぷるしましたw
なので、世界史の「音読」の本はながすぎず、かつ大切な情報がコンパクトにまとまってる本が理想で、中でもおすすめはこちら
『書き込み教科書 詳説世界史』
王道、山川の教科書の「書き込み式」で、まずは理解しながら書き込んで完成させます。そして、
- 大学入試問題は「教科書」から作られてる
- 必要十分の内容で、余分な文章が一切ない
が教科書を音読の材料にする理由です
細かな世界史「音読」のやり方を整理すると...
- 単元ずつ「教科書」の記述・流れをしっかり理解する
- 単元ずつ、声に出して「音読」する
- 「音読」の時に、書き込み教科書の穴埋め部分を複数回読む
ゴリ押しの肉体派な方法。
なんだかんだ効率的な暗記法は叫ばれるけど、これが一番効率いい気がするんです
「音読」する前に教科書の「音声」を聴いて、シャドウイングするのも効果的!
*超美声のプロのアナウンサーによる、山川の教科書の朗読です
いやすげーーー時代ですねw
今もし僕が受験生ならば、ベッドで寝落ちするまでこの「音声」を聴いて、翌日に「音読」をします
ぜひ参考にしてみて下さいね
追記:「無言音読」のすすめ
どうしても、音読するのが面倒で習慣化できない場合、「無言音読」がおすすめです
ん????何それ??美味しいの??
と思うかもですが、単純シンプルです
「無言音読」とは、言葉を出さずに、口だけを動かして、音読のように読むことです
いざ「音読すっかあ!!」となってもどうしても言葉に表せないしんどさがのしかかっていたわけですが、その救世主です
【無言音読】で「音読」に向かう姿勢や態勢にともなってくる精神的なしんどさが、格段に和らぎます
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