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シンプルに、ものを書く

日本史の『アウトプット』は超大事!難関大受験するならやっておきたい問題集たち!

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日本史は覚える『インプット』の勉強だけでなく、覚えたものを思い出す『アウトプット』なしに点数を上げることはできないっ!

 

今回はこれまで書いてきた『日本史の勉強法』を継承しつつ、

 

各々の偏差値レベルに合った問題集とその使い方に特化した内容でお送りします

 

関連:大学受験『日本史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】

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初心者:0から偏差値45まで(センター試験5割レベル)

まず、日本史の初学者は漫画でイメージを掴むインプットからはじめます

 

ある程度の流れのイメージを掴めたら、大学受験でもっともやさしい問題集に取り組んでみましょう

『高校とってもやさしい 日本史』

日本史の初学者はまずこの問題集からスタートを切ろう!

 

とってもやさしいのタイトルのごとく、日本史に対して苦手意識があったとしても基礎の基礎をしっかり理解することができます

 

見開き1単元、全部で78単元があります

 

基礎から丁寧な解説のある参考書は他にないくらいで、初学者の独学にむいてます

 

また、以下の『教科書よりやさしい日本史』の該当する範囲を少しずつ復習できればより理想で、少し広げた詳しい知識も習得できます

『教科書よりやさしい日本史ノート』

 日本史インプットで使う参考書の『教科書よりやさしい日本史』のアウトプット専用ノートバージョン!

 

ポイントはほぼ同時進行で行うこと

 

飛鳥時代を終えたら、飛鳥時代のノートを、奈良時代を終えたら、奈良時代のノートを、というように読了したらチェックを繰り返して流れと用語を瞬時に答えられるとこまでマスターしましょう

 

中級者:偏差値45〜60まで (MARCHレベル)

上記を中心にインプットと並行して強を進めると、偏差値50に届きます

ようやく、ナビゲーターよりも抽象的な記述の多い『教科書』に取り組めます

『書き込み教科書 詳説世界史』

  • 『教科書』をもとに、大学の入試問題が作成される!
  • 『教科書』の記述が、論述問題の回答として最適!

上記、2つの理由が主ですね

そして、アウトプットの要素を求めるならば『”書き込み式”の教科書』がおすすめです

 

通常の教科書と内容は全く同じですが【重要用語】が空欄なので自分で教科書を作る、そんなイメージ! 

 

『ナビゲーター』を読みながら、空欄を赤ペンで埋めます。で、赤シートを使って何度も何度も教科書の記述をインプットしましょう!

『日本史一問一答 東進ブックス』

【内容紹介】

要な用語や知識を空欄にし、空欄内に大学入試における頻出度を4段階で表示

 

センターレベル 1,802個、一般私大レベル 2,240個、難関私大レベル 1,960個、マニアレベル 718個の空欄(延べ数)を用意。

 

「頻出度」が一目でわかる


入試で問われる日本史用語は,頻出度の高い順に1/3を覚えるだけで得点率は70%にもなります。

 

本書は★印で用語の頻出度を明示。何をどこまで覚えればよいかが一目でわかります

圧倒的な大学入試カバー率
センター試験で問われる用語はほぼ100%収録。

 

難関国公立大・難関私大で問われる用語も軒並み95%以上を収録しました。用語問題はこの1冊で完璧になります

引用:Amazon

数多くある中で、「東進の一問一答を使ってるよ!」って人は現にたくさんでして、それが示すのは安定のレビューです(世は資本主義ですから...良き本には評価が積み重なります..)

 

基本的な進め方は...

  1. 1周目:何も見ず単元ごとに解き、間違えた箇所にサイン!
  2. 2周目:間違えたサインのみの問題を解く!
  3. ➡︎2周目の時に、間違えた箇所を『実況中継』で再確認
  4. 3周目以降:間違えたサインを全て消せるように無限に繰り返す!

ミスがなくなり、長期記憶となれば『一問一答』は完成です

 

レビューのひとつを引用しますね

 個人的には高1高2生にオススメしたい本です。


というのも授業の前の予習として活用し、完全に覚えた状態で授業に挑むことで個々の単語のつながりをより深く覚えることができるからです。


おそらくセンター程度なら一問一答で予習→授業受ける→復習→過去問の流れで模試で9割以下になることはないでしょう。


高3生は今まで詰め込んだ知識の確認として使えると思われます

引用:Amazon

センター満点レベルの人も「やっておいてよかった!」と推してる一冊です

『 日本史史料問題一問一答』

日本史受験者は歴史史料からの問題も避けられません..

苦手とする人も多いので対策をきっちりすると、他の受験生との差を広げられます

 

この史料問題一問一答のレビューは..

見やすい、分かりやすい。

日本史の勉強で絶対に欠かせないのが史料。


しかしどう勉強したらいいのか分からない史料。
その史料問題を、非常に効率よく学習することができます。

史料の出典やその年、書いた人物、現代語訳等の記載はもちろん、穴埋めや、下線部問題などの対策も可能。


また、各史料の背景知識も細かく書かれているので、理解が深まります。

引用:Amazon

のように、東進の一問一答はもはや安定の領域ですね

 

史料の読解は日本史特有の問題で、なかなか取っつきづらいですが、この一冊と資料集を併用で完璧に近づきます

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『はじめる日本史』

  • 『金谷の日本史』がきちんとマスターできてるか
  • インプットだけでなくアウトプットもやってるか

この2点をしっかりチェックできる基本完成の問題集です

 

Z会出版で『実力をつける日本史100題』(これよりちょっと難しい)の前にやっておきたい1冊です

 

いつでもすらすら完答できるようになれば、間違いなくセンター試験で80%超えることができます

『センター試験日本史 過去問10〜20年分』

『一問一答』と『はじめる日本史』でアウトプットを進めてると、日本史の基礎の固まりを実感できるでしょう

 

夏休み(8月〜9月)あたりに10年分くらいをやっておきたいですね

  • 「今の実力でどのくらい得点できるか?」
  • 「夏休み以降、どの範囲をどのくらい勉強すべきか?」

を把握することが最大の目的です(この時点で80%を超えてたら、うれしい悲鳴ですね、この調子で勉強しましょう)

 

私立大学受験するなら、本格的な実践問題の前の肩慣らしと、通史の整理に最適ですね〜 

『HISTORIA日本史精選問題集』

▼本書のコンセプトと特長
【 1 】100題の単元は入試の過去問をベースにする
【 2 】該当する単元以外の問題は極力排除する
【 3 】適宜オリジナル問題を加え、その単元の用語カバー率を上げる

引用:Amazon

 過去問ベースで、より実践的な問題集なのがポイント!

単元ごとに分かれているので『弱点の発見と強化』に超理想的です

  1. 単元ごとに、何もみないで問題を解く
  2. 間違えた問題をいろんな参考書を駆使して調べ尽くす
  3. 翌日、間違えた問題をもう1度解いてみる
  4. 翌週、同じ単元の問題をもう1度解いて、完ぺきにする!

ここまできっちり日本史漬けでやると、偏差値60オーバーになります

 

上級者:偏差値60〜80まで(東大・早慶レベル)

いよいよ、最難関大学合格へ向けたカリキュラムに突入!

『通史』はほぼ習得したレベル!難関大特有の細かい内容までの習得がポイント! 

偏差値60としましたが、目安としてセンター8割からの参考書たちです

 『実力をつける日本史100題』

Z会オリジナルの超優良参考書!日本史の総仕上げとも呼ばれる問題集で、通史も一問一答もほぼイケる人のチャレンジが理想ですね

 

使い方は...

  1. 1題ごとに何も見ずに解いてみる
  2. 間違えた問題にサイン、解説を読み込む
  3. 同時に、解説と合わせて他の参考書も利用する!
  4. 翌日、間違えた問題を、 また翌週、もう一度同じ1題を解く!

です!

  • 解説がめちゃくちゃ詳しい!
  • 過去問に近いオリジナルの優良問題!

が特徴の『実力をつける100題』は何度も何度も繰り返し解説を読み込むことが絶対必須のアウトプット問題集です

 『日本史B標準問題精講』

 こちらも早慶レベルを目指すなら1度は解いておきたい実践問題集!

 

使い方は上の『実力をつける100題』と同じで、早慶合格ならば、5周以上は繰り返して完璧に答えられるようにしたいですね

『書いてまとめる日本史』

いよいよ、国公立2次試験の論述試験対策!

 

「論述対策って何から、どこからやったらいいか分からない!」って人はまずはこれ!

 

 国立2次試験では論述が出題されますが、「ほら書いてみ」と準備なしに振られても難しすぎます

 

まずは用語説明・理由説明などの短文回答の能力を磨くと本格的な論述対策の良い準備になります

 

この『書いてまとめる日本史』は解答解説がしっかりしてるので、知ってる知識のアウトプットとしても最適でして、私大受験の人でも一度はやっておきたい1冊です

『”考える”日本史論述』

 国立の難関大(東大・京大・一橋)を受験する予定なら必ずやっておきたい論述対策の神対策本です!

 

「短文はいいけど、長い論述とはどうやって書くの?」という不安・疑問にきちんと対処でき、日本史における典型的な論述問題の演習の数をこなすことができます

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神:偏差値80以上(マーク模試上位30人レベル)

大学受験日本史の極みに到達した者よ、 残された試練はこれ!!

『2018年度 全国大学入試問題正解 日本史』

全ての大学における『日本史入試問題』が集結する電話帳!

  1. 志望大学の問題を全て解いてみる
  2. 志望学部系の問題を全て解いてみる
  3. その都度、間違えを『用語集』『参考書』で確認、熟読!

各大学をみると、日本史の問題にはブームがあることに気づくはず

 

流行を当て、予想問題を作れるようになれば神!

 

ぜひ、チャレンジしてください。本番で的中したら僕に一報をくださいね!

 

以上、大学受験の日本史の『アウトプット』に焦点をあてた内容でおおくりしました!本番に向けてひたすら繰り返し奮闘してくださいね

関連:大学受験『日本史』の独学勉強方法とおすすめの参考書決定版【偏差値30から東大早慶レベルへ】