教養の世界史やろうぜ
大学受験が終わって、世界史の勉強も終わってませんか?受験から解放されたからには「もう勉強なんてww」と思ってる人が大多数なはず
そこで本記事では、大学受験を終えた人が世界史を勉強するメリットを主に書いていきます
- 「大学生になったけど、世界史って教養くらいで勉強しようかな〜」
- 「社会人になる前に勉強しようかな」
- 「なんだかんだ、仮面浪人なんすww」
ってて少しでも思ってる現役大学生向けに、世界史を勉強するメリットと勉強の仕方を合わせて書いていきます
関連して、社会人・ビジネスマンに向けた世界史本を紹介した記事を書きました。参考にしてもらえればなと思います
関連:忙しいビジネスマン・社会人におすすめな『世界史』の本6選【グローバル人材の教養】
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大学生が世界史を勉強するメリットは?
まず、受験が終わった後の大学生が世界史を勉強するメリットですが、主にこの3つが挙げられます
- 全ての学問の橋渡しになる
- グローバル対応人間になれる
- 世界史のバイトはうまい
順番に解説していきます
①:全ての学問の橋渡しになる
大学ではいろ〜〜〜んな学部が設置されてありますね。文学部・法学部・商学部・経済学部・理工学部・医学部などなど
世界史にはそこに繋がるきっかけがあり、人文・社会・自然の分類問わず、基礎の基礎が眠ってます
例えば...
- 経済学部のマルクス経済学
- 文学部のイブン・バットゥータの『旅行記』
- 商学部のヨーロッパの商業史
などは世界史を通じて少し概略を知ることができますし、知っておくことで大学の本格的な勉強がスムーズにすすみます
また、世界史は「興味・関心」を探る手段としても理想的です
世界史でそこそこおもしろいと思えた「時代・地域・テーマ」をてがかりに、大学で専攻する授業を決定していく。なんてことも全然ありですね
②:グローバル対応人間になれる
地球上の歴史で経験したことが無いほど、ヒト・モノ・カネ・情報は地球単位で瞬時に動いてます、 それが「今」
今後は、ある地域に地理的に限定された状態で経済価値を生み出すには限界がくるだろうと予測され、地球単位で考えるグローバル対応人間にならなければならないとされてます
世界史を勉強することで、関心を地理的に外部へ広げることができ、そこの情勢や環境を知ることもできるので、就活や起業をひかえる大学生はおすすめです
*ここ最近でもヒトモノカネ情報の「ネットワーク」や「繋がり」に重きを置いた、グローバルヒストリー 的な考えも興隆してきてます。ブツブツと国民国家や地域で分け隔てる「ワールド」が使われてないのも、今「グローバル化」の現状と影響を映し出してますね
関連:新しい歴史学の潮流!「グローバルヒストリー」とは!?「ワールドヒストリー」と違うの?
③:世界史のバイトはうまい
お金は無いけど時間はあるお!だからお金欲しいよ!
それなら世界史のバイトはおすすめです!
理由として、世界史の先生は圧倒的に少ないからですね(そもそも受験者の数は日本史の半分ほどの人口です笑)
なので、基本的に「世界史教えられるお!!」とバイト申し込みフォームや履歴書に記入すれば、塾講師・家庭教師として働くことができます
- 体力的に楽!!
- 時給もいい!!
- 自分も勉強になる!!
といったように、世界史を教えるバイトも魅力が多く、英語や数学と違って競合性も低いので、やれる人なら挑戦してみてくださいね
「あん?」他のバイトの方が旨味あるだろ!?って感じなら以下の記事も参考にしてみてください
関連:【随時更新】楽で稼げるおすすめバイトをシンプルにまとめたよ!新大学生・フリーター必読!
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大学生向けのおすすめの世界史本は?
大学生が世界史を勉強する・勉強し直すメリットを3つあげました。シンプルにまとめると...
将来の自己投資としてコスパGOODだし、それを教える需要もしっかりあるよ!
ってこと!で、そのとっかかりとしておすすめな世界史本を2冊紹介しますね
『仕事に効く 教養としての「世界史」』
▼内容紹介▼
日本を知りたければ、世界の歴史を知ることだ。
そして、歴史を自分の武器とせよ!京都大学で「国際人のグローバル・リテラシー」歴史特別講義も受け持った、ビジネス界随一の歴史通が著した待望の1冊。
目からウロコの、人類5000年史から現代を読み抜く10の視点とは?
引用:Amazon
通常の世界史本は学者、教師、予備校講師たちによって書かれますが、著者はライフネット生命保険を起業した一流のビジネスマン!
ビジネスマンの視点による世界史はとても斬新で、世界中を旅をしたリアリティ溢れる切り口で描かれてます
受験世界史とは全く異なるテイストで描かれていて、大学から社会への橋渡しとして示唆に富む本でした
扱うテーマは日本から中国をはじめとするアジア諸国、各世界の宗教と、ヨーロッパとアメリカが中心です
特に、中世から近世にかけて、時代を席巻した貿易専門会社「東インド会社」の盛衰など、実業家ならではの歴史観が展開されてるのがおもしろかったです
『ビジネスパーソンのための近代史の読み方』
▼内容紹介▼
気鋭の経営コンサルタントが、単なる教養に終わらない、ビジネスパーソンにとって真に役立つ「世界史」を提示!
特徴その1:経済状況も含む「現在」の世界を理解するために、「逆回し」で過去へさかのぼって記述している。
特徴その2:現在を理解するために最も必要だが、学校の授業では手薄になりがちな18世紀以降の「近現代史」に絞る。
特徴その3:近代以降の歴史で特に重要な要素「情報」と「技術」に関する説明が豊富。
「現在」に対する関心から出発しなくては、歴史を知る意味はない。
現在が過去を照らすからこそ、いまここにある現在から始めて、現在を理解するために重要な事項を「過去」にさかのぼって追跡するというアプローチが重要なのだ引用:Amazon
500ページにもわたる力作!
それだけ扱う「現代の問題」が多いということ!で、それらを過去の文脈からの理解を試みようとする一冊です!
上記と同様に、経営コンサルタントとしての著者によるビジネスマンの視点による歴史観は斬新...
例えば、これからの「AI時代」の雇用の削減の話とかもおもしろい!古代ローマ帝国時代の奴隷の登用、近代の産業革命における手作業の機械化による生産性の変化などなどなど・・
これからの時代を読むヒントが歴史に埋もれてることを示す一冊なんですね
これら2冊は大学生が社会人になるまでの教養を蓄える期間に読んでおきたい世界史本です。参考になれば幸いです!